アーカイブ - 2017年 3月 8日

デジタルリポジトリ連合(DRF)、2016年度末で解散

2017年3月8日、デジタルリポジトリ連合(DRF)が、平成28年度末で解散することを発表しています。

DRFは平成18(2006)年度に発足し、現在157機関が参加しています。これまで、機関リポジトリの構築と運営に係る人材育成、技術開発、情報共有を通じて、国内における機関リポジトリの発展とオープンアクセス思潮の興隆につとめてきました。

2016年11月24日付けで、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)からDRFの主な活動を継承する旨の回答を得て、12月8日付けでDRF参加機関に解散についての賛否を問い、その結果、参加機関の3分の2以上である120機関から解散について同意を得たとのことです。

カナダ・ウィンザー公共図書館、救急病院内での図書館の共同運営について検討開始

2017年3月6日、カナダ・オンタリオ州のウィンザー公共図書館(WPL)が、ウィンザー地域病院(Windsor Regional Hospital)と連携し、新しく建設予定の救急病院での図書館サービスの共同運営の可能性について検討すると発表しています。

同館では、サウス・ウィンザー地区へのサービス拡張を検討しており、一方病院においても、同地域に計画している新しい救急病院内への図書館の設置を計画していることや、図書館で受けるレファレンスの40%が健康関連であることから、共同運営を検討することになったと説明されています。

WPL to partner with Windsor Regional Hospital(WPL,2017/3/6)
http://www.windsorpubliclibrary.com/?p=48851

米国政府印刷局、米国議会図書館と共同で、1970年代の連邦議会議事録をデジタル化し“govinfo”で公開

2017年3月7日、米国政府印刷局(GPO)が、米国議会図書館(LC)と連携し、1971年から1980年までの連邦議会議事録をデジタル化し、連邦政府の情報を利用できるデータベース“govinfo”で公開したと発表しています。

公開したものには、第92議会から第96議会までの議事録で、ウォーターゲート事件、ベトナム戦争の終結、イランアメリカ大使館人質事件、石油危機(オイルショック)などのトピックが含まれます。

GPO ISSUES DIGITAL RELEASE OF HISTORICAL CONGRESSIONAL RECORD FOR THE 1970S(GPO,2017/3/7)
https://www.gpo.gov/newsroom-media/presspage/17presspage11.htm

米国図書館協会、自転車と図書館に関する無料のウェビナーを開催:地域の健康と持続可能性の促進

米国図書館協会(ALA)が、東部時間の2017年4月14日の午後1時から2時まで、“Bikes and Libraries: Pedaling Toward Innovative Outreach, Health, and Sustainability”と題する無料のウェビナー(ウェブセミナー)を開催すると発表しています。

講師は、カリフォルニア州のオークランド公共図書館の職員でサイクリストでもあるトミナガ(Mana Tominaga)氏とウィーク(Emily Weak)氏が務め、自転車が、図書館を、如何に、地域の公衆衛生や持続可能性についての構想の重要な要素にさせるかや、自転車が、如何に強固な地域コミュニティを作り出すかについて話します。

New free webinar on bikes and libraries(ALA,2017/3/7)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/03/new-free-webinar-bikes-and-libraries

国立公文書館、「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開

国立公文書館が、2017年1月付けの報告書「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開しています。

この報告書は、最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムに関する情報を提供し、全国の公文書館等のデジタルアーカイブ化の推進に資するため、

・デジタルアーカイブ・システムに関連する最新のIT技術
・デジタルアーカイブ・システムで提供するサービス

の調査検討を行なったものです。

調査研究報告書(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/report/#Repo_02
※「デジタルアーカイブ」に「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(平成29年1月)(PDF)」とあります。

富岡町議会(福島県)、震災遺産保全条例案を可決

河北新報の記事によると、2017年3月7日、福島県の富岡町議会で、震災遺産保全条例案が可決・成立したとのことです。

記事では、条例は全7条からなり、震災遺産の範囲(建造物、標識、印刷物など)や基本方針を盛り込んでおり、企画展などで積極的に公開して「地域が災害から復興へ向かう姿を積極的に発信する」(第6条)ことも打ち出していることが紹介されています。

帰還困難区域を除く町内の避難指示が解除される4月1日から施行されるとのことです。

震災遺産保全条例が成立 富岡町で全国初(河北新報,2017/3/8)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_61017.html

国立国語研究所、「国語研日本語ウェブコーパス」の検索系「梵天」を一般公開

2017年3月7日、国立国語研究所(国語研)が、「国語研日本語ウェブコーパス」の検索系「梵天」を一般公開しました。

「国語研日本語ウェブコーパス」は、ウェブ(WWW)上の日本語テキストを利用して現代日本語コーパスを構築したもので、稀言語現象の言語学的、心理学的および情報処理的視点からの究明の可能性を開くことを目的としており、検索系「梵天」に格納して公開されました。

一般公開版の利用者は、文字列検索のみが可能で、インデックス情報のダウンロードなどはできないほか、利用規約に同意する必要があります。

その他、高機能版もあり、品詞列検索・係り受け検索が利用でき、インデックス情報などがダウンロードできますが、利用するためには、利用規約への同意、書籍やブログなどから抽出した1億語の現代日本語コーパスを検索できる「中納言」のアカウントの保持と半年以上の利用経験、国語研が開催する「梵天」講習会への参加、が必要です。

【イベント】報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」(3/18・大阪)

2017年3月18日、大阪新美術館建設準備室が、大阪府立江之子島文化芸術創造センターにて、報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」を開催します。

2021年度中の開館を予定している(仮称)大阪新美術館では、「具体美術協会」の作品・資料情報および研究の拠点ミュージアムをめざしており、アーカイブの整備を進めています。この報告会では、近年寄贈を受けた「具体美術協会」に関する資料群の、整理と公開の状況や、将来に向けた公開と活用のビジョンを説明するものです。

また、3月18日と19日の両日、「具体美術協会関係資料」からの映像の一部を上映します。

報告会「『具体美術協会関係資料』の整理・公開・活用の現在と未来」を開催します(大阪市,2017/2/13)
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000390714.html