レファレンス協同データベース新着事例

昭和50年代の岩槻市農業委員会について、その委員と活動内容がわかる資料を探している。(さいたま市立中央図書館)

『岩槻市一般会計特別会計決算に係る主要な施策の成果に関する調書』(岩槻市が毎年度刊行)の昭和50年代のものに、農業委員会の委員構成や処理件数などの統計年報が載っている。この資料は、さいたま市アーカイブスセンターで所蔵している。 回答プロセス:・当館資料検索システムで「農業委員会」と検索しても、岩槻のものはヒットしない。 ・『岩槻市史 通史編』岩槻市役所 1985 を見るが、出ていない。 ・自館の地域資料、特に農業に関する分野、市政に関する分野をブラウジングしたが、見当たらない。 ・当市の中央図書館の地域資料をブランウジングしても同様の結果だった。 さいたま市アーカイブスセンターに問い合わせをし、回答をいただいた。同センターの了承を得て、質問者に同センターの資料を案内した。 事前調査事項:『広報いわつき』の昭和50年代のもの 照会先:さいたま市アーカイブスセンター

地方自治体ががん検診を行う法令的な根拠を知りたい。(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 ・『平成26年度 地域保健・健康増進事業報告 健康増進編』厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当)/編 厚生労働統計協会 2016年 P486に、“がん検診は、「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(平成20年3月健康局長通知別添)」」に基づき実施されている。”との記述がある。 「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」は、厚生労働省ウェブサイトのがん検診のページの下部にあるPDFで閲覧ができる。http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html (最終確認:2017年3月21日) また、「がん対策基本法」の第十四条に以下の記述がある。 第十四条 国及び地方公共団体は、がんの早期発見に資するよう、がん検診の方法等の検討、がん検診の事業評価の実施、がん検診に携わる医療従事者に対する研修の機会の確保その他のがん検診の質の向上等を図るために必要な施策を講ずるとともに、がん検診の受診率の向上に資するよう、がん検診に関する普及啓発その他の必要な施策を講ずるものとする。 2 国及び地方公共団体は、がん検診によってがんに罹患している疑いがあり、又は罹患していると判定された者が必要かつ適切な診療を受けることを促進するため、必要な環境の整備その他の必要な施策を講ずるものとする。 3 国及び地方公共団体は、前二項に規定する施策を効果的に実施するため、がん検診の実態の把握のために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。 総務省行政管理局が運営する総合的な行政情報ポータルサイト「電子政府の総合窓口(e-Gov)」の法令検索のページ http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/strsearch.cgi (最終確認:2017年3月21日) で「がん対策基本法」で検索をすると、法令の閲覧ができる。

映画「ソビブルからの脱出」の題材となった原作を知りたい。アレクサンドル・ペチェルスキーにリチャード・ラシュが取材したもののはずである。(さいたま市立中央図書館)

映画の原作(邦訳されたもの)は見つからなかった。 関連資料として、下記の資料を紹介した。 ・『ナチ強制収容所』長谷川公昭/著 草思社 1996年 ・『ナチ強制・絶滅収容所』マルセル・リュビー/著 菅野賢治/訳 筑摩書房 1998年 ・『人間の暗闇』ギッタ・セレニー/著 小俣和一郎/訳 岩波書店 2005年 ・『ホロコースト』芝健介/著 中央公論新社 2008年 回答プロセス:映画には、原作リチャード・ランキー、スタニスラフ・シュマイツナーとあるが、著作は見つからなかった。 ソビブル(もしくは、ソビボル・ソビボー)絶滅収容所に関する資料を調査。 ・『人間の暗闇』p129に、「ゾビボールの地獄」シュマイツナー/著とあるが、邦訳されている出版物の確認ができなかった。

『山崎正和著作集 5』(山崎正和/著 中央公論社刊 昭和56年)のp369~371に「水の東西」というエッセイが掲載されており、同巻末「書誌」p417に、▽水の東西*初出 掲載誌紙名未詳。*収録 『混沌からの表現』(昭和52年10月15日・PHP研究所) 一三一 - 一三四頁。 とあるが、初出掲載誌紙がわからないか。(さいたま市立中央図書館)

