アーカイブ - 2018年 12月 5日

英・電子情報保存連合(DPC)、2018年の“Digital Preservation Awards”を発表

2018年11月29日、英・電子情報保存連合(DPC)が2018年の“Digital Preservation Awards”を発表しました。

同賞は2004年に創設されたもので、2018年は6つの賞が設けられており、デジタル保存に関するすぐれた取組や、デジタル保存の進展に多大な功績のあった個人に与えられます。

DPCは、デジタル保存に関する取組の社会における認知度向上のため、2017年11月30日を“International Digital Preservation Day”として様々なイベントを開催しました。2018年も同様に、11月29日を“World Digital Preservation Day”としており、今回の発表も同日に開かれたデジタル保存に関する国際会議において行われたものです。

各賞の概要と受賞者は次のとおりです。

○The Software Sustainability Institute (SSI) Award for Research and Innovation
すぐれた実用的研究や革新的取組に対して授与される賞であり、eメールアーカイブの運用サポートのためにスタンフォード大学図書館が開発したソフトウェア“ePADD”が受賞しました。

世界リポジトリランキングの2018年11月版が公開

スペイン高等科学研究院(CSIC)が作成する世界リポジトリランキングの2018年11月版が公開されています。

公開されている4種類のランキングのうち、世界の機関リポジトリのランキング“TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (November 2018)”によると、京都大学のリポジトリが5位、大阪大学のリポジトリが32位、北海道大学のリポジトリが46位、東北大学のリポジトリが88位、慶應義塾大学のリポジトリが114位、筑波大学のリポジトリが131位、岡山大学のリポジトリが135位、金沢大学のリポジトリが144位となっており、150位までに8の日本のリポジトリがランクインしています。

TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (November 2018)(Ranking Web of repositories)
http://repositories.webometrics.info/en/institutional

総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を開講

2018年12月4日、総務省は、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」において、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を開講しました。

2017年6月に実施した講座を再び開講するものであり、政府統計の総合窓口である e-Stat等を用いて、統計オープンデータを活用したデータ分析手法を学習できるとあります。

データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の開講(総務省, 2018/12/4)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000042.html

データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」(gacco)
http://gacco.org/stat-japan3/

F1000と独・Max Planck Digital Library、オープンアクセス(OA)出版について合意

2018年12月4日、F1000は、Max Planck Digital Libraryが論文出版費用を支払うことで、独・マックスプランク協会の研究者が、出版プラットフォームF1000Research上で論文を無料でオープンアクセス(OA)で公開できる契約で合意したと発表しています。

論文はCC BYで、研究データはCC0で公開されます。

@F1000(Twitter,2018/12/4)
https://twitter.com/F1000/status/1069867669808144384
https://twitter.com/F1000/status/1069931842298613762
https://twitter.com/F1000/status/1069977005700079616

OCLC ResearchとeuroCRIS、世界の研究情報管理(RIM)の現状調査報告書を公開

2018年12月4日、OCLC Researchは、欧州の研究情報システムに関するコミュニティeuroCRISと共同で、報告書“Practices and Patterns in Research Information Management: Findings from a Global Survey”の公開を発表しました。

2017年10月から2018年2月までオンライン調査により、世界の研究機関における研究情報管理(RIM)の現状を調査したもので、44か国から381の回答を得てまとめたものです。

報告書は、システム内システム外双方で相互運用性が喫緊の課題であるとみなし、相互運用性を促進するために識別子・標準・プロトコルの利用が如何に友好であるかを示しているほか、RIMシステムと機関リポジトリの機能的な統合が増加しており、組織的なRIM活動のため研究支援室や図書館を含む多様な関係者から成るチームによる支援へのニーズが増していることが示されています。

OCLC ResearchとeuroCRISでは、調査を継続し、世界の研究コミュニティに情報を提供するため、RIMの実践の進化に係る長期的なデータと知見を集めていくとしています。

全国遺跡報告総覧、「遺跡 (抄録) 検索機能」を追加:遺跡の所在地・種別・時代からの検索が可能に

2018年12月3日、奈良文化財研究所は、全国遺跡報告総覧に、「遺跡 (抄録) 検索機能」を追加したと発表しました。

文化庁記念物課「埋蔵文化財発掘調査報告書の抄録の作成について」に基づき発掘調査報告書巻末に掲載される報告書抄録のうち、遺跡の所在地(都道府県)、種別(集落、貝塚など)、時代(旧石器、縄文など)といった区分をデータベース上で整理し直し、検索項目として活用できるようにしたものです。

全国遺跡報告総覧:遺跡 (抄録) 検索機能の新規公開(なぶんけんブログ,2018/12/3)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2018/12/post-97.html

参考:
CA1936 - 全国遺跡報告総覧における学術情報流通と活用の取り組み / 高田祐一
カレントアウェアネス No.337 2018年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1936

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館“Oodi”が開館

2018年12月5日、フィンランドのヘルシンキ中央図書館“Oodi”(オーディ)が開館します。

12月5日の午後2時から午後8時半まで、屋外ステージ及び館内3か所で行われる開館イベントでは、フィンランドの文化・自然・精神をテーマとした各種プログラムが実施されます。

フィンランドの独立記念日である翌12月6日には、子どもづれの家族を対象としたイベントが開催されます。

The grand opening for Oodi will be held on the eve of Finnish Independence Day and on Independence Day(Helsinki Central Library,2018/11/5)
https://www.oodihelsinki.fi/en/grand-opening-oodi-will-held-eve-finnish-independence-day-independence-day/

米国政府印刷局(GPO)、一部の法律等をUSLM XML(Beta)形式に変換して公開

2018年12月3日、米国政府印刷局(GPO)は、United States Legislative Markup (USLM) XML(Beta)形式に変換した登録法案(enrolled bills)、公法・私法、制定順法令集(Statute at Large)の一部をgovinfoから利用可能としたと発表しました。

第113議会(2013年)以降の法案・公法及び、第108議会(2003年)以降の制定順法令集が含まれます。