アーカイブ - 2017年 11月 2日

研究データキュレーションに関する文献リスト第8版が公開

ブログ“Digital Koans”を運営し、様々なトピックに関する文献リストを作成しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2017年10月4日付けで、研究データキュレーションに関する文献リストの第8版を公開しました。

主に2009年1月から2017年9月までに出版された、680本以上の英語文献などが掲載されています。

Version 8 of the Research Data Curation Bibliography Released(DigitalKoans, 2017/10/4)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2017/10/04/version-8-of-the-research-data-curation-bibliography-released/

米国のニューメディア・コンソーシアム、大学で受けたデジタルリテラシーに関する教育がその後の職業生活に与えた影響を調査した報告書を公開

2017年11月1日、米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が、“2017 Digital Literacy Impact Study: An NMC Horizon Project Strategic Brief”を公開しました。

大学でのデジタルリテラシーに関する教育が、卒業後の職業生活にどのように影響を与えるかについて、学習者の視点から明らかにすることを目的とした調査の報告書です。

同報告書は、2017年に公表した高等教育におけるデジタルリテラシーに関する報告書において概説された定義や枠組みを補完するものとして位置づけられており、36機関の700人の卒業生を対象に、大学で得た専門知識やその習熟度が自身のキャリアにどのように影響を与えたかを調査しています。

デジタルリテラシーに関して、情報を消費することについての教育は受けたものの、デジタル形式のコンテンツを作成する教育についてはほとんど受けていないこと、1/3の回答者が学生時代にデジタルリテラシーに関する教育を受けたことで仕事で多くのことを成し遂げたと感じていること、4/10の回答者がこの1年間で昇進したと感じていることが紹介されています。

【イベント】第5回CODHセミナー「信頼できるデータリポジトリ〜CoreTrustSeal認証に関する実践的情報共有の場〜」(12/4・立川)

2017年12月4日、国立極地研究所において、第5回CODHセミナー「信頼できるデータリポジトリ〜CoreTrustSeal認証に関する実践的情報共有の場〜」が開催されます。人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、データ統合・解析システム(DIAS)オープサイエンス分科会、2017年10月設立の研究データ利活用協議会「国内の分野リポジトリ関係者のネットワーク構築」小委員会の共催です。

2017年9月に発足した新しいデータリポジトリ認証CoreTrustSealの申請書を実際に記入し、自らのデータリポジトリを自己点検すると同時に、記入結果を発表して参加者が批評しあうことで、認証に関する理解を深めます。また、申請書の項目がデータリポジトリの実情に合うかどうかを検証し、取るべき戦略について議論を深めます。幅広い分野を対象として、認証を中心にデータリポジトリに関するノウハウを共有する実践的なセミナーとのことです。

参加費は無料です。事前申込が必要です。講演は日本語が中心ですが、CoreTrustSealの申請書は英語で記入します。

13:30-14:00
『信頼できるデータリポジトリ』のコア認証とは
村山 泰啓(NICT/ICSU-WDS)

文化遺産のデジタルアーカイブの長期保存に関する実践ガイド“The PREFORMA Handbook”が公開

文化遺産のデジタルアーカイブの長期保存に関する実践ガイド“The PREFORMA Handbook”が公開されています。

とくにファイルフォーマットへの準拠の検証に焦点が当てられています。また、検証の際に使用するDPManager、MediaConch、veraPDFなどの、電子情報の長期保存に関する欧州のプロジェクト“PREFORMA”のツールの使用方法に関するガイドラインともなっています。

The PREFORMA Handbook(Digital Meets Culture)
http://www.digitalmeetsculture.net/article/the-preforma-handbook/

『カレントアウェアネス-E』336号を発行

E1969 - 第28回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2017年9月13日から16日まで,日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E1862ほか参照)第28回年次大会が,ノルウェーのオスロ大学で開催された。19の国・地域から92人が参加し,日本からは過去最多の36人が参加したということであった。「日本学支援のデジタル対策」をテーマに,14のセッションにわかれて,ゲストスピーカー3人は45分,その他のプレゼンターは最大30分で30本の発表が行われた。開催国であるノルウェーに関する発表のほか,北欧諸国からの発表も多く,各国・地域の日本学に関する状況やコレクション等についても知ることができた。以下,筆者が関心を持った発表を中心に紹介する。

