アーカイブ - 2017年 3月

3月 8日

国立公文書館、「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開

国立公文書館が、2017年1月付けの報告書「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開しています。

この報告書は、最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムに関する情報を提供し、全国の公文書館等のデジタルアーカイブ化の推進に資するため、

・デジタルアーカイブ・システムに関連する最新のIT技術
・デジタルアーカイブ・システムで提供するサービス

の調査検討を行なったものです。

調査研究報告書(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/report/#Repo_02
※「デジタルアーカイブ」に「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(平成29年1月)(PDF)」とあります。

富岡町議会(福島県)、震災遺産保全条例案を可決

河北新報の記事によると、2017年3月7日、福島県の富岡町議会で、震災遺産保全条例案が可決・成立したとのことです。

記事では、条例は全7条からなり、震災遺産の範囲(建造物、標識、印刷物など)や基本方針を盛り込んでおり、企画展などで積極的に公開して「地域が災害から復興へ向かう姿を積極的に発信する」(第6条)ことも打ち出していることが紹介されています。

帰還困難区域を除く町内の避難指示が解除される4月1日から施行されるとのことです。

震災遺産保全条例が成立 富岡町で全国初(河北新報,2017/3/8)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_61017.html

国立国語研究所、「国語研日本語ウェブコーパス」の検索系「梵天」を一般公開

2017年3月7日、国立国語研究所(国語研)が、「国語研日本語ウェブコーパス」の検索系「梵天」を一般公開しました。

「国語研日本語ウェブコーパス」は、ウェブ(WWW)上の日本語テキストを利用して現代日本語コーパスを構築したもので、稀言語現象の言語学的、心理学的および情報処理的視点からの究明の可能性を開くことを目的としており、検索系「梵天」に格納して公開されました。

一般公開版の利用者は、文字列検索のみが可能で、インデックス情報のダウンロードなどはできないほか、利用規約に同意する必要があります。

その他、高機能版もあり、品詞列検索・係り受け検索が利用でき、インデックス情報などがダウンロードできますが、利用するためには、利用規約への同意、書籍やブログなどから抽出した1億語の現代日本語コーパスを検索できる「中納言」のアカウントの保持と半年以上の利用経験、国語研が開催する「梵天」講習会への参加、が必要です。

【イベント】報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」(3/18・大阪)

2017年3月18日、大阪新美術館建設準備室が、大阪府立江之子島文化芸術創造センターにて、報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」を開催します。

2021年度中の開館を予定している(仮称)大阪新美術館では、「具体美術協会」の作品・資料情報および研究の拠点ミュージアムをめざしており、アーカイブの整備を進めています。この報告会では、近年寄贈を受けた「具体美術協会」に関する資料群の、整理と公開の状況や、将来に向けた公開と活用のビジョンを説明するものです。

また、3月18日と19日の両日、「具体美術協会関係資料」からの映像の一部を上映します。

報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」を開催します(大阪市,2017/2/13)
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000390714.html

3月 7日

レファレンス協同データベース、インターネット公開データの件数が10万件を突破

2017年3月3日、国立国会図書館は、レファレンス協同データベースのインターネット公開データの件数が2017年2月に10万件を突破したことを発表しました。

サービス開始当初の2005年度には、データの総数は約2万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは約1万件でしたが、2017年2月には、データの総数は約18万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは10万件を超えています。

2017年3月3日 レファレンス協同データベースのインターネット公開データ件数が10万件を突破しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館, 2017/3/3)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/170303_01.html

図書館空間の再設計と読書文化の振興:シンガポールコミュニケーション・情報通信省の2017年の計画

2017年3月6日、シンガポールのイブラヒム(Yaacob Ibrahim)コミュニケーション・情報通信大臣は、下院予算委員会において、同省の2017年の計画の要点として、国民が人生を通じて共に学び、学習ニーズを満たすためのテクノロジーを導入するための基盤としての図書館空間の再設計と、読書文化振興のための民間セクターとの連携について説明しています。

まず、図書館空間の再設計としては、今年リニューアルオープンする以下の4館の説明を行なっています。

〇センカン公共図書館
・10歳から14歳までの子どもが、話し合ったり創造的な活動をするための柔軟な座席配置が可能なスペースの配置
・推薦された電子書籍(シンガポール国立図書館委員会(NLB)のモバイルアプリからのダウンロードが可能)を閲覧できるインタラクティブなディスプレイの設置

