アーカイブ - 2018年 10月 10日

マギル大学図書館、時祷書のデジタルコレクションを公開

カナダのマギル大学図書館が、2018年9月26日付けの同館ウェブサイトの記事で、同館が所蔵する時祷書(一般のキリスト教信者のために編まれた祈祷書)のデジタルコレクション“Horae: Collection of Books of Hours”の公開について紹介しています。

同コレクションはモントリオール美術館で2018年9月から行われている時祷書の展覧会“Resplendent Illuminations: Books of Hours from the 13th to the 16th Century in Quebec Collections”にあわせて公開されたものです。

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、日系アメリカ人収容所関係資料デジタル化プロジェクトの完了を発表

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館のバンクロフト図書館は、2018年10月4日の同館ウェブサイトの記事で、日系アメリカ人収容所関係資料のデジタル化プロジェクト“Japanese American Internment Sites: A Digital Archive”の完了と同プロジェクトによりデジタル化した資料の公開を発表しました。

国立公園局(National Park Service)の“Japanese American Confinement Sites Grant Program”から助成を受けたプロジェクトであり、同館が所蔵する日系アメリカ人立退・再定住に関する記録類等がデジタル化されました。

同館では、“Japanese American Confinement Sites Grant Program”の助成を受けて過去にも日系アメリカ人収容所関係資料のデジタル化プロジェクトを実施しています。今回のプロジェクトを含め、これまでの成果は同館のデジタルアーカイブ“The Japanese American Evacuation and Resettlement: A Digital Archive”で紹介されています。

国際図書館連盟(IFLA)、欧州各国の集中管理団体(CMO)に関する基礎的調査の結果を公表

2018年10月8日、国際図書館連盟(IFLA)が、拡大集中許諾制度に関わって、欧州連合(EU)加盟国及びスイス・ノルウェイ・オーストリアを対象に実施した、、集中管理団体(CMO)の有無や、取り扱っている著作物の分野(図書、写真、フィルムなど)について調査した報告書を公開しています。

調査結果は、ポルトガル・リトアニア・ベルギー・フランス・ドイツ・ハンガリーを除く26か国からの回答をもとに作成されたものです。

CMOが存在する場合でも図書館が必要なライセンスを提供しているとは限らない事などが指摘されています。

Are We Ready for Extended Collective Licensing? Initial Data from IFLA Survey of Collecting Society Coverage(IFLA,2018/10/8)
https://www.ifla.org/node/82013

米国図書館協会(ALA)、学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書を公表

2018年10月5日、米国図書館協会(ALA)が、ALAや図書館界が学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書“Fight for School Libraries”を公表しました。

ALA会長のニール(Jim Neal)氏が2018年5月に招集した “Fight for School Libraries”サミットにおいて学校・公共・大学図書館のリーダーによって策定されたものです。

戦略文書では、学校図書館の人員・財源・認証評価に関する標準や政策についての質の高いデータの収集、国民や地域住民にとって説得力のある説明やメッセージの開発、さらなる支援を得るための公共図書館・大学図書館との連携強化、アドヴォカシー活動における一貫した学校図書館支援の実装、が挙げられています。

第13回マニフェスト大賞優秀賞が発表される:図書館関連の取組も

2018年10月6日、マニフェスト大賞実行委員会が主催する、第13回マニフェスト大賞の優秀賞が発表されました。

優秀マニフェスト推進賞<市民部門>に、議事録データを「一目で」わかるようにビジュアライズするシステムを制作した「議会マイニング」(東京都)が、優秀コミュニケーション戦略賞に、議会図書室の一画に全国初の「まちライブラリー」を設置した鶴ヶ島市議会図書委員会(埼玉県)が選ばれているほか、高校生を対象とした主権者教育など36件の取組が選出されています。

グランプリ、最優秀賞、特別賞は、11月9日の授賞式で発表されます。

参考:
議会活動を可視化するプロジェクトのウェブサイト「議会マイニング in町田」が公開
Posted 2018年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/35450

専修大学、現代人物アーカイブズ開設記念式典を実施:2019年4月から公開

2018年10月1日、専修大学において、「現代人物アーカイブズ開設記念式典」が実施されました。

講談社からの1978年から2012年にかけての国内の新聞12紙・雑誌25誌に掲載された記事のスクラップからなる「人物資料」や、東日本大震災関連の全国の新聞紙原紙、震災関連資料、新聞社・出版社の社史などの寄贈を受けて、専修大学図書館生田分館5階に開設されたもので、2019年4月から公開予定です。

同日付で、同大学で、人物アーカイブズの管理やジャーナリズム教育に資する活動を行なう現代ジャーナリズム研究機構が発足しています。

現代人物アーカイブズ開設記念式典 野間講談社社長が講演「現代の視点で活用して」(専修大学,2018/10/2)
https://www.senshu-u.ac.jp/news/20181002-08.html

インドネシア政府からの寄付金も活用して再建された気仙沼図書館(宮城県)がスラウェシ島地震の被災者に送るメッセージ・寄せ書き・募金を募集中

2018年9月28日にインドネシア・スラウェシ島で発生した地震をうけ、宮城県の気仙沼図書館が、気仙沼小学校・気仙沼市国際交流協会と共同で、被災者に送るメッセージ・寄せ書き・募金を募集しています。

東日本大震災の際、インドネシアの救援チームが気仙沼で救援作業を行なったほか、同館は、インドネシア政府からの寄付金も活用して再建されたという経緯があります。

メッセージ・寄せ書きは、10月12日にインドネシアを訪れる気仙沼市長が届けます。また、募金箱は11月30日まで設置されます。

@kesennuma.toshokan(Facebook,2018/10/5)
https://www.facebook.com/kesennuma.toshokan/posts/2170062716615611

OpenAIREとDuraSpaceが覚書を締結

OpenAIREと米国の非営利団体DuraSpaceが、2018年9月25日に覚書を締結したことが発表されています。

両者はこの覚書により、リポジトリソフトウェアDSpaceをOpenAIREのメタデータガイドラインに適合させること、次世代リポジトリ機能の順次採用、利用統計の集約手段の標準化といった活動を協働して行っていくとしています。

OpenAIRE and DuraSpace partner to support greater functionality in the global repository network(OpenAIRE, 2018/10/8)
https://www.openaire.eu/openaire-and-duraspace-partner-to-support-greate...