アーカイブ - 2017年 9月

9月 20日

総務省、「公文書管理に関する行政評価・監視結果報告書」を公表

2017年9月20日、総務省が、「公文書管理に関する行政評価・監視結果報告書」を公表しました。

公文書管理法に基づいた文書管理の徹底を図る観点から、国の行政機関における文書の管理状況について、2016年12月から2017年3月にかけて実態を調査し、その結果を取りまとめたものです。

結果に基づく、必要な改善措置についての勧告もあわせて公表されています。

公文書管理に関する行政評価・監視<結果に基づく勧告>(総務省,2017/9/20)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/107317_0920.html

東京大学史料編纂所、所蔵史料目録データベースにて、特殊蒐書「池田長発請来史料」の情報を公開

2017年9月13日、東京大学史料編纂所が、所蔵史料目録データベースにて、特殊蒐書「池田長発請来史料」の情報を公開しました。

江戸幕府による第二回遣欧使節(1864年)の正使を務めた池田長発が持ち帰ったものです。

東京大学史料編纂所 今年度のニュース&トピックス
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html
※「2017/09/13 所蔵史料目録データベースにて、特殊蒐書「池田長発請来史料」の情報を公開いたしました。」とあります。

データベース選択画面(東京大学史料編纂所)
http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/shipscontroller

9月 19日

2020年の“World Book Capital”の募集開始

2017年9月15日、ユネスコ(UNESCO)が毎年選出する“World Book Capital”(本の首都)の2020年の募集が開始されました。

募集期間は2018年3月15日までとなっています。

選定された都市は、同プログラムを通じて、「世界本と著作権の日」である4月23日からの1年間を期間として、図書の促進や読書推進活動等を実施します。

2015年は韓国の仁川広域市、2016年はポーランドのヴロツワフ(Wroclaw)、2017年はギニア共和国のコナクリ(Conakry)、2018年はギリシアのアテネ(Athens)、2019年にはアラブ首長国連邦のシャールジャ(Sharjah)が選ばれています。

UNESCO World Book Capital(UNESCO)
http://en.unesco.org/world-book-capital-city
※「THE 2020 CALL FOR APPLICATIONS FOR THE UNESCO WORLD BOOK CAPITAL IS NOW OPEN!」とあります。

Library Journal誌、2017年の米国最優秀小規模図書館にアイダホ州・バウンダリー郡図書館区を選出

2017年9月15日、米・Library Journal(LJ)誌が、2017年の米国の最優秀小規模図書館“Best Small Library in America”として、アイダホ州のバウンダリー郡図書館区(Boundary County Library District)を選出したと発表しています。

同賞は、同誌が2005年から毎年発表しているもので、人口25,000人以下のコミュニティをサービス対象とする小規模図書館を表彰するもので、記事では、

・衰退する農業・林業の革新、新たなビジネスの創出を目的とした、図書館の地下を改築してファブラボを設置、壁に取り付けたワイドスクリーンモニターを用いたSTEM分野の教育プログラムの開催、地元高校と連携しての若者向けの起業家プログラムの実施

・夏と冬に実施される全年代を対象とした読書プログラムや、4Hクラブ(農務省を母体とする青少年育成事業)や高齢者・要介護者・移民農民・貧困層の子どもを対象としたプログラムの実施

といった同館の活動が紹介されています。

記事では、最終候補者として選ばれた、コロンバス公共図書館(ウィスコンシン州)、ポッツボロ地域図書館(テキサス州)の活動内容も紹介されています。

米国国立医学図書館(NLM)、ハリケーン「イルマ」「ハービー」による被害への対応を支援するため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供

2017年9月15日、米国国立医学図書館(NLM)は、ハリケーン「イルマ」「ハービー」による被害への対応を支援するため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供する“Emergency Access Initiative(EAI)”の実施を発表しました。

650タイトル以上の生物医学の雑誌や4,000タイトル以上の参考図書、オンラインデータベースのフルテキストを提供します。無料提供の期間は、2017年9月15日から10月14日までです。

EAIは、NLM、医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が合意している緊急支援イニシアティブです。EAIの実施は今回で8回目となるとのことです。

米・特許商標庁、“Citation List”(Beta版)を公開

米・特許商標庁(USPTO)が、“Citation List”のBeta版を公開しました。

世界各地の特許文献への無料アクセスが可能なオンラインサービス“ Global Dossier”の一環として作成されたもので、パテントファミリー(国内外を通じて、少なくとも一つの共通の優先権を持ち、技術内容が完全又は部分的に一致する関係を有する特許文献群)にあたる出願の包括的なリストを単一のページで提供するものです

