アーカイブ - 2011年

12月 22日

宇都宮市立東図書館、プロスポーツアーカイブズコーナー新設に向け自転車ロードレースチーム関連資料の収集保存活動を開始

栃木県の宇都宮市立東図書館が、宇都宮市を本拠地に自転車ロードレース活動や自転車を主としたスポーツ教育活動を行う自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の関連資料を保存する取り組みを開始したようです。この「宇都宮ブリッツェンアーカイブ」では、宇都宮ブリッツェンの選手が掲載されている雑誌や新聞記事、サイクルロードレース関連書籍等を収集・保存するようです。また、同館では今後、プロサッカークラブ「栃木サッカークラブ」やプロバスケットボールチーム「リンク栃木ブレックス」についても関連資料の収集・保存を行い、宇都宮プロスポーツアーカイブズコーナーを新設する予定のようです。

自転車の街宇都宮「宇都宮ブリッツェンアーカイブ」始めました (宇都宮市立図書館 2011/12/22付けの記事)
http://www.lib-utsunomiya.jp/hp/menu000001300/hpg000001251.htm

E1251 - 欧州4か国の研究データ管理の現状と課題に関する報告書

E1251 - 欧州4か国の研究データ管理の現状と課題に関する報告書

2011年11月付けで,デンマークの電子研究図書館(DEFF)やドイツ研究財団(DFG)等の4機関が共同で運営しているKnowledge Exchange(KE)が,“A Surfboard for Riding the Wave - Towards a four country action programme on research data”と題するレポートを公開した。これは,2010年10月に公開された,欧州委員会(EC)情報社会・メディア総局の「科学データに関するハイレベルグループ」による最終報告書(E1112参照)を踏まえたもので,レポートではKEに参加しているドイツ,デンマーク,英国,オランダの4か国における研究データ管理に関する現状とその課題とともに,共同データインフラの構築に向けた行動計画がまとめられている。...

E1249 - 英国の自治体での公共図書館閉鎖の適法性についての司法審査

E1249 - 英国の自治体での公共図書館閉鎖の適法性についての司法審査

英国では,2010年秋に示された政府の緊縮財政方針により,自治体で公共図書館に配分される予算も縮小を余儀なくされており,多くの自治体で図書館の閉鎖や開館時間の短縮等の計画が持ち上がっている。こうした計画への反対運動(E1139参照)も起こるなか,自治体による閉鎖計画に対して住民が求めていた2件の司法審査(judicial review)について,2011年10月から12月にかけて,それぞれへの判断が示された。司法審査とは,行政の施策の適法性について高等法院(High Court)が判断を示すものであり,これらのケースでは,「1964年公共図書館・博物館法」に規定されている「包括的で効率的な図書館サービス」(comprehensive and efficient library service)の提供義務等が論点となった。...

E1248 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/12/21現在)

E1248 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/12/21現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,『カレントアウェアネス-E』での既報(E1155E1161E1166E1172E1177E1205E1222参照)に続き,2011年10月下旬から12月中旬にかけての主な情報をまとめた。

●図書館設置等の支援活動

 2011年12月6日,宮城県図書館が南三陸町図書館の再開支援活動(E1228参照)についてまとめた報告書を公開した。...

国立国会図書館(NDL)、「国際子ども図書館子どもOPAC」を公開

国立国会図書館(NDL)は、2011年12月22日、国際子ども図書館の蔵書を検索できる「国際子ども図書館子どもOPAC」を公開しました。国立国会図書館サーチシステムの一部として提供されます。

国際子ども図書館子どもOPAC
http://iss.ndl.go.jp/children/top

先生・保護者の方へ:ご利用にあたって(国際子ども図書館子どもOPAC)
http://iss.ndl.go.jp/help/help_children/help_contents_use.html

「国際子ども図書館子どもOPAC」公開のお知らせ(NDL 2011年12月22日)
http://iss.ndl.go.jp/information/2011/12/22_release-4/

