アーカイブ - 2011年 11月

11月 30日

ProQuest、20世紀英米ポップカルチャー研究のための雑誌アーカイブ“Entertainment Industry Magazine Archive”をリリース予定

ProQuest社が、“Entertainment Industry Magazine Archive”というデータベースを2012年にリリースするそうです。これは、英米の20世紀のポップカルチャー研究を加速させるもので、映画・テレビ・音楽などを対象としたエンターテイメント系雑誌合計30タイトル・250万ページ(フルカラー)を検索・閲覧できるとされています。具体的な収録雑誌名としては、“Billboard”“Variety”“The Stage”が挙げられています。

Media Studies Research Gets Boost from ProQuest (PRWeb 2011/11/29付けプレスリリース)
http://www.prweb.com/releases/2011/11/prweb8998956.htm

W3C、「日本語組版処理の要件」第2版を公開

2011年11月29日、World Wide Web Consortium(W3C)が、「日本語組版処理の要件」(Requirements for Japanese Text Layout)の第2版を公開しました。日本語版も公開されています(正式版は英語版とされています)。この文書は、CSS、SVG、XSL-FOなどの技術や電子書籍関連の標準において実現が求められる一般的な日本語組版の要件を記述したもので、主にJIS X 4051(日本語組版規則)に基づいているが、一部、JIS X 4051に含まれない事項についても述べられているとのことです。

日本語組版処理の要件(日本語版)第2版
http://www.w3.org/TR/2011/WD-jlreq-20111129/ja/

Requirements for Japanese Text Layout, 2nd editon
http://www.w3.org/TR/2011/WD-jlreq-20111129/

Japanese Layout Task Force
http://www.w3.org/2007/02/japanese-layout/

世界中の3000館以上の博物館・美術館のソーシャルメディア上の活動状況や反応をまとめた“Museum Analytics”

世界中の博物館や美術館のソーシャルメディア上での活動状況や反応等をまとめてチェックできる“Museum Analytics”というウェブサイトがあるようです。現在、3000館以上の情報が登録されており、日本では森美術館や原美術館等が含まれているようです。

Museum Analytics
http://www.museum-analytics.org/

Mori Art Museum (森美術館) - Museum Analytics
http://www.museum-analytics.org/mori-art-museum

Japan - Museum Analytics
http://www.museum-analytics.org/country/japan

311まるごとアーカイブス、都道府県や市町村等から提供された震災関連動画を一部公開

独立行政法人防災科学技術研究所等による「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブス」(311まるごとアーカイブス)のウェブサイトで、都道府県や市町村等の公的機関から提供された動画が先行公開されていました。「宮古市の津波動画」等、10本の動画が掲載されています。

動画をアップロードいたしました(311まるごとアーカイブス 2011/11/28付け)
http://311archives.jp/?module=blog&eid=15938&blk_id=10701

動画を一部公開いたしました(311まるごとアーカイブス 2011/11/29付けお知らせ)
http://311archives.jp/?module=blog&eid=15943&blk_id=11876

2011年の記事の中で米国で最もシェアされたものは? Facebookがトップ40を公表

2011年11月30日に、Facebookは“Most Shared Articles on Facebook in 2011”と題する記事を掲載し、2011年の新聞記事の中で米国で最もシェアされた記事のトップ40を発表しています。それによると、1位は東日本大震災前後の衛星写真を比較したNew York Times紙の“Satellite Photos of Japan, Before and After the Quake and Tsunami”とのことです。

Most Shared Articles on Facebook in 2011 (Facebook 2011/11/30付けの記事)
http://www.facebook.com/notes/facebook-media/most-shared-articles-on-facebook-in-2011/283221585046671

1位は大阪府立大学、日経BPコンサルティングが「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」を公表

