アーカイブ - 2017年 10月 18日

米国議会図書館、キャリアの浅い図書館員を対象とした“Librarians-in-Residence”の実施を発表

2017年10月17日、米国議会図書館(LC)が、キャリアの浅い図書館員を対象としたパイロットプログラムとして“Librarians-in-Residence”を実施すると発表しています。

キャリアの浅い図書館員に、専門性の開発と、LCの蔵書の構築・管理・提供に貢献する機会を与えるもので、米国図書館協会(ALA)が認定した図書館情報学大学院で、2016年12月から2018年6月までの期間に修士号を取得した(取得予定の)人物を対象に、2017年11月1日から11月30日まで、募集が行われます。

プログラムの実施期間は、2018年6月からの半年間で、最大4人が選出されます。

文化庁・国文学研究資料館、「ないじぇる芸術共創ラボ アートと翻訳による日本文学探索イニシアチブ」の実施を発表

2017年10月18日、文化庁が国文学研究資料館との共催で「ないじぇる芸術共創ラボ アートと翻訳による日本文学探索イニシアチブ」(NIJL Arts Initiative: Innovation through the Legacy of Japanese Literature)を実施すると発表しています。

同事業は、古典籍を発掘し、社会や新たな創造につなげることを目的としており、古典と現代社会をつなぐ「古典インタプリタ」の育成に取り組むとともに、「アーティスト・イン・レジデンス」(第一線で活躍する芸術家を一定期間国文学研究資料館に招聘し、古典文学をモチーフに新たな芸術作品の創作活動を行なう)や「トランスレータ・イン・レジデンス」(国際的に活躍する外国人翻訳家を一定期間国文学研究資料館に招聘し、文学資源の発掘と他言語化を実施)といった事業を行ないます。

Library Journal誌、2016年の米国の図書館情報学大学院の卒業生の就職状況調査の結果を掲載

2017年10月11日、Library Journal(LJ)誌は、同誌が毎年実施している米国の図書館情報学(LIS)大学院の卒業生の就職状況調査について、2017年版(2016年の状況)のデータを公開しました。

52の大学院の4,223人のデータを集計したもので、調査によると、83%の卒業生が常勤の職を得ており(2014年:83%、2015年:82%)、うち67%が図書館での勤務であり昨年の74%より減少しています。また、20%がその技術を活かして常勤の職として勤務しています。また、平均の初任給は5万1,798ドルで、昨年より7.45%上昇しています。

また、大学院入学時点で図書館での勤務経験がないと回答した割合が半分を超すことや、22%の学生が入学以前に他の上位の学位を取得していること、図書館情報学修士の取得と同時に他の学位を取得したと回答した割合が8%であること、今後別の学位を取得しようと考えていると回答した割合が14%であることなどが指摘されています。

米・都市図書館協議会、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2017”を発表

2017年10月11日、米国の都市図書館協議会(Urban Libraries Council: ULC)が、財源が厳しいなかでコミュニティを強化する革新的な公共図書館サービスを実施した図書館を称える“Top Innovators 2017”を発表しました。

250を超える応募の中から選ばれたもので、特別賞(Honorable Mention)とあわせて、分野別に20館が選出されています。

“Top Innovators ”に選ばれた図書館は以下の通りです。

・学習(乳児から10代)
 シーダーラピッズ公共図書館(アイオワ州):Summer Dare Everywhere

・学習(成人)
 セントルイス郡図書館(ミズーリ州):After Hours Computing

・蔵書
 ニューヨーク公共図書館(NYPL:ニューヨーク州):MyLibraryNYC Special Collection for NYC Educators

・顧客満足
 グイネット郡公共図書館(ジョージア州):Restructuring Remote Customer Contact

米・スタンフォード大学文書館、全文検索によるアクセスの強化を目的としたクラウドソーシングプロジェクトを開始

2017年10月12日、米・スタンフォード大学文書館が、全文検索によるアクセスの強化を目的とした、クラウドソーシングプロジェクトの開始を発表しています。

クラウドソーシングにより、手稿類(手紙や文書)のテキスト化を実施するもので、現在、“1906 earthquake and fire”、“Leland Stanford, Jr. letters”、“Marcia Kirwan Standley ('57) letters”、“Notable people (Eadweard Muybridge, Peter Coutts, Sarah Lockwood Winchester)”、“Stanford faculty”、“Student life”、“World War I letters”、“World War II letters”の8つコレクションがプロジェクトの対象となっています。

カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館がデジタルコレクションを公開

2017年10月3日、カナダ・オンタリオ州のトロントのロイヤルオンタリオ博物館(Royal Ontario Museum:ROM)がデジタルコレクションを公開したことを発表しました。

同館のデジタルコレクションには、現在1万点余りの収蔵品のデータが登録されています。同館は2022年までに登録点数が8万点に到達するよう、データの追加を進める予定です。デジタルコレクションは、収蔵品の年代や地域、主題などから検索が可能です。

The Royal Ontario Museum Launches Digital Collection Online(ROM,2017/10/3)
https://www.rom.on.ca/en/about-us/newsroom/press-releases/the-royal-ontario-museum-launches-digital-collection-online