アーカイブ - 2018年 1月

1月 17日

福島県、「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設」の概要を発表

2017年12月27日に開催された、福島イノベーション・コースト構想推進本部会議において、福島県が、「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設整備事業」の概要について説明をしています。

説明資料によると、双葉郡双葉町中野地内に設置される「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設」は地上2階建・延床面積約5,200平方メートルの建物で、展示エリア、サービス・収蔵エリア、管理・研究エリア、研修・会議エリア、共用エリア等を備えます。

また、震災の体験者による震災語りが行ないやすいスペースが設けられるほか、津波等の被害に備えるため、収蔵庫・展示室を2階に配置するなどの特徴があります。

福島イノベーション・コースト構想推進本部会議開催状況(福島県)
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/innovationhonbu-kaisai.html
※「第5回(H29.12.27)」欄に資料が掲載されています。

英国公認会計士協会(CIPFA)、公共図書館に関する年次統計(2016/2017)を発表

2017年12月11日、英国公認会計士協会(CIPFA)が、公共図書館に関する年次統計(2016/2017)を発表していました。

・1年間で100を超す図書館が閉館
・図書館サービスに関する経費が7.2%減
・職員数の5%減
・来館者数が3%減(この5年間で14パーセント減)
・ボランティア数が8%増
・図書の貸出数が6.3%減(この5年間で25.1%減)
・視聴覚資料、電子資料等の貸出数は2%減(この5年間で15.4%減)

等の結果が指摘されています。

また、来館者数上位5館(バーミンガム図書館、マンチェスター中央図書館、ウェンブリー図書館、ウーリッジ中央図書館、クロイドン中央図書館)、及び、活動が盛んな5館(カーライル図書館、ノーフォーク・アンド・ノリッチ・ミレニアム図書館、ウスターシャー図書館、ラネリー図書館、ケンブリッジ中央図書館)が紹介されています。

大阪府立中央図書館、リフレッシュルームをリニューアル:ボードゲームや将棋・囲碁なども設置

2018年1月12日、大阪府立中央図書館が、リフレッシュルームをリニューアルしたことを発表しています。

自動販売機やパソコン・携帯電話・スマートフォンなどの充電が可能な電源があるほか、ボードゲームや将棋・囲碁なども設置されています。

大阪府立中央図書館 お知らせ
https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/index-2.html
※「コミュニティスペースがリニューアルしました!! (2018年1月12日更新)」とあります。

リフレッシュルームについて(大阪府立中央図書館)
https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/refleshroom.html

神戸芸術工科大学情報図書館、図書展示「災害とわたしたち~震災関連図書・写真展示~」を開催

神戸芸術工科大学情報図書館が、2018年1月5日から3月30日まで、図書展示「災害とわたしたち~震災関連図書・写真展示~」を開催しています。

展示されている写真は、同館が所蔵する写真と人と防災未来センターから提供を受けた写真です。

@KobeDU_M_Lib(Twitter,2018/1/5,2018/1/17)
https://twitter.com/KobeDU_M_Lib/status/949087703290724352
https://twitter.com/KobeDU_M_Lib/status/953427259678863361

関連:
阪神・淡路大震災資料(神戸芸術工科大学情報図書館)
http://www.lib.kobe-du.ac.jp/?page_id=362

大和市(神奈川県)、文化創造拠点「シリウス」の図書館での「自分史」の寄贈受付を開始

神奈川県の大和市が、2018年1月15日の市長の年頭記者会見において、文化創造拠点「シリウス」の図書館での「自分史」の寄贈受付を2月1日から開始すると発表しています。

市内在住者が対象で、寄贈者自身が執筆したものか、故人が自身について記したもので、100ページから300ページ程度の分量、長期保存が可能な紙質や製本であることが寄贈の条件となっています。

寄贈を受けた「自分史」は、貸出はされず、来館者が閲覧できるよう、同施設の開架の専用コーナーで所蔵されます。

平成29年度に実施する施策 ①寄贈された自分史をシリウスの図書館に配架(☆大和市平成30年市長年頭記者会見資料) [PDF:4ページ](大和市,2018/1/15)
http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000133050.pdf
※3ページ目に記載があります。

