アーカイブ - 2017年 6月 8日

ユネスコ統計研究所、APIの提供を開始:1970年以降の3,785の指標・データが対象

2017年6月1日、ユネスコ統計研究所(UIS)が、オープンデータへの取組の一環として、APIの提供を開始したと発表しています。

利用者は、1970年以降の3,785の指標・データをダウンロードすることができます。

Education Data Release: New Indicators and More Data for Countries in Every Region (USI,2017/6/1)
http://uis.unesco.org/en/news/education-data-release-new-indicators-and-more-data-countries-every-region

UIS Data API(USI)
https://apiportal.uis.unesco.org/

総務省、平成28年通信利用動向調査の結果を公表

2017年6月8日、総務省は、平成28年通信利用動向調査の結果を公表しました。

これは、2016年9月末の世帯及び企業における情報通信サービスの利用状況等について調査したものです。全国を対象に2016年11月から12月にかけて調査しました。世帯(全体・構成員)及び企業を対象としており、世帯調査については、1万7,040世帯(4万4,430人)から回答を得ています。調査結果の主なポイントは次のとおりです。

・インターネットを利用している個人の割合は83.5%
・20代の3分の2超が、SNS・動画投稿を利用
・スマートフォンでインターネットを利用している人の割合は57.9%
・スマートフォンを保有する個人の割合は56.8%
・スマートフォンを保有する世帯の割合は71.8%となり、パソコンを保有する世帯の割合(73.0%)とは1.2ポイント差

調査結果の詳細は、CSV形式で情報通信統計データベースに掲載される予定とのことです。

米・サンフランシスコ公共図書館、ノートパソコンとポータブルWi-Fiをセットで貸出すサービスを開始

米・サンフランシスコ公共図書館(SPFL)が、2017年6月末から、ノートパソコンとポータブルWi-Fiをセットで貸出す“Tech'd Out”サービスを開始すると発表しています。

高速インターネットにアクセスできない住民のデジタルデバイド解消を目的としており、同館の4つの分館で、Microsoft Office製品をインストールしたノートパソコンとポータブルWi-Fiに加え、マウス、電源ケーブル及び持ち運び用のカバンをセットにして3週間借りることができます。

SFPL Newsletters At The Library. 2017. 48(6).
https://sfpl.org/pdf/press-room/ATL-2017-06.pdf
※“Library Laptops Now on Loan”という記事があります。

Tech'd Out(SPFL)
https://sfpl.org/index.php?pg=2000992401

E1922 - 図書館とWikipediaの連携がもたらす社会への効果

第17回図書館総合展(2015年)のフォーラムに関連して実施されたアンケート「図書館員が選んだレファレンスツール2015」の「インターネット情報源・DBの部」の8位(29票)にWikipediaが選ばれたことに見られるように,レファレンス業務の「取っ掛かり」としてWikipediaは欠かせないものとなってきていると言えるだろう。

E1919 - 京都府立図書館における図書館協議会の設置とそのねらい

京都府立図書館は,2017年4月1日に施行した京都府立図書館条例(京都府立図書館設置条例(昭和25年京都府条例第62号)を全部改正)によって,図書館協議会を設置した。周知のように,図書館法第14条2項で「図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに,図書館の行う図書館奉仕につき,館長に対して意見を述べる」と定められている機関である。本稿では京都府立図書館協議会の設置とそのねらいについて述べる。

E1918 - 北海道の図書館の高齢者・障がい者サービス調査研究

2017年3月,北海道の公立図書館(室)等で組織する北海道図書館振興協議会は,『誰もが利用しやすい図書館をめざして~高齢者・障がい者サービス,できることからスタート~(調査研究報告書)』を刊行した。本報告書は,北海道の公立図書館(室)等で組織する北海道図書館振興協議会の2015・2016年の調査研究事業として,道内の市町村立図書館5名,北海道立図書館3名からなる調査研究チームを設置し,高齢者・障がい者サービスをテーマに行った調査研究の成果報告書である。

E1920 - NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化の実施方針

2017年2月8日に「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(実施方針)」(以下,「実施方針」)がこれからの学術情報システム構築検討委員会(以下,「これから委員会」)から公開された。日本の学術情報流通を支える目録所在情報サービスの中核であるNACSIS-CATの稼働は1984年,運用開始が1985年である。以来30年余,データ構造,運用等の基本的設計はほとんど変わっていない。一方で学術情報流通の環境には大きな変化があり,検索技術をはじめとするICT技術の進歩や識別子の普及,電子ジャーナル・電子ブック等のデジタルコンテンツの急速な利用拡大,出版物のボーンデジタル化,大学図書館における目録担当者の大幅な減少等が生じている。NACSIS-CATはこの変化に対応できていないのではないか?業務フローも含めた抜本的な見直し,さらには新たな学術情報システムのグランドデザインが求められているのではないか?(CA1862,E772参照)そのような問題意識から,NACSIS-CATの再検討組織として2015年に,これから委員会の下にNACSIS-CAT検討作業部会(以下,「作業部会」)が設置された。作業部会は大学図書館の実務に携わってきた図書館員から構成され,2020年をNACSIS-CAT/ILL見直しの一つのポイントとして検討を重ねてきた。

