アーカイブ - 2018年 3月 20日

国際図書館連盟(IFLA)、2018年の国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、2018年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

同賞には56件の応募があり、10件のプロジェクトが選ばれました。応募の内訳は、館種別では大学図書館から35件、公共図書館から21件で、国別の応募数は中国の23件が最多で、ロシア5件、インド4件、オーストラリア3件、米国・ドイツ・フィリピン・フランスが2件と続きます。

第1位には、米国・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)、ブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館による“2017 NYC Youth Amnesty”が選ばれました。同プロジェクトは、17歳以下の利用者の貸出資料の延滞による罰金を免除し、罰金の未払いで利用停止になっていた利用者に再び図書館を利用してもらう取組みです。取組みの結果、4万人以上の利用資格が復活しました。

米・Library Journal誌、2018年の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」50人を発表

米国のLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)が、2018年版の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)として50名の図書館員を発表しています。

米国の図書館界に新しい風を吹き込んだ図書館員たちを選出するもので、アドヴォカシー分野(ADVOCATES)、組織を変えた人(CHANGE AGENTS)、コミュニティを作った人(COMMUNITY BUILDERS)、デジタル開発者(DIGITAL DEVELOPERS)、教育分野(EDUCATORS)、革新者(INNOVATORS)、の6つの分野から選ばれています。

2002年の開始以来“Movers&Shakers”に選出された図書館員は850人を超えました。

@libraryjournalmagazine(Facebook,2018/3/12)
https://www.facebook.com/libraryjournalmagazine/posts/10156229372564182

学術情報XML推進協議会、雑誌記事をXML形式で記述する“Journal Article Tag Suite(JATS)”バージョン1.1の「要素(Elements)」部分の日本語版を公開

2018年3月14日、学術情報XML推進協議会(XML Scholarly Publishing Association:XSPA)は、学術論文などの雑誌記事をXML形式で記述するための共通規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.1(ANSI/NISO Z39.96-2015)のうち、タグライブラリの「要素(Elements)」部分の日本語版を公開しました。

引き続き、「属性(Attributes)」部分の日本語訳を進める予定とのことです。

LibraryThingが読書家向けモバイルアプリLitsyを買収

2018年3月19日、バーチャル本棚を作成・共有できるソーシャルブックサイト“LibraryThing”を提供するLibraryThing社が、読書家向けのモバイルSNSアプリ”Litsy”を買収したことを発表しました。

Litsyは「本好きのためのInstagram」と称されることもある、写真等を通じて自身の読んだ本等に関する話題を友人と共有できるアプリです。買収後も当面、LibraryThingとLitsyは独立して運営されるとされています。

LibraryThing Acquires Litsy(The LibraryThing Blog、2018/3/19付け)
http://blog.librarything.com/main/2018/03/librarything-acquires-litsy/

文部科学省、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始

2018年3月20日、文部科学省が、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始しています。

締切は2018年4月2日です。

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関するパブリック・コメント(意見公募手続)の実施について(文部科学省,2018/3/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402691.htm

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関する意見募集(e-Gov)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000968&Mode=0

Public Knowledge Project(PKP)、最初の20年間の活動を振り返る報告書を公開

オープンソースの電子ジャーナル出版システム“Open Journal Systems(OJS)”等を開発・提供しているPublic Knowledge Project(PKP)が、活動開始から20年を過ぎたことを受け、最初の20年間を振り返る報告書”Understanding the Audience of the Public Knowledge Project’s Open Source Software”を公開しています。

同報告書は開始から20年を経たPKPが、今後どのような方向を目指して活動していくかを考えるために、外部団体の助成を受け実施した、利用者コミュニティ等へのヒアリングを中心とするコンサルテーションの結果をまとめたものです。報告書では専門家パネルや50人の個人に対するインタビュー、カンファレンスの開催等を通じて、PKPが開発・提供するOJSは広く活用され、価値あるものとなっていることが確認されたとしています。一方で、PKPの問題点として、OJSの更新速度の遅さに対する利用者のフラストレーション、OJSに関連するサービスや、OJS以外に提供しているソフトウェアの認知度の低さ、オープンソースソフトウェアでありながら「閉鎖的な」プロジェクトと思われていること、等が指摘されています。

文部科学省、子供の読書活動推進に関する有識者会議の論点まとめを公表

2018年3月20日、文部科学省は、子供の読書活動推進に関する有識者会議が取りまとめた論点まとめを公表しました。

2017年7月に設置された子供の読書活動推進に関する有識者会議は、次期の子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画の策定に向け、子供の読書活動の更なる推進方策について検討してきました。論点まとめでは、1か月に1冊も本を読まない子供の割合を下げるため、発達段階に応じた取組による読書習慣の形成、読書への関心を高める取組の充実が必要であるとして、求められる具体的な取組を挙げており、また国の役割として、情報環境の変化が子供の読書環境に与える影響に関する実態把握・分析を挙げています。

子供の読書活動推進に関する有識者会議論点まとめの公表について(文部科学省, 2018/3/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402579.htm

