アーカイブ - 2017年 8月

8月 10日

科学研究費助成事業データベース(KAKEN)、「ORCID」との連携機能を追加

国立情報学研究所(NII)が、科学研究費助成事業データベース(KAKEN)に、研究者識別子「ORCID」との連携機能を追加し、2017年8月22日の午前10時30分から公開すると発表しています。

このことにより、NIIが提供してきた「研究者リゾルバー」の機能が「KAKEN」に集約されることから、「研究者リゾルバー」の公開は2017年8月29日をもって終了することもあわせて発表されています。

「ORCID」との連携機能を追加/「研究者リゾルバー」の機能を集約-科学研究費助成事業データベース「KAKEN」(NII,2017/8/9)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0809.html

KAKEN(NII)
https://kaken.nii.ac.jp/

研究者リゾルバー(NII)
http://rns.nii.ac.jp/

8月 9日

米国図書館協会、提携組織と共に公正性・多様性・包摂性に関する共同声明を発表

2017年8月3日、米国図書館協会(ALA)は、The American Indian Library Association、Asian Pacific American Librarians Association、Chinese American Librarians Association、REFORMA、Joint Council of Librarians of Colorといった提携組織と共に、公正性・多様性・包摂性に関する共同声明を発表しました。

また、ALAの「図書館の権利宣言」(Library Bill of Rights)の解説として、“Equity, Diversity, Inclusion”が、7月27日の理事会にて承認されています。

【イベント】株式会社未来の図書館 研究所、第2回シンポジウム「図書館とソーシャルイノベーション」を開催(10/11・東京)

2017年10月11日、日比谷図書文化館において、株式会社未来の図書館 研究所の第2回シンポジウム「図書館とソーシャルイノベーション」が開催されます。

ソーシャルイノベーションという観点から、図書館の今後のあり方を考えるものとなっています。

講演者・パネリスト:
太田剛氏(図書館と地域をむすぶ協議会 チーフディレクター)
宇陀則彦氏(筑波大学図書館情報メディア系 准教授)
コーディネーター:
永田治樹氏(未来の図書館 研究所 所長)

定員は200名で、参加費は無料です。事前の申込が必要です。

【イベント】シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」(9/24・盛岡)

2017年9月24日、国立国会図書館国際子ども図書館が、岩手県教育委員会・岩手県立図書館との共催により、岩手県盛岡市の岩手県民会館において、シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」を開催します。

児童文学作家(アーサー・ビナード氏・柏葉幸子氏・濱野京子氏)が、児童文学・文化評論家の野上暁氏のコーディネートのもと、東日本大震災についての想いをパネルディスカッションにて語り合います。

入場は無料ですが、定員は400人で、事前の申し込みが必要です。

シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」(国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2017-11.html

オーストラリア・ニュージーランド両国の図書館間の資源共有促進を目的としたサービス“Trans Tasman Interlending”(文献紹介)

2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、オーストラリア国立図書館(NLA)のモニカ(SZUNEJKO, Monika)氏及びニュージーランド国立図書館(NLNZ)のケイ(FORAN, Kaye)氏による“Linking up Australia and New Zealand: Trans-Tasman collaboration and the evolving resource sharing ecosystem”と題する文献が公開されています。

2006年にオーストラリアとニュージーランドの図書館間での資源共有促進を目的に開発された“Trans Tasman Interlending”の概要と現状をまとめたもので、同サービスは、両国の国立図書館により、VDXソフトをベースとした“Trans-Tasman gateway”を介したシステム間の相互運用や集中型の課金制度により運用されてきました。

米国デジタル公共図書館、“Hub Network Membership program”を開始

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2017年9月1日から、“Hub Network Membership program”を開始すると発表しています。

同プログラムは、米国の文化遺産機関の所蔵資料をより多くの人に伝えるという共通の目標を達成するため、DPLAとデータ連携機関である「ハブ」のネットワークの間で緊密で公的な連携をはかり、DPLAの方向性への発言権を、各「ハブ」に与える仕組み・枠組みを構築することを目的としています。

DPLA to Launch Membership Network Program(DPLA,2017/8/1)
https://dp.la/info/2017/08/01/launching-membership-network-program/

大仙市アーカイブズ(秋田県)、豪雨による水損被害を受けた市内の古い文書や写真などの修復作業を実施中

秋田県大仙市の大仙市アーカイブズが、2017年7月22日、7月23日に発生した豪雨により水損被害を受けた古い文書や写真などの修復作業を行なっています。

今回の水害で代々家に伝わる文書や写真が被害を受けたり、今後の保管に関して心配がある場合には、大仙市アーカイブズに連絡するよう呼びかけています。

古い文書や写真などの救出について(大仙市,2017/7/28)
http://www.city.daisen.akita.jp/docs/2017072700040/

