アーカイブ - 2017年 7月 24日

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品川区(東京都)の「品川区トータル学習システム」事業で、電子図書館サービスの実証運用を開始

2017年7月14日、東京都の品川区教育委員会及び株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研教育みらい、株式会社学研教育アイ・シー・ティー、株式会社ブックビヨンドが、品川区が実施している「品川区トータル学習システム」事業において、電子図書館サービス「品川区トータル学習システム 図書ライブラリー」の実証運用を開始したと発表しています。

「品川区トータル学習システム」事業は、品川区内の小学校8校、中学校2校の全児童・生徒にタブレットPC(約2,000台)を配布して実施しているトータル学習システムで、今回の実証実験は、学研プラスが発行する書籍を、配信プラットフォーム「Beyond Publishing」を用いて、タブレットPC上で利用できるようにすることで、電子書籍を、授業や宿題、協働学習、朝読書で活用するほか、ダウンロードして自宅など校外で利用することも可能としています。

2017年年9月(2学期)より本格運用する予定とされています。

米国の公共図書館における青年向けLGBTQ資料コレクションの所蔵状況に関する調査(文献紹介)

2017年7月に刊行された、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の“The Journal of Research on Libraries and Young Adults”8巻1号に、米国の公共図書館での青年向けLGBTQ資料コレクションの所蔵状況の調査結果を報告する論文““Provide the Highest Level of Service”: Public Library Collections of LGBTQ* Materials for Adolescents in the United States””が掲載されています。

ミズーリ大学のiScoolの研究者や公共図書館職員等が、ALAが選定したLGBTQに関する若者向け推薦図書リスト“Rainbow Book list”等に基づいて作成した80冊の図書リストをもとに、様々な人口規模の全米24の図書館の蔵書を調査した結果をまとめたものです。

論文によると、人口規模が30万人以上の図書館では、リスト上のほとんどのタイトルが所蔵されている一方、人口2万人以下の図書館場合では、人口当たりの冊数の割合が最も高かったとされています。

韓国・文化体育観光部、全国700の公共図書館に24,408冊の大活字本を配布

2017年7月21日、韓国・文化体育観光部が、「大活字本普及拡大事業」として、全国700の公共図書館に24,408冊の大活字本を配布すると発表しています。

同事業は2011年から行われているもので、今年は、2014年に運営を開始したビックデータを用いた図書館経営支援システムからの「公共図書館における50代以上の利用者の人気貸出し図書」と大型書店の「2016年販売統計資料」を活用して443タイトルの候補を選び、図書館と出版界の専門家による審査を経て、23タイトル24冊の図書が選定されました。

文化体育観光部の担当者は、高齢者が公共図書館において多様な文化を享受できるよう、今後、大活字本だけでなく、オーディオブックの普及、人文学に関する講座の開講、高齢者福祉施設への図書配送サービスなどを推進する計画であると述べています。

“어르신, 인기 도서를 큰 글씨로 즐겨보세요”(문화체육관광부,2017/7/21)
https://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=16153

滋賀県立図書館、「出張展示 in びわ湖ホール」を実施

滋賀県立図書館が、2017年7月22日に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催された公演「子どものための音楽物語 ピーターと狼」にあわせ、『ピーターと狼』の絵本を中心にロシア絵本や音楽絵本等約160点を同劇場で展示する「出張展示 in びわ湖ホール」を実施したと同館ウェブサイトで発表しています。

出張展示で展示した資料を同館の児童室でも一部展示する予定とのことです。

シャンティ国際ボランティア会の「いわて/みやぎ/ふくしまを走る移動図書館プロジェクト」、7月末で終了へ

2017年7月21日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、東日本大震災の被災地支援活動「いわて/みやぎ/ふくしまを走る移動図書館プロジェクト」を、7月末に終了すると発表しました。
 
被災地の図書館や書店の復興状況に合わせて活動を収束することとなりました。地元の図書館やお話し会などへと活動を引き継いでおり、7月末の同会岩手事務所閉鎖に伴って終了するとしています。
 
同会ウェブサイトには、プロジェクト終了のお知らせとともに、これまでの活動のまとめが掲載されています。
 
いわて/みやぎ/ふくしまを走る 移動図書館プロジェクト終了(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会,2017/7/21)
http://sva.or.jp/wp/?news=23773
 
走れ東北!移動図書館プロジェクト(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会)
http://sva.or.jp/tohoku/
 
参考:

文化審議会、登録有形文化財(建造物)の登録について答申:旧東北帝国大学附属図書館閲覧室(東北大学史料館)など

2017年7月21日、文化審議会が、244件の建造物を、登録有形文化財(建造物)として登録するよう文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

図書館、博物館・美術館関係では、旧東北帝国大学附属図書館閲覧室(東北大学史料館)のほか、旧制第二高等学校書庫(東北大学文化財収蔵庫)、岩手県奥州市の旧緯度観測所本館(奥州宇宙遊学館)・旧臨時緯度観測所本館(木村榮記念館)、宮城県の南三陸町民俗資料館、東京都の五島美術館本館、福井市自然史博物館旧館(旧福井市立郷土博物館)が含まれています。