アーカイブ - 2018年 5月

5月 22日

【イベント】全国大学史資料協議会東日本部会創立30周年記念講演会・シンポジウム「大学アーカイヴズの可能性」(5/31・東京)

2018年5月31日、東京都渋谷区の國學院大學渋谷キャンパスにおいて全国大学史資料協議会東日本部会創立30周年記念講演会及びシンポジウム「大学アーカイヴズの可能性」が開催されます。

入場は無料で、事前の申し込みも不要です。

内容は以下の通りです。

・東日本部会創立30周年記念講演会「大学史と学生生活・活動資料―個別大学史と学生史の間で―」
講演者:荒川章二氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)

・東日本部会創立30周年記念シンポジウム「大学アーカイヴズの可能性」
司会:
桑尾光太郎氏(学習院アーカイブズ)

パネリスト:
荒川章二氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
大坪潤子氏(神奈川大学資料編纂室)
西山 伸氏(京都大学大学文書館)
堀越峰之氏(帝京大学総合博物館)
松崎 彰氏(名誉会員、中央大学理工学部非常勤講師)
松原太郎氏(日本大学企画広報部広報課)

奈良文化財研究所、「木簡データベース」及び「木簡字典」の公開終了を発表

2018年5月21日、奈良文化財研究所が、「木簡データベース」及び「木簡字典」の公開終了を発表しました。

公開終了日は6月25日で、両データベースを統合して検索窓を一つにした「木簡庫」(Wooden Tablet Database)の公開にともなうものです。

「木簡データベース」及び「木簡字典」の公開終了のお知らせ(なぶけんブログ,2018/5/21)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2018/05/20180521.html

参考:
奈良文化財研究所、木簡に関する情報を検索するシステム「木簡庫」(MOKKAN-KO)を公開
Posted 2018年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/35714

5月 21日

【イベント】日本図書館研究会第340回研究例会「日本図書館協会「図書館システムのデータ移行問題検討会」報告について」(7/23・大阪)

2018年7月23日、大阪市の日本図書館研究会事務所において、日本図書館研究会の第340回研究例会「日本図書館協会「図書館システムのデータ移行問題検討会」報告について」が開催されます。発表者は、京都府立図書館の奥野吉宏氏です。

同イベントでは、公共図書館の図書館システム更新におけるデータ移行に関する問題を検討するために、日本図書館協会(JLA)が年限付きで設置した「図書館システムのデータ移行問題検討会」のメンバーが、議論の経過と2018年3月に行った報告について解説します。

参加に事前申し込みは不要で、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第340回研究例会日本図書館協会「図書館システムのデータ移行問題検討会」報告について(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2018/340invit.html

5月 18日

株式会社メディアドゥ、出版物の販売促進サービスNetGalleyへの取次を開始

2018年5月17日、株式会社メディアドゥが、海外での日本の出版コンテンツの販売促進施策の一環として、図書館員・書店員・書評家・ブロガー・教師などの登録会員に電子書籍のゲラを提供するサービスNetGalleyへの日本の出版コンテンツの取次を開始したことを発表しました。

NetGalleyは、北米では大手を含む300以上の出版社がコンテンツを掲載し31万人以上の会員が利用しています。同社は取次を開始することにより、日本の出版コンテンツの海外での情報拡散や販売促進効果等が期待できるとしています。

日本書籍の海外販売促進ソリューションとして北米献本サイトへの掲載取次サービスを開始(株式会社メディアドゥホールディングス,2018/5/17)
https://www.mediado.jp/group/2268/

NetGalley
https://www.netgalley.com/

米国議会図書館(LC)、ウィルソン大統領文書をオンラインで公開

2018年5月15日、米国議会図書館(LC)が、1913年から1921年にかけて第28代米国大統領を務めたウッドロウ・ウィルソンの文書群をオンラインで公開しました。

同氏が学者・ニュージャージー州知事を務めた時代のものも含む28万点の文書をデジタル化した62万点の画像を公開したもので、「十四か条の平和原則」「国際連盟憲章」の草案や、パリ講和会議関連の文書、女性参政権運動指導者キャリーチャップマンキャットからの手紙等が含まれます。

同文書群はイーディス大統領夫人が1939年にLCに移管し、その後1954年に寄贈したものです。米・プリンストン大学にもウィルソン大統領文書が所蔵されています。

Papers of President Woodrow Wilson Now Online(LC,2018/5/15)
https://www.loc.gov/item/prn-18-071/

韓国図書館協会(KLA)、市民に図書館の社会的価値や役割を知ってもらうための推薦図書12冊を発表

韓国図書館協会(KLA)が、市民に図書館の社会的価値や役割を知ってもらうためのキャンペーンとして推薦図書12冊を発表しています。

2018年3月12日から3月19日にかけて「図書館の価値と理念を扱った本」「図書館利用者との対話等に役立つ本」をテーマに検討し決定したもので、「図書館史」(1・2月)、「図書館の偉人」(3・4月)、「図書館司書」(5・6月)、「世界の図書館探訪」(7・8月)、「国内図書館探訪」(9・10月)、「公共性と知的自由」(11・12月)の6テーマごとに各2冊、計12冊選定されており、各月に1冊づつ推薦図書が割り当てられています。

