アーカイブ - 2011年 8月

8月 31日

WebUrbanist、今度は世界のユニークな図書館14館を紹介

2011年8月22日付けの記事で世界の美しい歴史的な図書館13館を紹介したWebUrbanistが、今度は20世紀後半以降に建てられたユニークな図書館14館を8月26日付けで紹介しています。記事では、メキシコ・シティのJose Vasconcelos Libraryや、米国イエール大学の貴重書図書館等が取り上げられています。また、日本からは多摩美術大学図書館が紹介されています。

Reading Revolution: 14 Marvelous Modern Libraries (WebUrbanist 2011/8/26付けの記事)
http://weburbanist.com/2011/08/26/reading-revolution-14-marvelous-modern-libraries/

【イベント】デジタルデータ保存と被災資料救済をテーマにした、日本写真学会の画像保存セミナー(11月・東京)

2011年度の日本写真学会の画像保存セミナーが、11月1日・2日に東京写真美術館で開催されます。テーマはデジタルデータの保存と被災資料の救済などとなっています。

平成23年度 画像保存セミナー(日本写真学会))
http://www.spstj.org/event/nissya_e_syosai_66.html

機関リポジトリと電子学位論文に関する英語文献集“Institutional Repository and ETD Bibliography”2011年版

機関リポジトリ(IR)と電子学位論文(ETD)に関する英語文献集“Institutional Repository and ETD Bibliography”の2011年版が公開されたようです。この文献集には、主に2000年以降に発行された、IRとETDに関する英語文献(論文、図書、テクニカルリポート等)が600件以上収録されているようです。

Institutional Repository and ETD Bibliography 2011 (Digital Scholarshipのウェブサイト)
http://digital-scholarship.org/iretd/iretd2011.htm

Institutional Repository and ETD Bibliography 2011 (DigitalKoans 2011/8/30付けの記事)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2011/08/30/institutional-repository-and-etd-bibliography-2011/

参考:
機関リポジトリに関する英文文献集“Institutional Repository Bibliography”第4版

楽天リサーチ株式会社と楽天株式会社が電子書籍のインターネット調査結果を公表

2011年8月30日に、楽天リサーチ株式会社と楽天株式会社が、8月3日から8月4日にかけて楽天リサーチ登録モニターの中から全国の20~69歳の男女計1,000人を対象に行なった、電子書籍に関するインターネット調査の結果を公表しました。主な調査結果は次の通りでした。
・電子書籍の認知度は7割を超えた
・電子書籍を今後利用したいと回答したのは6割近くであった
・電子書籍の利用意向者に利用したい理由を尋ねたところ、「何冊も書籍を持ち運ぶ必要がなく、手軽になるから」が69.1%でトップだった。反対に電子書籍非利用意向者にその理由を聞いたところ、一番多い回答(56.9%)が「紙で読む方が好きだから」であった。
・電子書籍を読むのに使いたい端末は「パソコン」と答えたのが45.9%で、続いて「スマートフォン」が33.9%であった。なお、「スマートフォン」を挙げた回答者は、2010年の調査と比較して18.7ポイント増加し、倍以上に増えた。

電子書籍、使いたい端末「スマフォ」が33.9%と躍進 電子書籍に関する調査 (楽天リサーチ 2011/8/30付けの情報)
http://research.rakuten.co.jp/report/20110830/

スペインの学術情報検索サービス“Dialnet”、登録利用者へのアンケート調査結果を公表

主にスペインの雑誌論文や博士論文等の学術情報を検索できるデータベース・サービス“Dialnet”が、2010年末に行った登録利用者へのアンケート調査結果をまとめ、2011年8月30日に公表しました。この調査は、“Dialnet”というサービスの価値とそれへの要望を明確にし、ユーザーにとっての“Dialnet”の重要性を特定することを目的として行われたもので、“Dialnet”としては今回が初めての調査とのことです。調査結果は「Dialnetとユーザーの関係」「サービスの価値と改善点」「論文等の発表件数とDialnetへの登録状況」の3つに分けて公表されています。

Relación de los usuarios con Dialnet (PDF)
http://www.fundaciondialnet.es/fileadmin/redactores/estudios/relacion_de_los_usuarios_con_dialnet.pdf