1月 16日

韓国の大学コンソーシアムが長期間の交渉の末、エルゼビア社と契約締結 ScienceDirectへのアクセス遮断直前

2018年1月15日付けのScience誌記事で、韓国の大学コンソーシアムが長期間にわたったこう着状態の末、エルゼビア社とScienceDirectの契約締結に至ったと報じています。エルゼビア社がScienceDirectへのアクセス遮断を実行するとしていた2018年1月12日の直前に、同意に至ったとのことです。

韓国では2017年5月に300以上の大学図書館から成るコンソーシアムが組まれ、42のデータベース等に関する契約交渉が行われていました。ScienceDirectについては、2019年度分について、前年比4.5%の値上げを要求するエルゼビア社に対し、コンソーシアム側はパッケージ中に多くの小規模な、あまり読まれない雑誌が含まれているとし、譲歩を要求していました。最終的に3.5~3.9%の値上げで両者は合意しました。

『デジタルプラクティス』誌2018年1月号が「オープンデータを活用した新しい社会」特集を掲載

情報処理学会が発行する、IT実践の成果発表を目的とする雑誌『デジタルプラクティス』の第9巻1号(33号、2018年1月15日刊行)において、特集「オープンデータを活用した新しい社会」が組まれています。特集にあわせた2本の解説記事、2本の招待論文、4本の投稿論文が掲載されており、いずれも無料で本文を閲覧できます。

デジタルプラクティス 33 INDEX-目次-
https://www.ipsj.or.jp/dp/contents/publication/33/S0901-index.html

独マックスプランク協会、物理学分野のオープンアクセス出版プラットフォームSciPostに助成金を提供

独マックスプランク協会(Max Planck Society)が物理学分野のオープンアクセス(OA)出版プラットフォームSciPostに対し、2万ユーロの助成を行ったことを発表しました。

SciPostはアムステルダム大学の理論物理学者、J.-S. Caux教授が立ち上げたプロジェクトで、読者が無料で読めるだけではなく、著者からもAPC(論文処理加工料)を受け取らずに運営されています。また、論文投稿後、査読期間中も第三者が論文を閲覧し、査読者以外の者でもコメントをつけられる機能を実装したり、査読コメントやそれに対する著者からの回答等も公開される点に特徴があります。

SciPostは2018年に入って以降、マックスプランク協会の他にも、OpenAIRE(3万9,000ユーロ)やオランダ大学協会(5,000ユーロ)からも助成を得ています。

Digital Science社、新たな研究ディスカバリープラットフォーム“Dimensions”の提供を開始

2018年1月14日、Digital Science社が新たな研究ディスカバリープラットフォーム“Dimensions”のサービス提供を開始しました。

DimensionsはDigital Science社傘下の6つの部門(Altmetric、Digital Science Consultancy、Figshare、Readcube、Symplectic、ÜberResearch)及び100以上の大学・研究助成機関の協働によって生まれたサービスで、約8,600万件の学術論文・図書の書誌情報に加え、8億6,000万件以上の引用情報、約1兆2,000億ドル相当の研究助成情報、3,400万件の特許情報を含み、さらにそれら相互の関係に関する37億件のリンクや、研究評価指標、オルトメトリクス等の情報も含んでいるとのことです。

2018年中は文献・引用等の単純な検索等は無料で行えるとのことです。その他に有料サービスとして、研究機関向けに研究助成情報、臨床試験情報、特許情報等の多様なコンテンツを含んだDimensions Plusや、研究助成機関等向けにDimensions内の情報の分析・可視化ツールDimensions Analyticsを提供するとしています。

【イベント】国立国会図書館関西館第23回小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」(2/22~3/20・京都)

2018年2月22日から3月20日まで、国立国会図書館関西館は、第23回小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」を開催します。

身近だけれど奥深い犬という生き物について、所蔵資料約100点を用いて、人と深く関わってきた犬の様々な側面を紹介します。

第23回 関西館小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201802.html
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201802.pdf
※2つ目のリンクはチラシ(PDF: 3.25MB)です。

