アーカイブ - 2017年 7月

7月 21日

日本学術会議、提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を公表

2017年7月20日、日本学術会議が、提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を公表しました。

現状、博物館・美術館には、関連法令の規定間の整合性、学芸員による研究の充実、学芸員の育成などの点で組織運営上の問題が多いとして、

・博物館法の改正による登録博物館と博物館相当施設の新たな登録制度への一本化
・博物館等の水準を向上させる新登録制度設計と研究機能の充実

を提言しています。

日本学術会議
http://www.scj.go.jp/
※「提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を公表いたしました。(平成29年7月20日)」とあります。

提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」(PDF: 23ページ)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t243-1.pdf

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、facebookを公開

2017年7月21日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、facebookを公開したことを発表しました。

JPCOARのFacebookを公開しました(JPCOAR, 2017/7/21)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_131

@jpcoar(facebook)
https://www.facebook.com/jpcoar/

参考:
E1830 - オープンアクセスリポジトリ推進協会の発足
カレントアウェアネス-E No.309 2016.08.18
http://current.ndl.go.jp/e1830

世界の主要な国・地域等の議会のウェブサイトについてまとめた資料が公開

世界の主要な国・地域等の議会のウェブサイトについてまとめた資料が公開されています。

米国議会図書館(LC)法律図書館(Law Library of Congress)のGlobal Legal Research Centerが作成しました。50の国・地域の議会と欧州議会のウェブサイトについて調査しましたが、議院によってウェブサイトが分かれている国・地域があるので、調査されたウェブサイトは70に及びます。

コンテンツの閲覧機能、検索機能、通知機能、音声・映像コンテンツ、スマートフォン用のアプリなどの有無のほか、ウェブサイトの使用言語、モバイル機器からの閲覧のしやすさについて、まとめています。

Features of Parliamentary Websites in Selected Jurisdictions(PDF: 50ページ)
http://www.loc.gov/law/help/parliamentary-websites/features-of-parliamentary-websites.pdf

“Digital Library of Georgia”、米・ジョージア州内の歴史的な新聞が閲覧できるウェブサイト“Georgia Historic Newspapers”を公開

2017年7月12日、様々な機関で所蔵されているジョージア州の歴史や文化に関する多様な資料のデータを集約する“Digital Library of Georgia”(DLG)が、州内の歴史的な新聞が閲覧できるウェブサイト“Georgia Historic Newspapers”(GHN)を公開したと発表しています。

DLGでは、これまでも、同州の歴史的新聞を公開してきましたが、新しいウェブサイトGHNでは、それらを継承した上で、新しいコンテンツと統合・集約させたものとなっており、様々な種類の新聞の出版の歴史に関するエッセイや、発行地域別や種類別の検索が可能となっています。

DLGは、ジョージア大学図書館が運営しています。

New website devoted to Georgia historic newspapers available from the Digital Library of Georgia(DLG,2017/7/12)
http://blog.dlg.galileo.usg.edu/?p=6763

国際日本文化研究センター、「近世期絵入百科事典データベース」を公開

2017年7月21日、国際日本文化研究センターが、「近世期絵入百科事典データベース」を公開しました。

近世期に出版された絵入百科事典を検索できるようにしたもので、『訓蒙図彙』(中村惕斎、寛文6年[1666]序)をはじめとした「訓蒙図彙もの」や、事物に対する名称と図が含まれている書物が対象とされており、明治初期までの書物を視野に入れていると説明されています。

底本には国際日本文化研究センターをはじめ、主に日本国内の研究機関・博物館・図書館などが所蔵する資料を使用しており、随時情報を追加・更新していくとされています。

トピックス(国際日本文化研究センター)
http://dbserver.nichibun.ac.jp/EHJ/gaiyou.html
※「2017.07.21 「近世期絵入百科事典データベース」を公開しました 」とあります。