Valoración de los servicios y propuestas de mejora (PDF)
http://www.fundaciondialnet.es/fileadmin/redactores/estudios/valoracion_de_los_servicios.pdf

全米視覚障害者連合(NFB)がメリーランド州の公共図書館に要望書を提出 視覚障害者にも利用可能な電子書籍端末購入を求めて

2011年8月24日、全米視覚障害者連合(NFB)が、米国のメリーランド州の2つの公共図書館に対して、視覚障害者にも利用可能な電子書籍端末を購入するよう要望書を提出したようです。これは、両館で提供されている電子書籍端末に読み上げ機能(TTS)がなく、また、視覚障害者用のディスプレイへのアウトプットの機能もついていなかったことから、視覚障害者には利用できないものとして改善を求めたもののようです。

National Federation of the Blind Urges Maryland Libraries to Purchase Accessible E-readers (National Federation of the Blind 2011/8/24付けの記事)
http://www.nfb.org/NewsBot.asp?MODE=VIEW&ID=841

National Federation of the Blind Urges Maryland Libraries to Purchase Accessible E-readers (DAISY consortium 2011/8/24付けの記事)
http://www.daisy.org/news-detail/993

参考:

総務省「フューチャースクール推進事業」および文部科学省「学びのイノベーション事業」の委託先候補が決定

2011年8月30日に、総務省及び文部科学省が、7月6日から公募をしていた「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」の委託先候補を発表しました。総務省の「フューチャースクール推進事業」は、学校現場におけるICTの利活用を推進していく上での、主として情報通信技術面等を中心とした課題を抽出・分析をするための実証を行うものであり、文部科学省の「学びのイノベーション事業」は、様々な学校種、子どもたちの発達段階、教科等に応じた効果・影響の検証、モデルコンテンツの開発、デジタル教科書・教材、情報端末等を利用した指導方法等に関する総合的な実証研究を実施するものとのことです。両省のウェブサイトでは、委託先として中学校8校、特別支援学校2校が公表されています。

総務省「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省「学びのイノベーション事業」に係る委託先候補の決定 (PDF)(総務省 2011/8/30付けの報道資料)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000126946.pdf

総務省「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省「学びのイノベーション事業」に係る提案公募の結果 (文部科学省 2011/8/30付けの情報)

英国研究情報ネットワーク(RIN)、研究データ共有のためのデータセンターの価値等を調査したレポートを公開

2011年8月30日に、英国研究情報ネットワーク(RIN)が、英国内の研究コミュニティにおける研究データの効果的な共有・キュレーションの重要性等を明らかにすることを目的に、研究データセンターの利用実態やその影響度を分析したレポートを公開したようです。レポートは、研究インフラが研究者にとって重要な役割を果たしていると指摘し、政策立案者等は既存の国家規模のデータセンターへの支援とその促進を継続すべきであること等を提言しているようです。

Data centres: their use, value and impact (PDF)
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/Data_Centres.pdf

Data Centres: their use, value and impact (Research Information Network 2011/8/30付けの情報)
http://www.rin.ac.uk/our-work/data-management-and-curation/benefits-research-data-centres

図書館系ブログLISNewsでの、図書館のITセキュリティについての連載記事

図書館系ブログLISNewsで、図書館のITセキュリティについての連載記事(全6回)が掲載されています。各回のテーマは、第1回がセキュリティの基本、第2回がプライバシー、第3回がパスワード、第4回がオンラインでの安全、第5回がセキュリティに関する20の誤解、第6回が図書館でのセキュリティ、となっています。

IT Security For Libraries First In A Series(第1回 2011/8/2付け)
http://lisnews.org/it_security_libraries_first_series

Practical Tips For Online Privacy(第2回 2011/8/10付け)
http://lisnews.org/it_security_libraries_privacy

Practical Advice On Choosing Good Passwords(第3回 2011/8/15付け)
http://lisnews.org/practical_advice_choosing_good_passwords