国立国会図書館、『外国の立法』2018年1月号で、中国における公共図書館法の制定に関する記事を掲載

国立国会図書館は、『外国の立法』No.274-1(2018年1月号)において、中国における公共図書館法の制定に関する記事を掲載しました。

2017年11月4日に制定された中国の公共図書館法は、公共図書館の定義及び機能を明確化し、国内の公共図書館事業の発展を促進することを目的としています。同法について、背景と経緯、法律の構成及び主な内容などを紹介しています。

外国の立法 2018年刊行分 No.274-1~(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2018/index.html

【中国】公共図書館法の制定(PDF: 963KB)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11019012_po_02740109.pdf?contentNo=1

神戸大学附属図書館、企画展「阪神・淡路大震災と地域の復興 ―23年目の神戸と地域・コミュニティの課題―」を開催

神戸大学附属図書館が、社会科学系図書館にて、2018年1月11日から2月1日まで、企画展「阪神・淡路大震災と地域の復興 ―23年目の神戸と地域・コミュニティの課題―」を開催しています。

展示概要は以下の通りです。

第1部 阪神・淡路大震災を見つめる―大木本美通氏追悼
第2部 災害と復興、23 年―阪神・淡路大震災と震災文庫
第3部 地域の復興とコミュニティ

企画展「阪神・淡路大震災と地域の復興 ―23年目の神戸と地域・コミュニティの課題―」【1/11(木)~2/1(木)】(神戸大学附属図書館,2018/1/11)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/9782/

企画展「阪神・淡路大震災と地域の復興 ―23年目の神戸と地域・コミュニティの課題―」(神戸大学,2018/1/11)
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2018_01_11_01.html

韓国国会図書館(NAL)、「国会電子図書館」をリニューアル

2018年1月14日、韓国国会図書館(NAL)が、同館が運営する「国会電子図書館」をリニューアルしたと発表しています。

「国会電子図書館」ではこれまで学術情報のみが検索可能でしたが、今回のリニューアルでポータルサイト化することで、NALが運営する他のデータベース「国会法律図書館」「国会議員政策資料」「国会・地方議会議政資料共有統合システム」「国会記録情報サービス」の統合検索を可能としたものです。

また、著者名・書名などの書誌事項に加えて、搭載資料の全文検索にも対応したほか、搭載資料に掲載されている図・表は、エクセルファイルや画像ファイルでダウンロードすることも可能です。

国会図書館 プレスリリース
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「192 국회전자도서관 통합검색 시스템으로 대대적 개편 2018-01-12」(国会電子図書館統合検索システムに大規模改編)とあります。

OpenAIRE、XMLスキーマの改訂を発表

2018年1月11日、OpenAIREがXMLスキーマの改訂を発表しています。

アクセス権とライセンス間の混同の回避、来歴情報(provenance information)に関するフィールド・要素・属性の追加、ソフトウェアに関するフィールドの追加、等が実施されていると説明されています。

OpenAIRE XML schema change announcement(OpenAIRE,2018/1/11)
https://www.openaire.eu/openaire-xml-change-announcement

OpenAIRE XML schema change announcement (OpenAIRE,2018/1/11)
https://www.openaire.eu/openaire-xml-schema-change-announcement

【イベント】公開シンポジウム「政治関連データ・アーカイヴの構築と拡充」(2/23・東京)

2018年2月23日、東京都港区の慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、日本学術会議政治学委員会政治過程分科会等主催の公開シンポジウム「政治関連データ・アーカイヴの構築と拡充」が行われます。

参加費は無料で事前の申し込みも不要です。

内容は以下の通りです。

第1部 政治関連データ・アーカイヴの構築と拡充
・司会
西川伸一氏(明治大学政治経済学部教授)
・報告
小林良彰氏(慶應義塾大学法学部教授)
「中国国勢調査データによる高齢者福祉政策」
飯田建氏(同志社大学法学部准教授)
「世論調査データと社会経済データを組み合わせた国家間マルチレベル分析」
ケネス・マッケルウェイン氏(東京大学社会科学研究所准教授)
「憲法データによる非常事態条項の分析」
名取良太氏(関西大学総合情報学部教授)
「自治体データによる地方政治データ・アーカイヴの構築」

