アーカイブ - 2017年 11月 22日

ゲーム保存協会、80年代を中心とした日本のPCゲームソフト6,300本を11月25日より公開

特定非営利活動法人(NPO法人)ゲーム保存協会は、2017年11月25日から、ゲームソフトのアーカイブを公開し、一般の利用者の受け入れを開始します。

今回公開するのは、80年代を中心とした日本のPCゲームソフトです。本部にある2万本以上のうち、準備ができている6,300本のソフトを一般公開します。

同法人によると、ゲームソフトを一般公開しているアーカイブ機関は世界でも非常に少なく、日本では初めてとのことです。

NPO法人ゲーム保存協会は、2015年には所蔵する書籍・雑誌のうち2,200冊を一般公開しており、現在も一般の利用者が無料で閲覧できる資料室として開放しています。

NPO法人ゲーム保存協会「ゲーム・アーカイブ」11月25日より公開(ゲーム保存協会, 2017/11/20)
https://www.gamepres.org/2017/11/20/archive-open/

北海道立図書館、アスベストを含む天井材の一部が剥離したため臨時休館中

2017年10月18日、北海道立図書館で、2階の一般資料閲覧室のアスベストを含む天井材の一部が剥離した箇所が発見されました。利用者の安全等に万全を期すため、10月18日から10月23日まで臨時休館していましたが、当面の間、臨時休館を継続することになりました。

アスベストが空気中に飛散していないことは確認されましたが、対応策の検討にはなお時間を要するため、臨時休館を継続するとしています。現在、専門業者の見解等を踏まえ、関係機関と協議を重ねながら、対策について検討を進めています。

臨時休館のお知らせ(平成29年10月18日から臨時休館を継続中です)(北海道立図書館)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna0000007fyk.html

米国議会図書館、メソアメリカ地域の古地図を取得し、デジタル化して公開

2017年11月21日、米国議会図書館(LC)が、メソアメリカの古地図“Codex Quetzalecatzin”を、フランスの蒐集家から取得し、デジタル化して公開したと発表しています。

スペイン王室の植民地調査や、先住民自身による土地の権利主張のために、同地域で多くの地図が作成された時代である1593年の地図で、“Codex Quetzalecatzin”は先住民によって作成された地図の一例と紹介されています。

Library of Congress Acquires Extremely Rare Mesoamerican Codex(LC,2017/11/21)
https://www.loc.gov/item/prn-17-155/

欧州研究図書館協会、2018-2022年の戦略計画を発表

2017年11月21日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、2018-2022年の戦略計画“Research Libraries Powering Sustainable Knowledge in the Digital Age”を公表しました。

戦略的方向性として研究図書館を以下のように位置づけるとしています。

・革新的な学術コミュニケーションのプラットフォーム
・デジタルスキルやサービスのハブ
・研究インフラのパートナー

Today LIBER is putting its 2018-2022 Strategy ー Research Libraries Powering Sustainable Knowledge in the Digital Age ー into action. (LIBER,2017/11/22)
http://libereurope.eu/blog/2017/11/21/2018-2022-strategy/

米国法律図書館協会、給与及び法律図書館の現状に関する隔年調査の報告書を刊行:予算・人員ともに前回調査より増加

2017年11月20日、米国法律図書館協会(AALL)は、隔年で実施している給与及び法律図書館の現状に関する調査の結果報告書を刊行しました。法律図書館793館を対象に実施し、502館から得た回答をまとめた報告書で、今回で13回目となります。

AALLのウェブサイトで公表されている調査結果の概要によると、法律図書館の情報のための平均予算額は2009年以降初めて増加しており、2015年の前回調査と比べて4.1%増加しています。政府や法律事務所・企業の法務部においては、各々27%、10%増加しています。また、有料データベース等の電子情報資源への支出が増加しており、2007年の33.3%から51.3%に増加しています。

大学・研究機関の法律図書館長の平均年間給与額の中央値は15万7,746ドル、法律事務所勤務で12万5千ドル、政府系法律図書館勤務で9万2,935ドルで、法律事務所の最高知識責任者(CKO)や図書館担当役員(CLO)の給与は2015年から32.1%増加して19万1,000ドルとなっています。

平均の常勤職員数は5.5人で、2015年調査の5.06人より増加しており、平均の常勤のパラプロフェッショナルの数も2.38人から3.01人へと増加しています。