アーカイブ - 2017年 12月 26日

【イベント】公開セミナー「情報技術は人文学研究に何をもたらすのか?」(1/12・東京)

2018年1月12日、慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、合山林太郎研究室主催の公開セミナー「情報技術は人文学研究に何をもたらすのか?」が開催されます。

情報技術に関して具体的に何がどこまで進んでいて、今後十年でどうなるのか、そのために何をすべきかを、橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館・テニュアトラック助教)が講演するものです。

公開セミナー 「情報技術は人文学研究に何をもたらすのか?」(橋本雄太先生)(researchmap(合山林太郎),2017/12/17)
https://researchmap.jp/jojfhkadc-2006797/

参考:
【イベント】ワークショップ「ウェブ・アーカイブの世界-人文学・社会科学から見た研究資源としての可能性-」(2/18・大阪)
Posted 2016年2月5日
http://current.ndl.go.jp/node/30664

佐賀県立図書館、国内現存最古と考えられる南北朝時代の刀剣書の発見を発表

2017年12月18日、佐賀県立図書館が、国内現存最古と考えられる南北朝時代の刀剣書(刀工の名前や説明等を記したもの)が発見されたと発表しています。

「銘尽(龍造寺本)」という資料で、同館の説明によると、同館が所蔵する歴史資料約13万点のなかから、九州産業大学基礎教育センター吉原弘道准教授が、「龍造寺家文書」277点のうち2点の「申状土代」(訴状の下書き)の裏に書かれているのを発見したとのことです。

南北朝時代の観応2年(西暦1351年)12月頃、足利直冬に恩賞として旧領回復を訴えるため、直冬の陣中に滞在していた龍造寺家政が、直冬かその関係者が持っていた秘本の刀剣書を借用し、家政本人か周辺の人物が書き写したものと推定されるとのことです。これまでは、重要文化財「銘尽(観智院本)」(応永30年(西暦1423年)写、国立国会図書館蔵)が現存最古の刀剣書とされていました。

吉原氏による今回の研究成果(論文)が、2018年1月中旬頃に発行される、日本古文書学会編『古文書研究』84号に掲載される予定であるほか、2017年12月26日から2018年2月4日まで、同資料の原本が、同資料に名前の出てくる刀工の銘がある刀剣の実物とともに、佐賀県立博物館で展示されています。

名古屋市教育委員会、「なごやアクティブ・ライブラリー構想」を策定

2017年12月25日、名古屋市教育委員会が、「なごやアクティブ・ライブラリー構想」を策定し、ウェブサイトで公開しました。

時代に即した市民サービスを展開し、更なる市民サービスの向上を追求しながら効果的・効率的な図書館運営を図る事を目的に作成されたものです。

報道資料 平成29年12月25日発表 「なごやアクティブ・ライブラリー構想」の策定について(名古屋市,2017/12/25)
http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000100993.html

更新情報(名古屋市図書館)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_koushin/index.html
※「2017年12月25日 なごやアクティブ・ライブラリー構想を策定しました」とあります。

オーストラリアの公共図書館統計2015-2016年版が公開

2017年12月6日、オーストラリアの国立図書館及び州立図書館の連合である“National and State Libraries Australia”(NSLA)が、オーストラリアの公共図書館の統計報告書の2015-2016年版“AUSTRALIAN PUBLIC LIBRARIES STATISTICAL REPORT 2015-2016”を公開しました。

同報告書には、各州・準州の公共図書館のサービス・インフラ・歳入・歳出を概観したもので、主な内容として以下の数値が紹介されています。

・1,408の建物、移動図書館車78台など、総計1,656の公共図書館のサービスポイントがある
・930万人の公共図書館利用者に約1億6,530万点の資料を貸出し
・年間約1億1,300万人の来館(月平均940万人)
・約3,690万点の蔵書(1人あたり1.5点)とコレクションを最新なものに維持するため約1億2,600万ドルを支出
・歳出総額は11億8,000万ドルで、2011年・2012年度と比べて17.3%の増加 1人当たりの歳出額は同期間中に10.2%増加
・図書館で実施されたプログラムは21万1,000件で、参加人数は約610万人

米国議会図書館(LC)、美術作品・視覚著作物のジャンル/形式用語の試案を公表

2017年12月19日、米国議会図書館(LC)は、美術作品・視覚著作物(Visual Works)のジャンル/形式用語の試案を公表しました。

LCのPolicy and Standards Divisionと美術図書館協会北米支部(Art Libraries Society of North America)のCataloging Advisory Committeeとの共同プロジェクトによるものです。約50のジャンル/形式用語が掲載されています。LCは、2018年2月16日の承認を目指して、2月2日まで意見を募集しています。

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Artistic and Visual Works(LC, 2017/12/19)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/artvisualgenreform.html

国際日本文化研究センター、「朝鮮写真絵はがきデータベース」を公開

2017年12月25日、国際日本文化研究センターが、「朝鮮写真絵はがきデータベース」を公開しました。

山本俊介氏(元高麗美術館研究員)が所蔵する、1900年代から1940年代に発行された朝鮮写真絵はがき等を、書誌情報を基にデータベース化したもので、キーワード検索のほか、画像拡大表示機能、絵はがきの発行会社、宛名面の区切り線、形態等で分類できる機能を備えています。

また、書誌情報表示画面では、設定したキーワードを基にした類似画像が複数表示され、関連した資料を容易に検索・閲覧できるようになっています。

今後も、整理分類できたものから順次公開していく予定となっています。

トピックス(国際日本文化研究センター)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/
※「2017.12.25 データベース「朝鮮写真絵はがきデータベース」を公開しました」とあります。