アーカイブ - 2017年 7月

7月 12日

オーストラリア図書館協会、図書館デザイン賞2017の受賞館5館を発表

2017年6月19日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、初開催である図書館デザイン賞2017の受賞館を発表していました。

エントリーされた33館のなかから、審査で選ばれた公共・学校・大学・専門の各館種1館、及び、会員が選んだ1館のあわせて5館が選ばれています。

受賞館は以下の通りです。

・公共図書館:パース市図書館(西オーストラリア州)
・学校図書館:聖ヨセフナジーカレッジハンリー学習センター(クイーンズランド州ブーンダル)
・大学図書館:ウェスタンシドニー大学ジョン・フィリップス図書館(ニューサウスウェールズ州ペンリス)
・専門図書館:アラップ図書館(ニューサウスウェールズ州シドニー)
・会員賞:ジーロング地域図書館Geelong Library and Heritage Centre(ビクトリア州)

朝倉市はき図書館(福岡県)、7月5日からの梅雨前線による九州北部地方の大雨による被害のため、しばらくの間臨時休館

2017年7月7日、福岡県の朝倉市はき図書館が、7月5日からの梅雨前線による九州北部地方の大雨による被害のため、しばらくの間臨時休館すると発表しています。

はき図書館のある「らくゆう館」は避難所となっており、避難所内に設けられた子どもの部屋には、絵本や児童書、雑誌などがブックトラックに載せて置かれており、自由に閲覧できるようになっています。

朝倉市図書館 新着
http://lib.city.asakura.lg.jp/
※「大雨に伴う休館について(はき図書館)」とあります。

Twitter(@amagilib,2017/7/10)
https://twitter.com/amagilib/status/884302323190595584

7月 11日

多様性を尊重した、平等な、包み支え合う学会・集会を実現するために OpenCon、レポートを公開

2017年7月10日、OpenConは学術的な学会・集会への参加の障壁をできるだけ下げるためのチェックリスト等をまとめたレポート”Diversity, Equity, and Inclusion”を公開しました。

OpenConは米SPARCとRight to Research Coalitionが2014年に設立した団体で、研究・教育のオープン化を推進することを目的に、同名の国際集会シリーズを開催しています。今回公開されたレポートは過去3回のOpenCon開催の経験に基づきまとめられたもので、会場の選択、経済的障壁を如何に下げるか、疎外された人々の意見を如何に拾い上げ、優先順位付けするか、といった内容を含んでいるとのことです。

【イベント】「ミュージアムと高齢者の互恵的関係」第1回研究会(7/21・大阪)

2017年7月21日、大阪市立自然史博物館において、超高齢社会の博物館研究会主催のイベント「ミュージアムと高齢者の互恵的関係」第1回研究会が開催されます。

同研究会は平成29年度科学研究費助成事業(基盤研究(B))「ミュージアムと高齢者の互恵的関係に関する研究」の補助を受けて行われるものです。ミュージアムと高齢者の互恵的関係に着目することで、ミュージアムが果たすべき役割、積極的なミュージアム活用策、ミュージアムの持続的な発展のあり方を探っていくとされています。

「ミュージアムと高齢者の互恵的関係」第1回研究会
http://researchmap.jp/jo38wvhlx-1869707/

【イベント】三田図書館・情報学会、第171回月例会「地域資料活用事例としてのウィキペディアタウン」(7/29・東京)

2017年7月29日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第171回月例会「地域資料活用事例としてのウィキペディアタウン」を開催します。発表者は都留文科大学情報センターの日向良和氏です。都留市立図書館にて開催した2回のウィキペディアタウンの事例を紹介しながら、地域資料の利用例として、また図書館、博物館等でのイベントの一例として論じるとのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
CA1847 - ライブラリアンによるWikipedia Townへの支援 / 是住久美子 カレントアウェアネス No.324 2015年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1847

JPCOAR、COAR2017年(第8回)総会の参加報告書と発表資料を公開

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、2017年5月8日から10日にかけてヴェネツィア大学で開催されたオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)2017年(第8回)総会の参加報告書と、同会における発表資料を公開しています。

同会では国立情報学研究所の山地委員が日本のオープンサイエンスの基盤整備に関する取り組みを紹介するとともに、お茶の水女子大学の香川委員がJPCOARスキーマの策定について事例報告を行ったとのことです。

COAR(オープンアクセスリポジトリ連合)の2017年総会に参加しました(JPCOAR、2017/7/10付け)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_125

参考:
E1830 - オープンアクセスリポジトリ推進協会の発足 カレントアウェアネス-E No.309 2016.08.18
http://current.ndl.go.jp/e1830

【イベント】武庫川女子大学附属図書館/図書館流通センター共催セミナー 「働き方改革」の実現に向けて:非正規雇用者を主体とした図書館運営の課題(8/2-3・西宮)

2017年8月2日から3日にかけて、兵庫県西宮市の武庫川女子大学中央キャンパスにおいて、同大学附属図書館と図書館流通センターの共催セミナー「『働き方改革』の実現に向けて:非正規雇用者を主体とした図書館運営の課題」が開催されます。