2011年11月28日、日経BPコンサルティングが、「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」の結果を公表しました。調査は、9月1日から10月31日まで、国公私立あわせて211の大学ウェブサイトを対象に行われたようです。調査基準は、「トップページ・ユーザビリティ」「サイト・ユーザビリティ」「メインコンテンツへのアクセス」「アクセシビリティ」「ブランディング」「インタラクティブ」「プライバシーポリシー」の7つのカテゴリーに分けられ、合計100点満点で採点されたとのことです。その結果、ランキングトップは大阪府立大学(95.79)、岡山大学(94.40)、電気通信大学(92.86)となったとのことです。また、調査結果では、全体の傾向としては大学ウェブサイトのユーザビリティは向上しているものの、個々の診断項目のなかにはユーザビリティが悪化している項目もあったとのことで、特に「トップページの長さ」が年々長くなっていると指摘されています。

日経BPコンサルティング調べ―「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」―ランキング1位は大阪府立大学レベルは全体に向上。ただしトップページの見やすさは年々低下 (日経BPコンサルティング 2011/11/28付けの記事)

英国学校図書館協会(SLA)、同国の学校図書館サービスマップを公開

2011年11月22日に、英国の学校図書館協会(SLA)が、同国で提供されている学校図書館サービス(SLS)のマップを公開したようです。なお、現状は作成途上とのことで、今後も順次情報が追加される予定のようです。

Map of Schools Library Services (School Library Associationのウェブサイト)
http://www.sla.org.uk/sls-map.php

SLS Map Launched (School Library Association 2011/11/22付けの記事)
http://www.sla.org.uk/blg-sls-map-launched.php

シカゴ公共図書館のティーン向けラーニングラボ“YOUMedia”

シカゴ公共図書館にある“YOUMedia”というティーン向けのラーニングラボが、米国の各紙で取り上げられています。これは、11月17日に発表された米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)によるラーニングラボ企画公募のきっかけとなったもので、YOUMediaには数千冊の図書とともに、100台以上のラップトップやデスクトップコンピュータ等を備えているようです。利用者はここでキーボード等を使ってレコーディングを行ったり、コンピュータにインストールされているソフトウェアを使ってコンテンツを作ったりする等、デジタルメディアに関するスキルの育成をはかれるようです。導入にあたっては館内の騒音を懸念する声もあったようですが、2009年にこのYOUMediaがオープンして以来日々定員の100名が利用しており、また図書の貸出も500%アップしたようです。

YOUMedia
http://youmediachicago.org/2-about-us/pages/2-about-us

Public Libraries Turn Up The Volume (Literally) (Huffington Post 2011/11/29付けの記事)

北米研究図書館協会(ARL)がCLOCKSSに参加

北米研究図書館協会(ARL)が、2011年11月29日付けで、電子学術情報のアーカイブプロジェクトCLOCKSSに参加することを発表しています。

Association of Research Libraries Preserves with CLOCKSS Archive(ARL 2011/11/29付けのプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/CLOCKSS-29nov11.shtml

CLOCKSS
http://www.clockss.org

参考:
E1117 - CLOCKSSへ日本の大学図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/e1117

OCLC、サウジアラビアの図書館との提携によりアラビア語資料の総合目録のレコードをWorldCat.orgに追加

OCLCは、サウジアラビアのアブドルアジーズ国王公共図書館との提携により、同館の主導によるアラビア語資料の総合目録Arabic Union Catalog(AUC)の書誌レコード120万点がWorldCat.orgに追加されたと発表しています。

OCLC partners with King Abdulaziz Public Library in Saudi Arabia to make Arabic-language resources available through WorldCat.org(OCLC 2011/11/29付けのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2011/201169.htm

Arabic Union Catalog(英語ページ)
http://www.aruc.org/main.aspx

11月 29日

英国図書館(BL)、18世紀以降の400万ページのデジタル化新聞を全文検索・閲覧できる“The British Newspaper Archive”を公開

英国図書館(BL)が、オンライン出版のbrightsolid社と協力して、18世紀以降に英国・アイルランドで発行された200タイトル/400万ページの新聞をデジタル化し、その内容を全文検索及び閲覧できるウェブサイト“The British Newspaper Archive”を公開しました。検索は無料ですが、全文の閲覧は有料のようです(BL館内では無料)。BLは2010年5月に、同社と協力関係を結び、今後10年間で4,000万ページ以上の新聞をデジタル化していくと発表していました。

