アーカイブ - 2017年 2月 1日

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日本経済新聞社、人工知能を活用した「決算サマリー」配信開始

2017年1月25日、日本経済新聞社は、人工知能(AI)を使い、決算の要点を自動で文章として配信する「決算サマリー」サービスを始めたと発表しています。

このサービスは、言語理解研究所と東京大学の松尾豊研究室、日経のエンジニアの共同で開発されたものです。

適時開示情報サイトでの決算公表後、数分で売上高や利益などのデータとその背景や理由などをまとめて、「日本経済新聞電子版」や「日経テレコン」のコンテンツとして配信しています。企業の開示資料から文章を作成し配信するまで、システムが完全自動で実施しています。当面はベータ版の位置づけであるとのことです。

AIを活用した「決算サマリー」配信スタート(日本経済新聞社のプレスリリース、2017/1/25)
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/news/press/394.html

日経、ILU、東大共同研究 完全自動「決算サマリー」
http://pr.nikkei.com/qreports-ai/

参考:
人工知能が作成した詩や小説を載せるウェブサイト“CuratedAI”
Posted 2016年7月28日
http://current.ndl.go.jp/node/32233

【イベント】「第8回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(2/17・岩手)

2017年2月17日、岩手県立図書館において、第8回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。

ワークショップは二部構成で、杉本重雄氏(筑波大学図書館情報メディア系)の挨拶に続き、第一部では、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所)による基調講演「震災アーカイブの解決すべき課題」に続き、岩手県から「いわて震災津波アーカイブの検討状況」、筑波大学杉本・永森研究室から「震災アーカイブの利活用性向上を目指したメタデータの分析」等が話題提供として予定されています。

第二部は、デジタルアーカイブ構築・運用・利活用のための連携についてのフリーディスカッションが行われます。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

【開催案内】第8回DANワークショップが開催されます。(メタデータ基盤協議会、2017/1/27)
http://www.mi3.or.jp/news/8dandigital-archive-network.html

子どもと家庭の読書に関する報告書の第6版が公開(米国)

2017年1月31日、児童向けの出版・教育などを手掛ける米国のScholastic社が、 2,718人の子どもと保護者を対象に、2016年9月19日から10月10日にかけて実施した、読書に関する調査の報告書 “Kids & Family Reading Report”の第6版を公表しました。

調査結果として以下の点が紹介されています。

・0~17歳の子どもがいる家庭の児童書の平均所蔵数は104冊(3万5千ドル以下の収入の世帯では69冊、ヒスパニック系では91冊、アフリカ系アメリカ人の家庭では67冊)。
・保護者は、子どもが読みたい本を探すために困難を抱えていることを過小評価している。
・子どもも保護者も良いお話や面白いお話を求めている。
・0~17歳の子どもがいる保護者は、子供向けの本の内容に対して、多様性を求めている。
・12~17歳の子どもを持つ保護者は、児童書の登場人物が多様性を反映したものであることを求めている。
・子どもへの読み聞かせを始めたのが、1歳未満と回答した割合が増加している。
・2014年以来、3~5歳児に対して1週間に5~7日の頻度で読み聞かせする保護者の割合が増加している。
・6~11歳の子どもとその保護者にとって、朗読時間は、特別で楽しい時間と考えられている。

オーストラリア国立データサービス、実生活を変える同国のデータ集約型プロジェクトを紹介する電子書籍をウェブサイトで公開

2017年1月31日、オーストラリア国立データサービス(ANDS)が、同国の研究データが実生活に与える利点を16のストーリーにまとめた電子書籍“#dataimpact stories about the real-life impact of Australian research data”をウェブサイトで公開しました。

2016年にANDSが実施した#dataimpactキャンペーンにおいて、研究者コミュニティに対して、実世界を変革するデータ集約型のプロジェクトを尋ね、そのなかから、優良な事例16点を選んでまとめたものです。

ANDSでは、研究者に対して、研究データの価値を促進するために、この電子書籍を、影響力を持つキーパーソンや関係者に知らせることを推奨しています。

米国デジタル公共図書館、ミシガン州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2017年1月31日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、ミシガン州のサービス・ハブからのコンテンツ(4万2,000点)の提供を開始したと発表しています。

