アーカイブ - 2018年 8月 28日

米国学校図書館員協会(AASL)、"National School Library of the Year Award"と新学校図書館基準との関連付けを発表

2018年8月24日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)は、優れた学校図書館を表彰する賞"National School Library of the Year Award"の応募手順及び規定を改訂し、昨年AASLが発表した新学校図書館基準『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』(National School Library Standards for Learners, School Librarians and School Libraries)と関連付けたことを発表しました。

新学校図書館基準では、学習者、学校図書館員、学校図書館が共有する基盤(shared foundations)として、探究(Inquire)、包摂(Include)、協働(Collaborate)、整理(Curate)、探索(Explore)、関与(Engage)という6つの要素を定義しています。改訂後の応募手順では、応募者がこれらの要素をどう体現しているかを示す証拠を提出する必要があります。

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年11月月例研究会「CAT2020の検討状況について―NACSIS-CAT/ILLの再構築のポイント」(11/17・吹田)

2018年11月17日、大阪府吹田市の大阪学院大学16号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年11月月例研究会「CAT2020の検討状況について―NACSIS-CAT/ILLの再構築のポイント」が開催されます。発表者は大西賢人氏です。

開催案内によれば、NACSIS-CATの書誌作成の基準や運用上の変更点を中心に、現時点でのCAT2020の検討状況について紹介されるとのことです。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201811

参考:
これからの学術情報システム構築検討委員会、「「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(実施方針)」からの変更について」を公開
Posted 2018年3月15日
http://current.ndl.go.jp/node/35652

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年10月月例研究会「国際日本文化研究センター(日文研)によるWorldCatへの目録情報の登録とWorldShare ILLへの参加について」(10/27・吹田)

2018年10月27日、大阪府吹田市の大阪学院大学2号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年10月月例研究会「国際日本文化研究センター(日文研)によるWorldCatへの目録情報の登録とWorldShare ILLへの参加について」が開催されます。発表者は荒木のりこ氏です。

開催案内によれば、国際日本文化研究センター(日文研)によるWorldCatへの目録情報の登録とWorldShare ILLへの参加について、登録に至った経緯や、数カ月が経過した現在の状況、そして取り組みの意義について扱われるとのことです。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201810

参考:
国際日本文化研究センター図書館、目録情報をWorldCatに登録
Posted 2018年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/35442

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年9月月例研究会「日本の図書館界におけるbibliographic controlの訳語とその概念の多様性」(9/22・吹田)

2018年9月22日、大阪府吹田市の大阪学院大学16号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年9月月例研究会「日本の図書館界におけるbibliographic controlの訳語とその概念の多様性」が開催されます。発表者は今野創祐氏です。

開催案内によれば、「本発表では、日本において『bibliographic control』という用語の訳語と概念が導入された時期である第二次世界大戦後の占領期から現代に至るまでの、『bibliographic control』という用語の訳語と、その訳語が有する概念の多様性を文献調査によって明らかにする」とされています。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201809

シアトル公共図書館においてもっとも多く利用停止処分を受けるのは有色人種、中でも子どもである(米国)

米国のコミュニティニュースサイト”South Seattle Emerald”の2018年8月22日付けの記事で、米シアトル公共図書館において利用停止処分を受けた人々の統計について扱われています。

同記事によれば、2018年1月~7月に利用停止処分(一定期間、図書館を利用できないとする処分。期間は最短で1日、最長で2年)を受けた人々のうち、3分の1以上がアフリカ系アメリカ人であった、とされています(シアトル全体ではアフリカ系アメリカ人の割合は7.1%)。中でも16歳未満の子どもについては、処分を受けた52人の全員が有色人種(43人が黒人、9人がヒスパニック)でした。

記事では具体的な排除事例や、子どもを一人で置いていく親が多いこと、排除の背景としてのホームレス問題等について触れられています。

欧州研究図書館協会(LIBER)、欧州の研究図書館におけるデジタル人文学への取り組みに関する小調査の結果を公開

2018年8月27日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、欧州の研究図書館を対象に実施した、図書館におけるデジタル人文学(DH)への取り組みに関する小規模調査の結果を公開しています。

この調査は2018年4月から7月にかけ、行われたもので、回答館は22館でした。集計結果が公開されているほか、データ公開に同意した17館については個別の回答データも公開されています。

調査ではDH活動への取組の概要、財源、用いているコレクションの種類(ボーンデジタルか否か、自身がデジタル化したものか外部のコレクションか、あるいはメタデータのみか)やライセンスの状況、研究者との協働の状況等が扱われています。

国際図書館連盟(IFLA)の「ディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン改訂・増補版」がもたらした効果(文献紹介)

2018年8月24日からマレーシアのクアラルンプールで開催されている第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、国際図書館連盟(IFLA)の「ディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン改訂・増補版」がもたらした効果に関する文献“The Impact of the IFLA Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia: Revised and extended”が公開されています。

文献では、同ガイドラインが用いられたデンマーク及びスウェーデンの事例が紹介されています。

デンマークでは、2017年から2018年にかけて、国による助成を受けた10の公共図書館と、デンマークディスレクシア協会、デンマーク図書館協会等、関係団体とが連携し、同ガイドラインを基にディスレクシアの人への図書館サービス向上のためのツールや職員研修等を含むキットを開発し、検証したことが報告されています。

