アーカイブ - 2017年 7月 25日

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米国国立公文書館、これまで非公開・一部公開であったジョン・F・ケネディ大統領の暗殺関係記録をオンラインで公開

2017年7月24日、米国国立公文書館(NARA)が、JFK暗殺記録収集法に則り、これまで非公表であった、17点のオーディオファイルを含む、3,810点の文書類をオンラインのみで公開したと発表しています。

公開した文書類は、連邦捜査局(FBI)や中央情報局(CIA)の記録で、これまで全て非公開であった441点と、一部公開であった3,369点の文書類を含むものです。

1992年に制定されたJFK暗殺記録収集法では、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺関係の記録は、非公開の延長が必要であると大統領が承認する場合を除き、法律の施行後25年以内に全て公開することとなっており、今回は、この公開のための一連の作業の最初のものとなります。

NARAでは、1992年に約500万ページの記録からなるJohn F. Kennedy Assassination Records Collectionを設置しており、1990年代後半までに、その88%の記録は既に一般に公開されています。

米国図書館協会、公共・学校図書館を対象とした、プログラミング教育プログラム開発のための助成金への応募の受付を開始

2017年7月24日、米国図書館協会(ALA)が、若者のコンピューターサイエンスに関する能力やプログラミング的思考を促進する公共図書館や学校図書館でのプログラムを開発するための助成金への応募の受付を開始しました。

提出された提案依頼書(RFP)を基に、25から50の図書館を選定して2万5,000ドルを助成し、ALAのReady to Codeの概念を取り入れた若者向けのコーディングプログラムを開発し、実行するものです。

選定された図書館では、図書館で同種のプログラムを実施するためのツールキットも共同で開発します。

ALAの情報技術政策局(OITP)及び学校図書館員協会(AASL)・児童図書館サービス部会 (ALSC)・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA) のメンバーからなる選定委員会では、自前ではプログラムを実施できない図書館からの申請を推奨しています。

ALA opens application period for Libraries Ready to Code grants (ALA,2017/7/24)
http://www.ala.org/news/node/13727

PeerJが対象分野を拡大 気候変動・環境学に関わる5つの領域を投稿受付対象に

2017年7月20日、オープンアクセス(OA)雑誌PeerJが、新たに気候変動・環境学に関わる5つの領域の研究を論文投稿の受付対象とすると発表しました。

新たに対象となるのは生物圏相互作用(Biosphere Interactions)、気候変動生物学(Climate Change Biology)、環境毒性学(Ecotoxicology)、淡水生物学(Freshwater Biology)、自然資源管理(Natural Resource Management)の5領域です。それぞれについてすでにAdvisory BoardやEditorも集められています。

カルチュア・コンンビニエンス・クラブ、『親子関係と本に関するアンケート調査』の結果を公開 学生や社会人になった子どもへ本を贈りたいと思う親は3割

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が、2017年7月18日付けでTカード利用者中の登録モニターを対象とするオンライン調査、Tアンケートで実施した『親子関係と本に関するアンケート調査』の結果を公開しています。調査は2017年6月2日から7日にかけて、40~69歳の登録者を対象に実施され、800人から回答を得たとのことです。

同調査では学生や社会人になった子ども(40代まで)との関係や、本を贈りたいと思ったことがあるか、その動機、自身が親から本を贈られたことがあるか等を尋ねたものです。集計の結果、大人になってから親に本を贈られたことがある回答者は全体の5%にとどまった一方で、子どもへ本を贈りたいと思う親は3割存在したとのことです。また、子どもに本を贈る場合、子どもが男性であれば「学んでほしい」、「新しい発見をしてほしい」といった動機で本を選ぶ回答者が多いのに対し、子どもが女性の場合には「幸せになってほしい」、「悩んだときに読んでほしい」といった動機をあげる回答者が多かったとされています。