残念ながら、「水の東西」の初出媒体について記載のある資料は見つからなかった。 ●『混沌からの表現』山崎正和/著 PHP研究所 1977年 p131~134 に「水の東西」が掲載されている。 あとがきに、「ここに収めた文章は、それぞれもと、サンケイ新聞、読売新聞、朝日新聞、京都新聞、ならびに雑誌『諸君』に掲載した評論と、富山県教育委員会、および日本文化会議で行った講演がもとになっている。けれども、いずれも今度の上梓にあたって大幅に補筆し、文体のうえで面目を新たにしたものが多いので、個々に初出を特記することはしなかった。」とある。 ●『混沌からの表現』(ちくま学芸文庫) 山崎正和/著 筑摩書房 2007年 p131~133に「水の東西」が掲載されている。  p259~261 ちくま学芸文庫版あとがきに、「私はこの文庫化にさいして大幅な内容の改訂をおこなわなかった。文章のほとんどを原著のままに残し、ただそれが七〇年代に書かれたことを読者に想起して頂けるように、必要な付記をつけ加えるにとどめた。さらにこの本の短編のいくつかは高等学校の教科書に載せられ、そのうえ大学入試の問題として参考書に転載されているものも多い。そういう文章はすでに公共の所有物になったという考えから、推敲の筆はあくまでもひかえるように心がけた。」とあるが、初出に関する記載はなし。 ●朝日新聞記事検索データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」、読売新聞記事検索データベース「ヨミダス」で、期間1970年代、キーワード「山崎正和」で検索したが、「水の東西」に関係する記事はヒットしなかった。 ●雑誌記事索引データベースで雑誌『諸君』で山崎正和氏著の記事を検索→1977年8月号p54~75「日本人の国際的自己表現」がヒットしましたが、「水の東西」とは関係のない内容だった。 ●日本文化会議が編集し、シリーズ名が「東西文化比較研究」となっている以下の資料4点を確認したが、「水の東西」に関する記述はなかった。 ・『日本美は可能か』日本文化会議/編 研究社出版 1973年 p296~ 技術と運命 山崎正和 以下の資料には、山崎氏の文は掲載されていなかった。 ・『自然の思想』日本文化会議/編 研究社出版 1974年 ・『歴史像の東西』日本文化会議/編 研究社出版 1976年 ・『ことばと文化』日本文化会議/編 研究社出版 1976年 ●国会図書館蔵書検索で「富山県教育委員会」「山崎正和」で検索すると、『手とイメージ』山崎正和/著 富山県教育委員会 1970年(埼玉県内の図書館に所蔵なし) という資料のみヒットする。「手とイメージ」は『山崎正和著作集6』山崎正和/著 中央公論社 1982年 のp379~406に収録されているため、こちらを確認したが「水の東西」に関する記述はなかった。 ●『教科書掲載作品13000』阿武泉/監修 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2008年 p715 12754 水の東西 ◇混沌からの表現 筑摩書房 2007 教科書掲載作品のデータや、その作品が掲載された図書のうち、入手しやすいものを記載している資料だが、初出に関する記述はない。 ●『高校国語実践の省察と展望』中洌正堯/著 国語論究の会/著 三省堂 2014年 P90~ 「水の東西」に関する記載があるが、「混沌からの表現」の第4章”日本人の心とかたち“の一遍であるという記述のみで、初出に関する情報はない。

飯田蛇笏の俳句「たきしぶきほたるびにじむほとりかな」の原文とあれば解釈(さいたま市立中央図書館)

『飯田蛇笏集成 第1巻』(角川書店、1994)、『飯田蛇笏全句集』(KADOKAWA、2016)、にこの句が掲載されていたので、その句を電話で伝えた。ただし、上記2つの資料(『飯田蛇笏集成』は1~7巻すべて)および、『飯田蛇笏秀句鑑賞』(富士見書房、2002)、『飯田蛇笏』(角川源義著・福田甲子雄著、桜楓社、1980)を調べたが、解釈について記述されている資料は無く、その旨もあわせてお伝えした。 →原文は「滝しぶきほたる火にじむほとりかな」 回答プロセス:・『飯田蛇笏集成 第1巻』p71、p393 ・『飯田蛇笏全句集』p43、p215

