アーカイブ - 2017年 7月 4日

日付

ミャンマー情報省、首都・ネーピードー(ネピドー)に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置:今後5年以内に26の町に設置予定

2017年6月29日、ミャンマーの情報省が、首都・ネーピードー(ネピドー)に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置したと発表しています。

情報省とドーキンチー財団が連携して設置したもので、移動図書館車は、市民との交流や、街の図書館の利用が容易ではない村・学校等に図書を届けることを目的としています。また、コミュニティーセンターは、コミュニティーの課題を市民が集まって話し合う場であると説明されています。

国内5か所目の設置で、情報省とドーキンチー財団は、5年以内に、14の州と地方域の26の町に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置する覚書を締結したと紹介されています。

Community centre, mobile library opened in Nay Pyi Taw(Ministry of Information,2017/6/29)
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/29/06/2017/id-10990

科学研究費補助金、研究成果公開促進費と奨励研究の応募手続きを電子化 平成30年度公募分から

2017年6月27日、日本学術振興会は従来、応募書類の紙媒体での提出が必要であった、科学研究費補助金の研究成果公開促進費と奨励研究について、平成30年度公募分から科研費電子申請システムを用いて、応募手続きを電子化することを発表しました。

2017年9月中に科研費電子申請システム内に研究成果公開促進費と奨励研究の応募ページもリリースされる予定、とのことです。

○科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)の応募手続きの電子化等について(日本学術振興会、2017/6/27付け)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/g_170627_2/index.html

ノルウェーの公共図書館における利用者行動に関する調査(記事紹介)

2017年7月3日付のIFLAのブログで、ノルウェーの公共図書館における利用者行動に関する調査の結果が紹介されています。

オスロなどの主要都市の大規模な公共図書館が研究機関と共同で、2015年12月のある一週間、利用者の行動や利用場所、利用時間などを観察しました。2007年にも同様の調査が実施されています。

その結果として、

・19歳から30歳までの利用者の割合が29%と最も多く、19歳から45歳までで54%を占める。また、本館と比べて分館のほうが子どもや高齢者の利用者の割合が多い。
・人口における移民の割合よりも、ノルウェー語以外の言語を話す利用者の割合のほうが多い。
・他の利用者と交流をした利用者は、2007年調査の26%から2015年調査では30%に増加した。
・平均滞在時間は、35分から47分に増加した。
・読書や勉強をした利用者は、11%から21%に増加した。
・図書館サービスを利用せず、社会的な活動を行なったり、図書館の無料のWi-Fiを利用していると思われる利用者は、9%から16%に増加した。

などが紹介されています。

Clarivate Analytics、Impactstoryへの資金提供を発表 oaDOIサービスの開発を支援

2017年6月23日、Clarivate Analytics社はaltmetricsサービスImpactstoryに対し資金提供を行うことを発表しました。ImpactstoryのoaDOIサービスの開発を支援するとのことです。

oaDOIはAPIを通じて論文のオープンアクセス(OA)版への情報を提供する非営利のサービスで、1日あたり200万回以上のリクエストを受けるまでに普及しています。2017年3月に話題となったChrome拡張機能、UnpaywallもoaDOIを活用したものです。

鹿嶋市立中央図書館、読書履歴を管理できる「マイ本棚」機能の提供を開始

茨城県の鹿嶋市立中央図書館が、図書館システムの更新にあわせて2017年6月からインターネットサービスを拡充しています。

貸出中ではない資料の予約、インターネットからの貸出延長に加え、読みたい本の整理や読書履歴の管理ができる「マイ本棚」機能も提供を開始したとのことです。借りた本の履歴が管理できるほか、読みたい本として登録したものについてそのまま予約すること等も可能とのことです。

インターネットサービスが拡がります。(2017年6月1日付け、鹿嶋市立中央図書館)
http://opac.city.kashima.ibaraki.jp/news/?id=8

借りた本の履歴がHPに 鹿嶋市立中央図書館、読書手帳も無料配布(茨城新聞、2017/6/29付け)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14986512221341

Derk Haank氏がSpringer Nature社のCEOから退くことを発表

2017年6月27日、Springer Nature社は同社CEO・Derk Haank氏が2017年末を以て退職すると発表しました。

Haank氏は30年にわたって学術出版界で活動してきた人物で、電子ジャーナルへの移行等を推し進めてきたうちの一人です。2004年にSpringer社のCEOに就任して以来、2008年のBioMed Central買収をはじめとするオープンアクセス(OA)出版の拡大や、2015年のMacmillan Science and Educationとの合併によるSpringer Nature誕生等を実現してきました。