スウェーデン王立図書館がOCLCの総合目録WorldCatへの参加を見送り 理由は書誌データ利用ポリシーの不一致

スウェーデン王立図書館(Kungliga Biblioteket:KB)が、2011年12月21日付けで発表した“No deal with OCLC”というニュースの中で、2006年から5年にわたって続けてきた交渉の結果、OCLCの総合目録WorldCatへの参加を見送ったことを公表しています。その理由は、OCLCのレコード利用ポリシーが、KBの開発・運営しているスウェーデンの総合目録LIBRISのポリシーと一致しないこと等にあるとしています。LIBRISのコンテンツは、KBに所有権があるものの他システムへ書誌データを移すなどの自由な利用が認められているそうですが、WorldCatからコピーした書誌データはそのような利用が制限されてしまうことになるそうです。また、KBがWorldCatに参加した場合、自由利用が可能なデータしか受け入れないと発表しているEuropeanaに対して書誌データを提供する際にも問題が起こるとしています。

No deal with OCLC (スウェーデン王立図書館 2011/12/21付けニュース)
http://www.kb.se/english/about/news/No-deal-with-OCLC/

“eBookJapan”が電子書籍の「ロングテール度」に関する調査結果を発表

2011年12月21日、株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営している電子書籍販売サイト“eBookJapan”が、小学館の協力のもとで、小学館の電子書籍作品の「ロングテール度」を調査した結果を発表しました。それによると、以下のような結果となったことが分かり、電子書籍はロングテール傾向を示していると述べられています。

・2011年11月末時点で小学館が提供している1,360タイトルのうち99.2%(1,349タイトル)が、2010年12月からの1年間に1冊以上購入されている。
・同期間に1冊も売れなかったタイトルは0.8%(11タイトル)だった。
・売上全体に占める割合は、第1位の作品(「ゴルゴ13」)が4.2%、第10位までの作品が23.0%、上位20%の作品(270タイトル)が85.5%だった。

科学技術振興機構(JST)、科学技術情報流通技術基準(SIST)事業の終了について発表

科学技術振興機構(JST)が、2011年12月21日付けで、「SIST(科学技術情報流通技術基準)事業の終了について」という文書を公表しています。同文書では、1973年に開始されたSIST事業は、紙媒体の学術雑誌及び論文の流通に必要な基準の制定と、電子ジャーナルへ対応するための改訂を終えており、JSTの第2期中期計画(2007-2011年度)が終了する2012年3月をもって終了すると述べられています。過去の成果物が掲載されているSISTのウェブサイトは今後も公開が続けられるとのことです。

SIST(科学技術情報流通技術基準)事業の終了について(PDF文書)
http://sist-jst.jp/pdf/news20111221.pdf

SIST 科学技術情報流通技術基準(2011/12/21付けのお知らせに「SIST事業は今年度で終了いたします。」等とあり)
http://sist-jst.jp/

「全英図書館の日」のウェブサイトが公開

英国で2012年2月4日に予定されている「全英図書館の日」(National Libraries Day)のウェブサイトが公開されています。全英図書館の日は、英国全土の図書館や図書館員を称えるとともに、読書の重要性を訴える日として、英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が5月26日に発表していたものです。

National Libraries Day
http://nationallibrariesday.org.uk/

National Libraries Day launched (CILIP 2011/5/26付けの記事)
http://www.cilip.org.uk/news-media/Pages/news110526.aspx

有斐閣、法律分野を中心とした有料制電子書籍サービス“YDC1000”を仮オープン・無料公開中

有斐閣が、有料制の電子書籍サービス“YDC1000”を、2011年12月22日から2012年3月31日まで無料公開しています。YDC1000は、法律分野の電子書籍を中心としたサービスで、2012年4月に正式スタートが予定されています。料金は定額制で1,000円を想定しているとのことです。

YDC1000(有斐閣)
https://ydc1000.yuhikaku.com/

有斐閣の古典文献がオンラインで読み放題!YDC1000(有斐閣)
http://www.yuhikaku.co.jp/static/ydc1000/index.html