韓国の図書以外に、マシュー・バトルズ『図書館の興亡』(Library : an unquiet history)(2月:図書館史)、有川浩『図書館戦争』(12月:公共性と知的自由)も選ばれています。

システマティックレビューや消費者健康情報のポータルサイトPubMed Health、2018年10月31日に終了

米国国立医学図書館(NLM)が、2018年10月31日をもって、PubMed Healthを停止すると発表しました。

PubMed Healthは、システマティックレビューや消費者健康情報のポータルサイトとして8年前に構築されましたが、PubMedや、生命科学・医療関係の書籍・文献を提供するBookshelf、医学情報サイトMedlinePlusの利用が多いことから、「戦略計画2017-2027」に基づき、利用が高い3つのプラットフォームに注力するために停止を決めたものです。

PubMed Healthに掲載されていたシステマティックレビューはPubMedから、利用可能な全文はBookshelfから引き続き閲覧可能です。また、掲載されていた消費者健康情報の大部分はMedlinePlusからも入手できます。

OpenAIRE、学生・研究者がオープンサイエンスに関する能力を身に付けるためのMOOC構築を目指すプロジェクトOpen Science MOOCとの連携を発表

2018年5月17日、OpenAIREが、学生や研究者がオープンサイエンスに関する能力を身に付けるためのMOOC(大規模公開オンライン講座)の構築を目指すプロジェクトOpen Science MOOCとの連携を発表しました。

Open Science MOOCは、2017年初頭に創設され、動画・論文・ダミーのデータセットやコード・宿題からなる10のモジュールで構成されるMOOCの構築を目指しており、現在最初のモジュール“Open Research Software and Open Source”を作成中です。

OpenAIRE partners with the Open Science MOOC(OpenAire,2018/5/17)
https://www.openaire.eu/openaire-partners-with-the-open-science-mooc

【イベント】シンポジウム 『歴史が導く災害科学の新展開II -人の記録、自然の記憶-』(6/16・仙台)

2018年6月16日、東北大学災害科学国際研究所において、歴史文化資料保全大学間ネットワーク事業東北大学拠点及び東北大学災害科学国際研究所主催のシンポジウム『歴史が導く災害科学の新展開II -人の記録、自然の記憶-』が開催されます。

参加費は無料で、参加に際しては事前の申し込みが推奨されています。

内容は以下の通りです。

講演
北原糸子氏(立命館大学歴史都市防災研究所 客員研究員)
「災害復興の歴史学 -明治三陸津波を踏査した山奈宗真の記録-」

研究報告
・蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
「様々な歴史記録を用いた自然・災害の記憶の復元―岩手県宮古市を中心に―」

・森口周二氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
「2016年台風10号の岩手県岩泉町乙茂地区の被害分析 ~工学と歴史学の融合~」

・高橋誠氏(名古屋大学大学院環境学研究科 教授)
「東日本大震災被災地の過去100年間の土地利用変化-地理学的観点から―」

・川内淳史氏(神戸大学 特任講師)
「津波被災史料からみる大船渡の近代―地域社会の記録にみる自然・開発―」

5月 17日

米国議会図書館(LC)、未特定の無声映画・トーキー作品を特定するワークショップ“Mostly Lost”を開催

米国議会図書館(LC)が、2018年6月13日から6月16日にかけて、“Mostly Lost”ワークショップを開催します。

研究者、アーキビスト、映画愛好家等がその知見を集めて、未特定・特定作業中であったり、誤って特定されている無声映画や初期のトーキーの正確な識別のための手掛かりを得るために実施されるもので、LCの国立視聴覚資料保存センター(NAVCC)が立地するバージニア州カルペパーのパッカードキャンパス(Packard Campus)において行なわれます。

今年で7回目の同ワークショップでは、LCや、ジョージ・イーストマン博物館、パッカード人文研究所等が所蔵するあらゆるジャンルの映画が上映され、上映中、参加者は、俳優の名前、撮影場所、車種、映画製作会社など、上映作品から識別できたことを発言して、作品の特定に繋げます。

昨年(2017年)実施のワークショップでは、上映180作品のうちの29%にあたる52作品が特定され、その後の追加調査で、さらに46作品が特定されました。

昼間開催されるワークショップや関連発表への参加は事前の申し込みが必要ですが、夜間開催の上映会は一般公開されます。

『カレントアウェアネス-E』346号を発行

E2024 - 北米研究図書館協会による今後の評価プログラムへの提言

2017年12月,北米研究図書館協会(ARL)は,研究図書館の今後の評価プログラムへの提言をまとめた報告書“ARL Assessment Program Visioning Task Force Recommendations”を公開した。

