アーカイブ - 2011年

1月 5日

米国国立公文書館(NARA)がスマートフォン用アプリを公開

2011年1月4日に、米国国立公文書館(NARA)がスマートフォン用のアプリとして“Today’s Document”を公開しました。このアプリでは、1年365日それぞれの日に関連する記録文書を見ることができたり、記録文書をランダム表示や検索表示することができたり、あるいは文書の背景等も紹介したりしているようです。現在のところ、アンドロイド用のみとのことですが、近々Appleのマーケットプレイスにも登場するとのことです。

Today’s Document goes mobile! (2011/1/4付け NARAtionsの記事)
http://blogs.archives.gov/online-public-access/?p=4028

米国ノーマン・ロックウェル美術館、同館所蔵のノーマン・ロックウェル関係資料のデジタル化公開へ

米国マサチューセッツ州のノーマン・ロックウェル美術館は、同館で所蔵しているノーマン・ロックウェル関係の写真資料やスケッチ、絵画資料等5万点以上をデジタル化するプロジェクト“ProjectNORMAN”の成果を、2011年1月6日からオンライン公開すると発表しています。

ProjectNORMAN
http://www.nrm.org/collections-2/projectnorman/

Norman Rockwell Museum Announces Online Debut of ProjectNORMAN (2011/1/3付け Norman Rockwell Museumのプレスリリース)
http://www.nrm.org/2011/01/norman-rockwell-museum-announces-online-debut-of-projectnorman/

Norman Rockwell Museum Debuts Its Digitization Efforts (Web First) (2011/1/4付け Litchfield County Timesの記事)

京都府立盲学校での近代視覚障害者教育関係資料のデジタル化等の取り組み

2011年1月4日付けの京都新聞の記事で、大学院生等のボランティアが、日本初の盲学校である京都府立盲学校の所蔵する、近代視覚障害者教育関係資料のデジタル化等に取り組んでいる様子が紹介されています。

府立盲学校の資料をデジタル化 学生ら取り組み (2011/1/4付け 京都新聞の記事)
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110104000055#

1月 4日

2011年から著作がパブリック・ドメインとなった人々

パブリック・ドメインに関する研究などを行っている欧州の組織COMMUNIAは、毎年1月1日を「パブリック・ドメインの日」(Public Domain Day)としており、そのウェブサイトを開設しています。サイトでは、2011年1月1日から著作がパブリック・ドメインとなった人物として、ベンヤミン(Walter Benjamin)、ブルガコフ(Mikhail Bulgakov)、フィッツジェラルド(F. Scott Fitzgerald)などが紹介されています。また、日本の青空文庫のサイトでも、2011年から青空文庫に新たに加わる人物の名前として、和辻哲郎などが挙げられています。

Public Domain Day - 1 January 2011(Public Domain Dayのサイト)
http://publicdomainday.org/2011

Happy Public Domain Day 2011!(COMMUNIAのサイトの記事)
http://communia-project.eu/content/happy-public-domain-day-2011

新しい人へ(2011/1/1付け青空文庫のお知らせ「そらもよう」の記事)

米国図書館協会(ALA)の新しいウェブサイト“Emerging Issues”、最初のテーマはWikileaks

米国図書館協会(ALA)の知的自由部(Office for Intellectual Freedom)とワシントンオフィス(Washington Office)が、ウェブサイト“ALA Emerging Issues”を開設しています。このサイトは、図書館や図書館員、ALAに関する新たに出現した問題についての情報を、素早く提供するためのもののようです。最初のテーマは米国政府の機密情報を公開している“Wikileaks”で、ノルウェーの図書館組織の声明や各種メディアの記事等の情報がコンテンツあるいはリンクとして提供されています。

