アーカイブ - 2017年 3月 21日

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文化庁文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会、中間まとめを公表:パブリックコメントも募集中(-3/29)

文化庁の文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会が、2017年2月24日に開催された第6回委員会において取りまとめられた中間まとめを公表しています。

この委員会では、新たな時代のニーズに的確に対応した権利制限規定の在り方等、教育の情報化の推進等、障害者の情報アクセス機会の充実、著作物等のアーカイブの利活用促進等について、検討を行ってきました。123ページから124ページでは、国立国会図書館による資料送信サービスの拡充について言及されています。

また、3月29日までパブリックコメントも募集しています。

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会中間まとめ(e-Gov)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000156301

Impactstory、無料公開の研究論文に誘導するChrome拡張機能"Unpaywall"を公開

2017年3月15日、学術成果のソーシャル上の影響力を測るaltmetricsサービス“Impactstory”のブログにおいて、無料公開の研究論文に誘導するChrome拡張機能“Unpaywall”が紹介されています。

Unpaywallは、著者自身が合法的にアップロードしたオープンアクセスリソースの1000万を超えるインデックスを使用しています。Unpaywall Chrome拡張機能をインストールし、記事を参照した際ページの右側に小さな緑色のタブが表示されると、それは、Unpaywallが無料のバージョンを発見したことを意味するとのことです。タブをクリックし、記事を読むことが出来ます。

Unpaywall prerelease(Impactstory)
http://unpaywall.org/
http://unpaywall.org/faq

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2017のファイナリストを発表

2017年3月20日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2017(2017 National Medal for Museum and Library Service)のファイナリストを発表しました。同賞は、市民や家庭、コミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。図書館15館、博物館等15館がファイナリストに選ばれました。

2017年の図書館のファイナリストは以下のとおりです。

北米研究図書館協会(ARL)、加盟館・健康科学図書館・法律図書館の2014-2015年度版統計を刊行

2017年3月17日、北米研究図書館協会(ARL)が、2014-2015年度の3種類の統計を刊行しました。

いずれも、コレクション、スタッフ、予算、サービス等に関する統計がまとめられていて、それぞれ、米国とカナダのARL加盟館124機関、健康科学図書館59機関、法律図書館74機関が対象となっています。

また、過去の傾向をあらわした、無料で利用できる図表類も2014-2015年度に更新されています。

ARL Statistics 2014–2015 and Updated Trends Graphs Published(ARL, 2017/3/17)
http://www.arl.org/news/arl-news/4246-arl-statistics-2014-2015-and-updated-trends-graphs-published

米国大学協会(AAU)、北米研究図書館協会(ARL)、米国大学出版協会(AAUP)がオープンアクセス単行書出版イニシアティブを開始

2017年3月16日、米国大学協会(AAU)、北米研究図書館協会(ARL)、米国大学出版協会(AAUP)は、人文科学社会科学の研究者が、電子版の単行書をオープンアクセスで出版するための助成金の共有を促進するために、今春からOpen Access Monograph Publishing Initiativeを開始すると発表しています。

このイニシアティブに参加する大学は、オープンアクセス単行書出版をサポートするため大学の基本的な出版助成金15,000米ドルを提供する、1年に少なくとも3回出版助成する、このイニシアティブに5年間参加することとしています。12の大学が参加を表明しています。

AAUPは、2017年3月16日現在、57の大学出版社が助成金を受け入れる準備が整っているとしています。

【イベント】日本アーカイブズ学会2017年度大会(4/22-23・東京)

2017年4月22日と23日に、学習院大学で、日本アーカイブズ学会2017年度大会が開催されます。

22日は、総会のあと学習院大学大学院アーカイブズ学専攻教授・高埜利彦氏による講演会「日本のアーカイブズ制度を回顧する」が行なわれます。

23日は、午前に自由論題研究発表会が行なわれ、17本の発表が予定されています。午後には「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト制度の発展をめざして」をテーマとする企画研究会シンポジウムが行なわれ、

・保坂裕興氏(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻教授)「アーキビスト養成の国際的動向-能力保障型の人材育成-」
・加藤丈夫氏(独立行政法人国立公文書館長)「職務基準書を用いたアーカイブズ専門職制度の開発」

の2本の報告のほか、大友一雄氏(人間文化研究機構国文学研究資料館教授)のコメントが予定されています。

参加費が必要ですが、事前申込は不要です。