アーカイブ - 2017年 6月 2日

Elsevier社、生物学分野のプレプリントサービスBioRNを開始

Elsevier社は新たに、生物学分野のプレプリントサービスBioRNを開始しています。BioRNは2016年5月にElsevier社が買収したSSRN(Social Science Research Network)のResearch Networksのひとつとして開設されています。

BioRNはプレプリントを共有するほか、4,000本あまりの生物学関連の論文を閲覧することができます。

SSRNのResearch Networksは2017年6月2日時点で25あります。社会科学分野以外には、古典(CLN)・文学(LIT)・哲学(PRN)などの人文科学分野のResearch Networksがあり、BioRNは唯一の理系分野のものです。

Introducing BioRN, an SSRN network (Elsevier)
https://www.elsevier.com/solutions/ssrn/biorn

千葉市図書館、マイナンバーカードで図書の貸出が可能に 暗証番号の入力などは不要

2017年6月1日、千葉市図書館は、マイナンバーカードで図書の貸出が可能となったことを発表しました。

システム開発業者によると、マイナンバーカード内の利用者証明用電子証明書の発行番号のみを抜き出し、図書館の利用者番号と紐付けて登録する方式の利用者認証を採用しており、マイナンバーカードを図書館カードとして利用する際の、利用者による暗証番号の入力や、外部ネットワークとの接続などが不要となっています。このシステムでは、マイナンバー、氏名、住所などマイナンバーカードの個人情報は利用しないとのことです。

マイナンバーカードを利用するには、事前の手続きが必要です。

マイナンバーカードで図書館が利用できるようになりました(千葉市図書館, 2017/6/1)
http://www.library.city.chiba.jp/news/news1125.html

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2017を発表

2017年5月15日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2017(2017 National Medal for Museum and Library Service)の受賞館を発表しました。同賞は、市民や家庭、コミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。

図書館は、次の5館が選ばれています。

Cedar Rapids Public Library (Cedar Rapids, Iowa)
Long Beach Public Library (Long Beach, California)
Richland Library (Columbia, South Carolina)
University of Minnesota Libraries (Minneapolis, Minnesota)
Waterville Public Library (Waterville, Maine)

『大学図書館研究』の冊子の発行が終了、今後はオープンアクセス誌に

2017年6月1日、国公私立大学図書館協力委員会は、『大学図書館研究』の冊子の発行を106号をもって終了する旨のお知らせをウェブサイトに掲載しました。

今後はJ-STAGEからオープンアクセス誌として公開する予定とのことです。

「大学図書館研究」冊子発行終了のお知らせ(国公私立大学図書館協力委員会, 2017/6/1)
http://julib.jp/blog/archives/619

参考:
『大学図書館研究』の電子的公開が開始
Posted 2015年2月19日
http://current.ndl.go.jp/node/28014

富山県立図書館、「行政資料デジタルデータ公開サービス」を開始

富山県立図書館が、2017年6月1日から、「行政資料デジタルデータ公開サービス」を開始したと発表しています。

近年電子ファイルでの行政資料の刊行が増加していることから、これらの電子ファイルを収集・保存し、公開するもので、まずは、県機関が刊行する行政資料のうち電子ファイル形態のみで刊行されているものについて、同館OPACで検索・閲覧できるようにしています。

ウェブサイトの更新などにより見ることができなくなった過去の電子ファイルが閲覧でき、今後も順次追加される予定です。

該当資料は、書誌詳細画面の「資料情報」欄に「PDF表示」というリンクが貼られています。

はじめます「富山県立図書館行政資料デジタルデータ公開サービス」(富山県立図書館)
http://www.lib.pref.toyama.jp/attach/EDIT/000/000245.pdf

Accessible Books Consortium 、“ABC Global Book Service”の開始を発表

2017年6月1日、Accessible Books Consortium (ABC) が、様々な国の視覚障害者のための図書館が、アクセス可能なフォーマットで書籍を交換できるようにする“ABC Global Book Service”の開始を発表しています。

マラケシュ条約の対象となる人々に国境を越えて「アクセス可能な複製物」を効率良く、同時に著作権を守りつつ提供するためのパイロットプロジェクト“TIGAR”を改称したものです。

マラケシュ条約が国内で発効している国の視覚障害者のための図書館では、著作権者の許諾なしでの交換が可能ですが、マラケシュ条約国内発効前の国では、著作権者の許諾が必要です。

New release of the ABC Global Book Service(ABC,2017/6/1)
http://www.accessiblebooksconsortium.org/news/en/2017/news_0003.html

