アーカイブ - 2011年

12月 27日

国立国会図書館(NDL)、「平成23年度来館利用者アンケート結果」を公開

国立国会図書館(NDL)は「平成23年度来館利用者アンケート結果」を公開しました。同アンケートは、2011年7月から9月にかけて、東京本館、関西館、国際子ども図書館、東京本館の専門室において実施したものです。

平成23年度来館利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2011_01.html

九州大学附属図書館が運営するブログ「Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌」

九州大学附属図書館が「Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌」というブログを開設しているようです。このブログは2011年8月頃から開始されており、同館のディスカバリサービス“Cute.Search”や“Cute.Catalog”の開発過程の記録等が残されています。2011年12月26日付けの最新記事「ディスカバリ・サービスのデザインについて:Cute.Catalog (1)」では、Cute.Catalogの設計思想について紹介されています。

ディスカバリ・サービスのデザインについて:Cute.Catalog (1)(Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌 2011/12/26付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/Cute_dev/20111226/1324890468

Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌
http://d.hatena.ne.jp/Cute_dev/

工学院大学、隣接する京王プラザホテルと提携して宿泊中の受験生に図書館を開放

工学院大学が、産学連携の一環として、京王プラザホテルと提携した受験生向けのサービスを実施するそうです。このサービスは2009年度に開始されたもので、同ホテルの「受験生応援宿泊プラン」で宿泊している受験生は、ホテルに隣接する工学院大学の新宿図書館を利用して、自習や資料閲覧等を行うことができるという内容です。2009年度にはのべ54名が入館し、うち53%が「とても良かった」、40%が「良かった」と評価したそうです。

京王プラザホテルとの産学連携協力―宿泊する受験生に図書館を開放 (2011年度)―(工学院大学図書館 2011/12/22付け)
http://www.lib.kogakuin.ac.jp/site/keio_11.html

2012受験生応援宿泊プラン(京王プラザホテル)
http://www.keioplaza.co.jp/pr/news/2011/img/111219_06.pdf

国文学研究資料館、「北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ」(日・英)を公開

2011年12月26日、国文学研究資料館が「北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ」を公開しました。このディレクトリは、写本・板本・地図・浮世絵といった日本の古典籍を所蔵する北米の図書館・美術館等の機関に関する情報を集約したもの、とのことです。合わせて英語版も開設されています。

北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ
http://base1.nijl.ac.jp/~overseas/index-j.html

Directory of North American Collections of Old and Rare Japanese Books, Other Print Materials, and Manuscripts
http://base1.nijl.ac.jp/~overseas/index-e.html

文部科学省、「東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)」を公表

2011年12月26日、文部科学省が「東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)」を公表しました。この報告書は、東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組について課題・教訓を整理し、中間的検証を行ったものとされています。全体で132の教訓が抽出され、それらを踏まえた10点の提言が示されています。

東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)について(文部科学省 2011/12/23付け)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1314588.htm

12月 26日

南三陸町図書館のFacebookページが開設

東日本大震災で津波により建物が流出し2011年10月に仮設図書館が再開された宮城県の南三陸町図書館のFacebookページが開設されています。同館の依頼に基づいて、saveMLAKプロジェクトの南三陸支援チームによって、非公式という位置づけで代行制作・運用されているとのことです。

南三陸町<仮設>図書館 ※非公式運用
http://www.facebook.com/MinamisanrikuTempLib

参考:
E1228 - 被災地支援活動紹介(4)南三陸町仮設図書館の開館支援
http://current.ndl.go.jp/e1228

津波で建物が流失した南三陸町図書館の仮設図書館がオープン
http://current.ndl.go.jp/node/19232

孤児著作物問題の定義とその問題の規模とは? カリフォルニア大学バークレー校のプロジェクトが白書を刊行

2011年12月19日、米国カリフォルニア大学バークレー校のBerkeley Digital Library Copyright Projectが“Orphan Works: Definitional Issues”と題する白書を公開したようです。Berkeley Digital Library Copyright Projectは資料デジタル化に取り組む図書館およびその類縁機関が直面している著作権問題の調査を目的としたプロジェクトのようです。この白書では、米国著作権局やGoogleブックス等の4つの観点から孤児著作物(orphan works)問題の定義についてまとめるとともに、その問題が与える規模について分析しているようです。

Orphan Works: Definitional Issues (白書ダウンロードページ)
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1974614

White Paper on Orphan Works: Berkeley Digital Library Copyright Project (ARROW 2011/12/22付けの記事)