米国地質調査所、地形図閲覧用ウェブアプリケーション“TopoView”をVer2.1に更新

2017年7月19日、米国地質調査所(USGS)が、7月初めに、USGSが所蔵する地形図の閲覧用ウェブアプリケーション“TopoView”をVer2.1に更新したと発表しています。

“TopoView”は、オープンソースの地図のプラットフォームを基盤に作成された無料のウェブアプリケーションで、USGSの“Historical Topographic Map Collection”から地形図を検索し、利用できるようにしているものです。

今回の更新では、インターフェースの利便性の向上や高速化、多様な検索方法からの地形図の利用、現在の地図との比較等の機能が追加されました。

あわせて、利用方法についての動画も公開されています。

米国の大学・研究図書館協会、「学術図書館の動向と統計」の2016年版を刊行

2017年7月20日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2016年版「学術図書館の動向と統計」(2016 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したと発表しています。

同資料では、1,525の学術図書館のコレクション(蔵書数、電子書籍数)、支出額(資料費、職員給与)、サービス、職員、人材配置の傾向、の5つの分野のデータがまとめられています。

本文は有料ですが、プレスリリースでデータの一部が紹介されています。

New ACRL Publication: 2016 Academic Library Trends and Statistics(ACRL Insider,2017/7/20)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/14212

カナダ国立図書館・文書館、先住民寄宿学校制度に関する真実と和解委員会に関するウェブアーカイブコレクションを公開

2017年7月20日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、先住民寄宿学校制度に関する真実と和解委員会(TRC)に関するウェブアーカイブコレクションを公開しました。

同委員会と関連する組織や、協力者・支援者の英語版とフランス語版のウェブサイトを収集したもので、多くは2015年時点のものが収集されており、ウェブサイトのほか、動画、新聞、ブログなど約300点のリソースが含まれています。

今後も継続的にデータを追加していくとしています。

マニトバ大学内に設置されている真実と和解のためのナショナルセンター(NCTR)及びウィニペグ大学・マニトバ大学の図書館と連携して作成されたもので、両館も独自にウェブアーカイブコレクションを公開しています。

広陵町(奈良県)、町立図書館内に設置する移住・定住サロンの運営業務に係る公募型プロポーザルを広告

2017年7月18日、奈良県の広陵町が、広陵町立図書館内に設置する移住・定住サロンの運営業務に係る公募型プロポーザルを広告しています。

図書館利用者の利便性とサービスの向上及び来町者に町の魅力をPRするため、既存のサロンを改修・整備してカフェを設置して来館者の憩いの場を設けるとともに、移住・定住に関する情報の提供を行うものです。

仕様書によると、図書館と協力して、移住・定住に関する町のPRを実施したり、地産地消を意識したカフェの運営及び物販等を行なう事等が条件とされています。

また、移住・定住サロンの基本設計は、同町にある畿央大学が担当しています。

広陵町立図書館内移住・定住サロン運営事業者の選定(プロポーザル)について(広陵町,2017/7/18)
http://www.town.koryo.nara.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2428

7月 20日

国際図書館連盟、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者を発表

2017年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者に、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のバート・オルデスロー町立図書館を選んだと発表しています。

都市の緑化のためにメイカースペースとコミュニテイ構築の取り組みを結びつけた“Ernte deine Stadt - Harvest Your City: Three Years of Green and Sustainable Library Commitment in the Stadtbibliothek Bad Oldesloe” プロジェクトや、地域密着型農業に着手したことが評価されています。

その他、5つの準優勝者も以下の通り発表されています。

・孫逸仙図書館(Sun Yat-sen Library)(中国・広州区)
環境保護の概念を取り入れて建物を「グリーンライブラリ」に改修。

・香港中文大学図書館(中国・香港)
持続可能性を取り入れた図書館戦略の策定。

横浜市立大学学術情報センター、夏季休業期間中に高校生へ閲覧席を自習スペースとして開放

横浜市立大学学術情報センターは、2017年8月4日から9月21日まで、金沢八景キャンパス図書館の閲覧席を自習スペースとして高校生に開放します。

当該期間中、高校生(地域不問)は各自の参考書等を持ち込んで自習することができます。図書館の利用には所定の様式への記入と生徒手帳等の提示が必要です。

同大学は、長期休暇中は公共図書館等の自習スペースが不足しがちであるため、今回の取り組みを地域貢献事業の一環として実施するとしています。

横浜市立大学図書館(金沢八景キャンパス)で高校生が勉強できる~新たな地域貢献事業として実施(大学プレスセンター,2017/7/18)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=11743