黒田清輝と妻との関係性が分かるような資料が見たい。(さいたま市立中央図書館)

『縁あって』白洲正子/著 青土社 1982、『黒田清輝《湖畔》美術研究作品資料 第5冊』国立文化財機構東京文化財研究所企画情報部/編 中央公論美術出版 2008、『黒田清輝 アサヒグラフ別冊 美術特集 日本編60』朝日新聞社 1989、『20世紀日本の美術;アート・ギャラリー・ジャパン 11』集英社 1987、『芸術新潮』1985年9月号 新潮社 1985、 に妻についての記述があったので、この4冊を提供し、回答とした。 回答プロセス:・白洲正子 著. 縁あって. 青土社, 1982.8. 311p    p120「黒田清輝の女人像」に記述有 ・アサヒグラフ別冊 美術特集 日本編60 黒田清輝 平成元年8月 (雑誌)  p93 黒田賴綱 「伯父・清輝の思い出」  p94 白洲正子 「黒田清輝の風景」 ・芸術新潮 1985.9 (雑誌)  p6-p7 陰里鉄郎 「黒田清輝が描いたパリの恋人、日本の愛人」 ・20世紀日本の美術;アート・ギャラリー・ジャパン 11  No.19 『湖畔』解説に照子の言葉を引用 ・『黒田清輝《湖畔》美術研究作品資料 第5冊』(中央公論美術出版,2008年)黒田清輝;日本近代絵画の巨匠  黒田清輝/[画] 東京国立博物館/編 美術出版社  p28-p36 山梨恵美子「黒田清輝《湖畔》のモデルをめぐって」

明治初期に日本にキリスト教を広めた、ジェームズ・バラという人について知りたい(さいたま市立中央図書館)

以下の書籍を提供した。 『日本の近代化とキリスト教』(同志社大学人文科学研究所 1973)p28~30日本基督公会成立時におけるバラについて 『近代日本とキリスト教 明治篇』久山康/編 基督教学徒兄弟団 1967)p43横浜バンドについて 『日本史におけるキリスト教宣教』(黒川知文/著 教文館 2014)全体に渡ってバラの名が散見される 『外人墓地に眠る人びと』(太田愛人/編著 キリスト新聞社 1988)第二章にバラ夫人 『宣教師バラの初期伝道』(ジェームズ・ハミルトン・バラ/著 キリスト新聞社出版事業課 2010) 回答プロセス:『日本キリスト教歴史大事典』(教文館 1988)などから、求める人物がJames Hamilton Ballaghで、プロテスタントの宣教師であったことがわかる。 当市の図書館システムで、書名「日本」+請求記号19*で検索→ヒットしたものの中身を確認する。 同じく、主題検索「Ballagh」→『宣教師バラの初期伝道』がヒット

城北大橋(さいたま市岩槻区)開通式の資料が見たい(さいたま市立中央図書館)

埼玉新聞1992年4月17日と1992年5月12日の記事 広報いわつき1992年6月1日の記事 に記載がある。 回答プロセス:・埼玉県立図書館が作成している「埼玉新聞見出し検索システム」で「城北大橋」と検索すると、4件の記事がヒットする。「埼玉新聞縮刷版」で実際の記事にあたると、1992年4月17日と1992年5月12日の二つの記事に開通式に関わる記述があることが確認できた。 ・当時の市報「広報いわつき」にあたると、1992年6月1日号に開通式に関わる記事があった。