一橋大学、オープンアクセス方針を公開

一橋大学が「一橋大学オープンアクセス方針」および「一橋大学オープンアクセス方針実施要領」を公開しています。前者は2017年10月19日学長裁定、後者は2018年1月23日機関リポジトリ運営会議決定、とのことです。2018年4月1日より実施に移されます。

オープンアクセス(OA)方針および実施要領によれば、対象は一橋大学に在籍する専任教員(教授、准教授、講師、助教、助手)の研究成果(雑誌論文および紀要論文)とするとされており、研究に用いた資金等に関する限定は設けられていません。公開手段としては一橋大学機関リポジトリを用いるとされています。

一橋大学オープンアクセス方針(方針・実施要領等へのリンクと方針本文・和文のHTML版)
http://www.hit-u.ac.jp/academic/oap/index.html

Google Japan、中学生・高校生・高等専門学校生を対象とした、インターネットの安心・安全を推進する「ウェブレンジャープログラム」への募集を開始

2018年3月16日、Google Japanが、全国の中学生・高校生・高等専門学校生を対象に、与えられたお題に沿って、インターネットを安心・安全に活用するアイディアを考え、世界に広める活動を展開する「ウェブレンジャープログラム」への募集開始を発表しています。

2015年、2016年に引き続いて実施されるもので、今回のお題は、「ネットいじめ」「ネット詐欺」「ネット上の出会いトラブル」という問題のなかから、地球を救うためのクリエイティブな動画(3分未満)を作成し YouTubeにアップロードするものとなっています。

1チーム1名から3名で構成すること、保護者の同意があること等といった参加条件があります。

締切は2018年9月12日で、優秀5チームはGoogle Japan オフィスで2018年10月に開催される表彰式に招待され「アンバサダー賞」を授与されます。また、最優秀1チーム(グランプリ)は米国のGoogle本社ツアーに招待され、自分たちのアイディアを英語でプレゼンテーションする機会が与えられます。

東洋文庫ミュージアム、専門業者と連携してコスプレイベントを開催

東洋文庫ミュージアムが、コスプレイベント等を主催する株式会社ココフリカンパニーと協力し、コスプレイベントを開催すると発表しています。

2018年4月10日、4月24日の試験開催を経て、6月17日に本開催されます。

通常、同館ではフラッシュ・ストロボは使用不可となっていますが、今回だけ特別に一部使用可能となります。その他参加にあたっては規約があります。

イベント参加には事前の申し込みが必要で有料です。

東洋文庫ミュージアム(Facebook,2018/3/19)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1760615653961588&id=288267604529741

ココフリ at 東洋文庫(ココフリ)
http://cocofuri.net/event-3/toyobunko2.html

大津町立おおづ図書館(熊本県)、ボードゲームの館外貸出しを開始へ

熊本県の大津町立おおづ図書館が、2018年4月1日から、町内在住者を対象に、ボードゲームの館外貸出しを開始すると発表しています。

点数がすくないため、同館で取り扱っているゲームの一部が貸出し対象となっており、同館の利用カードをカウンターに提示することで1日1回1点まで借りることができます。

また、図書館ロビーでゲームを行なうための館内(ロビー)貸出しも行われます。

『図書館だより』2018年3月号 [PDF:2ページ]
http://www.town.ozu.kumamoto.jp/var/rev0/0022/7292/2-3.pdf
※「図書館でゲームを」の特集があります。

参考:
大阪府立中央図書館、リフレッシュルームをリニューアル:ボードゲームや将棋・囲碁なども設置
Posted 2018年1月17日
http://current.ndl.go.jp/node/35324

福島県立図書館、『福島県立図書館アクションプラン(第3次)』を策定

2018年3月15日、福島県立図書館が、『福島県立図書館アクションプラン(第3次)』を策定し、同館ウェブサイトで公開しています。

同プランの対象期間は2018年度から2020年度で、福島県の『第6次福島県総合教育計画(平成25年度~平成32年度)』、〈「頑張る学校応援プラン」(平成29年~32年度)〉及び『第三次福島県子ども読書活動推進計画(平成27年度~平成31年度)』に基づき、また、『図書館の設置及び運営上の望ましい基準』(平成24年12月19日文部科学省告示第172号)に照らし、同基準が掲げる「基本的運営方針」と行動計画として策定されたものです。

おしらせ バックナンバー(福島県立図書館)
https://www.library.fks.ed.jp/ippan/home/backnumber.html
※「2018.3.15 「第3次アクションプラン」が始まります。」とあります。

静岡県立中央図書館、『静岡県立中央図書館中期計画2018-2021』を策定

静岡県立中央図書館が、『静岡県立中央図書館中期計画2018-2021』を策定し、同館ウェブサイトで公開しています。

より身近な図書館へ 静岡県立中央図書館中期計画2018-2021(静岡県立中央図書館)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/gaiyou/2018-2021plan.html

静岡県立中央図書館中期計画2018-2021(PDF:691KB)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/4059/1/201803.pdf