欧州におけるオープンアクセス及び電子情報保存に係る方針・戦略に関する調査報告書が公表

欧州委員会(EC)や欧州連合理事会を補佐する政策諮問機関である欧州研究領域委員会(European Research Area Committee:ERAC)が、“National open access and preservation policies in Europe: Analysis of a Questionnaire to the European Research Area Committee”と題した報告書を公開しています。これは、欧州におけるオープンアクセス及び保存に係る方針・戦略について行った質問紙調査の結果をまとめたものとのことです。同調査では、2010年11月に質問紙が送付され、2011年3月までに25のEU参加国(ブルガリアとハンガリーを除く)と4か国のERACオブザーバ(アイスランド、モンテネグロ、ノルウェー、スイス)が回答を提出したそうです。報告書では、オープンアクセスは増加を続ける大学・研究機関・助成財団によって支えられているものの、電子情報の長期保存の問題は真剣に考える必要があると指摘されているそうです。

北米研究図書館協会(ARL)、カナダの21大学における電子リソース利用調査の最終報告書を公表

2011年12月23日、北米研究図書館協会(ARL)が、カナダの21大学が参加する大学図書館コンソーシアム“Ontario Council of University Libraries”(OCUL)における電子リソース利用調査の最終報告書を公開しました。同報告書は、2010年2月から2011年2月の間の電子リソース利用のうち、無作為抽出された34,000回を対象として、ユーザ層、利用の目的、電子リソースへアクセスした場所等を調査した結果をまとめたものとされています。ARLは同様の調査を2004-2005年にも実施しており、前回調査時の結果との比較もなされているそうです。

MINES for Libraries®: Measuring the Impact of Networked Electronic Services and the Ontario Council of University Libraries' Scholar Portal, Final Report 2011
http://www.libqual.org/documents/LibQual/publications/MINES_OCUL2011.pdf

MINES for Libraries
http://www.minesforlibraries.org/

オランダ王立図書館とオランダ国立公文書館が統合へ

2011年12月23日、オランダ王立図書館(Koninklijke Bibliotheek:KB)とオランダ国立公文書館が統合することが発表されました。新組織の誕生は2013年7月1日と予定されています。なお、両館は隣接した建物に位置しています。

Koninklijke Bibliotheek and National Archives to move forward together (Koninklijke Bibliotheek 2011/12/23付けの記事)
http://www.kb.nl/nieuws/2011/kbna-en.html

Koninklijke Bibliotheek en Nationaal Archief samen verder (Koninklijke Bibliotheek 2011/12/23付けの記事)
http://www.kb.nl/nieuws/2011/kbna.html

Koninklijke Bibliotheek en Nationaal Archief samen verder (Nationaal Archief 2011/12/23付けの記事)

OCLC、スウェーデン王立図書館との交渉決裂についてコメントを発表

2011年12月21日付けでスウェーデン王立図書館(KB)が発表したOCLCとの交渉決裂について、OCLC副会長のミハルコ(James Michalko)氏がコメントを発表しています。ミハルコ氏は「我々は、KBの要望とOCLCの基準の双方を満たすかたちで、同館及び総合目録LibrisのデータをWorldCatに登録することが可能であると信じている。彼らが交渉終了を選択したことは残念だ」とし、以下の2点について述べています。

・“WorldCat Rights and Responsibilities”は任意のガイドラインであり、WorldCat由来の書誌レコードを他機関に提供するかどうかは最終的にはKBが決断することである。

・“WorldCat Rights and Responsibilities”と矛盾しないようなライセンス方式のアプローチもあり得る。

交渉の際には、KBやEuropeanaとは上記の点についても議論したと述べられています。また、同ガイドラインや書誌データのオープン化に関するOCLCの考え方などについて、Open Knowledge Foundation Blogの2011/6/6付け記事に解説があるようです。

『NDL書誌情報ニュースレター』2011年4号(通号19号)が刊行

国立国会図書館(NDL)は、『NDL書誌情報ニュースレター』の最新号となる2011年4号(通号19号)を、2011年12月26日付けでウェブサイトに掲載しました。以下の記事等が掲載されています。

・2012年1月からの全国書誌
・デジタルアーカイブとモバイル版へのISSN付与-第36回ISSNセンター長会議参加報告
・メタデータの調和-2011年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC2011)参加報告

NDL書誌情報ニュースレター2011年4号(通号19号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2011_4/index.html