国際図書館連盟(IFLA)、政府・図書館への提言を含むフェイクニュースに関する声明を発表

2018年8月27日、国際図書館連盟(IFLA)が、フェイクニュースに関する声明を発表しました。

そして、政府に対しては以下のような提言を行っています。、

・フェイクニュースへの広範なもしくは限定された禁止といった形をとったデジタル資源やインタネットへのアクセス制限を規定する法律策定の禁止

・インターネット規制が根拠のない方法で自由な発言を制限する事を刺激しないことの保証

・検閲の理由として正当化する事を避けるためにフェイクニュースを引き合いに出すことを抑制することの表明

・国連の2030アジェンダの教育に関する目標の一環として、あらゆる階層・年代を対象とした、図書館や学校を通じたメディア・情報リテラシープログラムの実施

・利用者のプライバシーを尊重しながらオンライン上で情報を作成・共有する方法に関する研究の支援

・表示され共有される情報をゆがめる広告モデルの関する研究の支援

・新しい多様な意見を排除しない形での、品質情報の価値を促進するための関係者との連携

また、図書館に対しては、

・発展と良好に機能する社会の基盤としてのメディア・情報リテラシーの重要性の強調及びフェイクニュースに化する懸念への対応

文部科学省、研究環境基盤部会(第96回)の議事録を公開

文部科学省が、2018年8月9日に開催した研究環境基盤部会(学術技術・学術審議会 学術分科会)の議事録を公開しました。

同会の議題は大学共同利用機関の今後の在り方についてで、人間文化研究機構、情報・システム研究機構、総合研究大学院大学の関係者を招いたヒアリングが行われています。このうち人間文化研究機構に関する質疑の中では国際日本文化研究センターの発行する雑誌のインパクトファクターの話題から、人文学における研究評価指標について議論されています。また、情報・システム研究機構に関しては、データサイエンス共同利用基盤施設について議論が交わされています。

研究環境基盤部会(第96回) 議事録(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/010/gijiroku/1408462.htm

【イベント】日本看護図書館協会第51回研究会「図書館マネジメント」(10/27・横浜)

2018年10月27日、関東学院大学横浜・金沢八景キャンパスにおいて、日本看護図書館協会の第51回研究会が開催されます。テーマは「図書館マネジメント」です。

研究会案内によれば、「神奈川県内看護学校司書の集い」の取り組み報告や北里大学看護学部図書館のマネジメントに関する事例報告に加え、アンガーマネジメント協会公認ファシリテーター・田辺有理子氏による講演「怒りに支配されない自分をつくるアンガーマネジメント」が行われます。

参加には事前申し込みが必要で、会員は参加費無料ですが、非会員は5,000円とのことです。

2018年度研究会・研修会のご案内(日本看護図書館協会)
http://jnla.umin.jp/edu/index.html

国際図書館連盟(IFLA)、著作権教育及び著作権リテラシーに関する声明を発表

2018年8月27日、国際図書館連盟(IFLA)が、著作権教育及び著作権リテラシーに関する声明を発表しました。

著作権リテラシーを著作権で保護された資料の利用方法について情報に基づいた決定を行なうための十分な著作権知識を有することとし、図書館員がその機能と義務を果たすためには、図書館の多様な業務において著作権リテラシーが重要であることを指摘します。

また、法が適切に行われるためには、アドヴォカシー活動が重要で、その活動を自信を持って行うには、法に関する深い利害が必要であるものの、図書館員を対象とした著作権教育は公共の利益を満たすには不十分としています。

そして、声明では、IFLAの会員に手引きを提供し、そのアドヴォカシー活動を支援するため、政府(政府間組織)、図書館、図書館協会、図書館学の教員に向けた提言が掲載されています。

Accelerating Access: IFLA Releases Statement on Copyright Literacy(IFLA,2018/8/27)
https://www.ifla.org/node/67012

韓国・漢拏図書館、ゲームに対する保護者と子どもの間の認識の差を解消し、適切なゲーム文化を促進すること目的とした「2018年グッドゲーマーファミリー」プログラムを実施

2018年8月25日、韓国・済州特別自治道の漢拏図書館が、「2018年グッドゲーマーファミリー」プログラムを実施しました。

小学3年生から小学6年生までの子どもとその保護者からなる4人以内の家族30組を対象に、ゲームに対する保護者と子どもの間の認識のギャップを解消し、適切なゲーム文化を促進すること目的に、ゲーム物管理委員会・ゲーム利用者保護センターとの共催で実施されました。

プログラムは、適切なゲーム利用法(保護者と子どもは別教室)、家族全員でのゲーム体験、健康なゲーム利用のための時間管理法などといった内容で構成されています。

한라도서관 ‘2018 굿 게이머 패밀리’ 개최(済州特別自治道,2018/8/20)
http://www.jeju.go.kr/news/bodo/list.htm?qType=title&q=%EB%8F%84%EC%84%9C%EA%B4%80&act=view&seq=1113313

岐阜大学図書館、アーカイブ・コア設置に伴う改修工事を開始:岐阜大学70周年記念事業「学術アーカイブズ構築」の一環

2018年8月27日、岐阜大学図書館がアーカイブ・コア設置に伴う改修工事を開始しました。

岐阜大学70周年記念事業「学術アーカイブズ構築」の一環として、図書館本館2階に「大学の歴史,大学・学部紹介コーナー」「資料収蔵庫」「展示ギャラリー」からなるアーカイブ・コアを設置するものです。

「大学の歴史,大学・学部紹介コーナー」は、同大学の沿革・学部紹介の展示を、「展示ギャラリー」は、教員や学生・卒業生が企画する展示会に加え、地域住民の文化学術活動を推進する空間としての利用が考えられています。

また、「資料収蔵庫」は、学内各所に所蔵されている人文系・美術系の資料や、同大学の歴史資料などを集約し、温湿度管理や防虫対策をおこなって適切に整理保管する機能を持たせます。

工事期間は12月28日までと予定されています。工事期間中も図書館は開館しています。

アーカイブ・コア設置に伴う図書館改修工事のお知らせ(岐阜大学図書館,2018/8/24)
https://www.lib.gifu-u.ac.jp/info/entry24-636.html