アーカイブ - 2018年 2月 6日

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『大学図書館研究』オープンアクセス化 最新号がJ-STAGEで無料閲覧可能、ライセンスはCC BY-NC

2018年1月29日、国公私立大学図書館協力委員会「大学図書館研究」編集委員会が、『大学図書館研究』誌のオープンアクセス(OA)化について、最新号の掲載論文即時OAが開始されたことを発表しました。

『大学図書館研究』誌は106号を以て冊子体の発行を終了することを発表していました。107号から、最新号がJ-STAGE上でOAで読むことができるようになります。単に無料であるだけではなく、ライセンスについてもクリエイティブ・コモンズのCC BY-NCで利用できる、とのことです。DOIの付与や、公開可能論文からの随時公開なども開始されます。

バックナンバーについてはプレスリリース時点で48号(1996年)以降が閲覧できる状態で、年度内には、著者から電子公開辞退の申し出があった記事を除く全記事が閲覧可能となる予定、とのことです。

【イベント】大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」(3/10・京都)

2018年3月10日、京都国際交流会館において、大学図書館問題研究会関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」が開催されます。

同イベントでは慶應義塾大学メディアセンターの入江伸氏を講師に招き、2017年5月に締結された慶應義塾大学メディアセンターと早稲田大学図書館による図書館システムの共同運用に向けた覚書に関連して、いったい何を考え、何に狙いを定めて2020年の大学図書館システムを構築しようとしているのか、その先をどう描いているのか語っていただくとのことです。

大学図書館問題研究会の会員は参加費無料、非会員は500円が必要で、2018年3月3日までの事前申し込みが必要です。

大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る」~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~(大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20180310.html

【イベント】第2回紀要編集者ネットワークセミナー「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」(2/26・京都)

2018年2月26日、京都大学稲盛財団記念館において第2回紀要編集者ネットワークセミナー「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」が開催されます。

今回のセミナーでは雑誌編集者および機関リポジトリの担当者を招き、学術情報の国際発信力強化に向けた取組や今後の展開、課題などについて扱うとのことです。ディスカッションでは、参加者とともに学術情報の国際発信のあり方や留意点について考えるとされています。

セミナー:「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」(京都大学東南アジア地域研究研究所)
https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/2018/02/20180226/

参考:
【イベント】紀要編集者ネットワーク キックオフセミナー 『紀要』の可能性(3/24・京都)
Posted 2017年3月13日
http://current.ndl.go.jp/node/33648

5周年を迎えるPeerJ、2月中の投稿についてAPCを無料にすると発表 新編集体制の導入も

2018年2月1日、OA雑誌PeerJは2月中に投稿された論文について、APCを無料にすると発表しました。これは2月12日でPeerJが創刊5周年を迎えることを記念してのもので、PeerJ本誌とPeerJ Computer Scienceが対象となります。

また、現在100以上の分野ごとに置かれている編集協力者(Academic Editor)について、新たに12のセクションに分けた上で、それぞれ12~50人の編集協力者と、2~4人のセクション代表編集者(Section Editor)を置く体制を導入することも発表されました。セクション代表編集者は編集協力者による論文の却下・受理判断に関する最終決定権を持つとのことです。セクション代表編集者には、編集体制を監督し、受理・却下の一貫性を保つことや、研究コミュニティとしてのリーダーシップをとる役割が期待されます。

hon.jp、ニュースサイトなど一部事業の継承について日本独立作家同盟と協議中と発表

2018年1月30日、電子書籍検索サイト「hon.jp」が、hon.jpドメイン及びニュースサイト「hon.jp DayWatch」について、特定非営利法人日本独立作家同盟と、事業継承を前提に協議していることを発表しました。

hon.jpは株式会社hon.jpが2018年3月に廃業することに伴い、1月31日にサイトを閉鎖していますが、hon.jp DayWatch等については今後、運営法人の変更・リニューアル・再開等を予定しているとのことです。それらの情報については日本独立作家同盟のウェブサイトで案内予定である、とされています。

なお、電子書籍検索サービス等の事業については継承されず、継続の予定はないとのことです。

【重要】hon.jpの事業継承について(hon.jp DayWatch、2018/1/30付け)
https://hon.jp/news/1.0/0/11689

神保町ブックセンター with Iwanami Booksが2018年4月、神保町にオープン

2018年1月31日、まちづくり事業等を手掛けるUDS株式会社が東京・神保町の旧・岩波ブックセンター跡地に、書店・コワーキングスペース・喫茶店の複合施設「神保町ブックセンター with Iwanami Books 」を開業すると発表しました。プレスリリースによれば、八戸ブックセンターのディレクションを担当しているブックコーディネーター、内沼晋太郎氏がアドバイザーとして参加するとのことです。

