アーカイブ - 2018年 4月

4月 24日

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年6月月例研究会「国際社会の中での日本のデジタルアーカイブ:新日本古典籍総合データベースの海外ユーザー調査から」(6/23・吹田)

2018年6月23日、大阪府吹田市の大阪学院大学2号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年6月月例研究会「国際社会の中での日本のデジタルアーカイブ:新日本古典籍総合データベースの海外ユーザー調査から」が開催されます。発表者は井原英恵氏です。

開催案内によれば、「本研究会では、国文学研究資料館が提供する新日本古典籍総合データベースを事例に、日本のデジタルアーカイブを海外ユーザーの視点から考えたい。まず、発表者が2017年に行った該当データベースの海外ユーザー調査に基づいて、インターフェースや機能、広報等に関する課題を検討していく。その上で、国際社会における文化資源のデジタルアーカイブの意義についても考察したい」とされています。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201806

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年5月月例研究会「ディスカバリーサービス公共図書館版について」(5/26・吹田)

2018年5月26日、大阪府吹田市の大阪学院大学16号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年5月月例研究会「ディスカバリーサービス公共図書館版について」が開催されます。

発表者は図書館流通センター関西支社の宮田祥一郎氏とEBSCO Information Services Japanの古永誠氏です。開催案内によれば、「ディスカバリーサービス公共図書館版について報告するとともに、公共図書館のレファレンスサービスのイノベーションについて考察したい」とされています。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201805

参考:
京都府立図書館、ディスカバリーサービスの実証実験を開始
Posted 2017年7月28日
http://current.ndl.go.jp/node/34445

NTTグループ3社がインターネット上の海賊版サイトに対するブロッキング実施を発表

2018年4月23日、NTTはグループに属するNTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTぷららの3社において、インターネット上の海賊版3サイトに対するブロッキングを行うことを発表しました。

これは2018年4月13日開催の知的財産戦略本部会合・犯罪対策閣僚会議において決定された「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」中の、「インターネット上の海賊版サイトに関する進め方について」に応じて行われるものです。法制度が整備されるまでの短期的な緊急措置として、準備が整い次第、ブロッキングを実施するとしています。また、政府に対しては法制度の可及的速やかな整備を求めています。

なお、「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対の声明を発表していた
日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は、NTTグループの発表を受けコメントを発表しており、JAIPAとして特に先に発表した反対声明を見直すことは考えていないとしています。

プレプリントサーバarXiv、検索機能の更新を発表:arXiv Search v0.1

2018年4月17日、プレプリントサーバarXivを運営する米・コーネル大学が
検索機能の更新を発表しています。

arXiv-NGと呼ばれる次世代のarXivの開発プロジェクトの一環で、

・検索エンジンをLuceneからElasticsearchに変更
・ユーザーインターフェイスへのCSSフレームワークBulmaの採用
・著者検索の改善(ORCID idでの著者検索ほか)
・タイトルやアブストラクト内の数式のTeXの記述様式による検索対応
・DOIの検索フィールド追加
・ACM(米国計算機学会)の主題分類と数学主題分類(MSC)の別フィールド化
・タイトル及びアブストラクトでのワイルドカードによる検索の改善
・トップ画面の検索窓がすべて新しい検索フィールドに対応
・検索でヒットした箇所のハイライト表示

が追加されたと紹介されています。

今後の計画として、全文検索対応(2018年予定)、APIの改善(2018年後半予定)、ファセット検索機能の追加(2019年半ばから後半予定)があげられています。

写真共有サイトSmugMugが同業のFlickrを買収

2018年4月21日、写真共有サイトSmugMugが、同じく写真共有サイトのFlickrを買収したと発表しています。

SmugMug acquires Flickr: Two passionate communities together at last(SmugMug,2018/4/21)
https://news.smugmug.com/smugmug-acquires-flickr-two-passionate-communities-together-at-last-ca10955400c