参考:
『NDL書誌情報ニュースレター』2011年3号(通号18号)が刊行
http://current.ndl.go.jp/node/19214

セカンドライフ上に東日本大震災の記憶空間を構築する「キオク311」が公開

2011年12月16日に、宮城大学と首都大学東京の共同プロジェクトとして行なわれている「キオク311」のウェブサイトが公開されたようです。これは、オンラインコミュニティである「セカンドライフ」上に、東日本大震災の記憶空間を構築するプロジェクトのようです。

キオク311
http://311.mapping.jp/

キオク311のFacebookページ
http://www.facebook.com/kioku311#!/kioku311

参考:
「東日本大震災アーカイブ」のiPhone・iPad用ARアプリ“eARthquake 311”公開
http://current.ndl.go.jp/node/19708

長野県栄村での文化財保全活動を行う「地域史料保全有志の会」のブログが開設

2011年3月12日未明に生じた長野県栄村での震災をきっかけに生まれた、被災文化財の救援・保全活動団体である「地域史料保全有志の会」のブログが開設されています。これまで同会は定期的に保全活動の報告書を公開しており、2011年11月25日には、11月2日~5日に行なった第9回目の報告書を公開したようです。

地域史料保全有志の会
http://ameblo.jp/shiryouhozen

栄村での文化財保全活動報告書 (地域史料保全有志の会 2011/11/25付けの記事)
http://ameblo.jp/shiryouhozen/entry-11080145454.html

参考:
神奈川大学日本常民文化研究所がレポート「長野県北部(栄村)震災における史料保全活動について」を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18213

12月 22日

名作文学の文章の全文を1枚の紙にグラフィックデザインとしてアレンジ(英国)

名作文学の文章の全文を、その作品をイメージしたグラフィックデザインとして1枚の紙に詰め込んだ“Spineless Classics”という商品シリーズが、Wired UKの記事で紹介されています。『不思議の国のアリス』『クリスマスキャロル』『ロミオとジュリエット』等の作品から『白鯨』や『戦争と平和』等の長編作品まで、60以上の作品が販売されているようです。ポスター以外にも、ジグソーパズルやポストカードもあるようです。記事によると、創業者が母親へのクリスマスプレゼントとして作ったところ好評だったため、会社を設立したとのことです。

Spineless Classics turns whole books into graphic art(Wired UK 2011/12/20付けの記事)
http://www.wired.co.uk/news/archive/2011-12/20/spineless-classics

Spineless Classics(会社のサイト。左の“Browse”のリンクから、各作品のイメージが見られます。)
http://www.spinelessclassics.com/

作品の例:『不思議の国のアリス』

琉球大学附属図書館、沖縄県立図書館巡回車を利用した相互貸借を試行導入

2011年12月16日、琉球大学図書館が、沖縄県立図書館による県内公共図書館の巡回車を利用した図書の相互貸借を試行導入すると発表しています。これにより、県内公共図書館の図書の貸出が無料でできるようになるとのことです。

「沖縄県立図書館巡回車を利用した図書の相互貸借」について (琉球大学附属図書館 2011/12/16付けの記事)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=7205

英国図書館、国外の非商用目的研究者への文献複写に関してPublishers Licensing Societyと包括的な利用許諾契約を締結

英国図書館(BL)が、2012年1月から開始予定の国外向けドキュメントデリバリーサービス“International Non-Commercial Document Supply”(INCD)に関して、Publishers Licensing Society(PLS)と包括的な利用許諾契約(collective licence)を結んだと発表しています。これによって、BLは、英国外の非商用利用者に対して特別な固定価格で文献複写を提供できるようになるとされています。PLSは、複写や電子化のライセンス供与に関して出版社の利益を代表する団体とのことです。

New Collective Licence for International Non-Commercial Document Supply by the British Library (BL 2011/12/21付けプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/New-Collective-Licence-for-International-Non-Commercial-Document-Supply-by-the-British-Library-559.aspx

Publishers Licensing Society (PLS)

『カレントアウェアネス-E』207号発行

E1252 - マンガ『夜明けの図書館』の作者・埜納タオさんインタビュー

E1252 - マンガ『夜明けの図書館』の作者・埜納タオさんインタビュー

2011年10月に刊行された『夜明けの図書館』は公共図書館でのレファレンスサービスをテーマにしたマンガである。3年間の就職浪人を経て「暁月市立図書館」に採用された新米司書「ひなこ」が,利用者の様々な「知りたい」に対する手助けを通じて成長していく姿が,市役所から転属してきた同僚「大野」等の登場人物とともに描かれている。この作品について作者の埜納(ののう)タオさんにお話を伺った。...

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