『カレントアウェアネス-E』326号を発行

米・コロラド州でも、州内の公共図書館で高校卒業資格等が得られるプログラムを開始

2017年6月7日、Gale社は、米・コロラド州立図書館と連携し、州内の公共図書館において“Career Online High School”(COHS)を用いて、正式の高等学校の卒業資格と職歴認定資格を提供するプログラムを開始すると発表しています。

米・教育省の調査によると、同州では、全人口の9%にあたる約50万人の成人が高校卒業資格を持っていないとのことです。

BookNet Canada、電子書籍出版に関するレポート“The State of Digital Publishing in Canada 2016”を公開

2017年6月7日、カナダの出版団体Booknet Canadaが、カナダにおける電子書籍出版に関するレポート“The State of Digital Publishing in Canada”の 2016年版を公開しました。

売上のある電子書籍の数が減少しているが、これには、デジタル化された既刊書の数が増加や、電子書籍への消費が減少したことが原因である可能性がある事、一方で、報告があった企業の61%は収益を増やし、そのうち25%が前年よりデジタル部門での収益を25%以上増加させたこと等が紹介されています。

Infographic: The State of Digital Publishing in Canada 2016(BookNet Canada,2017/6/7)
http://www.booknetcanada.ca/blog/2017/6/5/infographic-state-of-digital-2016

Ithaka S+R、農学研究者の研究活動支援へのニーズを調査したレポートを公開

2017年6月7日、Ithaka S+Rが、米国の農学研究者の研究支援ニーズに関する調査報告書を公開しました。

研究者の分野別の研究活動調査プログラムの一環で、情報サービスによる農学研究者の研究支援に資することを目的としています。

報告書は、“United States Agricultural Information Network” (USAIN)及び“Centre for Agriculture and Biosciences International”(CABI)の支援を受けたプロジェクト“Supporting the Changing Research Practices of Agriculture Scholars”の研究成果です。

農学研究者は、農学研究が価値あるものと国民に思われていないと認識しており、そして、その価値を伝えるための方法・手段を整備することが重要と考えていることから、報告書では、そのためのベストプラクティスやインフラ整備の必要性を指摘しています。

調査に協力した機関が各地で実施した個別調査の結果もあわせて公表されています。

島根大学附属図書館、ワークショップ「古文書・古典籍の保存継承について考える」を開催

2017年6月27日、島根大学附属図書館が、ワークショップ「古文書・古典籍の保存継承について考える」を開催します。

古典籍を学び始めた学生や実務に携わる図書館職員を対象に、古文書・古典籍の保存継承の意義と必要な知識を習得してもらうことを目的としています。

古文書・古典籍を保存継承する実務を担当している、島根県の出雲市立出雲中央図書館の蒲生倫子氏が講師を務めます。

ワークショップ「古文書・古典籍の保存継承について考える」を開催します(島根大学附属図書館,2017/6/6)
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/menu2016/new_view.asp?disp=2&id=1638
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/doc/WS_kononjo.pdf

北海道大学附属図書館、第7回国際協力カフェ@北大図書館『SDGsと私の生活』を開催:国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を自分事に感じられるワークショップ

2017年6月22日、北海道大学附属図書館が、第7回国際協力カフェ@北大図書館『SDGsと私の生活』を開催します。

国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で設定された、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)を自分事として感じられるワークショップと説明されています。

講師は、国際協力機構(JICA)の職員が務めます。

学内、学外誰でも参加可能で、参加費は無料ですが、参事前の申し込みが必要です(空席があれば当日参加も可)。

第7回国際協力カフェ@北大図書館『SDGsと私の生活』を6/22に開催します(北海道大学附属図書館)
https://www.lib.hokudai.ac.jp/2017/06/06/44613/

石川県立図書館で、郷土展示「中田邦造 生誕120周年 ~図書館の発展に尽くした郷土の偉人 ~」が開催中

2017年6月1日から6月29日まで、石川県立図書館で、郷土展示「中田邦造 生誕120周年 ~図書館の発展に尽くした郷土の偉人 ~」が開催中です。

石川県立図書館からのお知らせ
http://www.library.pref.ishikawa.jp/
※「郷土展示「中田邦造 生誕120周年 ~図書館の発展に尽くした郷土の偉人 ~」(6月1日~6月29日)のご案内 (2017/06/07)」とあります。

中田邦造 生誕120周年 ~図書館の発展に尽くした郷土の偉人 ~
http://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/wo/opc/os?kno=0000000339
※展示リスト

オープンデータに関する法案が可決(ドイツ)

2017年5月18日、ドイツ連邦議会はオープンデータに関する法案を可決しました。

この法案は、連邦政府機関に、今後はデータを加工せずに公開することを義務付けています。たとえば高速自動車道路の交通量や車両登録などのデータが、今後無料かつ機械可読形式で利用可能になるだろうとのことです。

New Open Data Act in Germany(European Data Portal, 2017/5/30)
https://www.europeandataportal.eu/en/news/new-open-data-act-germany