アーカイブ - 2018年 2月

2月 28日

Project MUSE、新しいウェブサイトのbeta版を公開

2018年2月28日、人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEが、新しいウェブサイトのbeta版を公開しました。

beta版では、脚注や参照がテキストと共に「インライン」で表示されるほか、ファセット検索・個人アカウントなどの新しい機能や、HTML5形式のオープンアクセス(OA)の単行書のサンプルが搭載されています。

正式公開は今夏を予定しており、beta版への意見を募集しています。

@ProjectMUSE(Twitter,2018/2/28)
https://twitter.com/ProjectMUSE/status/968562224385191937

Project MUSE(beta)
http://beta.muse.jhu.edu/

ScienceOpen、“Unpaywall”のOA論文に関するデータを統合:OAの出版社版が存在すると緑色ボタンを表示

2018年2月27日、研究・出版ネットワークScienceOpenが、altmetricsサービス“Impactstory”が開発した“Unpaywall”のオープンアクセス(OA)論文に関するデータを取り込んだと発表しています。

ScienceOpenの検索結果画面で、当該記事にOAの出版者版が存在する場合、緑色の“Publisher”ボタンが表示されます。その他、PubMed CentralやSciELO等、ScienceOpenが連携しているプラットフォームでOAで公開されている論文が存在する場合も各々の記事に緑色のボタンが表示されます。

Read what you are looking for! ScienceOpen integrates more Open Access data(ScienceOpen,2018/2/28)
http://blog.scienceopen.com/2018/02/scienceopen-open-access-data/

岡山市西大寺緑花公園緑の図書室、「たのしく学ぶプログラミング入門」を開催

2018年3月17日、岡山市の西大寺緑花公園緑の図書室が、「たのしく学ぶプログラミング入門」を開催します。

プログラミングのしくみを知るとともに、実際に簡単なプログラムを作成する内容で、午前・午後各1回実施されます。

講師は、岡山県倉敷市にある川崎医療福祉大学の「あきら先生」です。

小学4年生から中学3年生までが対象で、各回定員は12人です。
料金は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

【緑の図書室】「たのしく学ぶプログラミング入門」開催のご案内(岡山市)
http://www.city.okayama.jp/kyouiku/chuotoshokan/chuotoshokan_00406.html

Google Arts & Cultureで、英国図書館(BL)のハリー・ポッター20周年記念展示のオンライン版が公開

英国図書館(BL)が2018年2月28日まで開催している、ハリー・ポッター20周年記念展示“Harry Potter: A History of Magic”のオンライン版が、2018年2月27日、Google Arts & Cultureで公開されました。

公開時点では6か国語(英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語・ブラジルポルトガル語)に対応しています。

With just a flick of a wand, “Harry Potter: A History of Magic” is on Google Arts & Culture(Google,2018/2/27)
https://www.blog.google/topics/arts-culture/just-flick-wand-harry-potter-history-magic-google-arts-culture/

内閣府、国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会の第2回を開催、配布資料を公開

2018年2月23日、内閣府は、国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会の第2回を開催しました。また、その配布資料を公開しています。

この検討会は、国際動向を踏まえたオープンサイエンス推進のための方策等について検討し、この政策分野における国際プレゼンスの向上や国内施策の充実を図るため、開催されます。

国として今後推進すべき取組としてデータポリシー策定を支援・促進するガイドラインの作成を挙げており、配布資料には、研究機関の公的資金による研究データの管理・利活用ポリシー策定に関するコアガイドライン(案)が含まれています。また参考資料として、国内のデータポリシーの事例もまとめられています。

国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(第2回)(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/2kai/2kai.html

米国図書館協会(ALA)、図書館・情報技術部会、図書館コレクション・技術サービス部会、図書館リーダーシップ・経営部会の統合・再編に関する文書を公開し意見を募集

2018年2月23日、米国図書館協会(ALA)の図書館・情報技術部会(LITA)が、LITA、図書館コレクション・技術サービス部会(ALCTS)、図書館リーダーシップ・経営部会(LLAMA)の3部会の連携・再編に関する文書を公開し、意見を募集しています。

