アーカイブ - 2018年 8月 9日

米国の大学図書館における「データ・ライブラリアン」とは?(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、米・ノーステキサス大学情報科学部のHammad Rauf Khan氏及びYunfei Du氏による“What is a Data Librarian?: A Content Analysis of Job Advertisements for Data Librarians in the United States Academic Libraries”と題する文献が公開されています。

複数のオンラインの就職掲示板上での米国の大学図書館のデータライブラリアンに関する求人広告を調査することで、データライブラリアンの中核要件や、データライブラリアンに要求されるスキル・職責・資格の最新動向を明らかにしようとしたもので、図書館情報学のカリキュラムを雇用者のニーズを満たすよう改善することが目的です。

カナダ・トロント公共図書館、市民に対して、Twitterで1行づつつぶやいて物語を完成させる企画への参加を呼びかけ

2018年8月8日、カナダ・トロント公共図書館が、Twitterで1行づつつぶやいて物語を完成させる企画への参加を市民に呼びかけています。

同館の図書館員Vickery Bowles氏のツイート“I sat on a bench reading my book in the waterfront’s early morning sunshine when a jogger suddenly stopped in his tracks and approached me with a knowing smile”から開始された同企画は、ハッシュタグ“#TorontoWritesABook”を付与したツイートのなかから、図書館が、Twitterによるオンライン投票に基づいて2行づつ毎日選択して、物語を完成させていきます。

完成した物語は8月末に公開されます。

磐田市(静岡県)に、図書館機能と子育て支援・相談機能をもつ複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」がオープン

2018年8月11日、磐田市(静岡県)に、複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」がオープンします。

同施設は磐田市立豊田図書館を改装したもので、子ども用の資料3万冊を配架した閲覧スペース等が設置されています。従来の市立図書館としての機能に加え、子育ての相談受付や情報提供が行われます。

豊田図書館は「磐田市ひと・ほんの庭 にこっと」として生まれ変わります(磐田市立図書館,2018/3/30)
https://www.lib-iwata-shizuoka.jp/news/3033/

『カレントアウェアネス-E』352号を発行

E2051 - Japan Open Science Summit 2018<報告>

2018年6月18日から19日まで,学術総合センター(東京都千代田区)において,Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018)が開催された。国内でオープンサイエンスに携わる関係者を対象としたカンファレンスである。基調講演,特別講演及び18のセッションで構成され,最後にパネルセッションが設けられたほか,主催及び協力機関がオープンサイエンスや研究データに関する各自の取組について紹介するポスター展示が行われた。本報告では,このうち,2つの講演と2つのセッションを中心に報告する。

E2050 - 鳥取県内の公共図書館でのデータベース共同利用が始まる

鳥取県立図書館(以下「当館」)では,県民への農業分野に関する情報提供機能強化のため,県内すべての市町村立図書館(分館含む)で一般社団法人農山漁村文化協会の農業や食に関する様々な情報を検索できるオンラインデータベース「ルーラル電子図書館」を利用可能とする契約を締結し,2018年6月から提供を開始した。

E2049 - 東洋文庫ミュージアムでのコスプレイベントについて

SNS(TwitterやInstagramなど)の利用者の拡大により,公益財団法人東洋文庫では「モリソン書庫でコスプレイベントを開催したら素敵な写真を撮れるのでは」という意見が多数寄せられるようになった。モリソン書庫は,東アジアに関する欧文書籍等約2万4,000点のモリソンコレクションを排架する書庫であり,人気の展示室である。3面を覆う本棚は,訪れた人を物語の世界に誘う,魅力的な空間であるようだ。

E2048 - 大阪府北部を震源とする地震による図書館等への影響

2018年6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2018年8月8日までの情報を基に,地震の影響を受けた図書館等の状況を中心に紹介する。

清須市立図書館(愛知県)の「宮重大根プロジェクト」、2018年度は栽培記録を作成し市内の学校に配布

愛知県の清須市立図書館は、同館で実施している地元の特産品である伝統野菜・宮重大根を育てるプロジェクトにおいて、2018年度は、栽培に加え、栽培記録を作成して図書館で掲示するほか、製本版を市内の学校に配布すると、同館の『図書館だより』2018年8月号で発表しています。

栽培記録作成・資料調査にあたっては、図書館職員が参加者を支援します。

「参加者募集 地域の伝統野菜 宮重大根を育ててみよう!プロジェクト」『図書館だより』2018年8月号 [PDF:4ページ]
http://www.library-kiyosu.jp/kiyosu-lib/wp-content/uploads/2017/06/dayori_2018_08.pdf

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、内閣総理大臣宛に「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を提出

2018年8月8日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、内閣総理大臣宛に「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を提出しました。

被害を受けた公文書等の保全・保存活動の支援、公文書の被災実態調査の実施、被災した公文書館等の施設復旧・再建への支援、滅失した公文書等の代替復元への支援、被災から復興までの記録の公文書としての保存及び被災に係る民間記録の収集・保存・継承に必要な支援、を実施することを要望しています。

全史料協 新着記録
http://www.jsai.jp/
※2018. 8. 8 欄に「資料ファイルに「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を掲載しました。」とあります。

平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書 [PDF:616KB)
http://jsai.jp/file/20180808petition.pdf

島根大学附属図書館、ラーニングコモンズに小・中学生の自由研究のためのスペースを設置:島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画

島根大学附属図書館が、2018年8月16日から8月24日にかけて(18日・19日は休館)、同館ラーニングコモンズに、小・中学生の自由研究のためのスペースを設置します。

島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画で、「カイジュウ(海獣)」に関する本約50冊が用意されてるほか、10色のフェルトペンも準備されています。

関連イベントとして、17日と23日に、職員が図書館内を案内する「大学の図書館ってどんなとこ?」も開催されます。

夏休みの宿題や自由研究の仕方を教えるものではなく、子どもたち自身が用意されている本を用いて調べ学習をするものです。

カイジュウ展を見て自由研究をまとめよう(島根大学附属図書館,2018/8/8)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2018080700039/