E1967 - 関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの

関西大学の東アジア研究は,江戸時代末期に大阪に開設された漢学塾「泊園書院」をその源とする東西学術研究所(1951年設立)を中心に,近年の文部科学省グローバルCOEプログラムへの採択や「文化交渉学」という新しい学問体系の提唱等を通じて,広く社会的な認知を受けていると自負している。今回,更に,そうした長き伝統の中で培われてきた関西大学の東アジア研究の学術リソースと国際的学術ネットワークを基盤に東アジア研究のためのデジタルアーカイブを構築し,その活用を通して新たな人文知の未来を切り拓くべく,2017年4月,「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」(Kansai University Open Research Center for Asian Studies:KU-ORCAS)を立ち上げた。

E1966 - 震災と図書館:中止となった第26回京都図書館大会の発表から

2017年8月7日,「震災と図書館~まなぶこと・できること~」をテーマに,第26回京都図書館大会が京都市の同志社大学で行われる予定であったが,台風5号の接近に伴う悪天候が予想されたため中止となった。本稿では,大会で予定されていた事例発表の内容を紹介する。

E1968 - 図書館総合展2017フォーラムin安城<報告>

2017年では4か所目の図書館総合展「地域フォーラム」(E1940参照)が9月23日,愛知県の安城市中心市街地拠点施設「アンフォーレ」で開催された。アンフォーレは2017年6月にオープンし,その中心施設がアンフォーレ本館の2階から4階に位置する安城市図書情報館(以下,図書情報館)である。フォーラムでは,作家の荒俣宏氏の基調講演「つながる読書」,荒俣氏に神谷学安城市長とアンフォーレを設計した三上建築事務所の益子一彦所長を加えたパネル討論「まちづくりと図書館」などが行われた。主催者発表の参加者は267人であった。

浜松市、多文化サービスの充実化などを目的に、楽天株式会社と電子図書館に関する連携協定を締結

2017年11月1日、浜松市が、楽天株式会社と電子図書館に関する連携協定を締結しました。

ITを活用した読書環境の整備、多言語教育によるグローバル化の促進、外国人居住者が2万人を超え「浜松市多文化共生都市ビジョン」を掲げる同市の多文化サービスの充実などが連携の目的とされています。

協定に基づき、2018年2月(予定)から、浜松市民は、電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」を通じて電子書籍を借りることができるようになります。

協定期間は、2019年10月31日までの2年間です。

米国議会図書館米国民俗センター、「ロードアイランド民俗調査プロジェクトコレクション」をオンラインで公開

2017年11月1日、米国議会図書館(LC)の米国民俗センター(American Folklife Center:AFC)が、「ロードアイランド民俗調査プロジェクトコレクション」(Rhode Island Folklife Project Collection)をオンラインで公開したと発表しています。

AFCでは、1977年から1997年にかけて、米国の様々な地域の民俗に関するフィールド調査を実施しています。

2016年のAFC創立40周年を記念して、それらの調査で収集されたコレクションをオンラインで公開することとし、これまでに、「シカゴ民族芸術調査プロジェクトコレクション」(Chicago Ethnic Arts Project Collection)、「モンタナ民俗調査コレクション」(Montana Folklife Survey Collection )、「ジョージア中南部民俗調査プロジェクトコレクション」(South-Central Georgia Folklife Project Collection)といったコレクションが公開されています。

EBSCOhost、EBSCO Discovery Serviceから法学分野のデータベースHeinOnline収録データへのアクセスが可能に

2017年10月30日、EBSCO社は、EBSCOhost、EBSCO Discovery Serviceを通じて、William S. Hein & Co.社の法学分野のデータベースHeinOnlineの一部にアクセス可能になることを発表しています。

今回アクセス可能となるのは、Legal Classics(法学分野の古典)、Federal Register(米国の官報)、Code of Federal Regulation(米国の連邦規則集)、U.S. Congressional Documents(米国の議会文書類)と、World Constitution Illustrated(各国の憲法)を収録する5つのデータベースとなります。

現在、Legal ClassicsとFederal Registerにはアクセス可能で、Code of Federal Regulation、U.S. Congressional Documents、World Constitution Illustratedは、2017年末にアクセス可能になるとのことです。

田原市中央図書館(愛知県) × 野村誠 × 愛知大学メディア芸術専攻の共同企画「うたう図書館」

愛知県の田原市中央図書館、作曲家の野村誠氏、愛知大学メディア芸術専攻による共同企画「うたう図書館」への参加申し込みが2017年11月1日から開始されています。

同企画は、図書館内では普段は出せない大きな声で歌ったり、自由に意見を出し合ったりしながら、野村氏とともにワークショップ参加者で楽しく遊びながらオリジナルの歌を作るもので、作った歌は、12月23日開催の「うたう図書館フェス!」で発表されます。

「うたう図書館フェス!」と同日には、「あそぶ図書館」と題した、愛知大学の学生による作品展示が館内で行われます。 

うたう図書館(Facebook)
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