LITAをはじめALAの各部会では会員数が減少傾向で、結果として生じる赤字がサービスの維持を困難としているという現状があることから、協働、正式な連携、合併等により、3部会の活動内容の重複を避け、「強み」を強化する事を目的としたものです。

3部会では同文書に関して引き続き議論を行なうとしています。

LITA, ALCTS, and LLAMA document on small division collaboration(LITA,2018/2/23)
http://litablog.org/2018/02/lita-alcts-and-llama-document-on-small-division-collaboration/

【イベント】信州大学人文学部学部重点事業「「学知アーカイヴ」としての藩旧蔵古典籍」シンポジウム(3/15・松本)

2018年3月15日、長野県松本市の信州大学中央図書館において、信州大学人文学部学部重点事業「「学知アーカイヴ」としての藩旧蔵古典籍」シンポジウムが開催されます。

藩旧蔵古典籍にかかわる4名の講師による講演、高島藩旧蔵古典籍の原本閲覧講習会、「学知アーカイヴ」のテーマに沿った意見・情報交換会が行われます。

入場無料で、参加のための事前予約も不要です。

内容は以下の通りです。

講演:
藩旧蔵古典籍の概要 
白井 純氏(信州大学人文学部准教授)

高島藩「長善館資料」の概要とその移動経緯 
嶋田彩乃氏(諏訪市博物館学芸員)

松代藩真田家伝来の典籍について 
山中さゆり氏(松代文化施設等管理事務所研究員)

藩文庫の古典籍―古典の教授と典籍― 
西 一夫氏(信州大学教育学部教授)

資料の見方と触り方:
高島藩旧蔵典籍の原本閲覧講習会

シンポジウム 司会(白井氏)

2月 27日

米国図書館協会(ALA)、専門・政府・企業図書館部会(ASGCLA)の新設を承認

2018年2月26日、米国図書館協会(ALA)の専門・企業図書館部会(ASCLA)は、ALAの組織委員会(Committee on Organization)から、連邦政府および軍図書館に関するランドテーブル(FAFLRT)の廃止とASCLAへの合併、及び、専門・政府・企業図書館部会(Association of Specialized, Government, and Cooperative Library Agencies:ASGCLA)の新設が承認されたと発表しています。

ASCLA・FAFLRTの合併とASGCLAへの移行は2018年9月を予定しています

ALA Council favors ASCLA/FAFLRT Merger(ASCLA,2018/2/26)
https://www.ascladirect.org/2018/02/votes-at-midwinter-in-favor-of-merger/

国立国会図書館、『調査と情報-ISSUE BRIEF-』で行政機関における文書管理についてのレポートを公開

国立国会図書館の調査及び立法考査局は、2018年2月27日、『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.998として、「行政機関における文書管理―国の説明責務に係る論点と改善方策―」を公開しました。

行政機関における文書管理のこれまでの経緯と現行制度を概説した上で、国の説明責務を全うするという観点に着目して、行政の文書管理の論点とその改善方策がまとめられています。

行政機関における文書管理―国の説明責務に係る論点と改善方策―(PDF: 459KB)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11048674_po_0998.pdf?contentNo=1

参考:
総務省、「公文書管理に関する行政評価・監視結果報告書」を公表
Posted 2017年9月20日
http://current.ndl.go.jp/node/34685

欧州大学協会(EUA)、欧州の大学のオープンアクセスの進捗状況を調査した報告書を公開

2018年2月21日、欧州大学協会(EUA)が、報告書“Open Access Survey Report 2016-2017”を公開しました。

同種調査の第3版にあたり、各機関でのポリシーの策定や実践の程度を調査することで、欧州の大学でのオープンアクセス(OA)の進捗状況を追跡したもので、調査へは欧州39か国の338の大学・高等教育機関から回答が寄せられました。

調査結果からは、学術刊行物へOAポリシーを適用する大学が増加している一方、研究データのオープン化は余り進展していない事が明らかになったとしています。

また、2016-2017版の報告書の公開に合わせて、2017-2018年度の調査を開始したことを発表しています。

【イベント】オーファンワークス実証事業シンポジウム「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~」(3/9・東京)