韓国・ソウル特別市松坡区、区内の水遊び場で「避暑地文庫」を運営

韓国・ソウル特別市松坡区が、区内を流れる城内川の河川敷にある水遊び場で、2017年7月24日から7月30日まで「避暑地文庫」を運営することが報じられています。

記事によると、セマウル文庫の松坡区支部の会員が運営を担当するもので、童話、偉人伝、文学など約2,000冊の図書が用意されるほか、絵本の読み聞かせや、水遊びのための遊具の貸出も行われます。

성내천에 놀러온 어린이들 발 담그고 책읽기(헤럴드경제,2017/7/20)
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20170720000352

関連:
城内川(ソンネチョン)(松坡区)
http://japanese.songpa.go.kr/jpn/m2/m2_1_3.jsp

陸前高田市立図書館(岩手県)、新図書館がオープン

2017年7月20日、岩手県の陸前高田市立図書館の新図書館がオープンしました。同時に、図書館のウェブサイトもリニューアルしています。

テープカットなどのオープニングイベントや在札幌米国総領事館首席領事による英語絵本の読み聞かせが行なわれる予定です。

新図書館は陸前高田市の中心市街地に位置し、大型商業施設と併設されています。所蔵資料は、図書約6万5,000冊、CD・DVD約4,500点などとなっています。2012年12月にオープンした仮設図書館は2017年6月30日に閉館しており、7月14日まで貸出カードの事前登録の受付を行なっていました。

陸前高田市立図書館
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/tosyokan/index.html
※「新着情報」に「2017年07月20日 陸前高田市立図書館がオープンしました。」「2017年07月20日 ホームページをリニューアルしました。」とあります。

米国法律図書館協会、テキサス州内の市長及び観光コンベンションビューロー宛に今後同州内で会議を開催しない旨の書簡を送付:「反LGBTQ法」への動きを受け

米国法律図書館協会(AALL)が、テキサス州内の主要な都市の市長及び観光コンベンションビューローの代表宛に書簡を送付しています。

今年は、日程の問題で、中止すると財政的な影響が大きいことから、2017年7月15日から7月18日にかけてテキサス州オースティンで第110回AALL年次総会(Annual Meeting & Conference)を開催したが、同州で「反LGBTQ法」立法化等の動きがあることから、今後、そのような政策を取り消したり、法律を廃止するまで、同州ではAALLの会議を開催しないとの内容となっています。

AALL ISSUES LETTERS TO MAYORS AND CONVENTION & VISITORS BUREAUS(AALL)
http://www.aallnet.org/hc/NewsCallout/Discriminatory-Policies-in-Texas.html

米・アリゾナ州のバートン・バー中央図書館、ダウンバーストによる漏水被害のため休館中

米・アリゾナ州フェネックス市のバートン・バー中央図書館が、2017年7月15日に同地で発生したマイクロバーストによる屋根及びスプリンクラーの破損による漏水被害のため閉館しており、現在、再開に向けて復旧作業を行なっています。

調査の結果、蔵書の90%以上に被害がなかったほか、同館の歴史的なコレクションも別途厳重に保管されているため無事であったと説明されています。

同館では、被害や復旧作業の様子(写真・動画)をウェブサイトで継続的に発信しています。

Burton Barr Central Library Restoration Update(Burton Barr Central Library)
https://www.phoenixpubliclibrary.org/AboutUs/Press-Room/Pages/Burton-Barr-Central-Library-Restoration-Update.aspx