同セミナーでは図書館の事例を元に、非正規雇用者のメンタルヘルス対策やキャリア形成にどのような課題があり、それらをどのように解決すべきかを考えるとしています。また、コストカットにフォーカスした従来の施設運営から脱却し、公共施設はどのように運営され、どのように利用されるべきかを検証し、公共施設の運営のあるべき姿を考察するとのことです。図書館関連以外に、「少子高齢化時代の非正規雇用者のキャリア形成」、「非正規雇用者のメンタルとストレス」、「民間の視点から見る非正規雇用者の労務管理」、「公共施設の利用者としての若者の意識」、「日本型雇用システムの視点から見る女性の活躍と雇用」と題した講義が、各分野の専門家により行われます。

定員300名で、受講料は食事代込みで12,000円とのことです。申込期限は2017年7月17日までとされています。

ゴードン W. プランゲ文庫、Instagramにアカウントを開設

2017年7月5日、米・メリーランド大学のゴードン W. プランゲ文庫がInstagramにアカウントを開設したことを発表しました。

日本語アカウント(prangecollection.jp)と英語アカウント(prangecollection)があります。

米・ミネソタ州ヘネピン郡図書館、ローカルミュージックを配信する“MnSpin”を2017年末に公開へ

米・ミネソタ州のヘネピン郡図書館が、2017年末にサービスを開始する音楽配信プラットフォーム“MnSpin”で配信の対象となるミネソタ州地域のミュージシャンによる楽曲の公募を開始しています。

公募は8月2日までで、審査をへて選ばれたアーティスト(現在のところ40人・団体まで)の楽曲がプラットフォームから配信されます

プラットフォームでは、楽曲のストリーミング聴取が誰でもできるほか、同館の利用者カード保持者は楽曲のダウンロードも可能です。

Musicians: Be heard!(Hennepin County Library,2017/7/5)
http://www.hclib.org/about/news/2017/july/mn-spin

参考:
E1598 - 公共図書館によるローカルミュージック・プロジェクト始まる
カレントアウェアネス-E No.265 2014.08.28
http://current.ndl.go.jp/e1598

米国学校図書館員協会、教育と学習に役立つウェブサイトとアプリの2017年版を発表

2017年6月24日、米国学校図書館員協会(AASL)が、教育と学習に役立つウェブサイト25点とアプリ24点を発表しています。

学校図書館員と教師による、学習やカリキュラムの開発に役立つものが選ばれており、ウェブサイトは今回で9回目、アプリは今回で5回目の発表となります。

AASL announces 2017 Best Websites for Teaching & Learning(ALA,2017/6/24)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/06/aasl-announces-2017-best-websites-teaching-learning

米国図書館協会、“Libraries Transform”キャンペーンの3年間の延長を決定

2017年7月7日、米国図書館協会(ALA)は、理事会において、“Libraries Transform”キャンペーンの3年間の延長が決定されたと発表しています。

同キャンペーンは、米国における図書館の変容を強調し、デジタル時代における図書館の重要な役割に関する国民の意識を高めるための啓発運動で、2015年から開始されましたが、ALAの調査で、キャンペーンの成功が認められたことから、継続が決定したものです。

期間は2017年9月1日から2020年8月31日までとなっています。

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン4.0が公開

米国のヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 4.0が、2017年7月10日に公開されました。

VuFind 4.0 Press Release(VuFind,2017/7/10)
https://vufind.org/wiki/changelog:release-4-0

参考:
オープンソースの次世代OPAC“VuFind”のバージョン3.0が公開
Posted 2016年4月26日
http://current.ndl.go.jp/node/31450

7月 10日

米国議会図書館、Occupational Folklife Projectの成果を公開:米国の労働者文化のオーラルヒストリーアーカイブ

2017年7月7日、米国議会図書館(LC)が、Occupational Folklife Projectの成果として、2011年から2012年にかけて、水先案内人・水上消防署員・港湾労働者・タグボートの船員・港湾技師・組合事務局・事業主といった、テキサス州のヒューストン港で働く人々に対して行ったインタービュー記録50件を公開しました。

同プロジェクトは、LCのAmerican Folklife Center(AFC)が、経済や社会の移行期における米国の労働者文化を記録すること目的に、2010年から開始したものです。

すでに700もの音声・動画によるインタビュー記録が AFCのアーカイブに保存されており、今後も、毎月、新しいコレクションを追加していく予定とされています。

中国における論文への報奨金制度(文献紹介)

プレプリントサーバarXivで、“Publish or impoverish: An investigation of the monetary reward system of science in China (1999-2016)”と題する論文が公開されています。

中国における論文への報奨金政策の概況とその1990年代後半以降の動向について調査しています。100の大学の報奨金政策に関する168の文書を分析して、

・Web of Scienceに採録されている雑誌で公開された論文に対して、30ドルから16万5,000ドルの報奨金を提供していること、
・報奨金額の平均は、過去10年間で増加していること、