高等教育機関・図書館関係団体が、米国連邦通信委員会に「ネットの中立性」を保護するようコメントを提出

北米研究図書館協会(ARL)と8つの高等教育機関・図書館関係団体は、2017年7月17日付けで、知的自由を守るために強く「ネットの中立性」を保護するよう、米国連邦通信委員会(FCC)に声明を提出しました。大学図書館等における教育研究活動やイノベーション、表現の自由を維持するために「ネットの中立性」は不可欠で同規則は守られるべきだと主張しています。

また米国図書館協会(ALA)は米国法律図書館協会(AALL)等と、2017年7月17日、FCCに「ネットの中立性」の規則の見直しについて声明を提出しました。声明では同規則を見直す必要性に疑問を呈し、現行の規則を強く守るよう主張しています。

FCCは、2015年に「ネットの中立性」に関する規則を採択しました。同規則では、インターネットサービスプロバイダが、特定のユーザーやコンテンツを優遇することは認めていません。FCCは現在、この規則の緩和を検討しています。

オープンアクセス誌“D-lib Magazine”、2017年7・8月号をもって定期刊行を終了

オープンアクセス誌“D-lib Magazine”の2017年7・8月号のEditorial“The End of an Era”にて、同誌が同号をもって定期刊行を終了することが発表されています。

財政的支援の減少、質の高い投稿原稿の減少、そして“Digital Libraries”というフレーズがもはやイノベーティブではなくなったことなどを理由に挙げています。一方、過去の記事のオンラインアーカイブは引き続き維持されます。また、コミュニティに資する新たな方法が見つかれば、それを試みる用意はあるとしています。

同誌は1995年7月に創刊号を刊行して以来、これまでの約20年間に265号を刊行しました。掲載した記事は1,000本を超えます。

Laurence Lannom. The End of an Era. D-Lib Magazine. 2017, 23(7/8).
https://doi.org/10.1045/july2017-editorial

COUNTER実務指針第5版が正式公開

電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針、COUNTER Code of practiceの第5版が正式公開されました。あわせて、コンテンツ提供者向けのガイドとテクニカルノートも公開されています。

移行期限は2019年1月までで、2019年1月の統計データからは第5版に準じることが必要になります。また、2019年4月までは第4版に準拠したデータの提供も求められるとのことです。

Abstract | The COUNTER Code of Practice
https://www.projectcounter.org/code-of-practice-five-sections/abstract/

文部科学省、次期「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」策定に向けて「子供の読書活動推進に関する有識者会議」を設置

概ね5年に一度策定する「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の現行基本計画策定から2017年度で5年を迎えることから、2017年7月13日、文部科学省は、次期基本計画策定にむけて、各分野における有識者からの意見を継続的に伺う会議として「子供の読書活動推進に関する有識者会議」を設置しました。

検討事項は以下の3点で、会議の実施期間は2017年7月13日から2018年3月31日までとなっています。

(1) 発達段階に応じた読書習慣の形成
(2) 高校生が読書をするようになるきっかけづくり
(3) その他子供の読書活動推進のために検討することが必要な事項

第1回会議が2017年8月1日に開催されます。

子供の読書活動推進に関する有識者会議設置要綱(文部科学省,2017/7/13)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/040/gaiyou/1388287.htm

【イベント】アジア太平洋図書館情報学会日本支部(LISSASPAC Japan Chapter)設立セレモニー・記念研究講演会(8/12・大阪)

2017年8月12日、大阪府立中之島図書館別館2階にて、アジア太平洋図書館情報学会(Library and Information Science Society for Asia and the Pacific, LISSASPAC)の日本支部(Japan Chapter)設立セレモニー・記念研究講演会が開催されます。

LISSASPACは2015年にインドで開催されたInternational Conference on Innovation Driven Librarianshipの中で、韓国・啓明大学の呉東根教授に参加者が賛同する形で設立された国際学会です。日本支部は志保田務氏を支部長とし、2016年度に設立されました。

今回のイベントではその設立セレモニーのほか、呉教授らによる記念講演、発表申込者による研究発表等が行われます。

Commemorative Conference for LISSASPAC Japan Chapter
http://www.lissaspac.org/Nakanoshima_japan.html