「思い出を守りたい」 アルバムも修復(毎日新聞,2017/8/6)
https://mainichi.jp/articles/20170806/k00/00e/040/208000c

8月 8日

【イベント】第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」(9/21-22・東京)

2017年9月21日から22日まで、株式会社図書館流通センター(TRC)本社において、第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」が開催されます。

同セミナーでは、図書館をめぐる環境や状況の変化について各分野の専門家が講演を行い、聴講者と意見交換を行います。建築、デジタル技術、出版やブランディングなどがテーマの4つのコースに分かれて実施されます。

9月21日
Aコース
「図書館の未来」
銭谷眞美氏(東京国立博物館館長)
「建築から図書館を変える」
植松貞夫氏(跡見学園女子大学文学部教教授)
Bコース
「デジタル技術の普及・浸透が日本の図書館にもたらすもの」
原田隆史氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
「デジタルアーカイブと図書館の可能性~各地の最新事例に学ぶ」
田山健二氏(TRC-ADEAC株式会社代表取締役)

米・カリフォルニア電子図書館とパデュー大学図書館、カリフォルニア大学外の利用者へのEZIDによるDOIの付与サービスの段階的廃止を発表

2017年8月4日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とパデュー大学図書館が、EZIDによるDOIの付与サービスに関する新しい戦略的方向を採用したと発表しています。

新戦略では、今後2年間で、カリフォルニア大学外の利用者へのサービスは段階的に廃止するとともに、CDL・パデュー大学図書館・DataCiteの三者により、EZIDの利用者がDataCiteによるサービスへの参加・移行や、他の選択肢を評価するための支援を実施する内容となっています。

新しい会員モデルや料金体系の変更により、現行利用者にとって、DataCiteとEZIDのコストは同等のものとなったことや、EZIDの機能がDataCiteのサービスに組み込まれているところであることから、EZIDの利用者は主要な機能を失うことなく移行が可能で、また、DataCiteの会員にとっても新機能の追加といった面でサービスが強化されるとしています。

英・Jisc、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイドを公開

2017年7月27日、英・Jiscが、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイド“Audiovisual research data A guide to managing digital media for anyone using it as an integral part of carrying out research”を公開しました。

同ガイドを紹介するブログでは、

・プロジェクト着手時から終了後のデータの利用保証までに至る、研究者、情報管理者、技術の専門家等によるチームとしての実施
・研究者がデータから得たいと考えている情報(内容、フォーマット)の把握
・学術成果の発表やプロジェクトのプロジェクトのマイルストーンの度に、当初の計画で必要とされたデータの種類などと違いがないか、データ管理計画(DMP)の恒常的な見直し
・プライバシーや知的財産等の問題、ストレージの需要を考慮しながら、プロジェクトにおけるデータキュレーションに関する方法を検討
・助成機関が設定した保存期間に対応するための長期的なデータ管理計画の検討

という5つの助言がなされています。

米・アイオワ州、学校での活用を目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を公開

2017年8月7日、米・アイオワ州は、アイオワ州歴史協会と米国議会図書館(LC)の支援を受け、教員・児童・生徒や生涯学習で活用することを目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を、同州文化部(局)のウェブサイトで公開したと発表しています。

LCのTeaching with Primary Sourcesプログラムから約10万ドルの助成を得て、約1年をかけて作成されたもので、教員が歴史上の主要な転換点を示すための教材を作成することを支援するために開発されました。

2020年までに全ての学年でアイオワの歴史を取り入れることが求められていることから、約20%がアイオワ州に関するコンテンツとなっており、また、教員が指導する際に活用できるツールキットも用意されています。

米・ニューヨーク公共図書館の利用者カード所持者、Kanopy社がストリーミング配信する映画作品の無料視聴が可能に

2017年8月4日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、同館の利用者カード所持者(13才以上)を対象に、Kanopy社がストリーミング配信する3万点を超す映画作品を無料で視聴できるようにしたと発表しています。

1か月最大10作品を利用でき、1作品は3日間閲覧することができます。

Kanopy社は、公共図書館や教育機関を対象に、動画のストリーミング配信サービスを実施しています。

How You Can Stream Free Movies With Your NYPL Card (NYPL,2017/8/4)
https://www.nypl.org/blog/2017/08/04/stream-movies-library-card

