アーカイブ - 2017年 4月 21日

LEARN Project、研究データ管理のためのツールキット(最終草案)を公開

2017年4月4日、LEARN Projectが、研究データ管理(RDM)における、ポリシー・能力開発・研修・コスト・ガバナンスといった課題の解消を目的に、そのベストプラクティスをまとめたツールキット“LEARN Toolkit of Best Practice for Research Data Management”の最終草案を公開しました。

LEARN Projectは欧州研究大学連合(LERU)が作成した研究データに関するロードマップ“Roadmap for Research Data”を推進するために、欧州委員会(EC)の支援を受けて実施されているプロジェクトです。

最終草案の第1部はRDMに関するポリシー・リーダーシップ・オープンデータ・アドヴォカシー・コストといったトピックスに関して8章で構成され、ロードマップにおける23の課題に対する世界の機関におけるベストプラクティスを紹介しており、第2部では、RDMのポリシー作成のためのガイダンス、欧州の20のRDMのポリシーの概観、RDMポリシーのモデルが、第3部では、組織の上級幹部(意思決定者)にRDMを説明する際に使える資料(6言語)が掲載されています。

ECからのコメントを受けて修正する可能性があり、その場合は更新版をウェブサイトで公開するとのことです。

東北大学附属図書館、24か国語(25種類)の利用案内を公開

2017年3月30日、東北大学附属図書館は、24の言語(25種類)の利用案内を同館の英語版ウェブサイトで公開しました。

公開された利用案内は、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語をはじめとする24の言語(25種類)のバージョンがあります。

Multi-language Library Guide Published(東北大学附属図書館, 2017/03/30付)
http://www.library.tohoku.ac.jp/en/news/20170330_guide.html

THE BASIC GUIDE OF TOHOKU UNIVERSITY LIBRARY in Multiple Languages
http://www.library.tohoku.ac.jp/en/mainlibrary/guidance.html

“CC Search”(Beta)から、Europeanaの47万点のコンテンツが検索可能に

2017年4月20日、Creative CommonsとEuropeanaは、クリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されているコンテンツを一括して検索できる“CC Search”の最新版(Beta)から、Europeanaのコンテンツ47万点の検索を可能としたと発表しています。

これにより“CC Search”で検索可能なオブジェクトは1,002万2,832点となり、Europeanaは、コンテンツ提供数で2番目のプロバイダーとなったと説明されています。

Announcing 470,000 images from Europeana, now in CC Search(Creative Commons,2017/4/20)
https://creativecommons.org/2017/04/20/europeana-search/

文部科学省、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表

文部科学省が、2017年3月28日付けで、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表しています。

社会教育における学習成果を「地域づくり」の実践につなげていくことに対する社会の期待に応えていく観点から、2016年7月から6回にわたって開催された「学びを通じた地域づくりの推進に関する調査研究協力者会議」での社会教育を取り巻く環境の変化・課題や今後の社会教育行政や社会教育施設の在り方についての論点を整理したものです。

図書館に関しては、「子供の貧困が子供の読書体験にも影響を与えていることから、図書館による困難を抱えた親子に対する読書機会の提供。特に、図書館に来館しない親子に対するアウトリーチによる能動的な機会の提供」(3.社会教育を取り巻く環境の変化と課題)、「公民館、図書館、博物館など社会教育施設においては、施設の特性に応じて、交流人口拡大と地域活性化に寄与することが求められる」(4. 今後の社会教育の在り方と留意すべき点)などと言及されているほか「5. 持続可能な社会教育システムの構築に向けた主要な視点」において、求められる役割が記載されています。

東京文化財研究所、データベース「畑正吉フランス留学期写真資料」を公開

2017年4月21日、東京文化財研究所が、データベース「畑正吉フランス留学期写真資料」を公開したと発表しています。

東京美術学校や東京高等工芸学校の教授を務めた彫刻家の畑正吉氏が、明治40(1907)年から43(1910)年にかけて農商務省海外実業練習生として渡仏・留学した際の写真12点をデジタル化して公開したものです。

東京文化財研究所 更新履歴
http://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html
※「2017.04.21 畑正吉フランス留学期写真資料公開のお知らせ」とあります。

畑正吉フランス留学期写真資料(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/materials/hatapict

国立国会図書館、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開

2017年4月21日、国立国会図書館は、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開しました。

この調査は、国立国会図書館サーチの外部提供APIサービスに関するニーズ等を把握するとともに、今後実施すべき事項の検討課題について整理することを目的としています。調査では、APIユーザを対象としたアンケートを実施し、また問合せ内容・API利用申請内容・アクセス統計を整理しています。

報告では、外部提供APIサービスの利用自体は多いこと、国立国会図書館サーチのAPIを利用している理由に、取得できるメタデータの量や収録範囲の広さを挙げる回答が多かったこと、図書館パッケージシステムでNDL-OPACのデータ取込機能を実装するなど、図書館システム等で機能実装する用途のAPI利用申請が最も多いこと、書影画像の提供、検索項目や出力形式の拡張等に関する要望が一定程度あることなどを明らかにしています。