包括性や一貫性を高めるための開発が引き続き行われる予定とのことです。

Citation List(USPTO)
https://globaldossier.uspto.gov/#/v2/citation

Global Dossier(USPTO)
https://globaldossier.uspto.gov/

国文学研究資料館、江戸料理の再現・アレンジキャンペーンに協力

国文学研究資料館が、2017年9月20日からはじまる、三越伊勢丹による江戸料理の再現・アレンジキャンペーンに協力したと発表しています。

キャンペーンに参加する三越伊勢丹の食品フロアの店舗が、江戸時代の料理本『豆腐百珍』『万宝料理秘密箱』等に記載されている料理(角飛龍頭、うずみ豆腐、糟漬卵、長崎鳥田がく等)を参考に商品を開発するにあたり、該当箇所の抽出、その内容の活字翻刻、現代文への翻訳、解説文の記載などの協力を行なったものです。

キャンペーン期間中、古典籍の原本画像と翻刻テキスト、現代語訳と各店舗のレシピ等を記載したフライヤーが、商品に添えて配布されます。

いま「江戸」料理をお手元へ 国文研と三越伊勢丹がコラボ! 9月20日から「江戸の味」を販売(国文学研究資料館,2017/9/14)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20170914_release.pdf

国立公文書館、ベトナム国家記録アーカイブズ局と協力覚書を交換

国立公文書館が、2017年9月12日に、ベトナム国家記録アーカイブズ局とアーカイブズ及び記録管理に係る協力覚書を交換したと発表しています。

ベトナム国家記録アーカイブズ局との協力覚書の交換について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20170912.html

米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表

2017年9月14日 イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchoolが、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護の可能性についての議論・研究の活性化を目的としたホワイト・ペーパー“Libraries and Archives and the Preservation of Intangible Cultural Heritage: Defining a Research Agenda”を公表しました。

米国内の様々な無形文化遺産の保護にかかわる研究者や実務家と連携して行なわれた無形文化遺産の保存プロジェクト“Preserving Intangible Cultural Heritage project”の一環です。

ホワイト・ペーパーでは、これまで有形文化遺産の保護に関する研究が中心であった図書館情報学において、無形文化遺産の保護において有用と考えられる分野について以下のように指摘しています。

米国国立公文書館、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新

米国国立公文書館(NARA)は、2017年8月に実施していたパブリックコメントで寄せられた意見を受け、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新し、更新した原案を、米・行政管理予算局(OMB)に提出したと発表しています。

変更点として、

・5億ページの記録のデジタル化とオンラインカタログでの公開の期限を2020年から2024年に延長

・2022年12月31日までの電子的な記録管理への完全移行に関して「可能な限り最大限に」(to the fullest extent possible)の文言を追加

・2020年までに、電子的的な記録管理移行のための適切な人材開発プログラムを策定することを追加

があげられています。

Draft National Archives Strategic Plan(NARA,2017/9/15)
https://www.archives.gov/about/plans-reports/strategic-plan/draft-strategic-plan

米・シカゴ公共図書館、“ProjectArt”と連携した無償の子ども向け芸術教育プログラムを開始

米・シカゴ公共図書館が、2017年9月から、芸術教育に関するプログラムを無償で提供する団体“ProjectArt”と連携し、市内の4分館で子ども(4歳から17歳)を対象としたプログラムを開始すると発表しています。

各分館では年齢別に3つのクラスが設けられています。

Chicago Public Library(Facebook,2017/9/13)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=10155938096112454&id=35447572453

@chipublib(twitter,2017/9/13)
https://twitter.com/chipublib/status/908096042528382982

9月 15日

英国図書館情報専門家協会、暴風雨による被害を受けた世界中の図書館・情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表

2017年9月13日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、Chief Executive名で、暴風雨による被害を受けた全世界の図書館や情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表しています。

被害を受けたコミュニティがこれらの出来事を理解し、再建を始めるために、図書館や情報労働者ができることをすべて行うことを知っており、CILIPでは、それらの努力に対して、できる限りの支援を行なう準備があると述べています。

また、長期的には、環境への気候変動の影響に対する世界的な対応は、証拠に基づかなければならないとし、私たち専門家は、より良い、証拠に基づいた決定の支援や協同のための対話を可能とする役割を果たすと述べています。

米国政府印刷局、連邦政府刊行物寄託図書館制度のウェブサイトに、同局の政府情報保存プログラムに関するページを開設

2017年9月14日、米国政府印刷局(GPO)が、連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)のウェブサイトに、GPOによる政府情報保存プログラムに関するページを開設しました。

新しいウェブページには、保存計画や政策綱領、ガイダンスやベストプラクティス、研修や発表資料などといった情報が掲載されています。

Announcing GPO’s New Preservation Page on FDLP.gov(GPO,2017/9/14)
https://www.fdlp.gov/news-and-events/3128-announcing-gpo-s-new-preservation-page-on-fdlp-gov

北米研究図書館協会、著作権に関する問題についてのイシューブリーフを公開:インターネット上の政府情報の保存とメタデータの著作権

2017年9月14日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館や文書館が直面する著作権に関する問題についてのイシューブリーフ2点を公開しました。