国立情報学研究所(NII)、平成23年度大学図書館職員短期研修の講義資料を公開

国立情報学研究所(NII)が、2011年10月(京都)と11月(東京)で開催した「平成23年度大学図書館職員短期研修」の講義資料を公開しました。2010年度のカリキュラムにはなかった「日本におけるラーニングコモンズの課題」や「和本リテラシー」等の講義も行われたようです。

平成23年度大学図書館職員短期研修
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/librarian/h23/index.html

大学図書館職員短期研修 - カリキュラム及び講義資料
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/librarian/result.html

科学技術振興機構(JST)、科学技術情報を活用した調査・分析手法発信サイト“J-GLOBAL foresight”を公開

2011年12月21日、科学技術振興機構(JST)は、科学技術情報を活用した調査・分析手法を発信するウェブサイト“J-GLOBAL foresight”を公開したようです。これは、JSTの科学技術文献情報とトムソン・ロイター社の文献情報・特許情報をもとに、科学技術イノベーションの世界的動向を俯瞰できる調査・分析手法を提供、発信していくためのウェブサイトのようです。J-GLOBAL foresightに掲載されている全ての分析結果データは無料でダウンロード可能のようです。JSTは、今後、特許や企業が発行する技術論文・技術解説に含まれる引用文献・科学技術用語に注目した分析手法や、JST以外の様々な情報と組み合わせた分析手法等を発信するとともに、ユーザーからの意見を募集するための参加型のコミュニティーサイトも併設していく予定のようです。

J-GLOBAL foresight
http://foresight.jst.go.jp/

12月 21日

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第7回)の配布資料が公開

2011年11月24日に開催された「知のデジタルアーカイブに関する研究会(第7回)」の配布資料が、総務省のウェブサイトで公開されています。

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第7回)配布資料(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000080.html

デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会(過去の会議の資料の掲載あり)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/index.html

グッゲンハイム美術館、展覧会の図録を電子書籍化するとともに過去の図録をオンライン公開

グッゲンハイム美術館が、展覧会の図録やエッセイ等を電子書籍として販売を開始したようです。また、過去の図録60点以上をスキャンしたものが無料でオンラインで閲覧できるようです。スキャンにあたっては、Internet Archiveの協力があったとのことです。

GUGGENHEIM LAUNCHES MUSEUM EXHIBITION CATALOGUE IN DIGITAL FORMAT AND EXPANDS ONLINE PUBLICATIONS RESOURCES(グッゲンハイム美術館 2011/12/20付けのプレスリリース)
http://www.guggenheim.org/new-york/press-room/releases/4382-ebooks

受験生等に学習スペースと学習支援を提供する石川県能美市立辰口図書館の「合格図書館」

石川県能美市立辰口図書館では、「辰口図書館で勉強すると合格できる」という噂があることから、冬休みから高校入試までの週末に同館の研修室を自習室「合格図書館」として開放するようです。また、「合格図書館」では、北陸先端科学技術大学院大学の学生が学習支援員として簡単な学習支援にも応じるようです。「合格図書館」は、高校・大学・専門学校への合格を目指す受験生だけでなく、各種試験や自習のため静かな環境を望む利用者が利用できるようです。

合格図書館 (能美市図書館 2011/12/17付けの記事)
http://www.city.nomi.ishikawa.jp/library/goukaku-tatsunokuti.html

北米研究図書館協会(ARL)、加盟館統計の2009-2010年度版を刊行

2011年12月20日、北米研究図書館協会(ARL)が、加盟館統計の2009-2010年版である“ARL Statistics 2009–2010”を刊行したと発表しました。125の加盟館のコレクション、スタッフ、予算、サービス等に関する統計がまとめられているそうです。加盟館のうち、大学図書館は115(米国107、カナダ18)で、残りの10は公共・政府・研究図書館(米国8、カナダ2)だそうです。125館合計の2009-2010年予算は約42億ドルとなり、うち32億ドルが大学図書館分に相当するそうです。

