アーカイブ - 2017年 6月 6日

英IOP Publishingが一部の雑誌に分散型コラボレーションツールRemarqを導入

2017年6月1日、英国物理学会のIOP Publishingが、RedLink社の分散型コラボレーションツールRemarqを一部の雑誌に導入したことを発表しました。

Remarqは出版者向けのツールで、出版者の電子ジャーナルプラットフォーム上で、論文の出版者版(Version of Record)に対し、アノテーションやコメント付与、論文共有等を行うことができるようになるものです。

IOP Publishing launches Remarq pilot on a number of journals(IOP Publishing、2017/6/1付け)
http://ioppublishing.org/news/iop-publishing-launches-remarq-pilot-on-a-number-of-journals/

Clarivate Analyticsが査読登録サービスPublonsを買収

2017年6月1日、Clarivate Analytics社が、Publonsを買収したことを発表しました。Publonsは研究者が自身が査読した論文や、その査読レポート等を登録することができるサービスです。

上越市立高田図書館(新潟県)、公文書センター所蔵資料出前展示「江戸時代に発生した大火:高田城下編」を開催中:2016年12月の糸魚川大火を受けて

2017年5月2日から6月29日まで、新潟県の上越市立高田図書館が、同市の公文書センター所蔵資料の出前展示「江戸時代に発生した大火:高田城下編」を開催しています。

報道によると、2016年12月に発生した糸魚川大火を受けて企画されたもので、公文書センターや図書館が所蔵する、江戸時代の現在の上越市域のうち、高田城下で発生した大火に関する資料が展示されています。

同市立直江津図書館でも8月に「直江津編」が開催されるとのことです。

上越市立図書館 現在のテーマ展示(上越市立図書館)
https://www.lib.joetsu.niigata.jp/?page_id=198

SPARC Europeと英・Digital Curation Centre、欧州のオープンデータ・オープンサイエンス方針に関する新たな報告書を公開

2017年5月31日、SPARC Europeと英・Digital Curation Centre(DCC)が、欧州(EU28か国及び欧州経済領域・欧州研究領域参加国)におけるオープンデータ・オープンサイエンス方針を分析した新たな報告書、”An Analysis of Open Data and Open Science Policies in Europe, May 2017”を公開しました。

SPARC EuropeとDCCは欧州のオープンデータ・オープンサイエンス方針に関する報告書を2017年3月にも公開しており、今回の報告書は一連の調査結果の第2弾にあたります。今回の報告では、欧州におけるオープンデータ・オープンサイエンス方針のタイプの分析や、作成過程、それぞれの特徴に関する分析等を行っているとのことです。

An Analysis of Open Data and Open Science Policies in Europe, May 2017(SPARC Europe)
http://sparceurope.org/download/1654/

株式会社図書館流通センターがスタッフ約7,000名の制服を刷新 環境に配慮した「エシカル素材」を用いたジャケットスタイルへ

2017年6月5日、株式会社図書館流通センター(TRC)は、同社の指定管理館340館、業務委託館170館で働くスタッフ約7,000名の制服を従来のジップアップベストスタイルからジャケットスタイルへ刷新したことを発表しました。

新たな制服は俳優の伊勢谷友介氏が代表取締役を務める株式会社リバースプロジェクトにプロデュースを依頼しており、環境に配慮した「エシカル素材」が用いられています。具体的には再生ポリエステル糸が織り込まれているとのことです。

6/1(木)よりTRC図書館スタッフ7,000名の制服を刷新(図書館流通センター、2017/6/5付け)
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20170605_release.pdf

参考:
CA1797 - 動向レビュー:米国および日本におけるグリーンライブラリーの事例紹介 / 岩見祥男
http://current.ndl.go.jp/ca1797

米国の著作者団体“Authors Guild”、IMLSを所管する連邦議会の委員会宛に書簡を送付:図書館は作家を育み読者を育てる出版エコシステムの基盤

米国の著作者団体“Authors Guild”が、2017年5月22日付けで、博物館・図書館サービス機構(IMLS)を所管する米・連邦議会上院・下院の委員会宛に、作家や国全体における図書館の重要性を強調する書簡を送付したと発表しています。

米・トランプ政権の2018年度の予算教書で、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の廃止に向けた予算が計上される事に対して、健全な図書館は、作家を育み読者を育てる出版エコシステムの基盤であると主張しています。

Guild to Congress: Preserve Library Funding(Authors Guild,2017/6/5)
https://www.authorsguild.org/industry-advocacy/guild-congress-preserve-library-funding/

米・ワシントンD.C.公共図書館、5か年の戦略計画“Know Your Neighborhood”を発表:26分館が各コミュニティにあわせたサービスを実施

2017年6月5日、米国のワシントンD.C.公共図書館が、5か年の戦略計画“Know Your Neighborhood”を発表しました。

計画では、包摂と公平を重視し、地区住民の生活や福祉を改善させるために、住民の読書振興(リテラシー)、デジタル・シチズンシップの推進(ICTへのアクセスとトレーニング)、強固なコミュニティの構築(学習と市民参加の拠点)、郷土愛の涵養(地域の歴史や文化へのアクセス等への支援)の4つを優先事項として定めています。