などを明らかにしています。

米国議会図書館、米国図書館史の研究者ウィーガンド氏による、米国の公立学校図書館史に関する講演の動画を公開

米国図書館史の研究者ウィーガンド(Wayne A. Wiegand)氏が、2017年4月13日に、米国議会図書館(LC)のJohn W. Kluge Centerで行った、同氏の現在の研究テーマである、米国の公立学校図書館史に関する講演“How Long, O Lord, Do We Roam in the Wilderness? A History of School Librarianship”のウェブキャスト(動画)及びトランスクリプトを、LCが公開しました

ウィーガンド氏は、John W. Kluge Centerの客員研究員として、2017年1月から5月初めまでの間、LCの資料を用いて同テーマの調査を行なっており、研究では、「公立学校の教育の歴史」「米国図書館史」「読書の社会史(印刷史も含む)」「子どもの歴史」「場としての文化機関の歴史」の5つの視点を組み込んでいるとのことです。

講演のタイトルは、著明な学校図書館の指導者の1979年の論文から引用したもので、教育の専門家と図書館の専門家の間で、両者から見過ごされたり、過小評価された、学校図書館職員の数十年間の不満を表現しているとのことです。

西日本自然史系博物館ネットワーク、西日本豪雨被害による自然史関連資料の被害情報及び相談を受け付け

2017年7月7日、西日本自然史系博物館ネットワークが、西日本豪雨被害による自然史系博物館施設、博物館、公民館、個人所蔵の自然史関連資料の被害情報及び相談を受け付けると発表しています。

西日本豪雨被害に関する情報提供のお願い(西日本自然史系博物館ネットワーク,2017/7/7)
http://www.naturemuseum.net/blog/2017/07/post_66.html

参考:
文化財防災ネットワーク、西日本豪雨での文化財被災情報の提供を呼びかけ
Posted 2017年7月10日
http://current.ndl.go.jp/node/34333

【イベント】課題提起フォーラム「ナショナルな地域文化資源:地方紙の活用に向けて ― 地方紙原紙のデジタル化状況調査から見えてきたこと」(7/13・東京)

2017年7月13日、日本新聞協会において、東京大学大学院情報学環DNP学術電子コンテンツ研究寄附講座が、課題提起フォーラム「ナショナルな地域文化資源:地方紙の活用に向けて ― 地方紙原紙のデジタル化状況調査から見えてきたこと」を開催します。

同講座が、日本新聞協会の協力を得て、2017年1月から4月にかけて全国の地方新聞各社に対し地方紙のデジタル化の現状に関して実施したアンケート調査の成果を報告するとともに、意見・要望を聴取することで、調査研究を次の段階に進めることを目的としています。

当日は、日本の貴重な文化資源である地方紙のデジタル化とその活用に関わる課題整理と活用方策を探ることに焦点をあてるとしています。

参加費は無料ですが、定員は75人で、事前の申し込みが必要です。

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム、「永六輔バーチャル記念館」を公開

2017年7月7日、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが、「永六輔バーチャル記念館」を公開しました。

文化庁の委託研究調査事業「文化関係資料のアーカイブ構築に関する調査研究~放送脚本・台本のアーカイブ構築に向けて~」の一環として、国立情報学研究所(NII)の協力のもとに開設・運営しているもので、故・永六輔氏の構成台本にスポットをあてたデジタルアーカイブサイトとなっています。

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム NEWS
https://www.nkac.jp/
※「永六輔バーチャル記念館 公開開始(2017/7/7)」とあります。

永六輔バーチャル記念館
http://eirokusuke.nkac.or.jp/

このサイトについて(永六輔バーチャル記念館)
http://eirokusuke.nkac.or.jp/support/aboutus.html

文部科学省、「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業」の公募を開始

2017年7月7日、文部科学省が、「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業」の公募を開始したと発表しています。

同省では、次期学習指導要領の実施に合わせてデジタル教科書を導入できるよう、制度改正を検討しています。

そこで、その一環として、導入に当たって配慮すべき事項や効果的な活用の在り方、デジタル教科書と一体的に活用する教材の選定方法の在り方等についての検討を行い、教育委員会や学校等がデジタル教科書を導入するに当たっての判断に資するよう、参考となるガイドライン等の策定を行うこととしており、策定に向けた調査、資料の収集・分析等のための調査研究を実施するものです。

公募の締切は2017年7月28日で、事業期間は2019年3月31日までとされています。

デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業(文部科学省,2017/7/7)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1387898.htm

文化財防災ネットワーク、西日本豪雨での文化財被災情報の提供を呼びかけ

2017年7月6日、文化財防災ネットワークが、西日本豪雨での文化財被災に関する情報の提供を呼びかけています。

防災関連ニュース(文化財防災ネットワーク)
http://ch-drm.nich.go.jp/news
※2017年07月06日欄に「【速報】西日本豪雨に関する文化財被災情報」とあります。

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