九州北部豪雨による被害を受けた廣瀬資料館(大分県)が運営再開

2017年7月5日に発生した「平成29年7月九州北部豪雨」による被害を受けた大分県日田市の廣瀬資料館が、別府大学史学・文化財科の学生・院生の協力を得ての復旧作業により、7月16日から通常運営を開始したと発表しています。

災害復旧に 奮闘中!(廣瀬資料館,2017/7/16)
http://hirose-museum.jp/?p=564

参考:
豪雨災害により臨時休館していた朝倉市はき図書館(福岡県)が開館
Posted 2017年7月19日
http://current.ndl.go.jp/node/34386

7月 19日

国際図書館連盟、持続可能な開発目標の一環としての情報への有意義なアクセス達成の進捗状況に関する報告書を公表

2017年7月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、米・ワシントン大学のTechnology and Social Change Groupとともに、国際連合(UN)の持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラムの開催にあわせ、ニューヨーク公共図書館(NYPL)において“Development and Access to Information Report”を公表し、ウェブサイトにも掲載しました。

同報告書は、図書館によって支援された情報への有意義なアクセスが、UNの「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標達成に如何に貢献しているかを示すためのものであり、また、同アジェンダのもと、その合意事項達成に向けての進捗状況を測定するものとなっています。

今後も、同報告書は、ハイレベル政治フォーラムの開催にあわせ、毎年公表されます。

Meaningful Access to Information To Leave No One Behind: Launch of the 2017 DA2I Report(IFLA,2017/7/17)
https://www.ifla.org/node/11519

Internet Archive、公共図書館による地域の歴史のウェブアーカイブ構築を目的とした継続教育プログラム“Community Webs”を実施

2017年7月18日、Internet Archive(IA)が、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の“Laura Bush 21st Century Librarian Program”による2年間の助成を受け、公共図書館による地域の歴史のウェブアーカイブ構築を目的とした継続教育プログラム“Community Webs”に参加する図書館員の募集を開始しました。

同プログラムは、IAが、クイーンズ公共図書館、クリーブランド公共図書館、サンフランシスコ公共図書館、OCLCのオンライン学習コミュニティWebjunctionと連携して実施するもので、米国内の異なる公共図書館に勤務する職員15人を対象に研修や支援活動が行なわれます。

プログラムの成果として、Archive-Itを用いて収集する35TB分の地域の歴史のウェブアーカイブと、誰でも無料で利用可能なガイドや動画教材の作成が計画されています。

豪雨災害により臨時休館していた朝倉市はき図書館(福岡県)が開館

2017年7月5日からの梅雨前線による大雨の被害のため臨時休館していた朝倉市はき図書館(福岡県)が、7月19日に開館しました。

朝倉市図書館 新着
http://lib.city.asakura.lg.jp/
※「2017年7月19日 はき館の開館について」とあります。

Twitter(@amagilib,2017/7/19)
https://twitter.com/amagilib/status/887476003274084352

参考:
朝倉市はき図書館(福岡県)、7月5日からの梅雨前線による九州北部地方の大雨による被害のため、しばらくの間臨時休館
Posted 2017年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/34351

世界リポジトリランキングの2017年7月版が公開

スペイン高等科学研究院(CSIC)が作成する世界リポジトリランキングの2017年7月版が公開されています。

世界の機関リポジトリのランキング(Top Institutionals)では、京都大学のリポジトリが18位、北海道大学のリポジトリが85位、長崎大学のリポジトリが113位、東京大学のリポジトリが126位、名古屋大学のリポジトリが132位、一橋大学のリポジトリが137位、佐賀大学のリポジトリが178位、大阪大学のリポジトリが179位、法政大学のリポジトリが186位、北陸先端科学技術大学院大学のリポジトリが193位などとなっています。300位までに19のリポジトリがランクインしています。

2017 Second Edition (July data)(Ranking Web of Repositories)
http://repositories.webometrics.info/en/node/29

ページ