“Using Fair Use to Preserve and Share Disappearing Government Information”では、インターネットから政府情報を保存・共有する際の複雑な法的問題を考察し、フェアユースの原則が政府情報を保存・共有することを支持していることを説明しています。

“Metadata and Copyright: Should Institutions License Their Data about Scholarship?”では、メタデータが著作権で保護されるべきかどうかを様々な状況下で検討し、またメタデータのライセンスについてのポリシーやコミュニティーの基準について考察するとともに、その広範な利用や共有を推奨しつつ、メタデータにライセンスを認めるかどうかについての推奨事項を提案しています。

米国博物館・図書館サービス機構、公共図書館の統計・概況調査の2014年度版のレポート及び2015年度版のデータを公開

2017年9月14日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の9,000の公共図書システム(Public Library System)を対象とした統計“Public Libraries Survey”(PLS)の2014会計年度版のレポート及び2015会計年度版のデータを公開しました。

2014年度版のレポートでは、2013年から2014年にかけて財政健全化と職員数の指標が若干改善したものの2009年のレベル以下であること、人口1,000人当たりの電子書籍の数が2005年と比べて2,140%増加したこと、伝統的な図書館サービスの利用が減少する一方でプログラムへの参加数が増加傾向であり実施プログラム数も増加していること、等が指摘されています。

2019年に京都市で開催される第25回世界博物館大会のウェブサイトが公開

2017年9月14日、京都市で2019年9月1日から9月7日にかけて開催される第25回世界博物館大会(ICOM KYOTO 2019)のウェブサイトが公開されました。

@IcomOfficiel(twitter,2017/9/14)
https://twitter.com/IcomOfficiel/status/908256491508989952

@icomkyoto2019(Facebook,2017/9/14)
https://www.facebook.com/icomkyoto2019/posts/1342095302585837

ICOM KYOTO 2019
http://icom-kyoto-2019.org/

国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立

2017年9月11日、国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)は、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立したと発表しました。

CoreTrustSealはデータリポジトリなどのインフラの持続可能性や信頼性向上のための非営利組織です。「信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件」を元にした中核的なレベルの認証をデータリポジトリに対して提供しています。ICSU-WDSの認証とDSAの認証は、同機関の認証に置き換えられるとのことです。

同機関は最終的に、データサービスやソフトウェアなどに対して中核的なレベルの認証を提供することを目指しているとのことです。

CoreTrustSeal Certification Launched(ICSU-WDS,2017/09/11)
https://www.icsu-wds.org/news/news-archive/coretrustseal-certification-launched

9月 14日

米国国立医学図書館、MeSH RDFを製品版(production version) に移行

米国国立医学図書館が、ベータ版であったMeSH RDFを、2017年9月8日頃に製品版(production version)に移行したと発表しています。

FTPサーバからダウンロードする際のパスも変更されています。

NLM Releases Production MeSH RDF(NLM Technical Bulletin, 2017/9/13)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/so17/so17_mesh_rdf.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、MeSH RDFのベータ版を2017年版に更新
Posted 2016年11月28日
http://current.ndl.go.jp/node/33002

米・図書館情報資源振興財団、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書を公開

2017年9月13日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、資源の提供・専門的な支援・空間として、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書“A Splendid Torch: Learning and Teaching in Today’s Academic Libraries”を公開しました。

CLIRの現・元の博士研究員による、ラーニングコモンズ、情報リテラシー教育、デジタルヒューマニティーズ教育、デジタルリテラシー、電子図書館と特別コレクション、3Dプリンター、をテーマとした小論が掲載されています。

Report Explores Academic Libraries’ Evolving Role in Supporting Learning and Teaching (CLIR,2017/9/13)
https://www.clir.org/about/news/pressrelease/a-splendid-torch

【イベント】大阪府子ども文庫連絡会児童文化講座「本・こども・・おとな」公開講座 学校図書館を学ぶ「学校図書館ってなんですか?中高生と共に」(10/10・大阪)

2017年10月10日、大阪市立中央図書館において、大阪府子ども文庫連絡会主催の児童文化講座「本・こども・・おとな」公開講座、学校図書館を学ぶ「学校図書館ってなんですか?中高生と共に」が開催されます。

元小林聖心女子学院専任司書教諭の飯田寿美氏による、生徒の日々の学習への中学校の学校図書館の寄与や中学生の読書の現状についての講演(定員250人、当日先着順)と、箕面市立第三中学校学校司書の田中瑞穂氏による実践報告「学校図書館の機能を活かした、中学校の授業実践」(定員60人、当日先着順)が行われます。

参加費は無料ですが、資料費として100円が必要です。

【中央】学校図書館ってなんですか?中高生と共に 10月10日(火)(大阪市立中央図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jotcflqpu-510#_510

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