2018年3月9日、オーファンワークス実証事業実行委員会が、東京都渋谷区の渋谷けやきホールで、オーファンワークス実証事業シンポジウム「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~」を開催します。

同実行委員会が2017年10月以降行ってきた、権利所在が不明と思われる著作物の裁定手続を行う実証事業が2018年3月末で終了するにあたり、その報告書の取りまとめを行うと共に、シンポジウムを開催するものです。今後の裁定制度の改善点のほか、権利者所在不明の著作物の再利用についても議論がなされる予定です。

定員は先着200人で、事前の申込みが必要です。参加費は無料です。

主な内容は次のとおりです。

・実行委員長あいさつ
三田誠広氏(日本文藝家協会副理事長)

・裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業成果報告
瀬尾太一氏(オーファンワークス実証事業実行委員会幹事)

・シンポジウム オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~
コーディネーター:瀬尾太一氏
パネラー:三田誠広氏、池村聡氏(森・濱田松本法律事務所弁護士)、文化庁著作権課(予定) 他

ゴードン W. プランゲ文庫、YouTubeに公式チャンネルを開設

2018年2月26日、米・メリーランド大学のゴードン W. プランゲ文庫がYouTubeに公式チャンネルを開設したと発表しています。

開設時点は文庫の紹介動画(日本語版・英語版)が公開されています。

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ、「中井家絵図・書類」二条城関係資料249点を公開

2018年2月27日、京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで「中井家絵図・書類」二条城関係資料249点を新しく公開したと発表しています。

同館が2017年度に京都市元離宮二条城事務所と締結した覚書に基づくもので、同館が所蔵する「中井家絵図・書類」のうち二条城関係資料249点を対象として、元離宮二条城事務所、京都大学文学研究科及び総合博物館の研究者が資料調査と目録整備(メタデータ作成)を行い、同館が資料を電子化して公開したものです。

「中井家絵図・書類」には、すでに電子化し公開されている地図類や、今回の二条城関係資料の他にも、京都御所や寺社、その他京都市内の建築物の図面、中井家に関する史料等が含まれており、同館では今後も資料の電子化・公開を進めていくと説明しています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 「中井家絵図・書類」二条城関係資料249点を新しく公開しました(京都大学図書館機構,2018/2/27)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1377666

全国大学生活協同組合連合会、第53回学生生活実態調査の概要を公表:1日の読書時間が「0」は53.1%

2018年2月26日、全国大学生活協同組合連合会が、第53回学生生活実態調査の概要を公表しています。

読書時間に関する調査では、1日の読書時間は平均23.6分・読む人の平均である有額平均は51.1分と、2016年からそれぞれ-0.8分と+2.5分となりました。1日の読書時間が「0」の学生は53.1%で2016年から4.0%増加している一方、読書時間が120分以上と回答した割合は5.3%であり、読書時間が「0」の学生が4割を超えた2013年以降も5%以上が続いていることから、長時間読書をする層が引き続き存在する事を示していると説明されています。

また、2013年から2017年の5回分のデータを分析し、読書時間の減少の背景について考察されています。考察では、大学生の高校までの読書習慣が2014年をピークに徐々に低下していることが要因となっていると述べられています。

第53回学生生活実態調査の概要報告(全国大学生活協同組合連合会,2018/2/26)
http://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html

2月 26日

三条市(新潟県)の閉校した小学校の図書室が「サードプレイス」として再活用することを目的に改装されオープン

2018年2月26日、新潟県三条市の、閉校した荒沢小学校の図書室が、「サードプレイス」として再活用することを目的に「◯彦café (MARUHICO.café)」として改装されオープンしました。

三条市地域おこし協力隊により改装・公開されたもので、東京大学名誉教授・月尾嘉男氏から寄贈を受けた月尾文庫等の書籍の他、Wi-Fi環境や、アイデアを自由に書けるように黒板塗料を塗った机、子どもが遊べるカラーボールスペース等が設けられています。

@shitadaconnect(Facebook,2018/2/19)
https://www.facebook.com/shitadaconnect/posts/2021940998084298

北米研究図書館協会(ARL)、フェアユースが新しい知識を創造することを示すインフォグラフィックを公開

2018年2月23日、北米研究図書館協会(ARL)が、フェアユース/フェアディーリングウィーク2018(2018年2月26日から3月2日まで)にあわせ、インフォグラフィック“Fair Use Promotes the Creation of New Knowledge”を公開しました。

フェアユースがイノベーション・創造性・学術をいかに進歩させ、最終的に新しい知識を創造し共有させるかについて示しています。

Infographic Shows How Fair Use Promotes Creation of New Knowledge(ARL,2018/2/23)
http://www.arl.org/news/arl-news/4474-infographic-shows-how-fair-use-promotes-creation-of-new-knowledge#.