The British Newspaper Archive
http://www.britishnewspaperarchive.co.uk/

Murder, mania and a leech-powered weather machine: up to 4 million pages of historical newspapers now searchable online at britishnewspaperarchive.co.uk (BL 2011/11/29付けプレスリリース)

デンマークの公共図書館での電子書籍貸出サービス“eReolen”

Copenhagen post紙(英語版)で、デンマークの公共図書館での電子書籍貸出サービス“eReolen”についての記事が掲載されています。2011年11月から開始されたもので、記事では以下のような情報が掲載されています。
・デンマークの53の出版社の1,800タイトルが対象。
・開始からの約1か月間で、6,000人の利用者が9,600回利用した。
・貸出が行われる度、図書館から出版社に使用料が支払われる。(新刊の場合18.5クローネ、1年以上たった本は15クローネ)
・貸出期間や制限冊数は各図書館が決定する。
・eReolenの画面には、「試す」「借りる」「買う」というボタンがあり、この画面から利用者が購入した場合、利益は図書館と出版社に均等に分配される。
・図書館が販売を行うことに対して、出版社から反対の意見も出ている。

eReolenのサイトの情報によると、78の公共図書館が参加しているとのことです。

eReolen
https://ereolen.dk/

Libraries get into the digital book business(Copenhagen post 2011/11/28付けの記事)

Google検索の発展を振り返る6分間の動画と、今後向かっていく3つのトレンド

Googleが、同社のブログに、Google検索の技術発展の歴史をまとめた6分間の動画と、今後の3つのトレンドを掲載しています。Googleの目標は人々が探し求めている答えを素早く見つけられるようにすることであり、たいていの人々は最新の検索機能について知る必要はないとしながら、以下のトレンドについて述べています。

・Universal Search:ウェブページ、画像、動画、ニュース等、多種多様な情報を網羅的に探せるようにする。
・Quick Answers:検索結果の上部に表示される情報(現在は、飛行機の時間、スポーツの試合結果、天気予報等)の種類を増やし、より難しい質問にも答えられるようにする。
・The Future of Search:検索に必要な時間を減らし、簡単なものにしていく。現在は、Googleインスタント検索やボイスサーチが提供されている。

The evolution of search in six minutes (Official Google Blog 2011/11/28付け記事)
http://googleblog.blogspot.com/2011/11/evolution-of-search-in-six-minutes.html

キハラ株式会社、Facebookで図書館展示についておしゃべりする“BIBLIO-LOOKS”を開始

2011年11月29日、キハラ株式会社が、Facebook上でユーザが図書館展示に対する考えや想いを語り合うことができるコミュニティサービス“BIBLIO-LOOKS”を開始しました。申込フォームから展示に関する情報や写真を送信すると、BIBLIO-LOOKSのFacebookページに掲載されるというしくみのようです。月に1度、人気のあった展示が選ばれるとのことです。

BIBLIO-LOOKS(Facebook)
http://www.facebook.com/pages/BIBLIO-LOOKS/183467918394655

申込フォーム(キハラ)
https://www.kihara-lib.co.jp/ssl/biblooks.htm

【イベント】シンポジウム「文化財をまもる―災害から文化財をまもる―」(12/3・大阪)

2011年12月3日に、大阪の国立民族学博物館講堂で、文化財保存修復学会の公開シンポジウム「文化財をまもる―災害から文化財をまもる―」が開催されるようです。なお、参加費は無料のようですが、参加にあたっては事前申込が必要のようです。