第二次世界大戦中のルソン島での、日本軍の戦況について載っている文献はありますか?(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 ・手記、ルポルタージュ  『ルソン戦記』高木俊朗/著 文芸春秋 1985.1  『ルソン戦記』河合武朗/著 光人社 1987.12  『ルソン島・野戦病院全滅の記』西井弘之/著 文芸社 2007  『激闘ルソン戦記』井口光雄/著 光人社 2008.3  『傷痕 ルソンの軍靴』佐藤喜徳/著 戦誌刊行会 1982.8  『ルソンに消ゆ』神埼陽/著 鵬和出版 1983.12  『「鬼兵団」ルソンに散る』大河内不朽/ほか著 光人社 1991.9  『ワラン・ヒヤ』石田甚太郎/著 現代書館 1990.11  『重機関銃分隊長のルソン戦記』川崎恵一郎/著 潮書房光人社 2012.8  『ルソン戦 死の谷』阿利莫二/著 岩波書店 1987.6  『戦争と人間の記録 バターン戦』御田重宝/著 徳間書店 1978.6  『第四航空軍の最後』高橋秀治/著 光人社 2008.11  『ルソンに消えた星』岡田梅子/著 新美彰/著 毎日新聞社 1980.7  『ルソン島敗残実記』矢野正美/著 三樹書房 1993.8  『カンルーバン収容所物語 最悪の戦場残置部隊ルソン戦記』山中明/著 光人社 1987.9 ・歴史  『太平洋戦争日本の敗因 5 レイテに沈んだ大東亜共栄圏』NHK取材班/編 角川書店 1995.8  『ルソン島戦場の記録』沢田猛/著 岩波書店 2003.8  『戦争と外邦図』菊地正浩/著 草思社 2014.7  『日米の教科書当時の新聞でくらべる太平洋戦争』出版企画開発室/監修 辰巳出版 2015.7

『歴史あれこれ 私たちの三橋・上小』に、P91「一丁目に小泉八雲の遺族が住んでいた屋敷がありました。」と書かれているが、「お妾さんが住んでいた」と人から聞いたこともあり、事実はどうだったのか、本人は住んでいなかったのか、わかる本がないか探してほしい。(さいたま市立中央図書館)

『全訳小泉八雲作品集』第12巻 恒文社 1967年 を紹介。 回答プロセス:『歴史あれこれ 私たちの三橋・上小』 (『歴史あれこれ』刊行委員会/編 大宮市三橋公民館 1986) P91~92に以下のような記述があり、小泉八雲の長男・一雄氏とその家族が住んでいたとされている。 「一丁目に小泉八雲の遺族が住んでいた屋敷がありました。」 「遺児の一雄氏と奥さん、娘さんの三人で生活するのには大きすぎたのでしょうか、」 「昭和四年の三橋村特別税戸数割納税義務者資力算定表の中に小泉一雄氏の名が記されておりますので、昭和初期まで住んでいたことがわかります。」

シノワズリについて、解説や国・写真が載っている資料が見たい。(さいたま市立中央図書館)

シノワズリは18世紀西洋美術・工芸で流行した中国(東洋)趣味のこと。 下記の資料を提供した。 ・『西洋美術館』小学館 1999 :索引にシノワズリの項目あり。736p、796pににそれぞれシノワズリを解説した記述あり。 ・『世界美術史』木村重信著 朝日新聞社 1997 :マイセンの「色絵金彩山水文水注」の解説に、シノワズリの記述あり。 ・『世界美術大事典 3』小学館 1989 :シノワズリの項目あり。ただし図版はなし。 ・『マイセンへの道』三杉隆敏著 東京書籍 1992 :172pに「東方への憧れとシノワズリー」と題された文章あり。 ・『わかりやすい西洋焼きもののみかた』実業之日本社 1997 :61pにシノワズリの記述あり。 ・『すぐわかるヨーロッパ陶磁の見かた』大平雅巳著 東京美術 2006 :80pに「不思議なシノワズリー(中国趣味)の絵付け」の記述・図版あり。 ・『ロマン主義』(岩波世界の美術)デーヴィッド・ブレイニー・ブラウン著 岩波書店 2004:256pに「中国の釣り」の絵がカラーであり。