〇ブキ・パンジャン公共図書館
・音響や照明を使える子ども用読み聞かせルームの配置

〇タンパインズ地域公共図書館 
・3Dプリンターや共同作業スペースの配置

〇ベドク公共図書館
・高齢者向けの大活字本を備えた専門室の配置

米国大学・研究図書館協会、“Choice Reviews”が20万件の書評の公開を達成したと発表

米国大学・研究図書館協会(ACRL)が発行する学術書等の書評誌“Choice”のオンライン版“Choice Reviews”が、2017年3月3日、20万件の書評記事の公開を達成したと発表しています。

20万件目の記事は、アームストロング・アトランティック州立大学のジャミソン(Carol Jamison)氏が執筆した“An Old English History of the World”の書評です。

Choice Reviews Reaches A Significant Milestone - 200,000 Reviews(ALA,2017/3/6)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/03/choice-reviews-reaches-significant-milestone-200000-reviews

JSTOR、アップロードした文献を解析し、 JSTOR内の学術文献を推薦するText Analyzer(beta)を公開

2017年3月6日、JSTORのツール作成部門JSTOR Labsが、Text Analyzer(beta)を公開しました。

Text Analyzer(beta)が、アップロードした文献を解析して、アップロードした文献の内容を要約した用語のセットを考案し、その用語に基づいた JSTOR内の学術文献を推薦するものです。

利用者は、用語の追加や削除、関連性の重要度の変更などをすることが可能です。

On Beyond Keyword Search Introducing Text Analyzer(JSTOR Labs,2017/3/6)
http://labs.jstor.org/blog/#!on_beyond_keyword_search-introducing_text_analyzer

Text Analyzer(beta)
https://www.jstor.org/analyze/

国際図書館連盟、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所をアルゼンチンの国会図書館に移転

2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)は、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所を、アルゼンチンの国会図書館((Biblioteca del Congreso de la Nación)に移転すると発表しています。

ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所は、当初、ベネズエラに設置され、1990年から2011年まではブラジル、2011年から2016年まではメキシコに置かれていました。

IFLA Announces Host for LAC Regional Office(IFLA,2017/3/6)
http://www.ifla.org/node/11246

参考:
IFLAラテンアメリカ・カリブ海地域部会が進める、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への図書館の貢献を示すためのプロジェクト
Posted 2017年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/33241

国際図書館連盟、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に図書館が寄与できることを示す事例等を掲載したブックレットの第2弾作成のため情報提供を呼びかけ

2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)が、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に図書館が寄与できることを示す事例等を掲載したブックレットの第2弾作成のために、情報提供を呼びかけています。

ブックレットは、政策立案者へのアドヴォカシー活動に活用することを目的としており、第1弾は、2016年6月に公開されています。

IFLA invites you to submit examples of how libraries contribute to the United Nations 2030 Agenda(IFLA,2017/3/6)
http://www.ifla.org/node/11245

参考:
国際図書館連盟、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に図書館が寄与できることを示す事例等を掲載したブックレット・ハンドアウトを公開
Posted 2016年7月8日
http://current.ndl.go.jp/node/32040

長崎大学附属図書館、日本古写真「ボードイン焼損写真集」及び「ポッターアルバム」を電子化公開

長崎大学附属図書館が、2017年2月28日に、日本古写真「ボードイン焼損写真集」及び「ポッターアルバム」を電子化公開したと発表しています。

ともに、「長崎大学電子化コレクション」のメニューから見ることができます。

3月 6日

岐阜県図書館、「授業で使える当館所蔵地図」に9事例を追加

2017年3月5日、岐阜県図書館が、所蔵する約15万点の地図から学校の授業に使える地図を選び、画像と解説を付けて紹介している「授業で使える当館所蔵地図」に9事例を追加したと発表しています。

岐阜県図書館 お知らせ
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/
※「3月5日 「授業で使える当館所蔵地図」に9事例を追加」とあります。

授業で使える当館所蔵地図(岐阜県図書館)
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/school/top.html#jyugyo-map
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/school/tizukatuyo/top.html

韓国・坡州市中央図書館、急速な都市化のなかで消えていく日常生活のオーラルヒストリーを収集するプロジェクトを開始

韓国・京畿道にある坡州市中央図書館が、急速な都市化のなかで消えていく日常生活を記録するプロジェクトを開始すると発表しています。

2017年3月14日から4月18日まで、「消えていくものを記憶するために」と題した6回の講座が行われ、受講者(市民が対象)は、歴史家、ブックキュレーター、ステーリーテラー、オーラルヒストリーの専門家からアーカイブの概念やオーラルヒストリーの取集方法等を学びます。