中津市立小幡記念図書館(大分県)、「郷土の作家資料室」を開設:同市出身の作家、松下竜一氏の旧蔵書などを展示

2017年6月1日、大分県の中津市立小幡記念図書館が、同館のカウンター前に、「郷土の作家資料室」を開設しました。

同市出身の作家、漫画家等5名の作品等が展示されています。

資料の中心は、『豆腐屋の四季』等で知られる、同市を代表する作家、松下竜一氏の自宅が2016年12月に取り壊された際に、自宅にあった旧蔵書約4,000冊の中から、図書館に寄贈された、特に重要な612冊です。

その他、松下氏のファンの家族からの寄贈本120冊や、久恒啓一氏(多摩大学副学長)、巴里夫氏(漫画家)、藤田傳氏(劇作家)、小野不由美氏(作家)の作品も展示されています。

開設にあわせ、6月1日から6月12日にかけて、企画展示コーナーで「松下竜一 著作展示」が行わるほか、カウンター前で松下氏の母校・大分県立中津北高等学校所有の「豆腐屋の四季」自筆原稿が展示されます。

また、同期間中、小幡記念図書館のアートスペースで「松下竜一写真展」も開催されています。

ゲッティ美術館及びイェール英国芸術センター、IIIFに準拠した画像の公開を発表

2017年6月1日、米国のゲティ美術館(The J. Paul Getty Museum)とイェール英国芸術センター(Yale Center for British Art)が、IIIFに準拠した画像を公開したと発表しています。

ゲティ財団では、ゲッティ美術館が所蔵する作品のうち、パブリックドメインもしくは同財団が権利を保有する資源を無料で提供するプログラム“Open Content Program”収載の3万点の画像をIIIFに準拠(Image API、Presentation APIの実装)して公開したと発表しています。

今後“Open Content Program”に追加される画像は、IIIF準拠で公開されるほか、Getty Research Instituteの所蔵作品についても、2017年末までには公開予定と説明されています。

また、イェール英国芸術センターも、パブリック・ドメインの芸術作品約7万点の画像をIIIFに準拠して公開したと発表しています。

両機関とも、メインのデジタル画像の下に表示されているIIIFのログをクリックすることで、IIIF対応のビューワ“Mirador”から利用することができます。

名古屋市図書館、市内の47の図書館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」を正式公開

2017年6月1日、名古屋市図書館が、市内の公共、大学、専門図書館47館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」を正式公開したと発表しています。

正式公開に先立ち、2016年12月1日から2017年2月28日にかけて、同館ホームページを通じ、実証実験が行なわれていました。

まとめて検索!すぐに見つかる!「まるはち横断検索」スタート!(名古屋市図書館,2017/6/1)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_sonota/entries/20170601_02.html

「まるはち横断検索」について:公共・専門・大学図書館の本を探す(名古屋市図書館)
https://www.library.city.nagoya.jp/kensaku/maruhachi_kensaku.html

国立情報学研究所と物質・材料研究機構、データプラットフォームの研究開発に関する覚書を締結

2017年6月1日、国立情報学研究所(NII)と物質・材料研究機構(NIMS)が、データプラットフォームの研究開発に関する覚書を締結したと発表しています。

研究成果を適切に保存・管理し、研究データの利活用を高め、イノベーションを可能にするデータプラットフォーム構築のための研究開発での連携や協力を行なうとともに、こうした取り組みを通じて日本のオープンサイエンスの推進に貢献することを目的としています。

国立情報学研究所と物質・材料研究機構が連携・協力の覚書締結/データプラットフォームの研究開発で(NII,2017/6/1)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0601.html

国立情報学研究所と物質・材料研究機構が連携・協力の覚書締結(NIMS,2017/6/1)
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/06/201706010.html

筑後市立図書館(福岡県)、「本de恋♡活~図書館からはじまるラブストーリー~」を開催:カップル成立特典は、図書館での挙式や貸出冊数無制限など

福岡県の筑後市立図書館が、2017年7月15日、「本de恋♡活~図書館からはじまるラブストーリー~」を開催します。

閉館後の図書館で行う恋活イベントで、オススメの本の紹介、恋のくにかるた対決、1対1のトークタイムが行われます。

参加資格があるのは、20代から40代の未婚の男女で本好きな人(市外・県外からも参加可能)男女各7人(応募多数の場合は抽選)で、参加費として500円が必要です(パン・飲み物代)。

カップル成立特典として、図書館での挙式、本の貸出冊数無制限や、食事券・温泉入浴招待券が用意されています。

『本de恋♡活~図書館からはじまるラブストーリー~』(筑後市立図書館)
http://library.city.chikugo.lg.jp/events.html#koikatu