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2013年 5月 24日

ACRLによるカレントアウェアネスジャーナル“Keeping Up With...”第2号刊行 テーマは「ゲーミフィケーション」

2013年5月23日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、図書館員向けのカレントアウェアネスジャーナル“Keeping Up With...”の第2号を刊行しました。テーマは「ゲーミフィケーション」となっています。

Keeping Up With... Gamification
http://www.ala.org/acrl/publications/keeping_up_with/gamification

Keeping Up With… Gamification (ACRL 2013/5/23付けの記事)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/7294

参考:
ACRLが図書館員向けカレントアウェアネスジャーナル“Keeping Up With..”を創刊 初号は「デジタル人文学」がテーマ
http://current.ndl.go.jp/node/23316

EDUCAUSE、「ゲーミフィケーションについて知っておくべき7つの事柄」を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18879

OCLCによる図書館員向け研修サービス“WebJunction”が10周年

2013年5月にOCLCの提供する図書館員向け研修サービスWebJunctionが10周年を迎え、5月12日に米国議会図書館(LC)で記念式典が開催されました。また、WebJunctionは、図書館コミュニティに対してWebJunctionから得たものを紹介する動画やSNSへの投稿等を呼び掛けています。

OCLC’s WebJunction Marks 10 Years of Supporting and Serving Libraries (Webjunction 2013/5/22付けの記事)
http://www.webjunction.org/news/webjunction/oclc-webjunction-marks-10-years.html

文化・芸術は英国経済にどの程度貢献しているのか?(資料紹介)

2013年5月7日、イングランド芸術評議会は、英国および同国内の地域経済に文化・芸術がどの程度貢献しているのかを調査したレポート“The contribution of the arts and culture to the national economy”を公開しました。調査はACEが委託したCentre for Economics and Business Researchにより行われました。

主な結果として以下が挙げられています。
・文化・芸術は英国のGDPの0.4%を占める。文化・芸術分野に対する投資は、財政支出の0.1%にも満たないことから、十分な利益を得ている。
・文化・芸術は、2011年には124億ポンドの粗利益と59億ポンドのGVA(粗付加価値)を生む大きな分野である。
・英国を訪れる観光客が毎年文化・芸術に対して直接“おとす”お金は、少なくとも8億5,600万ポンドになる。
・英国経済が全体として世界経済危機以前の生産レベル以下に留まっているにもかかわらず、文化・芸術分野の英国経済に対する貢献は2008年以降高まりつつある。

Economic contribution of arts and culture report published (ACE 2013/5/7付けの記事)

東京文化財研究所、近代文化遺産の保存修復に関する報告書シリーズを電子書籍版で公開

2013年4月22日に、東京文化財研究所は1999年から開催している近代の文化遺産の保存修復に関する研究会の内容をまとめた報告書である『未来につなぐ人類の技』を電子書籍として公開しました。

1999年度の『航空機の保存と修復』から2012年度の『近代建築に使用されている油性塗料』までの12の報告書が公開されており、中には『音声・映像記録メディアの保存と修復』(2011年度)等もあります。

デジタルブック版近代文化遺産研究室報告書『未来につなぐ人類の技』
http://www.tobunken.go.jp/image-gallery/conservation/index.html

デジタル人文学と図書館をテーマとしたTHATCamp(記事紹介)

2013年5月22日、図書館とデジタル人文学をテーマとしたウェブサイトdh+libが、“Digital Humanities & Libraries: More of THAT!”という記事を掲載しています。

これは、2012年11月2日に米国のデンバーで開催されたDigital Library Federation Forumに併せて開かれたTHATCamp“DH and Libraries”の報告記事です。THATCampとは、人文文学と情報技術のそれぞれの専門家らによるアンカンファレンス方式の会合で、今回特にデジタル人文学と図書館をテーマとして開催されました。

記事では、開催の背景や当日議論されたテーマ等が詳細にまとめられています。

Digital Humanities & Libraries: More of THAT! (dh+lib 2013/5/22付けの記事)
http://acrl.ala.org/dh/2013/05/22/digital-humanities-libraries-more-of-that/

DH and Libraries THATCamp
http://dhlib2012.thatcamp.org/

参考:

カナダ国立図書館・文書館長の辞意表明と関連団体の反応(カナダ)

カナダ国立図書館・文書館(LAC)の館長キャロン(Daniel J. Caron)氏が辞意を表明したことが報道で伝えられていますが、これに関し、カナダ図書館協会(CLA)がWayne Wouters枢密院書記官宛てに送付した書簡を、またカナダ研究図書館協会(CARL)がハーパー(Stephen Harper)首相に宛てた書簡を公開しています。いずれも、次期館長の選定にあたっては、図書館及びアーカイブに精通した人材を配置することを求めています。