「第3回全国史料ネット研究交流集会」の報告書が公開

2016年12月17日・18日に、愛媛県松山市の愛媛大学で開催された「第3回全国史料ネット研究交流集会」の報告書が、同集会を後援した愛媛大学法文学部附属四国遍路・世界の巡礼研究センターのウェブサイトで2017年12月21日に公開されています。

第3回全国史料ネット研究交流集会・愛媛の報告書が刊行されました【12月21日】(愛媛大学法文学部附属 四国遍路・世界の巡礼研究センター,2017/12/21)
http://henro.ll.ehime-u.ac.jp/post-1683/

「第3回全国史料ネット研究交流集会・愛媛」の報告書が刊行されました(歴史資料ネットワーク,2018/1/15)
http://siryo-net.jp/activity/koryusyukai3-ehime-houkokusho/

1月 15日

2017年韓国図書館界の10大ニュース

2017年12月29日、韓国図書館協会(KLA)が、2017年の韓国図書館界10大ニュースを発表しています。

2017年12月12日から12月18日にかけて、同協会が選定した16項目のニュースを対象に、オンライン調査を行なった結果で、以下の10件が選ばれています。

・「図書館法施行令」による公共図書館司書配置基準改善(案)への図書館界の反発と撤回
・公共部門非正規雇用職員の正規雇用転換問題
・「学校図書館振興法」改正を促す声明書の提出と国会常任委員会の通過
・新政権発足に伴う文化体育観光部内の図書館関係組織の改編
・大統領への政策提案「本を読む大統領を見たい」の発表
・「大学図書館振興法」一部改正と大学図書館評価の議論の継続
・国立図書館等、国家機関の代表職(館長)を専門家に開放
・ソウル特別市ソウル図書館、公共図書館市民大討論会開催
・ピョルマダン図書館、明洞シネライブラリ、現代カードクッキングライブラリなど、企業が運営する図書館に注目が集まる
・出版取次・松仁書籍の不渡り問題を受け、図書館による地域書店の利用が活性化

アゼルバイジャン国立図書館(ANL)と米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)図書館が覚書を締結

2018年1月10日付けの、アゼルバイジャンの国営通信社AzerTAcが報じるところによると、アゼルバイジャン国立図書館(ANL)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)図書館が覚書(Mou)を締結したとのことです。

覚書締結により、両館間で、定期的な書籍や情報、図書館員の交換・交流が行われるほか、両国の歴史・文化・科学等の研究に資するデジタル資源の製作も実施されるとのことです。

Azerbaijan National Library, UCLA Library sign MoU(AzerTAc,2018/1/10)
https://azertag.az/en/xeber/Azerbaijan_National_Library_UCLA_Library_sign_MoU-1127172

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、研究図書館でメディア資料を扱う際のガイドラインの改正案への意見を募集中

2018年1月11日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)が、2012年に策定した研究図書館においてメディア資料の扱う際のガイドラインの改正案への意見募集を開始しました。

期限は2018年3月2日までです。

Guidelines for Media Resources in Academic Libraries Draft Revision Feedback(ACRL,2018/1/11)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/15102

Library Publishing Coalition(LPC)、図書館の出版活動との連携に関心を持つ非営利・営利の出版者等のリストを公開

2018年1月8日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、“Publishers and Service Providers List”を公開しました。

LPCのPublishers and Service Providersプログラムの一環であり、図書館における出版活動と連携したり、図書館における出版活動に関心を持つ非営利・営利の出版者やサービスプロバイダで、同プログラムの基準を満たすもののリストとなっており、今後も追加されていく予定です。

New resource: Publishers and Service Providers List(LPC,2018/1/8)
https://librarypublishing.org/new-resource-publishers-and-service-providers-list/

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