一方で、地域により、図書館サービスへの住民のニーズが異なる事から、例えば、コンピュータ利用へのニーズが多い地域の分館では、設置台数や関連講座を増やす対応を行なうなど、26の分館が、各々のコミュニティのニーズに合わせてカスタマイズした図書館サービスを実施することとしています。

これらの計画により、住民の満足度を向上させ、図書館カード保持率75%、年間来館者数500万人、年間500万点の貸出し、を目指すとしています。

危機に瀕する中東・北アフリカ地域の考古遺跡に関するオンラインデータベース“EAMENA Database”が公開

2017年4月28日、中東・北アフリカ地域の考古遺跡の保存プロジェクト“Endangered Archaeology in the Middle East and North Africa” (EAMENA) が、中東・北アフリカ地域での紛争やその他の破壊要因により深刻な危機にさらされている2万件の考古遺跡に関する情報を提供するオンラインデータベース“EAMENA Database”を公開していました。

各々の遺跡の情報や、リスクのレベル、遺跡間の関係についての情報を提供する空間データベースで、英語版とアラビア版があります。

同プロジェクトは、2015年1月に創設され、衛星画像を用いて、危険にさらされている考古遺跡や風景に関する情報を記録し利用可能にする事を目的としており、慈善基金“Arcadia”の支援を受け、英国のオックスフォード大学・レスター大学・ダーラム大学に拠点を置いて活動しています。

【イベント】シンポジウム「ふくしまの未来へつなぐ、伝える ―歴史・文化・震災遺産の保全と活用の今―」(6/17・郡山)

2017年6月17日、ふくしま歴史資料保存ネットワークが主催するシンポジウム「ふくしまの未来へつなぐ、伝える ―歴史・文化・震災遺産の保全と活用の今―」が、郡山市民プラザ大会議室で開催されます。 

福島県内で歴史・文化・震災遺産の保全と活用に関する活動を続ける関係者が一堂に会し、新たな取り組みとその成果を県内外に広く発信するとともに、行政・市民と広く情報共有をはかり、同じような取り組みが県内各地で生まれるきっかけづくりとすることを目的としています。

また、救出ないし収集された歴史遺産や震災遺産の展示・解説や、歴史資料の記録撮影コーナー、失われようとしている民俗技術に関する紹介コーナーも設けられます。

入場は無料で、事前の申し込みも不要です。

「ふくしまの未来へつなぐ、伝える ―歴史・文化・震災遺産の保全と活用の今―」 開催について(改訂版)(ふくしま歴史資料保存ネットワーク,2017/6/2)
http://blog.ap.teacup.com/fukushimanet/143.html

「京阪奈三教育大学双方向遠隔講義パスファインダー(平成29年度)」が公開

2017年6月2日、大阪教育大学、奈良教育大学、京都教育大学の3大学連携事業の一環で実施されている「京阪奈三教育大学双方向遠隔講義」の科目について、 各科目を担当する大学の附属図書館が作成したパスファインダー(Pathfinder)の平成29年度分が公開されました。

京都教育大学附属図書館 更新履歴
http://lib1.kyokyo-u.ac.jp/information/update-history.html
※「2017.06.02 平成29年度 京阪奈三教育大学双方向遠隔講義パスファインダーを公開しました。」とあります。

京阪奈三教育大学双方向遠隔講義パスファインダーとは(京都教育大学附属図書館)
http://lib1.kyokyo-u.ac.jp/path/Pathfinder-kyokyo.html

【イベント】研究集会「バチカン図書館所蔵切支丹関係文書群の魅力を探る‐マレガ・プロジェクト研究報告‐」(7/1・立川)

2017年7月1日、国文学研究資料館において、研究集会「バチカン図書館所蔵切支丹関係文書群の魅力を探る-マレガ・プロジェクト研究報告-」が開催されます。

国文学研究資料館が、内外の研究機関・研究者と連携して進めてきた、2011年にバチカン図書館で再発見されたマレガ神父収集の切支丹関係文書群の調査の進捗を伝えることを目的としています。

定員は150人(先着順)です。

日本バチカン国交樹立75周年 バチカン図書館所蔵切支丹関係文書群の魅力を探る-マレガ・プロジェクト研究報告-(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/pages/research/images-marega/vatican_B2_ol.pdf

文部科学省、「URAシステム強化に向けた諸課題に関する調査報告書」を公開

2017年6月5日に、文部科学省が、「URAシステム強化に向けた諸課題に関する調査報告書」を公開しています。

文部科学省 新着情報 最新1か月分の一覧
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成29年06月05日欄に「URAシステム強化に向けた諸課題に関する調査」とあります。