地元紙の報道によると、講座終了後、受講者の中から希望者を募って、オーラルヒストリーを収集する組織を結成し、市民の会話、生活、街、機関・団体などの歴史と記憶を市民の声を通じて記録していく予定とのことです。

また、収集された資料は、「ヒューマン in Paju」と題し、3月末に改修作業が終了する同館1階「コミュニティ資料室」で展示されるほか、書籍として刊行する計画とのことです。

ゲティ財団、美術作品の来歴調査用データベース“Getty Provenance Index”に、英国の1680年から1780年までの競売記録を追加

2017年3月1日、ゲティ財団が、美術作品の来歴調査用データベース“Getty Provenance Index”に、英国の1680年から1780年までの美術作品の競売記録を追加したと発表しています。

ゲティ研究所とナショナルギャラリー(ロンドン)が共同で行っている収集・来歴調査“British Sales 1780-1800: The Rise of the London Art Market”の第2フェイズの成果で、現存する最古のカタログである1,085点の売立目録からの13万7,780件を超す記録をインデックスに追加したものです。

“Getty Provenance Index”の“Sale Catalogs”インタフェイスから検索が可能です。

Twiter(@thegetty,2017/3/1)
https://twitter.com/thegetty/status/837085307380121602

米国図書館協会を含む米国の80を超す団体が、メディアを悪者扱いし、その役割を損なわせる政権の行為を非難する声明を発表

2017年3月2日、米国図書館協会(ALA)、米国法律図書館協会(AALL)、北米研究図書館協会(ARL)等、80を超す言論または報道の自由に係わる団体が、メディアを悪者扱いし、国民に対して政府の政策や行動を知らせるメディアの役割を損なわせるトランプ政権の行為を非難する声明“Statement in Support of Freedom of the Press”を発表しています。

東洋文庫ミュージアム、企画展「ナマズが暴れた!?安政の大地震展―大災害の過去・現在・未来」を開催

2017年4月19日から8月6日まで、東洋文庫ミュージアムが、企画展「ナマズが暴れた!?安政の大地震展―大災害の過去・現在・未来」を開催します。

熊本大地震の発生から1年をむかえるにあたり、日本を中心に世界各地の大災害と復興の歩みを歴史資料から明らかにするものです。

【展示】次回企画展「安政の大地震」展の情報を追加しました(東洋文庫ミュージアム,2017/3/3)
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/showoshirase_contents.php?tgid=1488502674

チラシ
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/saigai-detail.pdf

1970年から1976年発行の医学中央雑誌のデータ約81万件が医中誌Webに追加

2017年3月1日、医学中央雑誌刊行会が、1970年から1976年発行分までの医学中央雑誌のデータ約81万件を医中誌Webに追加したと発表しました。これにより、医中誌Webの収録データは全体で約1,150万件になりました。

現在、1970年以前についても作業を進めており、順次、医中誌Webに追加していく予定とのことです。

OLD医中誌データ追加収録のお知らせ(医学中央雑誌刊行会,2017/3/1)
http://www.jamas.or.jp/news/news80.html

参考:
1977年~1983年発行の医学中央雑誌のデータ、約92万件が医中誌Webに追加
Posted 2014年11月17日
http://current.ndl.go.jp/node/27450

3月 3日

オープンアクセスリポジトリ推進協会、「JPCOAR スキーマ(案)」について意見募集(提出期限:3/24)

2017年3月3日、機関リポジトリ推進委員会メタデータ検討タスクフォースが、Junii2を改訂し新スキーマを策定するにあたり、スキーマ(案)を提示し意見を募集しています。意見募集期間は2017年3月6日から3月24日までです。

なお、2016年7月にオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が設立されたことを受けて、機関リポジトリ推進委員会はJPCOAR運営委員会に移行します。いただいた意見は今後、JPCOARにおいて検討していくとのことです。

「JPCOAR スキーマ(案)」に関する意見募集(JPCOAR、2017/3/3)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=54

大阪市立中央図書館、「思い出のこし(西区)」を開始

大阪市立中央図書館が、2017年3月3日から、「思い出のこし(西区)」を実施すると発表しています。

同館が立地する西区の、街の人々の思い出を記録として残すもので、今はなくなってしまったお店の様子や公園の愛称などの思い出を、図書館内の投稿用紙に記入し投稿し、思い出を集めるものです。

【中央】「思い出のこし(西区)」を実施します 3月3日から(大阪市立図書館,2017/3/3)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=6022&comment_flag=1&block_id=510#_510

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