E2023 - 特殊コレクション・アーカイブ資料のサービス評価統計の地平

2018年1月,米国大学・研究図書館協会(ACRL)と米国アーキビスト協会(SAA)は,「アーカイブ資料及び特殊コレクションのサービス評価のための統計基準」(Standardized Statistical Measures and Metrics for Public Services in Archival Repositories and Special Collections Libraries)を公開した。近年の特殊コレクション・アーカイブ資料(以下「特殊コレクション等」)に対する関心の高まり及び特殊コレクション等によるサービスの価値を示す必要性が,基準の策定につながったと考えられる。基準策定の背景に触れながら,基準の内容を紹介したい。

E2022 - ヒューリスティクスを踏まえた情報探索とは<文献紹介>

ヒューリスティクス(heuristics)は,「問題解決,学習,発見に利用可能な類似の事例における経験に基づく意思決定」と一般的に理解されている。例えば,検索エンジンの検索結果を参照する際に上位10個のページにアクセスが集中する。これは経験則的に,結果の上位に挙がったものが求めている情報との関連性が高いと検索者が考えるためである。

E2021 - KU-ORCASキックオフ・シンポジウム<報告>

2018年2月17日及び18日,関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS;E1967参照)は,キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催した。シンポジウムでは,国内外からデジタルアーカイブや東アジア文化研究の専門家を招き,それぞれから講演・研究報告が行われた。紙幅の関係上,本稿ではシンポジウム各日の概略をまとめるに留めるが,弊学の公式YouTubeチャンネルでは当日のライブ動画を公開しているので各講演の詳細はそちらをご参照いただきたい。

E2020 - オーファンワークス問題解決に向けて:シンポジウム<報告>

2018年3月31日をもって,2017年度の文化庁「著作権者不明等の場合の裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業」,通称「オーファンワークス実証事業」が終了した。これはオーファンワークス実証事業実行委員会が受託した2回目の文化庁実証事業である。終了にあたり,2018年3月9日に,シンポジウム「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?」が行われた。本稿では,シンポジウムで報告された,実証事業に至る経過とその成果及び課題について述べていきたい。

E2019 - 認知症にやさしい図書館ガイドライン

2017年10月13日,「超高齢社会と図書館研究会」は,第103回全国図書館大会の特別セッション「認知症と図書館を考える:超高齢社会をともに生きるために」において,「認知症にやさしい図書館ガイドライン」第1版を発表した。同ガイドラインは,「認知症にやさしい図書館」を目指そうとする図書館のための指針である。

米・カリフォルニア大学バークレー校フィービー A.ハースト人類学博物館、ポータルサイト“Hearst Museum Portal”を公開

2018年5月10日、米・カリフォルニア大学バークレー校のフィービー A.ハースト人類学博物館が、ポータルサイト“Hearst Museum Portal”を公開しました。

ポータルサイトには、同館の遺物・写真・フィルム・音源等といった人類学に関するコレクションや関連文献が約300万点搭載されています。

New Window Opened onto Vast Anthropological Collections(Phoebe A. Hearst Museum of Anthropology,2018/5/10)
https://hearstmuseum.berkeley.edu/new-window-opened-onto-vast-anthropological-collections/

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ワシントンD.C.のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2018年5月15日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、ワシントンD.C.のサービス・ハブ(州・特別区等の単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“District Digital”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“District Digital”は、ワシントンD.C.公共図書館とWashington Research Library Consortium(WRLC)が主導しており、米国国立公文書館(NARA)やスミソニアン協会、米国議会図書館(LC)等が参加しています。

公民権運動や、世界初の聴覚障害者のための大学であるギャローデット大学や米国の聾学校の19世紀後半から1990年代の様子を撮影した写真、ワシントンD.C.におけるジャズの歴史や、1982年の住民投票でワシントンD.C.が州の地位を得ること支持した一方連邦議会は否決したことなどに関するコンテンツ約5万点が、DPLAから閲覧できるようになりました。

米・オークランド公共図書館(OPL)、若者が外装デザインや設計に参加した移動図書館車“Mobile Outreach Vehicle (MOVe)”を公開

米・カリフォルニア州のオークランド公共図書館(OPL)が、2018年5月11日、市役所前にて、新しい移動図書館車“Mobile Outreach Vehicle (MOVe)”の先行公開イベントを開催しました。

オークランドの東西で6回開催された若者対象のインタビュー調査も参考にして、地元企業により製造されました。外装デザインも、地元の高校生等によるものです。

同車には、書籍に加え、ノートパソコン、タブレット、充電スタンド、Wi-Fi、パラソル、簡易の椅子を搭載しており、ゲームや科学技術・プログラミングイベント、自転車修理、食育、夜間の映画上映会などに対応できます。  

サービスが不十分であった若者へのアウトリーチ、社会的結びつきの強化、読書や図書館利用の促進、OPLの認知度向上などを目的としており、学校や各種施設を訪問することとなっています。

ページ