氷川神社参道の一ノ鳥居、ニノ鳥居、三ノ鳥居の建てられた経緯を知りたい。 特に、ニノ鳥居(現在のもの)は、昭和51年に明治神宮から移設されたという。その経緯、当時の記事があれば見たい。(さいたま市立中央図書館)

①『毎日新聞埼玉版(本紙製本版)年月日号:76.4〜6』毎日新聞社、1976年  昭和51年4月6日の誌面に、二ノ鳥居の渡り初めの記事あり。 ②『市報おおみや:昭和51年』大宮市、1976年  5月号p9に、二ノ鳥居の渡り初めと思われる写真あり。 ③『大宮市史:第4巻』大宮市役所、1982年  p832に、質問の鳥居ではないが、赤鳥居を建てることが決定した旨の記述がある。 ④『大宮市立博物館研究紀要 第3号』大宮市立博物館、1991年  p22に、ニノ鳥居についての記載(文章のみ)あり。 回答プロセス:①『毎日新聞埼玉版(本紙製本版)年月日号:76.4〜6』昭和51年4月6日誌面 ②『市報おおみや:昭和51年』5月号p9 ③『大宮市史:第4巻』p832 ④『大宮市立博物館研究紀要 第3号』p22

生物からヒントを得て、商品化などを行った事例が載っている本を紹介してほしい。(例えば、新幹線の先頭部分は鳥のくちばしからヒントを得た等)(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 ・『トコトンやさしいバイオミメティクスの本』下村政嗣/編著、高分子学会バイオミメティクス研究会/編 日刊工業新聞社 2016年 ・『自然をまねる、世界が変わる バイオミミクリーが起こすイノベーション』ジェイ・ハーマン/著、小坂恵理/訳 化学同人 2014年 ・『ヤモリの指から不思議なテープ 自然に学んだすごい!技術』松田素子/文、江口絵理/文、石田秀輝/監修、西澤真樹子/絵 アリス館 2011年

日本の子育てにかかる総費用とその詳細な内訳を知りたい。(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 図書 ・『ママと子どもとお金の話』うだひろえ 著 サンクチュアリ出版 2012年  p.60、64~65、76に、教育費に関する記載あり。          p.100に、子どもの学費以外にかかるお金の平均額の記載あり。 ・『子育てで破産しないためのお金の本』畠中雅子 監修 廣済堂出版 2015年  子育てにかかる様々な費用について書かれている。 統計 ・子どもの学習費調査   文部科学省の調査結果。ウェブサイト「政府統計の総合窓口」から検索し、Excelファイルで閲覧することができる。  http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do(2017年12月22日最終確認)

なぜ「ありがとう」という言葉が使われるようになったのか?語源について知りたい。(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を提供した。 『暮らしのことば語源辞典』 山口佳紀/編 講談社 1998年 『日本国語大辞典 第3巻 第2版 おもふーきかき』 小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001年 『日本語力を高める語源入門』 杉本つとむ/著 東京書籍 2007年 『決まり文句語源辞典』 堀井令以知/編 東京堂出版 1997年 回答プロセス:『暮らしのことば語源辞典』 山口佳紀/編 講談社 1998年 →p44 「有り難し」は文字どおり「有ること」が「難い」意で、本来は「めったにない」、「貴重だ」という意味を表した。中世になると、仏の慈悲など貴重で得難いものを得ているところから、宗教的な感謝の気持ちをいうようになり、近世以降は意味が広がって、一般的な感謝の意になり、現代に至っている。 『日本国語大辞典 第3巻 第2版 おもふーきかき』 小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001年 →p1285 【感謝】の項目より 中世・近世の辞書・節用集類には見出すことはできず、一般に定着したのは明治時代になってからと思われる。 『日本語力を高める語源入門』 杉本つとむ/著 東京書籍 2007年 →p33 古代語から近代語へと展開して、「アリガタイ」は感謝の意「アリガトウ」に完全に変身します。 『決まり文句語源辞典』 堀井令以知/編 東京堂出版 1997年 →p24 室町時代には神を称え仏の道を聴いて感激する意味で用いた。滅多にないことを感謝する意味になったのは元禄時代ごろである。

