アーカイブ - 2018年 3月

3月 22日

3/22(木)の「カレントアウェアネス・ポータル」メンテナンス作業は終了しました。

2018年3月22日(木)の19時00分から実施していた、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業は終了いたしました。
通常通り接続していただくことが可能になりましたので、お知らせします。

米国化学会(ACS)、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivを支援するため、英国王立化学会(RSC)、ドイツ化学会(GDCh)と提携

2018年3月20日、米国化学会(ACS)は、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivの財政的・戦略的発展を支援するため、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry:RSC)、ドイツ化学会(Gesellschaft Deutscher Chemiker:GDCh)と提携することを発表しました。

剽窃のチェックなどの新しい機能も実装されるようです。

この提携により、ChemRxivは化学分野の研究コミュニティによるプレプリントサーバーとなり、引き続きChemRxivが維持され、化学コミュニティのニーズを満たすことができるだろうとしています。

公共図書館協会(PLA)・米国図書館協会(ALA)・OCLC、公共図書館や公共図書館の資金調達等に関する有権者の認識等を調査した共同調査報告書を公開

2018年3月21日、米・公共図書館協会(PLA)が、米国図書館協会(ALA)図書館アドヴォカシー部及びOCLCと連携して実施した共同調査の報告書“From Awareness to Funding: Voter Perceptions and Support of Public Libraries in 2018”を公開しました。

OCLCが公共図書館・図書館員・図書館の資金調達に関する有権者の認識・利用状況・態度を調査した2008年の報告書を更新することを目的に行ったもので、比較可能とするため同じ質問と分析が行なわれています。

主な知見として以下の事例を挙げています。

・米国の有権者の多くは公共図書館をコミュニティに必要不可欠なもので、市民の誇りの源と考えている。

・有権者は依然として書籍の無料利用や静かな空間といった伝統的な図書館サービスを高く評価しているが、コミュニティのハブとしての価値への評価を高めている。

・図書館が提供しているサービスと一般的な図書館認識やそれらのサービスのために行われる支援には引き続き断絶がある。

・有権者の多くが図書館への財政支援を支持するが、10年前と比べて明確に支持する人は少なくなっている。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、調査資料「日本の大学システムのアウトプット構造」を公開

2018年3月20日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、調査資料「日本の大学システムのアウトプット構造:論文数シェアに基づく大学グループ別の論文産出の詳細分析」を公開しました。

同資料は、日本における論文産出の約7割を大学が占めていることを踏まえ、2009年から2013年の日本国内の自然科学系の論文数シェアにおける各大学の数値によって4つのグループに分け、各グループの論文産出の特徴について調査を行ったものです。論文数と注目度の高い論文(被引用数が上位10%の論文)の数に加え、論文の分野構成や研究をリードしている責任著者の所属等新たな観点から分析を行って、論文数で見た大学規模による論文産出の特徴の違いを明らかにしています。

同資料では、各グループの論文が日本国内の論文数に占める割合は以前とほぼ同じで、注目度の高い論文は論文数シェアの高い大学の比率が大きいとしています。各グループでの論文の分野構成は異なるが、化学、材料科学、物理学は全てのグループで論文数が減少しているとしています。各グループの論文数は増加しているものの、責任著者が自大学に所属する論文数は横ばいで、責任著者が海外機関に所属する論文の数が増加していると述べられています。

米・カリフォルニア大学図書館、オープンアクセス(OA)の実現促進のためのツールキットを公開

2018年3月21日、米・カリフォルニア大学図書館が、オープンアクセス(OA)の実現促進のためのツールキット“Pathways to Open Access”を公表しました。

OA実現のための様々な方法・モデルを分析し、各々の方法の実装のための実践可能な戦略を整えたもので、同年2月27日に同大学の図書館長協議会(CoUL)で承認されたものです。

同大学の各キャンパスの図書館やカリフォルニア電子図書館(CDL)はもとより、世界中の研究図書館や研究機関でのOA実現を支援することも目的としており、このツールキットの北米での影響を最大化するため、同大学の各キャンパスの図書館が共同で、2018年10月に、研究機関の指導者に各機関に適した実行可能な再投資計画を策定する機会を提供するワーキングフォーラムを開催予定です。

E2008 - 北見市立中央図書館でのプラモデル製作講座について

北見市立中央図書館(北海道)は,2018年1月27日プラモデル製作講座「本のあるくらし講座・ガンプラをつくってみよう」を開催した。対象は初心者の大人で,小学3年生から受講可能,参加費1,200円,定員10名とした。