信州大学大学史資料センター、ウェブページを開設

2017年4月に信州大学附属図書館に設置された「信州大学大学史資料センター」のウェブページが、2017年8月8日、開設されました。

「信州大学大学史資料センター」ウェブページ開設のお知らせ(信州大学附属図書館,2017/8/8)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2017/08/hp.html

信州大学 大学史資料センター(信州大学附属図書館)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/about/archives.html

8月 7日

人文学オープンデータ共同利用センター、近代雑誌データセット『東洋学芸雑誌』を公開

人文学オープンデータ共同利用センターは、2017年8月3日に、近代雑誌データセットとして『東洋学芸雑誌』の第1号から第87号を公開しました。

同センターは国立国語研究所との共同研究により、同研究所が所有する『東洋学芸雑誌』第1号から第87号のデータセットを作成しました。JPG・PDFの画像データとIIIFマニフェストが公開されています。

ニュース(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2017年8月3日付で、「近代雑誌データセットの一つとして、『東洋学芸雑誌(第1号-第87号)』(国立国語研究所蔵本,情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センターとの共同研究により作成)を公開しました。」とあります。

近代雑誌データセット(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/modern-magazine/

関西大学図書館、台湾国家図書館と中文古籍聯合目録における連携協定を締結

関西大学図書館は、2017年7月26日に、台湾国家図書館の漢籍書誌データベース「中文古籍聯合目録」に、書誌情報を提供する連携協定を締結しました。この協定により、同館の漢籍資料が中文古籍聯合目録から検索可能となります。

国家図書館(台湾)と中文古籍聯合目録における連携協定を締結(関西大学,2017/8/4)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2017/08/post_2911.html

中文古籍聯合目錄(国家図書館)
http://rbook2.ncl.edu.tw/Search/Index/2

8月 4日

OCLC Research、研究図書館の「研究コレクション」に関するシンポジウムの報告書を刊行

2017年8月2日、OCLC Researchが、2016年10月に、米・ケンブリッジのNorton's Woods Conference Centerで、研究図書館における「研究コレクション」を再検討すること目的に、図書館の担当者や研究者が集まって行なわれたシンポジウムの報告書“The Transformation of Academic Library Collecting: A Synthesis of the Harvard Library's Hazen Memorial Symposium”を刊行しました。

研究図書館のコレクション、特に共同コレクションの将来や、伝統的に特殊コレクション・アーカイブコレクションと呼ばれてきたコレクションの再検討をテーマとした発表や参加者による議論をまとめたものとなっています。

岐阜県図書館、岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設置

岐阜県図書館が、2017年7月20日から、岐阜県総合医療センター内のがん患者サロン『ほっとサロン』図書コーナーに「岐阜県図書館の本」コーナーを設置したと発表しました。

同センターに通院または入院中の方や、その家族が利用可能で、今後、年に数回本を入れかえると紹介されています。

岐阜県図書館 お知らせ
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/i
※「8月4日 岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設けました」とあります。

岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設けました(岐阜県図書館)
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/siryo-search/kenko-iryo/jigyo.html

国際電気通信連合、"ICT Facts and Figures"の2017年版を公表

2017年7月31日、国際電気通信連合(ITU)が、"ICT Facts and Figures"の2017年版を公表しました。

若者(15歳から24歳)がインターネット利用の最前線となっている事、ブロードバンドへのアクセスが急速に拡大しており中国がこれを先導していること、モバイルブロードバンドの価格の1人当たりの国民所得に占める割合が2013年から2016年の間で半減したこと、インターネットユーザーの男女格差が2013年から縮小していること、などが紹介されています。

ITU releases 2017 global information and communication technology facts and figures(ITU,2017/7/31)
http://www.itu.int/en/mediacentre/Pages/2017-PR37.aspx

韓国・高陽市食寺図書館、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催

韓国・京畿道高陽市にある市立の食寺図書館が、夏休みの子ども向けプログラムとして、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催します。

2017年8月8日、9日、22日、23日の4回、各日午後3時から、小学校1年生から3年生までを対象に、各回異なる児童書にちなんだ、カナッペ・サンドイッチや、韓国料理のムサムマリ・ファチェ(花菜)といった料理をつくります。

오감만족 동화요리(食寺図書館)
http://www.goyanglib.or.kr/sik/culture/culReg_view.asp?idx=3226

参考:
移動式キッチンで料理を教えるサンフランシスコ公共図書館の“Biblio Bistro”
Posted 2016年1月25日
http://current.ndl.go.jp/node/30526

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