ALA Emerging Issues
http://www.emergingissues.ala.org/

Wikileaks(ALA Emerging Issues)
http://www.emergingissues.ala.org/wikileaks/

英国における公共図書館の閉鎖等の情報を表したGoogleマップ

英国イングランドの公共図書館員Ian Anstice氏が、自身のブログ“Public Libraries News”を通じて、財政難のために閉鎖等の危機にある公共図書館の情報を、Googleマップ上でマッピングして提供しています。ポインタには、ニュースリソースへのリンクも設定されているようです。

2010年にアクセスの多かった記事(「カレントアウェアネス-R」)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された「カレントアウェアネス-R」記事のうち、2010年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. 2010年の国民読書年のキャッチフレーズは、「じゃあ、読もう。」(2009-10-20)【22,730】

2. 総務省、平成21年「通信利用動向調査」の結果を公表(2009-04-09)【10,644】

3. Apple社、“iBookstore”で電子書籍の販売を開始へ(2010-01-28)【7,154】

4. 「嵐」が全国の全ての小・中・高校等へ図書『ニッポンの嵐』を寄贈(2010-09-13)【6,334】

2010年にアクセスの多かった記事(『カレントアウェアネス-E』)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス-E』記事のうち、2010年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. E1035 - 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側(2010-03-24)【6,992】

2. E967 - 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」ができるまで(2009-09-02)【3,907】

3. E1055 - スタンフォード大学,本のほとんど無い図書館を計画(2010-06-10)【2,734】

4. E574 - 図書館ネコ「デューイ」,その生涯を終える(米国)(2006-12-06)【2,619】

2010年にアクセスの多かった記事(『カレントアウェアネス』)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス』記事のうち、2010年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. CA1538 - Ask a Librarian (UK)の概要と協同事業としての課題 / 依田紀久(No.282 2004年12月20日)【7,199】

2. CA1683 - 光/磁気ディスク、フラッシュメモリの劣化と寿命 / 大島茂樹(No.299 2009年3月20日)【5,673】

3. CA1672 - マンガ同人誌の保存と利活用に向けて -コミックマーケットの事例から- / 里見直紀,安田かほる,筆谷芳行,市川孝一(No.297 2008年9月20日)【4,264】

英国キュー王立植物園と米国ミズーリ植物園、125万件の植物名を収めたデータベースを公開

2010年12月29日に、英国キュー王立植物園と米国のミズーリ植物園が、125万件の植物名を収めたデータベース“The Plant List”を公開しました。このデータベースを作成した目的は、既に100年が経過した植物分類上の混乱を解消することにあるとのことです。

The Plant List
http://www.theplantlist.org/

Kew and Missouri Botanical Garden announce the completion of The Plant List (2010/12/29付け Royal Botanic Gardens, Kewのニュース)
http://www.kew.org/news/plant-list-complete.htm

Missouri Botanical Garden and Royal Botanic Gardens, Kew Announce Completion of The Plant List (Missouri Botanical Gardenのページ)
http://www.mobot.org/theplantlist/default.asp

ニューヨーク市博物館、デジタル化コレクションの提供サイト(ベータ版)を公開

米国のニューヨーク市博物館(Museum of the City of New York)が、同館のデジタル化プロジェクトの一環として、デジタル化したコレクションを提供するポータルサイト(ベータ版)を公開しています。手始めとしてデジタル化されたニューヨークの写真5万件が公開されているようで、New York Times紙によると、公開後数日間で18,000人以上の利用者が計29万ページにアクセスしたとのことです。同館では今後もデジタル化作業と目録作業が完了したコレクションをコンテンツとして追加していく予定のようです。

Museum of the City of New York's Collections Portal
http://collections.mcny.org/MCNY/C.aspx?VP3=CMS3&VF=MNY_AboutUs

国立国会図書館、『NDL書誌情報ニュースレター』2010年4号(通号15号)を刊行

『NDL書誌情報ニュースレター』の最新号となる2010年4号(通号15号)が、国立国会図書館(NDL)のウェブサイトに掲載されています。第35回ISSNセンター長会議、2010年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC2010)、第96回全国図書館大会第13分科会の参加報告等が掲載されています。

