アーカイブ - 2018年 8月 1日

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インドの女性図書館員の服装等に関する調査(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、インド・SNDT女子大学のサワント(SAWANT, Sarika)氏による“Women librarians in traditional and modern attires in India: Nationwide scenario ”と題する文献が公開されています。

インド全州の女性図書館員の、日常的な着用を好む服装、会議やワークショップ等で着用する服装、ピアスや刺青の実施状況、宝石類の着用について調査したものです。

ほぼすべての回答者が日常的に着用する服装は快適で自信を持っていると回答しており、平日には、サルワール・カミーズ、チュリダー/クルタ、サリーといった服装の着用が好まれ、週末はジーンズとクルティの組み合わせが上記3種の服装と共に好まれるとの結果が紹介されています。サリーに関しては、会議への参加や発表時に好まれる衣装となっています。

また、大多数の回答者が、自身の服装が利用者の声のかけやすさに影響を与えることや、ベンダー・出版者・学生・学者などといった多様な人物と面会するため、服装を優雅に着用する必要があると考えているという結果も紹介されています。

Elsevier社、Impactstoryとの連携を発表:抄録・引用文献データベースScopusに“Unpaywall”のOA論文に関するデータを統合

2018年7月26日、Elsevier社が、Impactstoryと連携し、同社の抄録・引用文献データベースScopusからのオープンアクセス(OA)論文の発見を容易化させると発表しています。

Elsevier社のScopusのデータに、Impactstoryの無料公開の研究論文に誘導するサービスUnpaywallのOA論文に関するデータを統合させるもので、統合作業は2018年8月から開始され、11月には同サービスが開始されます。

米国図書館協会(ALA)、成人の英語学習者向けサービスを行なう図書館を支援する事業「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ」の成果をまとめた報告書を公開

2018年7月31日、米国図書館協会(ALA)が、「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ(American Dream Literacy Initiative )」の10年間の成果をまとめた報告書“American Dream Literacy Initiative”を公開しました。

同イニシアチブは、ALAがダラー・ジェネラル・リテラシー財団(Dollar General Literacy Foundation)と連携し、成人の英語学習者や基礎教育や労働力開発が必要な成人のためのサービスを拡大する公共図書館に助成を行う取組です。

開始以来、188館に対して約150万ドルの助成が実施され、同イニシアチブによる英語学習者は2万5,000人に達しています。

報告書では、調査結果として、英語学習者が公共図書館を利用する第一の理由は雇用のためであること、助成を得た館ではコミュニティーとの連携が改善したことやプログラムを長期間維持することが可能になったことを指摘するとともに、図書館の利用者数や英語学習ソフトウェアの利用増、チューターのトレーニングやイベントの実施、機器やソフトウェアの購入といった成功例を紹介しています。

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2017年版を刊行

2018年7月31日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2017年版「学術図書館の動向と統計」(2017 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したと発表しています。

1,719の学術図書館のコレクション(冊子体・電子書籍)、職員数、支出額(資料費、人件費)、サービスといったデータがまとめられています。

本文は有料ですが、プレスリリースにおいて、授与可能な学位別に、平均図書館資料購入費、図書館の総支出額中の人件費の割合、図書館員の昇給制度の教員との一致割合といったデータが紹介されています。

2017 Academic Library Trends and Statistics(ACRL insider,2018/7/31)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16149

板橋区立東板橋図書館(東京都)、地元プロレス団体と連携し、本を読んで体を動かす「キッズうんどう教室」を開催

東京都の板橋区立東板橋図書館が、2018年7月22日に開催した「キッズうんどう教室」の模様を同館ウェブサイトで公開しています。

同館と地元プロレス団体である「いたばしプロレスリング」が連携して実施したもので、同団体所属選手が絵本『ぺんぎんたいそう』を読み聞かせた後、ペンギンと同じ動きをしたり、選手が出す動物当てクイズに答えて、その動物の動きをするなどをしたとのことです。

参加者には「子どもと うんどうを つなぐ本」のリストと、特製しおりが配布されるとともに、リストに掲載された本の展示も行なわれました。

今回は3歳から7歳までの子ども20人と保護者が対象でしたが、「プロレス技を教えてほしい」という意見が複数寄せられたことから、11月開催を目途に、今回よりも年齢が大きい子どもを対象に、教わった「プロレス技」を、子ども達が選手にかける内容の教室の実施を検討中とのことです。

高知県教育委員会、「高知県図書館振興計画」を策定

2018年7月26日、高知県教育委員会が、「高知県図書館振興計画」を策定しました。

県内全域の図書館振興に向け、基本理念・目指す姿・取組の方向性を明らかにし、県と市町村とでベクトルを合わせて取組を進め、同県の読書・情報環境の改善等につなげることを目的に策定されたものです。

高知県図書館振興計画(高知県、2018/7/26)
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310401/2018072300162.html

高知県図書館振興計画 [PDF:5MB]
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310401/files/2018072300162/file_20187231192713_1.pdf