ARL Statistics 2009-10 (ARL)
http://www.arl.org/stats/annualsurveys/arlstats/arlstats10.shtml

ARL Publishes ARL Statistics 2009–2010 (ARL 2011/12/20付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/ARL-Stats-0910-20dec11.shtml

Annual Editions of the ARL Statistics (ARL)
http://www.arl.org/stats/annualsurveys/arlstats/preveds.shtml

参考:

モバイル機器からのEuropeanaへのアクセスを分析したレポート“Culture on the Go”

欧州のデジタル文化遺産ポータルEuropeanaへの、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル機器からのアクセス状況等を分析したレポート“Culture on the Go”が公開されています。英国のCIBERリサーチが、Europeanaのログの分析に基づきユーザの行動等を分析したもので、まとめとして次の点などが示されています。

・2010年9月から2011年8月までの間に約300万人がEuropeanaのサイトを利用していた。同じ期間にモバイル機器からアクセスをした人は約69,000人であった。人数としては少ないが、その増加率は、デスクトップ端末からのアクセスよりも大きい。
・Europeanaはフランスからの利用が多く、モバイル機器からのアクセスの23.6%はフランスからとなっている。
・利用は特定のコンテンツに集中する傾向があり、アクセス上位の10のコレクションが、モバイル機器からのアクセスの半数以上のアクセス先となっている。
・ソーシャルメディアやブログ経由でアクセスしてきたユーザは、検索エンジン経由のユーザよりも滞在時間が長い。
・モバイル機器からのユーザは、デスクトップ端末からのユーザに比べると、滞在時間が短く、一回のアクセスで利用するコンテンツの量の少ない。

Culture on the go(本文、PDF34ページ)

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2010-2011年度版を公開

2011年12月20日、北米研究図書館協会(ARL)が、125の加盟館の図書館員の給与調査に関するレポート“ARL Annual Salary Survey 2010-2011”を公開しました。同レポートでは、115の大学図書館に勤務する10,037人、10の大学以外の図書館に勤務する3,709人の職員のデータが集計されているようです。その結果、米国の大学図書館については給料の中央値が65,000ドルとなり、2009-2010年の調査(64,069ドル)よりも1.5%上昇していることが分かったそうです。

ARL Annual Salary Survey 2010-2011 (ARL)
http://www.arl.org/stats/annualsurveys/salary/sal1011.shtml

ARL Publishes ARL Annual Salary Survey 2010–2011 (ARL 2011/12/20付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/ARL-SS-1011-20dec11.shtml

ARL Salary Survey: U.S. Academic Librarians’ Salaries Up 1.5 Percent (Library Journal 2011/12/20付け記事)

インプレスR&Dと大日本印刷、「オープン本棚」の試用版ユーザーテストを開始

2011年12月21日、株式会社インプレスR&Dと大日本印刷株式会社は、両社の共同開発中のソフトウェア「オープン本棚」について、アンドロイド端末用の試用版アプリのユーザーテストを開始したようです。「オープン本棚」では、異なる電子書籍販売サイトで購入した電子書籍を一元管理することができるほか、読者の持つ紙の本や文書等を登録することができ、電子と紙の両方の書籍を管理できるようです。また、国立情報学研究所(NII)の共同研究により、読者が選んだ複数のキーワードや文章をたよりに読者の関心に近い本を探し出す連想検索機能等も提供されるようです。

オープン本棚プロジェクト
http://open-bookshelf.org/

インプレスR&Dと大日本印刷 「オープン本棚」の試用版のユーザーテストを12月21日から開始 (大日本印刷株式会社 2011/12/21付けのプレスリリース)
http://www.dnp.co.jp/news/10018129_2482.html

インプレスR&Dと大日本印刷「オープン本棚」の試用版のユーザーテストを12月21日から開始 (株式会社インプレスR&D 2011/12/21付けのプレスリリース)
http://www.impressrd.jp/news/111221/openhondana

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