ミシガン州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)は、ミシガン図書館、ミシガン大学、ミシガン州立大学、ウェイン州立大学、ウェスタンミシガン大学、“Midwest Collaborative for Library Services”が連携して担っています。

公開されたコンテンツには、自動車産業都市としての歴史や文化に関する資料、料理本、南北戦争の日記、植物学関連、社会的抗議活動のポスター等が含まれます。

Michigan Service Hub Collections now live in DPLA(DPLA,2017/1/31)
https://dp.la/info/2017/01/31/michigan-service-hub-collections-now-live/

Michigan Service Hub
http://michiganservicehub.org/

参考:
米国デジタル公共図書館、イリノイ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始
Posted 2017年1月6日

専門図書館協議会、平成28年度北海道地区研修会「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」を開催(2/21・北海道)

2017年2月21日、専門図書館協議会北海道地区連絡会が、北海道議会事務局において、平成28年度北海道地区研修会「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」を開催します。

北海道議会図書室の議会における役割と業務内容を学ぶもので、専門図書館としての図書館サービスの意義と、現在道議会図書室で実施されている北海道立図書館のサービスのコンセプト並びにその現状についての報告をもとに、これからの議会図書室の可能性を考えるものです。

参加費は無料ですが定員は15名で事前の申し込みが必要です。

2/21 研修会(北海道地区)「議会図書室の議会における役割と図書館サービスについて」(専門図書館協議会)
http://www.jsla.or.jp/2017-2-21-reference/

参考:
札幌大学・札幌大学女子短期大学部、北海道議会図書室にて、議会の議論と関連が深い研究などを紹介する特別展示「札幌大学を知る」を開催
Posted 2017年1月30日
http://current.ndl.go.jp/node/33359

第11回マニフェスト大賞・最優秀賞・特別賞が発表される:議会図書室改革で優秀賞を受賞の呉市議会(広島県)は選ばれず
Posted 2016年11月25日

【イベント】国立国会図書館関西館第21回関西館小展示「梅尽くし―和歌から絵画、食卓まで―」(2/16~3/14・京都)

2017年2月16日から3月14日まで、国立国会図書館関西館が、第21回関西館小展示「梅尽くし―和歌から絵画、食卓まで―」を開催します。

梅の持つ、「詠む梅」「育つ梅」「食す梅」「描く梅」「観る梅」といった様々な側面を所蔵資料約100点を用いて紹介するものです。

また、関連イベントとして、2017年2月18日に、関西館において、奈良大学文学部教授で国際日本文化研究センター客員教授に上野誠氏による講演会「梅の宴歌―中臣清麻呂朝臣の宅にして宴する歌―」を行ないます。講演後には、関西館職員による展示紹介を行ないます。参加費は無料ですが、定員は70名で、事前の申し込みが必要です(先着順)。

第21回 関西館小展示「梅尽くし―和歌から絵画、食卓まで―」 (国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201702.html
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201702.pdf
※2つ目のリンクは展示のチラシです。

第21回関西館小展示関連講演会 「梅の宴歌―中臣清麻呂朝臣の宅にして宴する歌―」 (国立国会図書館)

遠野市立図書館(岩手県)、水損図書レスキュー実技講習会を実施中

2016年の台風10号の影響で所蔵資料に被害を受けた岩手県の遠野市立図書館が、水損図書レスキュー実技講習会を行なっています。

被災した資料のレスキュー作業を行い、日常起こり得る水損によるトラブルの対処法を学ぶための講習会で、2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日の4回実施されます。

誰でも参加でき、1回のみの参加や、午前だけ午後からなど都合の良い時間だけでの参加も可能です。

河北新報の記事によれば、旧土淵中学校を活用した「遠野みらい創りカレッジ」に保管していた、日本昔話研究で知られる民俗学者の関敬吾が収集した昔話関連図書コレクション、江戸時代や明治に遠野で使われた和本教科書等2,500点が被害を受けたとのことです。

水損図書レスキュー実技講習会のお知らせ(遠野市立図書館,2016/12/27)
http://library.city.tono.iwate.jp/opac/wopc/pc/pages/Information.jsp;jsessionid=BAD04D8F374F7864777B84C66A8CF21E

「図書館情報」『広報遠野』2017年1月号
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/30,38400,c,html/38400/P_16-17.pdf