なお、報道では、2013年5月15日にキャロン館長が職員向けのメールで辞意を表明したことが報じられおり、LACもこれを認めているとのことですが、プレスリリース等はまだ出されていないようです。

Open letter to Stephen Harper on LAC: Mr. Prime Minister, don’t forget to consult the library and archival community!(CARL, 2013/5/21付け)
http://www.carl-abrc.ca/news/74/201/Open-letter-to-Stephen-Harper-on-LAC.html

英国図書館、英国に対する経済貢献の最新評価を発表

2013年5月23日、英国図書館(BL)が、英国に対するBLの経済貢献に関する最新評価のレポートを発表しました。利用者や社会全体にBLがもたらす経済価値を調査したもので、前回BLがこの種の調査を行ったのは2003年になります。

記事によると、BLがもたらす経済価値は、経費のほぼ5倍とのことです。また、BLはこの調査結果を内部計画や経営計画プロセスの報告に使用するとのことです。

Increasing our value(BL)(レポートダウンロードページ)
http://www.bl.uk/aboutus/stratpolprog/increasingvalue/index.html

British Library publishes updated economic evaluation(BL 2013/5/23付け)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/British-Library-publishes-updated-economic-evaluation-634.aspx

IFLA、紛争・戦争・自然災害時の図書館による活動に関するウェブサイト “Cultural Heritage”をスタート

2013年5月23日、国際図書館連盟(IFLA)が、文化遺産に関するウェブサイト“Cultural Heritage”を立ち上げています。このウェブサイトは、紛争・戦争・自然災害を経験している地域に対する図書館による活動・支援についての情報を掲載するものとのことです。

IFLA launches cultural heritage resources(IFLA,2013/5/23付け)
http://www.ifla.org/node/7713

Cultural Heritage
http://www.ifla.org/cultural-heritage

イングランド芸術評議会(ACE)、未来の図書館像に関する調査レポートを発表

2013年5月23日、英国のイングランド芸術評議会(ACE)が、"Envisioning the library of the future”という調査報告書を公表しました。

調査は2012年1月から約1年にわたり、3段階にわけて行われています。技術の進歩や社会傾向等に関するデータ収集と分析、世界中で既に実施されている革新的図書館サービスの調査、それらの調査結果を基にした専門家への質問調査や、図書館関係者等との意見交換、公共図書館の目的や価値に対する一般の人たちの捉え方についての調査などが行われたとのことです。

調査結果から、ACEは、公共図書館はすべての人に開かれた信頼できる場所で、人々が図書館が提供するサービスを高く評価しているのは明白であるとしています。また、この調査結果は、公共図書館が直面している、情報技術の進歩、公共支出の減少、公共サービスのデザインや提供における民間の参画等の多くの課題を再認識させるものであるとのことです。

Envisioning the library of the future(ACE)(レポートダウンロードページ)
http://www.artscouncil.org.uk/what-we-do/supporting-libraries/library-of-the-future/

東京都立図書館、「TOKYOアーカイブ」を公開

2013年5月23日、東京都立図書館が、「TOKYOアーカイブ」を公開しました。東京都立図書館がデジタル化した江戸・東京関係資料の画像およそ16,000点を8つのカテゴリに分けて掲載しており、このうち、「江戸・東京の災害記録」カテゴリでは、安政の大地震や関東大震災など、江戸・東京の災害に関する資料が公開されているとのことです。

「東京都立図書館デジタルアーカイブ(TOKYOアーカイブ)」を開設しました。(東京都立図書館, 2013/5/23付け)
http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=651

TOKYOアーカイブ
http://archive.library.metro.tokyo.jp/

「東京都立図書館デジタルアーカイブ(TOKYOアーカイブ)」の開設(東京都, 2013/5/23付け)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/05/20n5n700.htm

NEC、東京都立図書館のデジタルアーカイブシステム「TOKYOアーカイブ」をクラウドサービスで構築(NEC, 2013/5/23付け)
http://jpn.nec.com/press/201305/20130523_01.html

5月 23日

イリノイ州議会で、公立の高等教育機関の研究論文のオープンアクセス化に関する法案が両院を通過

2013年5月16日、イリノイ州議会で、公立の高等教育機関に、研究文献のオープンアクセスに関するポリシーを1年以内に作成するように求める"Open Access to Research Articles Act"が両院を通過しました。