Staying Safe Online(第4回 2011/8/22付け)
http://lisnews.org/staying_safe_online

8月 30日

学術文献データベースのスマートフォン用サイト・アプリを比較した記事

シンガポール国立図書館のAaron Tay氏によるブログ“Musings about librarianship”で、学術文献データベースのスマートフォン用サイトやアプリを比較した記事が掲載されています。最後にある表で、JSTOR、ScienceDirect、SSRN等の13のサイトやアプリについて、検索の初期設定や絞り込み、共有方法等の項目がまとめられています。また、Tay氏とTiffini Travis氏による、2011年のIFLA大会での関連するテーマでの発表のスライドも公開されています。

What are mobile friendly library databases offering? A survey(Musings about librarianship 2011/8/21付けの記事)
http://musingsaboutlibrarianship.blogspot.com/2011/08/what-are-mobile-friendly-library.html

アレクサンドリア図書館の電子図書館の無料公開アラビア語資料が18,000点に

2011年8月28日、エジプトのアレクサンドリア図書館は、同館の電子図書館“Digital Assets Repository”(DAR)で提供しているパブリックドメインのアラビア語の図書資料が18,000点に達したと発表しています。DARでは、アラビア語の資料175,000点が登録されており、そのうち著作権保護対象資料については資料の5%のみが閲覧できるようですが、今回発表された18,000点の資料については無料で全文が閲覧できるようです。

Digital Assets Repository (DAR)
http://dar.bibalex.org/webpages/dar.jsf

米国国立医学図書館(NLM)が公式ブログ“ReferencePoint”を開設

米国国立医学図書館(NLM)が新たに公式ブログ“ReferencePoing”を開設したようです。このブログは、米国内外の健康科学(Health Science)分野に携わるライブラリアンを対象に、オンラインで利用できるNLMのサービスやNLM以外の健康科学関係のリソース情報等の提供、NLMのスタッフと他館のライブラリアンとの間の交流促進を目的としたもののようです。

ReferencePoint
http://blog.citizen.apps.gov/ReferencePoint/

NLM Launches ReferencePoint Blog (NLM Techinical Bulletin 2011/8/29付けの記事)
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja11/ja11_ref_blog.html

米国ノースカロライナ州の公共図書館、ハリケーン「アイリーン」による被害は少ない模様<記事紹介>

2011年8月29日付けのLibary Journal誌が、“Hurricane Irene Leaves Most North Carolina Libraries Unscathed”と題する記事で、米国東海岸のハリケーン「アイリーン」によるノースカロライナ州の公共図書館の被害状況をまとめています。記事では、ノースカロライナ州立図書館のライブラリアンMary Boone氏に話として、同州の大部分の図書館には大きな被害はなかったものの、一部の図書館に浸水被害や図書館システムの障害、雨漏りによる水損等が発生したと伝えています。

Hurricane Irene Leaves Most North Carolina Libraries Unscathed (Library Journal 2011/8/29付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/891810-264/hurricane_irene_leaves_most_north.html.csp

ライブラリービデオを作るための10の方法

2011年8月27日に、Social Networking Librarianのウェブサイトで、ライブラリービデオ(動画やスクリーンショット等)を作るのに役立つ10の無料サービスが紹介されています。記事では、スケッチを記録してオンラインで閲覧しあえる“Sketchcast”や、写真やテキスト、音声等から動画を作成できる“Flixtime”や“Animoto”等が取り上げられています。なお、Social Networking Librarianは、図書館等で勤務しているAnnaLaura Brown氏の個人のサイトのようです。

10 Great Ways to Create Library Videos (Social Networking Librarian 2011/8/27付けの記事)
http://socialnetworkinglibrarian.com/2011/08/27/10-great-ways-to-create-library-videos/

日本図書コード管理センター、電子書籍へのISBNの適用についての文書を公開

日本国内におけるISBNの発行と運用管理を行う日本図書コード管理センターが、2011年7月27日に、電子書籍に対するISBN付与基準に関する文書として、「電子書籍へのISBNの適用」を公表してします。2010年11月にISBN国際機関により公表された、電子書籍とアプリへのISBN付与についてのガイドラインに基づき作成されたものとのことです。

電子書籍へのISBNの適用
http://www.isbn-center.jp/rule/02-02.html

電子書籍に対するISBN付与基準
http://www.isbn-center.jp/rule/02.html

参考:
国際ISBN機関、電子書籍とアプリへのISBN付与についてのガイドラインとFAQを公表
http://current.ndl.go.jp/node/17215

