アーカイブ - 2018年 5月 9日

文化庁、平成29年度文化庁委託事業「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」の報告書を公開

2018年5月9日、文化庁が、平成29年度文化庁委託事業「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」の報告書を公開しました。

権利情報の集約化の基盤が最も整備されている音楽分野で、散在する未整備の権利情報の集約、著作権等管理事業者が保有・管理する権利情報との統合、及び、統合したデータベースの公開を実施し、課題の検討、データベースの利用状況やニーズの分析等を行なうことで、権利情報を集約化したプラットフォームの構築に向けた課題を明らかにすることを目的とした実証事業の報告書です。

新着情報一覧(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※「2018年5月9日 コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業報告書の掲載」とあります。

国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDAへの対応状況に関するオンラインアンケートを開始

2018年5月7日、国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会(Rare Book and Special Collections Section)は、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDA(Resource Description and Access)への世界的な対応状況を把握する事を目的としたオンラインアンケートの開始を発表しています。

調査は7月6日まで行われます。

Survey on rare materials cataloguing with RDA(IFLA,2018/5/7)
https://www.ifla.org/node/40422

Survey on Rare Materials Cataloguing with RDA
https://www.surveygizmo.com/s3/4330026/Rare-Materials-Cataloguing
※オンラインアンケート

FORCE11、研究データの引用のための新しい基準を公表

2018年5月8日、研究データの流通や活用を推進する国際イニシアティブFORCE11が、研究データの引用のための新しい基準を策定し、同日に刊行されたScientific Data誌の5号で基準としての採用を公表したと発表しています。

欧州分子生物学研究所の欧州生命情報学研究所(EMBL-EBI)及びカリフォルニア電子図書館(CDL)と連携して策定したもので、各アーカイブ個別のprefixとローカルな識別子を組み合わせたコンパクトな識別子による相互運用性、及び、生命科学分野における研究データの引用のための世界的な公式の方法の確立を目的としています。

また、EMBL-EBIとCDLでは、新規のprefix申請のための新しいprefixの名前空間レジストリや、適切な研究データ参照を実現するための維持管理のためのルールも構築・策定しています。

OCLCのWorldCatに、ノルウェーの公共図書館の目録情報が追加

2018年5月8日、OCLCは、ノルウェー図書館センター(Biblioteksentralen SA)と連携して、ノルウェーの公共図書館の目録情報をWorldCatに追加したと発表しました。

ノルウェー図書館センターは、公共図書館に書籍とメタデータを提供するために地方公共団体が共同で運営している組織です。

同国の公共図書館は、同センターが提供する目録システムBIBBIを利用しており、同システムには28万3,000件の書誌レコードが登録され、毎年1万6,000件のレコードが追加されています。

アイルランド映画協会(IFI)、アイルランドの映像コレクションの実態調査報告書を公表

2018年4月19日、アイルランド映画協会(Irish Film Institute:IFI)がアイルランドの映像コレクションの実態調査報告書“Moving Image Collections in Ireland Survey Report”を公表しました。

個人や機関で所蔵されている映像コレクションの質・量・内容を調査したもので、調査の結果、1910年から現在までの53コレクション・2万6,282点(ビデオテープ:約1万8,300点、デジタルファイル:6,732点、フィルム:1,250点)に関するデータが集められました。

報告書では、88%のコレクションに目録がないこと、資料保存のための専門的な訓練を受けているコレクション管理者は5%にすぎないこと、75%のコレクションに保存計画がないこと、多くのコレクションの保存環境が不適切であることなどの課題を指摘するとともに、欧州での取組に適合した、全国規模の保存事業の策定を含む多くの提言を行なっており、欧州全体での流通や相互運用性促進のためのメタデータの標準化、保存業務を支援するための財政支援、保存のための技術が不十分な機関のためのサービスセンタの設置、等を指摘しています。

英国図書館(BL)、スルタン・バイバルスのコーラン全ページをデジタル化してオンラインで公開

2018年5月8日、英国図書館(BL)が、スルタン・バイバルスのコーラン(Sultan Baybars’ Qur'an)をデジタル化してオンラインで公開したと発表しました。

マムルーク朝時代の1304年から1306年頃に、後にスルターンとなったムザッファル・バイバルス(バイバルス2世:在位1309年から1310年)の依頼によりカイロで作成された7巻からなるコーランで、2002年に“Turning the Pages”プロジェクトの一環で、一部のページがデジタル化されましたが、今回全ページをデジタル化して公開したものです。

Over 2,000 pages in gold: Sultan Baybars’ Qur’an now online(BL,2018/5/8)
http://blogs.bl.uk/asian-and-african/2018/05/over-2000-pages-in-gold-sultan-baybars-quran-now-online.html