これからを生きるための新しい知識・新しい仲間に出会える本と人との交流拠点「神保町ブックセンター with Iwanami Books」を2018 年 4 月神保町に開業(UDS株式会社、2018/1/31付け)
http://www.uds-net.co.jp/wordpress2/wp-content/uploads/2018/01/20180131_jinbochobc_release_3_light.pdf

東京大学附属図書館、電子コレクションのうち「百鬼夜行図」、「三十六歌撰絵巻」など6作品のシステムをリニューアル、IIIF化

2018年1月23日、東京大学附属図書館は従来、総合図書館で公開していた電子コレクションのうち、以下の6作品について、システムをリニューアルし、IIIF (International Image Interoperability Framework)化したことを発表しました。

・百鬼夜行図
・紀州熊野浦諸鯨之圖
・明・弘治十八年八月二十日勅命
・写真帖『東京帝國大學』
・三十六歌撰絵巻
・直江状

総合図書館 電子コレクション 一部をリニューアルしました(東京大学附属図書館、2018/1/23付け)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/archives-top/news20180123

【イベント】2017年度同志社大学図書館司書課程講演会「図書館における経営戦略とイノベーション」(2/8・京都)

2018年2月8日、同志社大学にて同大学図書館司書課程が主催する講演会「図書館における経営戦略とイノベーション」が開催されます。講師は筑波大学の小泉公乃氏です。

講演案内によれば、「これまでの図書館経営におけるイノベーションを概観し、最新の動向を解説した上で、あるべき図書館経営の姿を共に考え、学ぶ機会としたい」とのことです。参加費は無料で、事前申込みも不要です。

講演会案内(PDF)
http://www.slis.doshisha.ac.jp/~min2fly/koenkai20180208.pdf

参考:
CA1878 - 研究文献レビュー:日本の公立図書館における経営形態 / 小泉公乃、德安由希、矢野光華、山田瀬奈、小室祐樹 カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1878

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、子どものリテラシー向上を目的とした音楽アルバム“NYPL Sings”を公開

2018年2月5日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、子ども向けの音楽アルバム“NYPL Sings”を同館ウェブサイトで公開しました。

10曲収録されており、保護者・図書館員が、楽しく自由な方法で、幼児のリテラシー向上に取り組め、また、生涯の読書への愛を通じて、子どもが自尊心があり、好奇心が強く、勇敢な学習者となれるように図書館職員が作成したもので、無料で利用することができます。

NYPL Shares New Children's Album NYPL Sings (NYPL,2018/2/5)
https://www.nypl.org/blog/2018/02/05/nyplsings

NYPL Sings
https://www.nypl.org/education/parents/early-literacy/nyplsings

国際図書館連盟(IFLA)、資料保存のために各機関が用いている基準・ガイドライン等のアンケート調査の分析結果を公表

2018年2月5日、国際図書館連盟(IFLA)が、所蔵資料の保存のために各機関が基準・ガイドライン・ベストプラクティスに関するアンケート調査の分析結果の報告書を公表しました。

調査は2016年に実施され、寄せられた400以上の回答は2017年にIFLAのウェブサイトで公開されましたが、今回、寄せられた情報を分析し公表したものです。

IFLA survey on preservation standards, guidelines, and best practices(IFLA,2018/2/5)
https://www.ifla.org/node/26414

東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター・立命館大学加藤周一現代思想研究センター、丸山眞男文庫・加藤周一文庫の関連調査・共同企画等に関する学術協力協定を締結

東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センターが、立命館大学加藤周一現代思想研究センターと学術協力協定を締結したと発表しています。

東京女子大学図書館が所蔵する丸山眞男文庫と立命館大学平井嘉一郎記念図書館が所蔵する加藤周一文庫の関連調査、共同企画、広報など様々な形で連携・協力を推進するとしています。

@maruyamabunko(Twitter,2018/2/2)
https://twitter.com/maruyamabunko/status/959344177229086721

立命館大学加藤周一現代思想研究センターと学術協力協定を締結しました(東京女子大学,2018/1/17)
http://office.twcu.ac.jp/univ/2018/01/post-133.html

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2018年2月号で「オープンガバメント・データ整備の動向を追う」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2018年2月号(No.268)で「オープンガバメント・データ整備の動向を追う――開発途上国を中心に――」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

巻頭エッセイ
オープンデータによる開発途上国への日本のアプローチ / 小尾敏夫