E2009 - 図書館への寄付と地域との新たな「絆」の構築:太宰府の事例

太宰府天満宮には,古典籍等が収蔵された「御文庫」が存在する。その歴史は古く,300有余年前に遡る。菅原道真の大宰府西下に従った味酒安行の四十六世の直孫にあたり,太宰府天満宮の祠職を世襲する社家(しゃけ)出身の検校坊快鎮(けんぎょうぼうかいちん)という好学の僧侶によって開設が発起され,1676年(延宝四年)に創設されたものである。

E2011 - 次世代リポジトリの機能要件および技術勧告

2017年11月28日,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の次世代リポジトリワーキンググループは,「次世代リポジトリの機能要件および技術勧告(Next Generation Repositories Behaviours and Technical Recommendations of the COAR Next Generation Repositories Working Group)」を発表した。同報告書には,次世代リポジトリとしての11の機能要件とその機能要件に関係する技術勧告が示されている。同ワーキンググループは,次世代リポジトリのビジョンを「リポジトリを,分散型でグローバルにネットワーク化された学術コミュニケーションのインフラストラクチャの基礎として位置付け,その上に付加価値サービスを積み重ね,それにより(商業出版社に支配された)既存のシステムを,より研究中心的で革新的な,学術コミュニティによって共同管理されたシステムに,変えていくこと。」と定義している。次世代リポジトリは,従来の人間によるアクセスだけでなく機械的な処理が可能であることを重視しており,11の機能要件は付加価値サービスおよび機械アクセスを強く意識した内容である。以下,11の機能要件と,関係する技術勧告を挙げる。

E2010 - 漢字文献情報処理研究会第20回大会<報告>

2018年1月20日,花園大学(京都市)で漢字文献情報処理研究会第20回大会が行われた。漢字文献情報処理研究会は,東洋学の研究・教育におけるICT活用の促進を目的とする研究組織である。本稿では,この大会で行われた特別セッション「デジタルデータの利活用と長期保存:大学図書館および人文・社会系研究者の役割」について報告する。本セッションでは,趣旨説明及び4つの報告の後,討論・質疑応答が行われた。

『カレントアウェアネス-E』344号を発行

E2012 - 学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの可能性

2017年11月,Digital Science社は,学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの可能性に関するレポート“Blockchain for Research - Perspectives on a New Paradigm for Scholarly Communication”を公開した。ブロックチェーンは,仮想通貨ビットコインの中核技術として発案された。すべての取引記録が,サーバのような機能を有するビットコイン使用者のPCに分散して同期・保存されるので,その改ざんは極めて難しく,また中央集権的なシステムとは違いシステムダウンの心配がなく堅牢性が高い。すべての取引記録は暗号化されて保存されるため,公開されてはいるが匿名性はほぼ保持される。また契約を自動的に執行するスマートコントラクトをブロックチェーン上で利用すれば,あらかじめ定めたとおりに自動的に取引を執行することもできる。ブロックチェーンは最近,教育・医療などの分野でその適用が模索されており,また出版業,小売業・製造業などの業界にも大きな影響を与えている。このレポートでは,学術コミュニケーションや研究一般を変容させうるブロックチェーンの可能性に焦点を当て,学術コミュニケーションの課題,それへのブロックチェーン適用の可能性,適用に際しての注意点などを,ブロックチェーンの最近の活用事例を交えながらまとめている。これらのうち,本稿では,ブロックチェーン適用の可能性を中心に紹介する。

米国議会図書館(LC)、将来にわたり保存すべき録音資料の2017年度分として25作品を追加:登録資料が500点に到達

2018年3月21日、米国議会図書館(LC)が、将来にわたって保存すべき米国の録音資料を登録している“National Recording Registry”に、2017年度分として新たに加える作品25点を発表しました。

国連憲章起草のために1945年にサンフランシスコで開催された「国際機関に関する連合国会議」(UNCIO)の様子を放送したNBCラジオの音源や、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラックなどが新たに選ばれています。

LCでは、録音資料保存法(National Recording Preservation Act)のもと、全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)の助言を受け、文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要で、発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料25作品を毎年選んでおり、今回の登録により、登録資料が500点となりました。

National Recording Registry Reaches 500(LC,2018/3/21)
https://www.loc.gov/item/prn-18-028

国際図書館連盟(IFLA)、世界各国の図書館による議論を通じた将来ビジョン策定の取組“IFLA Global Vision”の概要報告書を公表

2018年3月19日、国際図書館連盟(IFLA)が、“President's Meeting 2018”において“Global Vision Report Summary Top 10 Highlights and Opportunities”を公表しました。

IFLAによる、世界各国の図書館による議論を通じた将来ビジョン策定の取組“IFLA Global Vision”に参加した図書館員の意見を分析した概要報告書です。