被災文化財等救援委員会、海水で濡れた資料を殺菌燻蒸することによる発がん性物質等発生のリスクの調査結果を公表

2011年8月26日付けで、東京文化財研究所に事務局を置く被災文化財等救援委員会が、「海水で濡れた資料を殺菌燻蒸することによる発がん性物質等発生のリスクの調査結果について」と題する文書を公開しました。委員会は、7月22日付けの文書「海水で濡れた資料を殺菌燻蒸することによる発がん性物質発生のリスクについて」で、海水で浸水した資料を濡れたまま燻蒸を行うと人体毒性の強い物質が発生する懸念があるとし、その後調査を実施していましたが、今回公開された文書はその調査結果となっているようです。

海水で濡れた資料を殺菌燻蒸することによる発がん性物質等発生のリスクの調査結果について (PDF) (東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会 2011/8/26付けの情報)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/110829.pdf

東京文化財研究所
http://www.tobunken.go.jp/index_j.html

8月 29日

地域資料デジタル化研究会、被災した地域資料のデジタル化レスキュー事業を開始

地域資料のデジタル化等に関する活動を行っているNPO法人地域資料デジタル化研究会が、2011年8月29日から、「東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業」を開始したと発表しています。岩手県の陸前高田市立図書館と大槌町立図書館で津波により被災した地域資料を、クリーニング後デジタル化し、デジタルアーカイブとして残す取組みとのことです。

東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業(事業の概要)
http://www.digi-ken.org/RESCUE/rescue2011.html

東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業、スタート! (地域資料デジタル化研究会のブログ 2011/8/29付けの記事)

Code4Lib JAPAN、日本の図書館におけるICT活用のグッドプラクティスを選定・公表

図書館システム系コミュニティCode4Lib JAPANが、日本の図書館におけるICT活用の優れた実践例をグッドプラクティスとして選定し、ウェブサイトで公表しています。現在選定されているのは下記の10事例で、サイトには選定理由と各図書館へのリンクも掲載されています。今後も不定期に発表していくとのことです。

・ゆうき図書館「新着雑誌記事速報」
・福井県立図書館「最近のレファレンス事例」
・東松島市立図書館「たすけあおうNippon 東日本大震災ほしい物リスト(Amazon)」
・野田市立図書館「web-OPAC+」
・国立天文台「天文情報センター暦計算室」
・神奈川県立図書館「レファレンス事例集」
・農林水産研究情報総合センター「ALIS WebOPAC OpenSearch対応とXML出力インターフェース」
・国立情報学研究所(NII)「CiNii」
・成田市立図書館「おすすめリスト」
・国立国会図書館「カレントアウェアネス・ポータル」

横浜国立大学附属図書館、CLOCKSSに参加

2011年8月29日に、横浜国立大学附属図書館が、世界規模の電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトCLOCKSSに参加したと発表しています。

電子ジャーナルアーカイブ・プロジェクトCLOCKSSに参加しました。(横浜国立大学附属図書館 2011/8/29付けの記事)
http://www.lib.ynu.ac.jp/hus/lib/4627/

CLOCKSS
http://www.clockss.org/clockss/Home

参考:
E1117 - CLOCKSSへ日本の大学図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/e1117

米国調査機関Pew Internet & American Life Project、米国の高等教育におけるデジタル技術・環境の調査結果を公表

2011年8月28日に、米国の調査機関Pew Internet & American Life Projectが、“The Digital Revolution and Higher Education: College Presidents, Public Differ on Value of Online Learning”と題するレポートを公表しています。これは、2011年春に米国の18歳以上を対象に実施した電話調査(サンプル数2,142名)と、1,055の大学長を対象にしたオンライン調査の2つの結果に基づくもののようです。調査は、「オンライン学習の価値」「オンラインコースの普及状況」「オンラインで学ぶ学生の状況」「オンライン学習の将来予測」「デジタル教科書」「インターネットとカンニング」「大学の講義室でのラップトップコンピュータやスマートフォンの利用状況」「大学長のIT利用状況」「大学長のソーシャルネットワーキング利用状況」、以上の9項目分けてまとめられています。

The Digital Revolution and Higher Education: College Presidents, Public Differ on Value of Online Learning (PDF)

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