オープンサイエンスについての研修を推進するプロジェクト“FOSTER”、“Open Science Training Handbook”へのコメントを募集中

2018年2月19日、オープンサイエンスについての研修を推進するプロジェクト“FOSTER”が、オープンアクセス(OA)、研究データのオープン化、オープンピアレビューといったオープンサイエンスに関する取組や原則について若手研究者等に知らせることを目的に作成した“Open Science Training Handbook”へのコメントの受付を開始しています。

同ハンドブックは、公募で選ばれた10か国のオープンサイエンスに関する講師14人が、2018年2月12日から2月16日にかけてドイツで開催された“FOSTER Book Sprint”で作成したものです。

意見募集は3月4日までです。

The Open Science Training Handbook (FOSTER,2018/2/19)
https://www.fosteropenscience.eu/node/2150

北海道立図書館、ウェブ研修(遠隔研修)に「初めての図書修理」を追加

2018年2月23日、北海道立図書館は、同館が運営しているウェブ研修(遠隔研修)に「初めての図書修理」の動画を追加したと発表しています。

2018年1月18日に開催した平成29年度全道図書館専門研修(資料保存)で講師を務めたNPO法人修理製本北海道の代表理事から提供を受け公開されたもので、再生時間は約47分です。

WEB研修の新規資料「初めての図書修理」を公開しました(北海道立図書館,2018/2/23)
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000894m.html

ウェブ研修のご案内(北海道立図書館)
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/guide/fvreli00000010qr.html#s4

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「オープンアクセス方針策定機関実態調査報告書」を公開

2018年2月22日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、「オープンアクセス方針策定機関実態調査報告書」を公開しました。

2017年2月に公開された「オープンアクセス方針策定ガイド」をより実践的なツールとすることを目的としたこの調査は、2017年10月から11月にかけて、オープンアクセス(OA)方針を策定・実施している機関を対象に実施されました。方針策定に向けての働きかけ先、ゴールドOA論文、外部リポジトリ公開済み論文の取り扱い、OA方針策定後の業務変化など、OA方針の策定過程や運用に関する具体的な方法を調査しています。

JPCOARでは今後、この調査結果をうけて「オープンアクセス方針策定ガイド改訂版」を作成・公開する予定です。

2018年2月22日 「オープンアクセス方針策定機関実態調査報告書」の公開(JPCOAR, 2018/2/22)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_192

2月 23日

Springer Nature社の雑誌掲載論文へのORCID idを義務化するトライアルの結果(記事紹介)

2018年2月21日付けのORCIDのブログで、Springer Nature社が同社の46誌を対象に2017年4月から6か月間実施した、ORCID idを義務化するトライアルの結果を同社の担当者が報告しています。

記事では、義務化を拒否する著者はおらず、研究コミュニティからの反応は肯定的と判断でき、また、同社の14のNature系の雑誌では、論文の受理時にORCID idを提供した責任著者の割合が試験期間中37%から96%に増加したこと(100%とならなかったのは技術的な問題)に加え、トライアル対象外のNature系の雑誌でも26%から45%へ増加したことや、同社のBMCやSpringer系の雑誌では、ORCID idについて責任著者と共著者をわけて追跡することができなかったものの、トライアルに参加した雑誌のORCID id付与率の増加が、義務化していない他の雑誌と比較すると2.5倍速かったことが紹介されています。

また、Nature系の雑誌では、トライアル開始とともに原稿追跡システム(Manuscript Tracking System)上で新しいユーザアカウントとORCIDとをリンクする割合が増加したことも紹介されています。

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