地域・館種等にかかわらず図書館の目標や永続的な価値や役割に関して全世界の図書館員が共有していることや、共通の目標への課題に対応するため地域の特徴・要件を知ることが重要であることがわかったとし、あわせて、意見で出された図書館の10の主要な役割と、それに対応する行動のための10の条件を紹介しています。

Launched today! IFLA Global Vision Report Summary Reveals Top 10 Highlights and Opportunities(IFLA,2018/3/19)
https://www.ifla.org/node/34321

岡山県立図書館、同館が製作した倉敷市の繊維産業を紹介する動画の上映会を開催:後日「デジタル岡山大百科」でも公開

2018年3月25日、岡山県立図書館が、同館が製作した倉敷市の産業を紹介する動画『児島~過去から現在そして未来へつなぐ~』の上映会を開催します。

約30分の動画の内容は、2017年度の企画展示「ひるね姫~児島・下津井を歩く~」「せんい王国おかやま~備中綿から児島のジーンズまで~」や県立図書館とことん活用講座「綿の糸つむぎにチャレンジ!~図書館で育てた綿から糸を作ってみよう、染めてみよう~」の振り返りを中心に、市制50周年を迎えた倉敷市の児島地区の繊維産業の歴史を紹介するものとなっています。

動画を収録したDVDは、倉敷市商工労働部・倉敷市教育委員会・倉敷市立小学校・倉敷市立図書館等に寄贈されるほか、後日、同館の電子図書館システム「デジタル岡山大百科」でも動画が公開されます。

上映会 『児島~過去から現在そして未来へつなぐ~』(岡山県立図書館)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/event/2017/joekai/20180325kokuchi.htm

【再掲】【本日】メンテナンス作業のお知らせ(2018/3/22(木)19:00~20:00ごろ)

本日、2018年3月22日(木)の19時から20時頃にかけて、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

3月 20日

国際図書館連盟(IFLA)、2018年の国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、2018年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

同賞には56件の応募があり、10件のプロジェクトが選ばれました。応募の内訳は、館種別では大学図書館から35件、公共図書館から21件で、国別の応募数は中国の23件が最多で、ロシア5件、インド4件、オーストラリア3件、米国・ドイツ・フィリピン・フランスが2件と続きます。

第1位には、米国・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)、ブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館による“2017 NYC Youth Amnesty”が選ばれました。同プロジェクトは、17歳以下の利用者の貸出資料の延滞による罰金を免除し、罰金の未払いで利用停止になっていた利用者に再び図書館を利用してもらう取組みです。取組みの結果、4万人以上の利用資格が復活しました。

米・Library Journal誌、2018年の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」50人を発表

米国のLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)が、2018年版の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)として50名の図書館員を発表しています。

米国の図書館界に新しい風を吹き込んだ図書館員たちを選出するもので、アドヴォカシー分野(ADVOCATES)、組織を変えた人(CHANGE AGENTS)、コミュニティを作った人(COMMUNITY BUILDERS)、デジタル開発者(DIGITAL DEVELOPERS)、教育分野(EDUCATORS)、革新者(INNOVATORS)、の6つの分野から選ばれています。

2002年の開始以来“Movers&Shakers”に選出された図書館員は850人を超えました。

@libraryjournalmagazine(Facebook,2018/3/12)
https://www.facebook.com/libraryjournalmagazine/posts/10156229372564182

学術情報XML推進協議会、雑誌記事をXML形式で記述する“Journal Article Tag Suite(JATS)”バージョン1.1の「要素(Elements)」部分の日本語版を公開

2018年3月14日、学術情報XML推進協議会(XML Scholarly Publishing Association:XSPA)は、学術論文などの雑誌記事をXML形式で記述するための共通規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.1(ANSI/NISO Z39.96-2015)のうち、タグライブラリの「要素(Elements)」部分の日本語版を公開しました。

引き続き、「属性(Attributes)」部分の日本語訳を進める予定とのことです。

LibraryThingが読書家向けモバイルアプリLitsyを買収

2018年3月19日、バーチャル本棚を作成・共有できるソーシャルブックサイト“LibraryThing”を提供するLibraryThing社が、読書家向けのモバイルSNSアプリ”Litsy”を買収したことを発表しました。

Litsyは「本好きのためのInstagram」と称されることもある、写真等を通じて自身の読んだ本等に関する話題を友人と共有できるアプリです。買収後も当面、LibraryThingとLitsyは独立して運営されるとされています。

LibraryThing Acquires Litsy(The LibraryThing Blog、2018/3/19付け)
http://blog.librarything.com/main/2018/03/librarything-acquires-litsy/

文部科学省、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始

2018年3月20日、文部科学省が、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始しています。

締切は2018年4月2日です。

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関するパブリック・コメント(意見公募手続)の実施について(文部科学省,2018/3/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402691.htm

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関する意見募集(e-Gov)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000968&Mode=0

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