後任はオランダのオンライン通販サイト、bol.comのCEOを務めるDaniel Ropers氏とのことです。

アルゼンチンにおけるオープンサイエンス(文献紹介)

First Monday誌の22巻7号(2017年7月)に、アルゼンチンにおけるオープンサイエンスに関する記事が掲載されています。

国家的なイニシアチブ68件について、それらの目的、分野、種別(オープンアクセス、シチズンサイエンスなど)などを調査して、ポリシーとの関係についてまとめています。

Valeria Arza, Mariano Fressoli, Sol Sebastian. Towards open science in Argentina: From experiences to public policies. First Monday. 2017, 22(7).
http://dx.doi.org/10.5210/fm.v22i7.7876

参考:
アルゼンチンでオープンアクセス義務化法に関する規則が制定される 実施のガイドライン等を明示
Posted 2016年11月29日
http://current.ndl.go.jp/node/33008

Oxford University Press、学生・研究者が参考資料をどのようなものと理解し、どう発見し、どう利用しているのかに関するホワイトペーパーを公開

Oxford University Pressは2017年6月付けで、学生・研究者等の学術的な利用者が、参考資料をどのようなものと理解し、どう発見し、そしてどう利用しているのかに関する調査結果をまとめたホワイトペーパー”How academic users understand, discover, and utilize reference resources”を公開しています。利用登録をすれば、本文を無料で閲覧することができます。

同文書は文献調査のまとめと、16名の図書館員と18名のエンドユーザ(教員・学生)に対するインタビュー調査、164名の図書館員に対する質問紙調査の結果をまとめたものです。結果からわかった主な事項として、以下等をあげています。

・独自のカテゴリとしての「参考資料」への認識は下がってきているが、コンテキスト情報に対するニーズは健在であり、分野によっては新たなニーズも生まれている。

・単なる事実情報・用語情報に対するニーズは無料のオンライン資源によって低下している。

・入門的な情報と専門的な情報の間をつなぐものとして、あるいは学際的な領域をサポートするものとして、ある領域のガイダンス的な情報が利用者により求められるようになっている。

Jisc、英国における研究データ公開インフラストラクチャに関するレポートを公開

英JiscのOpen Research Data Taskforceは、2017年6月30日付けで、英国における研究データ公開のためのインフラストラクチャに関するレポート”Research Data Infrastructures in the UK”を公開しました。このレポートは同タスクフォースによる初めてのレポートです。

レポートでは英国等における研究データ公開のためのインフラストラクチャの概況を、研究助成機関や大学等の政策、プラットフォームに関する技術・ツール、各分野における習慣等の側面から扱っています。Open Research Data Taskforceは今後、2018年中に2つめのレポートを公開する予定であり、そこでは更なる支援を要する領域等に関する提言を扱う予定であるとのことです。

米・メイン州立図書館及びニュージャージー州立図書館、次年度予算不成立に伴う州政府機関の閉鎖により、休館中

米・メイン州立図書館及びニュージャージー州立図書館が、2017年7月からの次年度予算不成立に伴う州政府機関の閉鎖により、休館しています。

メイン州立図書館では、州政府機関閉鎖前に借りた本については、再開館後もしくは図書館前の返却ボックスに返却すればペナルティは発生しないと案内しています。

Maine State Library Closed Due to Government Shutdown(Maine State Library,2017/7/1)
http://www.maine.gov/msl/news/display.shtml?id=759334

国立情報学研究所、教職員や学生が利用可能なサービスを一覧できるポータル「クラウドゲートウェイサービス」の本運用を開始

2017年7月3日、国立情報学研究所(NII)が、教職員や学生が利用可能な各種クラウドサービスやインターネット上のサービスにワンストップでアクセスできるポータル「クラウドゲートウェイサービス」の本運用を開始したと発表しています。

教職員や学生が利用可能なサービスを一覧できるポータル/「クラウドゲートウェイサービス」の本運用を7月3日から開始(NII,2017/7/3)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0703.html
http://www.nii.ac.jp/news/2017/newsrelease20170703.pdf

早稲田大学図書館、中央図書館への子どもを連れての入館(一部利用)を可能に

2017年7月3日、早稲田大学図書館は、子育てをしている早稲田大学在籍中の教職員・学生を支援するため、中央図書館への子どもを連れての入館(一部利用)を可能にしたと発表しています。

対象は10歳までの子どもで、ベビーカーをインフォメーション・カウンターに預けることもできます。

中央図書館にお子さま連れでも入館できるようになりました!(早稲田大学図書館,2017/7/3)
https://www.waseda.jp/library/news/2017/07/03/3859/
https://www.waseda.jp/library/assets/uploads/2017/07/children_into_the_central_library_J.pdf