NDL書誌情報ニュースレター 2010年4号(通号15号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2010_4/index.html

米国海洋大気局(NOAA)、メキシコ湾原油流出事故関連情報源を収集したウェブサイトを公開

2010年12月29日に、米国海洋大気局(National Oceanic and Atomospheric Adiministration:NOAA)が、2010年のメキシコ湾原油流出事故関連の地図情報や、野生生物に関するレポート等を収集した“NOAA Deepwater Horizon Library”を公開したようです。同サイトでは、450件の原油拡散経路予測、33件の漁業活動禁止エリアと9件の漁業再開エリアのマップ、ウミガメや海洋哺乳類を含む野生生物に関するレポート129件等が公開されているとのことです。

NOAA Deepwater Horizon Library
http://www.noaa.gov/deepwaterhorizon/index.html

NOAA Launches Website Housing Previously Released Public Information from the Deepwater Horizon Response (2010/12/29付け NOAAのニュース)
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2010/20101229_dwh_library.html

米国議会図書館(LC)、National Film Registryに2010年分の映画25作品を追加

米国議会図書館(LC)が、文化的・歴史的・美学的に意義のある映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に追加する2010年分の映画25作品を発表しています。新たに保存される作品は「スター・ウォーズ帝国の逆襲」(1980年)や「マルコムX」(1992年)などです。毎年25作品が追加されており、今回の追加によりレジストリで保存される作品は550作品になったとのことです。

Hollywood Blockbusters, Independent Films and Shorts Selected for Preservation in the 2010 National Film Registry(LCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-273.html

新潟県長岡市立中央図書館、イベント「としょかん福袋」を開催

新潟県の長岡市立中央図書館が、2010年12月21日から2011年1月30日まで、図書館職員のお勧め本やCD、DVDを詰めた福袋を貸し出すイベント「としょかん福袋」を開催しているようです。これは、同館の国民読書年の最後のイベントとして開催されているとのことです。福袋は、不要になった英字新聞紙を利用して作成されたもので、1袋あたり3点入っており、1日限定20袋とのことです。また、20袋のうち1袋には職員手作りのエコバックがプレゼントとして入っているようです。なお、同様のイベントは、岡山市立図書館の幸町図書館や、2010年に『カレントアウェアネス-E』No.164でご紹介した兵庫県の宝塚市立西図書館等でも開催されているようです。

借りてビックリ☆としょかん福袋~国民読書年FINAL~ (2010/12/21付け 長岡市立中央図書館)
http://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/news/101221hukubukuro/101221hukubukuro.html

「司書が選んだ福袋、先着200袋!」 ~西図書館~ (宝塚市立図書館の図書館ニュース)
http://www.library.takarazuka.hyogo.jp/014-news/newsmain.html#fukubukuro

Amazon、Kindleでの電子書籍の貸出機能を追加

2010年12月30日に、米国のAmazonが、Kindleの電子書籍に貸出機能を追加したようです。貸出は1冊につき1回のみで、その期間は14日間とのことで、貸出期間中は購入者本人は読めなくなるようです。また、現在のところ貸出機能は米国内のユーザーのみ利用可能のようです。

Lending Kindle Books (Amazon.comのページ)
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=200549320&ref_=hp_rel_topic&tag=533633855-20

米Amazonもついに電子書籍にレンタル機能を追加、友人や仲間に無料で14日間貸し出すことが可能に (2011/1/2付け hon.jpの記事)
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2017

アマゾン Kindle で本の貸し借りが可能に、1冊1回・14日間・米国限定 (engadget日本版の記事)
http://japanese.engadget.com/2010/12/30/kindle/

参考:
Amazon、Kindleにユーザー間での貸出機能を追加へ

2011年もどうぞよろしくお願いいたします

当サイト「カレントアウェアネス・ポータル」は、本日2011年1月4日より、更新を再開いたします。
本年も、コンテンツの充実などに努めてまいりますので、引き続きご愛読いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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