Biss' open access legislation passes House
http://www.illinoissenatedemocrats.com/index.php/sen-biss-home/3420-biss-open-access-legislation-passes-house

Illinois Senate Bill 1900
http://legiscan.com/IL/bill/SB1900/2013

The Illinois Open Access to Articles Act (SB 1900)(SPARCウェブサイト)
http://www.sparc.arl.org/media/illinois-considers-state-level-public-access-polic.shtml

Wants universities to make taxpayer-funded research available to the public(2013/4/25)

世界の点字を収録する「World Braille Usage」の第3版が公開

世界の点字を収録している「World Braille Usage」の第3版が公開されていました。電子版が、第3版の作成を進めたパーキンスのウェブサイトに掲載されています。

World Braille Usageは1953年に初版、1990年に第2版が出版されていたもので、今回の第3版では、世界の142カ国、133言語に対応する点字と関連する情報がまとめられています。なお日本語の点字も掲載されています。

World Braille Usage (Perkinsのウェブサイト)
http://www.perkins.org/worldbraille/

World Braille Usage Third Edition
http://www.perkins.org/assets/downloads/worldbrailleusage/world-braille-usage-third-edition.pdf

Perkins Perspective: Aubrey Webson
http://www.perkins.org/perspectives/spotlight/perkins-perspective-aubrey.html

『カレントアウェアネス-E』237号発行

E1433 - MOOCについて図書館員が知るべきことは?<文献紹介>

 2012年に世界の高等教育機関で急速に注目を集め,今なお発展し続けているMOOC(Massive Open Online Course)。大規模な無料オンライン講義の総称である。オンライン教育自体は新しいものではないが,教える側には今までにないほど多数の受講生に講義を提供できる点,学生には時間的に柔軟な受講形式や無料で一流大学の教員による授業を受けられる点が魅力となり,MOOCは拡大している。高騰し続ける従来型の大学教育コストと,新たなオンライン・インターフェースの登場もその背景にある。...

E1432 - 2013年IIPC総会及びワーキンググループ<報告>

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)(CA1664CA1733参照)の総会及びワーキンググループ等関連会議(E1354等参照)が,スロベニア国立・大学図書館主催のもとリュブリャナにて,2013年4月22日から4月26日にかけて開催された。IIPC非加盟機関からの参加者も含め約100人が参加し,国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。...

E1431 - 人文系学術電子書籍に関する大学図書館員の認識調査

人文系の学術電子書籍のサイトであるACLS Humanities E-Book (HEB)において,2013年3月6日に“Perception Analysis of Scholarly E-Books in the Humanities at the Collegiate Level”と題された報告書が発表された。HEBとは,米国学術団体評議会(American Council of Learned Societies:ACLS)が27の学会及び100以上の出版社等と協力して構築しているものであり,現在約3,700件の人文系学術電子書籍が登録されている。HEBはこれまで電子書籍に関する調査結果を“HEB White Papers”として公開してきた。今回の報告書はその第4号として,北米の大学図書館における人文系学術電子書籍の購入について大学図書館員の認識を調査しまとめたものである。人文系における電子書籍の現在の提供状況を概観したうえで,大学図書館員の人文系学術電子書籍の提供への認識を調査し,図書館員の観点から課題を考察している。...

E1430 - NARA運営の13番目の大統領図書館,ブッシュ大統領図書館開館

米国国立公文書館(NARA)の大統領図書館部(Office of Presidential Libraries)が管理運営している大統領図書館は,第31代大統領フーバーから第42代大統領クリントンの大統領図書館まで,12館あった。この度,その13番目となる大統領図書館が誕生した。テキサス州の南メソジスト大学ダラスキャンパスに建設され,2013年4月25日に開館セレモニーが行われた,第43代大統領G.W.ブッシュの大統領図書館である。なお,フーバーより前の大統領については,第16代のリンカーンなど,大統領図書館と称されるものが建設されているケースがあるが,いずれもNARAの管理には服していないものである。...

E1429 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される

2013年4月18日,米国デジタル公共図書館(Digital Public Library of America:DPLA)のベータ版が公開された。DPLAは,米国各地の図書館・博物館・文書館等が有するデジタルコンテンツを一元的に無料で検索できるポータルサイトである。公開直前のボストン連続爆破テロ事件の影響で,予定されていた記念イベントが中止を余儀なくされた中での静かな船出であった。...

E1428 - 図書館の現場につなぐ(2):同志社大学図書館ガイダンス

同志社大学では,2013年4月28日に「図書館ガイダンス」というイベントを開催した。このイベントの開催は今年で23回目となる。...