米国建築家協会(AIA)・米国図書館協会(ALA)主催の2018年図書館建築賞受賞6館が発表

2018年4月6日、米国建築家協会(AiA)が、米国図書館協会(ALA)と共同で毎年開催している図書館建築賞の2018年の授賞館6館を発表しています。

受賞館は以下の通りで、多くの人々が集まれる図書館空間や、水やエネルギーを節約する持続可能な機能といった近年の傾向が反映されていると説明されています。

・オースティン中央図書館(米・テキサス州)
・イーストハム公共図書館(米・マサチューセッツ州)
・ヘイスティングズ公共図書館の改修/増築(米・ネブラスカ州)
・プリンスジョージズ郡記念図書館ローレス分館(米・メリーランド州)
・サンタモニカ公共図書館ピコ分館(米・カリフォルニア州)
・タルサ市・郡中央図書館(米・オクラホマ州)

第6期大統領所属図書館情報政策委員会が発足(韓国)

2018年4月9日、韓国で、第6期大統領所属図書館情報政策委員会が発足しました。

同委員会は、同国の図書館政策の策定・審議・調整等を担っており、文化体育観光部長官ほか11省庁の長官に加え、研究者及び文化・人文・出版・広報といった関連団体や実務者から選ばれた19人の計30人の委員で構成され、任期は2年です。

文在寅大統領は、委員長として、韓国図書館協会(KLA)会長や国際図書館連盟(IFLA)ソウル大会の組織委員長を務めた弁護士の辛基南氏を任命しました。

辛委員長は、今年発表予定の「第3次図書館発展総合計画(2019-2023)」の充実化と、長期間遅滞している図書館界の望む事業すべてに決着をつけることを述べています。

제6기 대통령소속 도서관정보정책위원회 출범(문화체육관광부,2018/4/9)
http://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=16644

佐賀大学、「小城藩日記データベース」をCC BY-NC-SA 4.0ライセンスで公開:書誌データはLOD型式・画像はIIIFに対応

2018年4月23日、佐賀大学が、「小城藩日記データベース」を公開しました。

同館所蔵の小城藩の業務日誌である「小城藩日記」の記事を要約した「日記目録」(江戸時代の作成)をデータ化し、記事の検索および当該記事の画像の表示を可能としたものです。

データベース内に収納されている、外部リンクを除く全デジタルコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「表示-非営利-継承 4.0 国際」(CC BY-NC-SA 4.0)のもとに公開されています。

日記記事の全書誌データは、CSV形式の内容に加えて、書誌項目の構造まで記述したLinked Open Data(LOD)の形式でも利用可能となっているほか、画像データはIIIFに対応しています。

同大学の地域学歴史文化研究センターと国立歴史民俗博物館の協力協定に基づく研究成果で、データベースの作成にあたっては同大学の総合情報基盤センターが、公開にあたっては、附属図書館が協力しています。

4月 23日

米国議会図書館(LC)、作曲家・指揮者のレナード・バーンスタインの手稿譜等関連資料約3,700点をデジタル化しオンラインで公開:コンサート・展示会・映画上映会など関連イベントも開催

2018年4月10日、米国議会図書館(LC)は、作曲家で指揮者のレナード・バーンスタインの生誕100周年を記念して、同館所蔵のバーンスタインコレクション40万点に含まれる同氏の手稿譜、スクラップブック、写真、書簡、音声記録など約3,700点をデジタル化してオンラインで公開したと発表しています。

公開された資料には、「ロミオとジュリエット」と題された初期の粗筋を含むミュージカル「ウエストサイドストーリー」の素案・粗筋・ノートや同作品のオーディション時のノート、ミュージカル「キャンディード」の楽曲の譜面等が含まれます。

LCでは、関連して、5月12日から19日に開催される春の催しにおいて、同氏のミュージカルやオペラ作品から抜粋した楽曲を聴く夕べや、貴重な資料の展示、同氏が作曲を担当した映画「波止場」の上映会を開催します。