文化財をまもる―災害から文化財をまもる―
http://www.kuba.co.jp/bunkazai2011/index.html

英国のウスターシャー州で公共・大学図書館等の5施設を統合させた“Worcester Library & History Centre”を建設中

英国のCAPITA社が発行している季刊誌“Panlibus”の22号(2011年秋号)でシェアードサービス(shared services)特集が組まれており、24~25ページでウスターシャー州の“The Hive Project”が紹介されています。同州のウスター市立図書館とウスター大学図書館等の5施設を統合させ、“Worcester Library & History Centre”を建設するというもののようです。プロジェクトのサイトでは、2012年7月の開館予定で、この種の施設は欧州で初、とされています。また、6~7ページには英国のウェストミンスター区、ハマースミス&フラム区、ケンジントン&チェルシー王立区の3区にある21図書館でサービスの一部を共同化し、年間100万ポンドのコストダウンに成功したという事例も紹介されています。

Worcester Library & History Centre
http://www.wlhc.org.uk/index.html

The Hive Project
http://www.worcestershire.gov.uk/cms/community-and-living/property-services/strategic-projects/the-hive--project.aspx

アメリカ・カトリック大学図書館、デジタル人文学研究のためのリサーチガイドを公開

2011年11月28日に、米国のアメリカ・カトリック大学(Catholic University of America)図書館が、デジタル人文学(Digital Humanities)研究のためのリサーチガイドを公開したようです。このリサーチガイドでは、同大学図書館が提供しているリソースの他に、研究に役立つウェブサイトやブログ、ツール等の推薦も行っているようです。なお、同様のリサーチガイドは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ワシントン大学、ハーバード大学、デューク大学等の各大学図書館も公開しているようです。

Digital Humanities (Catholic University of America, University Librariesのウェブサイト)
http://guides.lib.cua.edu/digitalhumanities

New Research Guide for Digital Humanities (Catholic University of America, University Libraries 2011/11/28付けの記事)
http://www.lib.cua.edu/newsevents/2370/

Digital Humanities (UCLAのウェブサイト)

宮城歴史資料保全ネットワーク、「歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き」第4版を公開

2011年11月20日に、宮城歴史資料保全ネットワークが、「歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き」の第4版を公開したようです。

歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き(第4版) (宮城歴史資料保全ネットワークのウェブサイト)
http://www.miyagi-shiryounet.org/01/satuei04/satueihou04.htm

英ケンブリッジ大学出版局が学術論文レンタルサービス“Article Rental”を開始 24時間で1本5.99ドル

英国のケンブリッジ大学出版局が、電子ジャーナルプラットフォーム“Cambridge Journals Online”(CJO)において、学術論文レンタルサービス“Article Rental”を開始したそうです。レンタル期間は24時間、価格は5.99ドル/3.99ポンド/4.49ユーロ、論文PDFはウェブ経由のアクセスで閲覧のみ(ダウンロード、印刷、コピー&ペーストは不可)、という条件のようです。サービス対象ジャーナルは当初100タイトルですが、今後は学会誌を含めたCJOの全タイトルに展開していきたいとされています。また、モバイルサイト“CJO Mobile”でのサービス提供も計画されているとのことです。

Article Rental (CJO)
http://journals.cambridge.org/action/displaySpecialPage?pageId=3172

Journals offering Article Rental (CJO)
http://journals.cambridge.org/action/displaySpecialPage?pageId=3176&archive=3176

石巻専修大学図書館、図書館ハザードマップなどを収録した「図書館地震対応マニュアル」を公開

宮城県石巻市にある石巻専修大学図書館が、2011年11月28日に「石巻専修大学図書館地震対応マニュアルver.1」を公開しました。避難行動フローチャート、図書館ハザードマップ、キャンパスマップ、東日本大震災による被災状況写真などが掲載されています。

石巻専修大学図書館地震対応マニュアルver.1(同館トップページに2011/11/28付けで「ハザードマップを作成しました」とあり)
http://www.isenshu-u.ac.jp/library/img/2011bousai.pdf

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