アーカイブ - 2017年 9月 19日

2020年の“World Book Capital”の募集開始

2017年9月15日、ユネスコ(UNESCO)が毎年選出する“World Book Capital”(本の首都)の2020年の募集が開始されました。

募集期間は2018年3月15日までとなっています。

選定された都市は、同プログラムを通じて、「世界本と著作権の日」である4月23日からの1年間を期間として、図書の促進や読書推進活動等を実施します。

2015年は韓国の仁川広域市、2016年はポーランドのヴロツワフ(Wroclaw)、2017年はギニア共和国のコナクリ(Conakry)、2018年はギリシアのアテネ(Athens)、2019年にはアラブ首長国連邦のシャールジャ(Sharjah)が選ばれています。

UNESCO World Book Capital(UNESCO)
http://en.unesco.org/world-book-capital-city
※「THE 2020 CALL FOR APPLICATIONS FOR THE UNESCO WORLD BOOK CAPITAL IS NOW OPEN!」とあります。

Library Journal誌、2017年の米国最優秀小規模図書館にアイダホ州・バウンダリー郡図書館区を選出

2017年9月15日、米・Library Journal(LJ)誌が、2017年の米国の最優秀小規模図書館“Best Small Library in America”として、アイダホ州のバウンダリー郡図書館区(Boundary County Library District)を選出したと発表しています。

同賞は、同誌が2005年から毎年発表しているもので、人口25,000人以下のコミュニティをサービス対象とする小規模図書館を表彰するもので、記事では、

・衰退する農業・林業の革新、新たなビジネスの創出を目的とした、図書館の地下を改築してファブラボを設置、壁に取り付けたワイドスクリーンモニターを用いたSTEM分野の教育プログラムの開催、地元高校と連携しての若者向けの起業家プログラムの実施

・夏と冬に実施される全年代を対象とした読書プログラムや、4Hクラブ(農務省を母体とする青少年育成事業)や高齢者・要介護者・移民農民・貧困層の子どもを対象としたプログラムの実施

といった同館の活動が紹介されています。

記事では、最終候補者として選ばれた、コロンバス公共図書館(ウィスコンシン州)、ポッツボロ地域図書館(テキサス州)の活動内容も紹介されています。

米国国立医学図書館(NLM)、ハリケーン「イルマ」「ハービー」による被害への対応を支援するため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供

2017年9月15日、米国国立医学図書館(NLM)は、ハリケーン「イルマ」「ハービー」による被害への対応を支援するため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供する“Emergency Access Initiative(EAI)”の実施を発表しました。

650タイトル以上の生物医学の雑誌や4,000タイトル以上の参考図書、オンラインデータベースのフルテキストを提供します。無料提供の期間は、2017年9月15日から10月14日までです。

EAIは、NLM、医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が合意している緊急支援イニシアティブです。EAIの実施は今回で8回目となるとのことです。

米・特許商標庁、“Citation List”(Beta版)を公開

米・特許商標庁(USPTO)が、“Citation List”のBeta版を公開しました。

世界各地の特許文献への無料アクセスが可能なオンラインサービス“ Global Dossier”の一環として作成されたもので、パテントファミリー(国内外を通じて、少なくとも一つの共通の優先権を持ち、技術内容が完全又は部分的に一致する関係を有する特許文献群)にあたる出願の包括的なリストを単一のページで提供するものです

包括性や一貫性を高めるための開発が引き続き行われる予定とのことです。

Citation List(USPTO)
https://globaldossier.uspto.gov/#/v2/citation

Global Dossier(USPTO)
https://globaldossier.uspto.gov/

国文学研究資料館、江戸料理の再現・アレンジキャンペーンに協力

国文学研究資料館が、2017年9月20日からはじまる、三越伊勢丹による江戸料理の再現・アレンジキャンペーンに協力したと発表しています。

キャンペーンに参加する三越伊勢丹の食品フロアの店舗が、江戸時代の料理本『豆腐百珍』『万宝料理秘密箱』等に記載されている料理(角飛龍頭、うずみ豆腐、糟漬卵、長崎鳥田がく等)を参考に商品を開発するにあたり、該当箇所の抽出、その内容の活字翻刻、現代文への翻訳、解説文の記載などの協力を行なったものです。

キャンペーン期間中、古典籍の原本画像と翻刻テキスト、現代語訳と各店舗のレシピ等を記載したフライヤーが、商品に添えて配布されます。

いま「江戸」料理をお手元へ 国文研と三越伊勢丹がコラボ! 9月20日から「江戸の味」を販売(国文学研究資料館,2017/9/14)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20170914_release.pdf

国立公文書館、ベトナム国家記録アーカイブズ局と協力覚書を交換

国立公文書館が、2017年9月12日に、ベトナム国家記録アーカイブズ局とアーカイブズ及び記録管理に係る協力覚書を交換したと発表しています。

ベトナム国家記録アーカイブズ局との協力覚書の交換について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20170912.html

米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表

2017年9月14日 イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchoolが、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護の可能性についての議論・研究の活性化を目的としたホワイト・ペーパー“Libraries and Archives and the Preservation of Intangible Cultural Heritage: Defining a Research Agenda”を公表しました。

米国内の様々な無形文化遺産の保護にかかわる研究者や実務家と連携して行なわれた無形文化遺産の保存プロジェクト“Preserving Intangible Cultural Heritage project”の一環です。

ホワイト・ペーパーでは、これまで有形文化遺産の保護に関する研究が中心であった図書館情報学において、無形文化遺産の保護において有用と考えられる分野について以下のように指摘しています。

米国国立公文書館、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新

米国国立公文書館(NARA)は、2017年8月に実施していたパブリックコメントで寄せられた意見を受け、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新し、更新した原案を、米・行政管理予算局(OMB)に提出したと発表しています。

変更点として、

・5億ページの記録のデジタル化とオンラインカタログでの公開の期限を2020年から2024年に延長

・2022年12月31日までの電子的な記録管理への完全移行に関して「可能な限り最大限に」(to the fullest extent possible)の文言を追加

・2020年までに、電子的的な記録管理移行のための適切な人材開発プログラムを策定することを追加

があげられています。

Draft National Archives Strategic Plan(NARA,2017/9/15)
https://www.archives.gov/about/plans-reports/strategic-plan/draft-strategic-plan

米・シカゴ公共図書館、“ProjectArt”と連携した無償の子ども向け芸術教育プログラムを開始

米・シカゴ公共図書館が、2017年9月から、芸術教育に関するプログラムを無償で提供する団体“ProjectArt”と連携し、市内の4分館で子ども(4歳から17歳)を対象としたプログラムを開始すると発表しています。

各分館では年齢別に3つのクラスが設けられています。

Chicago Public Library(Facebook,2017/9/13)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=10155938096112454&id=35447572453

@chipublib(twitter,2017/9/13)
https://twitter.com/chipublib/status/908096042528382982