Library Launches Leonard Bernstein Centennial Celebration with Thousands of Bernstein Items Online (LC,2018/4/10)
https://loc.gov/item/prn-18-038/

【イベント】平成30年度大学図書館シンポジウム「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」(5/18・東京)

2018年5月18日、東京都新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスにおいて、国公私立大学図書館協力委員会(JULIB)著作権検討委員会主催の、平成30年度大学図書館シンポジウム「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」が開催されます。

教育の情報化に対応した権利制限規定の改定を含む、著作権法の一部を改正する法律案が国会に上程され、4月17日に衆議院で可決されたことから、教員から図書館資料の教材利用に関する図書館への問い合わせ等が今後増えることも予想されるなど、法改正を受けた補償金制度の概要や図書館における複製に係る第31条との関係について理解を深めておくことが必要であることから開催されるものです。

参加費は無料ですが、定員は82名で、事前の申し込みが必要です(先着受付順)。

内容は以下の通りです。

・挨拶   
荘司雅之氏(早稲田大学図書館事務部長)

・趣旨説明 
服部光泰氏(大学図書館著作権検討委員会主査、早稲田大学図書館)

・著作権法改正がもたらす大学図書館と著作権団体との関係の変化
森 一郎氏(東京大学附属図書館)

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、IIIFコンソーシアムに加盟

2018年4月20日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、デジタル画像の相互運用のための国際規格であるIIIFのコンソーシアムに2017年12月14日付けで加盟したことを発表しました。

関西大学KU-ORCASはIIIFコンソーシアムに参加しました(KU-ORCAS,2018/4/20)
http://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20180420_85/

IIIF Consortium(IIIF)
http://iiif.io/community/consortium/

参考:
E1967 - 関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの
カレントアウェアネス-E No.336 2017.11.02
http://current.ndl.go.jp/e1967

エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館、同大統領関係文書をオンラインで公開

2018年4月19日、エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館が、同大統領関係文書をオンラインで公開したと発表しました。

公開されたのは、米国大統領であった同氏の1809年の出生から1842年までのものです。同大統領によって書かれた文書及び同大統領に向けた文書340点と、同大統領が弁護士や州議会議員として直面した問題に関わる文書4,839点が含まれます。文書は文字起こしされ、注釈が付されています。

この公開は、同大統領関係の全ての文書を注釈や参考情報と共に提供するという同館の目標への第一歩であるとされ、全ての文書の公開が完了すれば、文書は15万から17万5,000点になるとされています。

宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアム(岩手県)、「よみがえる文化財~修復を終えた津軽石盛合家所蔵美術品~」展を開催

岩手県宮古市の宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアムが、2018年4月28日から6月28日まで、「よみがえる文化財~修復を終えた津軽石盛合家所蔵美術品~」展を開催します。

宮古市津軽石地区の国登録文化財「盛合家」が所蔵する美術品は、家屋・庭園とともに東日本大震災で浸水し、大きな被害を受けました。

今回、同ミュージアムで展示されるものは、文化財レスキュー活動によって修復された美術品です。

国登録文化財「盛合家」の所蔵美術品を展示します!(宮古市)
http://www.city.miyako.iwate.jp/eventcal/evt8355.html

関連:
盛合家住宅主屋(文化遺産データベース)
http://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/153045

名取市(宮城県)、新図書館のネーミングライツ・パートナーを募集へ

2018年4月18日、宮城県名取市は、市長の定例記者会見において、2018年12月開館予定の新図書館のネーミングライツ・パートナーを募集すると発表しました。

5月1日に募集要項が配布され、5月29日から6月7日までが申請書提出期間となっています。

同館が、地域資料の収集保存や「調査相談」充実に力を入れていることから、「名取市図書館」の前または後に、それにふさわしい企業名・ブランド名等を付することとされており、契約期間は、新図書館の開館日から、3年から5年です。