日本語以外の言語に敬語は存在するのか?(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 『敬語講座8 世界の敬語』林四郎/編、南不二男/編 明治書院 1976年  p8~ 「現代の世界の発達した言葉の中では敬語そのもののないのは英語だけであるが、英語にさえも、敬語ではないにしろ、それに類似するものはある。」 『敬語(岩波新書)』南不二男/著 岩波書店 1987年  p31~58 日本語の敬語、外国語の敬語(ジャワ語やヒンディ語など)について記載あり。 『英語の敬語表現』大杉邦三/著 大修館書店 1982年  敬語ではなく、敬語表現の本。  p3 「日本語はインドネシア語、タイ語、朝鮮語などとともに敬語を豊富に持つ国語であり…」との記載あり。

明治末期から大正時代の地理の教科書に、「リアス式(海岸)」という言葉が使われていたかどうか知りたい。(さいたま市立中央図書館)

当時の学習指導要領のような資料によると、大正期には授業で「リアス海岸」という用語が使われているが、この時代の地理教科書本体での記述は探せなかった。 回答プロセス:「リアス式海岸」「リアス海岸」をキーワードにして、地理事典や外来語辞典を調査。 →『角川外来語辞典 第2版』(角川書店 1978)に「リアス式海岸」の項目内に出典として3点あり。 該当の出典資料を国会デジタルコレクションで確認するも、リアス式海岸についての記述はあるが、教科書との関連があるかは見つからなかった、 Webで検索 →「リアス式海岸」のWikipedia記事中に、「学校教育の教材では1927年の地理教育用教材にリアス海岸が登場し」と記述あり。 さらに脚注のリンクに、論文「三陸海岸における述語「リアス海岸」の受容とその変容」が閲覧可能。この論文中に「地理教育にリアス海岸が導入されたのは(中略)小学校と中学校の教師や一般地理研究者向けの地形誌」とあり、出典先に出ていた、工藤鴨須編著「日本地形概論」1927年 を検索するもヒットなし。 当時の地理教科書を検索 →県内横断検索にて「小学地理」で検索。総合教育センターで所蔵の『尋常小学地理書 巻一』(文部省 1936年)の内容を確認してもらったが、用語の記載なし。 さいたま市所蔵の『日本教科書大系 近代編・地理』の一・二・三(第15~17巻)を取り寄せて、中を確認したが「リアス海岸」「リアス式海岸」の記載はなかった。 国会デジタル資料を検索 →キーワード「小学地理」で検索したところ264件ヒット。うち該当しそうな5件の内容を確認する。 『新国定尋常小学地理教授書 巻一』(六合館編 1918(大正7))→記載なし 『尋常小学地理教授細案 巻上』(此村欽英堂 1920(大正9))→58pに「リヤス式の海岸につきては例と名前を教授すべし」とあり。 『尋常小学地理詳解及学習指導 巻一』(東京出版社 1925(大正14))→69pに「岸手縣(岩手縣の誤植?)の沿岸は所謂リアス式の海岸で」とあり。 『尋常小学地理教授書 第5学年用』(東京宝文館 1925(大正14))→129pに「東部の太平洋の中部は所謂リアス式の海岸で」とあり。 『尋常小学地理学指導案 尋5』(明治図書 1931(昭和6))→90pにリアス式海岸の項目あり。

井沢弥惣兵衛に関する本を探しています。(さいたま市立中央図書館)