東洋文庫、「東洋文庫所蔵和書分類検索」を公開

2018年4月20日、公益財団法人東洋文庫が、「東洋文庫所蔵和書分類検索」を公開しました。

【ライブラリ】東洋文庫所蔵和書分類検索を公開しました(東洋文庫,2018/4/20)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach.php?tgid=1524187380

公益財団法人 東洋文庫所蔵 和書 分類検索
http://124.33.215.236/wasyocat/wasyocat.php

参考:
東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室、「オスマン民法典研究関係資料データベース」を公開
Posted 2014年12月12日
http://current.ndl.go.jp/node/27635

4月 20日

国際日本文化研究センター(日文研)、OCLC WorldShare ILLで海外の図書館へのILLサービスを開始

2018年4月16日、国際日本文化研究センター(日文研)は、OCLC WorldShare ILLに参加し、海外の図書館へのILLサービスを本格的に開始したことを発表しました。

日本からWorldShare ILLに参加している機関がごく一部であり、また、2018年3月に日米間のILLサービスであるGIFプロジェクトが終了したために、海外の研究者や司書が日本資料へのアクセスに不安を持っていることから、同システムを通じて海外への所蔵資料の貸出および複写物の提供を行うことで、世界の日本研究により一層貢献することを目的としています。

同システム上での複写料金・送料等のやりとりには、OCLCの送金処理代行プログラムInterlibrary-loan Fee Management(IFM)を利用することで、国際間での送金の手間や手数料を大幅に軽減しています。

総務省、「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表

2018年4月20日、総務省が、「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表しました。

・青少年の96.2%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有し、91.7%がインターネットに接続する際にスマートフォンを最もよく利用すると回答。

・1日当たりの平均利用時間で最も利用が多いのはスマートフォンの2時間から3時間。

・インターネットの利用について学校・家庭でのルールがある青少年の方が、ルールがない青少年に比べフィルタリング利用率が高い。

・青少年が利用しているSNSは、主にメッセージサービスを目的とするサービスが最も多い。

ことなどが調査結果のポイントとしてあげられています。

「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表(総務省,2018/4/20)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_03000262.html

文部科学省、第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」を公表

2018年4月20日、文部科学省が、同日の閣議決定を受け、第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」をウェブサイトで公表しました。

3月20日から4月2日にかけて実施していた同案へのパブリック・コメントの結果も公開されています。

第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」について(文部科学省,2018/4/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/04/1403863.htm

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関するパブリックコメント(意見公募手続)の結果について(e-Gov,2018/4/20)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000968&Mode=2

ResearchGate、Springer Nature社・ケンブリッジ大学出版局・Thieme社と、学術論文の合法的共有化に向けての連携を発表

2018年4月19日、研究者向けのSNSであるResearchGateが、Springer Nature社・ケンブリッジ大学出版局(CUP)・Thieme社と、著者・出版者の権利を保護する形での学術情報共有プラットフォーム上での論文共有にむけて連携することで合意したと発表しています。

合意の一端として以下の3点があげられています。

・両者は、自身の論文をネットワーク上で共有する方法についての情報を提供することで、著作権で保護されたコンテンツの権利について利用者に伝える。

・ResearchGateは、出版者から警告を受けた際には、著作権を侵害したコンテンツを速やかに削除する。

・出版者は、学術誌を公開したプラットフォーム上の新規コンテンツの利用方法についての認知度を上げる。

英国放送協会(BBC)、効果音のデジタルアーカイブ“BBC Sound Effects(Beta)”を公開

2018年4月17日、英国放送協会(BBC)が、“BBC Sound Effects”のBeta版を公開したと発表しています。

BBC Archiveが所蔵する効果音やフィールド・レコーディングに関する録音1万6,016点をWAVフォーマットで公開したものです。

公開されたデータは試聴できるほか、個人や教育・研究といった非商用目的であれば再利用も可能です。

@BBCArchive(Twitter,2018/4/17)
https://twitter.com/BBCArchive/status/986236214272389120

BBC Sound Effects(Beta)
http://bbcsfx.acropolis.org.uk/

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