以下の、資料を紹介した。 ・『水の匠・水の司 “紀州流”治水・利水の祖井澤弥惣兵衛』高崎哲郎/著 鹿島出版会 2009年 ・『井沢弥惣兵衛 大江戸の繁栄を支えた見沼代用水生みの親』市川正三/画・文 見沼代用水土地改良区 2005年 ・『井澤弥惣兵衛為永 見沼新田開発指導者その人と事績』青木義脩/著 野外調査研究所 2015年 ・『見沼代用水路普請奉行井沢弥惣兵衛為永』見沼土地改良区 2010年 ・『浦和市博物館研究調査報告書 第26集』浦和市立郷土博物館 1999年 ・『耕地開発と景観の自然環境学』橋本直子/著 古今書院 2010年 ・『見沼通船と小山田与清』沼沢喬/著 近代文芸社 1995年 回答プロセス:・自館の郷土資料の書架をブラウジング 『水の匠・水の司 “紀州流”治水・利水の祖井澤弥惣兵衛』高崎哲郎/著 鹿島出版会 2009年 『井沢弥惣兵衛 大江戸の繁栄を支えた見沼代用水生みの親』市川正三/画・文 見沼代用水土地改良区 2005年 児童向けに書かれています。 『井澤弥惣兵衛為永 見沼新田開発指導者その人と事績』青木義脩/著 野外調査研究所 2015年 『見沼代用水路普請奉行井沢弥惣兵衛為永』見沼土地改良区 2010年 『浦和市博物館研究調査報告書 第26集』浦和市立郷土博物館 1999年 講演会の記録。p10~p25「井沢弥惣兵衛為永 その生涯と事業」 『耕地開発と景観の自然環境学』橋本直子/著 古今書院 2010年 p164~p178 第10章「江戸幕府の新田開発政策と関東」の中で、井澤弥惣兵衛について触れられている。 『見沼通船と小山田与清』沼沢喬/著 近代文芸社 1995年 p129~p158「井沢弥惣兵衛為永 紀州流土木技術者」 p159~p173「見沼と井沢弥惣兵衛をめぐる伝説」

キツネのあみぐるみの編み図が載っている資料を紹介してほしい。(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 ・『ほしみつきのあみぐるみどうぶつえん』ほしみつき/著 日本ヴォーグ社 2009年 ・『エストニアの伝統柄から生まれた編みぐるみとパペット アヌ&アヌの動物ニット』アヌー・ラウド/著、アヌー・コトゥリ/著 誠文堂新光社 2016年 ・『ほし☆みつきのあたまでっかちぃな可愛いあみぐるみ』ほしみつき/著 河出書房新社 2011年 回答プロセス:・自館の検索機で「アミグルミ」、「ドウブツ」でカナ検索 『ほしみつきのあみぐるみどうぶつえん』ほしみつき/著 日本ヴォーグ社 2009年  p71にきつねの編み図あり。 『エストニアの伝統柄から生まれた編みぐるみとパペット アヌ&アヌの動物ニット』アヌー・ラウド/著、アヌー・コトゥリ/著 誠文堂新光社 2016年  p28に「きつねとお散歩」のとコラム名でキツネのあみぐるみを掲載している。 p45にパペット「白い耳のキツネ」 ・自館の手芸関係の書架をブラウジング 『ほし☆みつきのあたまでっかちぃな可愛いあみぐるみ』ほしみつき/著 河出書房新社 2011年 p10にキツネの編み図あり。

旭日双光章を叙勲されるにあたり、叙勲の種類や叙勲式について、くわしく知りたい。(さいたま市立中央図書館)

以下の資料を紹介した。 ・『勲章と褒章この一冊ですべてがわかる。新版』佐藤正紀/著 全国官報販売協同組合 2014年 ・『勲章の社会学』小川賢治/著 晃洋書房 2009年 ・『勲章』毎日新聞社 1976年 回答プロセス:・自館の書架をブラウジングした。 『勲章と褒章この一冊ですべてがわかる。新版』佐藤正紀/著 全国官報販売協同組合 2014年 p8 勲章の種類と授与対象について、一覧にまとまっている。旭日章(旭日大綬章、旭日重光章、旭日中綬章、旭日小綬章、旭日双光章、旭日単光章)についても掲載されている。 p30 旭日章の授与対象について記載あり。 p32 叙勲の種類について記載あり。 『勲章の社会学』小川賢治/著 晃洋書房 2009年 p12 勲章の種類について記載あり。 『勲章』毎日新聞社 1976年 それぞれの勲章の種類の解説あり。 p44 旭日章について記載あり。

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