レファレンス協同データベース新着事例

広辞苑で御民(みたみ)を引くと、万葉集六「-われ生ける験(しるし)あり」が引用されていた。 全文と作者を知りたい。(大阪府立中央図書館)

次の資料に掲載されていました。 『萬葉集總索引 単語篇』(正宗敦夫/編 平凡社 1983)から掲載巻号、歌番号を確認たところ、p.1102 「六 996 30 オ」 の記述がありました。 『萬葉集全歌講義 3』(阿蘇瑞枝/著 笠間書院 2007.10) 原文やよみかた(ふりがな)、および解釈が掲載されています。 p.388-389 六年甲戌(ねんかふじゅつ)、海犬養宿祢岡麻呂(あまのいぬかひのすくねをかまろ)の詔(みことのり)に応(こた)ふる歌一歌一首 御民(みたみ)われ 生(い)ける験(しるし)あり 天地(あめつち)の 栄ゆる時に あへらく思(おも)へば 【原文】 六年甲戌海犬養宿祢岡麻呂應詔謌一首 御民吾 生有驗在 天地之 榮時尓 相樂念者 その他次の資料にも記載がありました。 『萬葉集釋注 3』(伊藤博/著 集英社 1996.5) p.416-417 『万葉集注釈 巻第6』(沢瀉久孝/著 中央公論社 1983.5) p.162-163 『校本万葉集 4 新増補版』(佐佐木信綱/[ほか]編 岩波書店 1979.8) p.164-165 『校訂万葉集』(中西進/著 角川書店 1995.1) p.135 個人のページとなりますがインターネットでは以下のとおりです。 ・吉村 誠(山口大学教育学部)(2017/05/21確認)http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~y_makoto/ ・万葉集検索 http://ds26.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~manyou/ ・千人万首(海犬養岡麻呂 あまのいぬかいのおかまろ)(2017/05/21確認) http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/okamaro.html ・万葉集巻六を鑑賞する(2017/05/21確認) http://blog.goo.ne.jp/taketorinooyaji/e/40c4a8151ed510495094481a1a888194 [事例作成日:2017年5月21日] 参考資料:万葉集総索引 単語篇 正宗/敦夫∥編 平凡社 1983, (1102) 参考資料:萬葉集全歌講義 3 阿蘇/瑞枝∥著 笠間書院 2007.10, (388-389) 参考資料:萬葉集釋注 3 伊藤/博∥著 集英社 1996.5, (416-417) 参考資料:万葉集注釈 巻第6 沢瀉/久孝∥著 中央公論社 1983.5, (162-163) 参考資料:校本万葉集 4 新増補版 佐佐木/信綱∥[ほか]編 岩波書店 1979.8, (164-165) 参考資料:校訂万葉集 中西/進∥著 角川書店 1995.1, (135) 参考資料:http://ds26.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~manyou/, (万葉集検索 吉村 誠(山口大学教育学部)) 参考資料:http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/okamaro.html, (千人万首(海犬養岡麻呂 あまのいぬかいのおかまろ)) 参考資料:http://blog.goo.ne.jp/taketorinooyaji/e/40c4a8151ed510495094481a1a888194, (万葉集巻六を鑑賞する)

日本と世界の、旅行と旅行業界(ツアー)について、その成り立ちとこれまでの歴史を知りたい。(神奈川県立図書館)

以下の図書を紹介した。 ①『観光学全集 第1巻 観光学の基礎』(溝尾良隆編著 原書房 2009) ②『観光学全集 第6巻 観光産業論』(林清編著 原書房 2015) ③『観光学 基本と実践 改訂新版』(溝尾良隆著 古今書院 2015) ④『観光の地政学』(ジャン=ミシェル・エルナー著 米浪信男訳 同文館出版 2015) ⑤『観光のまなざし 増補改訂版』(ジョン・アーリ、ヨーナス・ラースン著 加太宏邦訳 法政大学出版局 2014) ⑥『観光文化学 旅から観光へ』(飯田芳也著 古今書院 2012) ⑦『ニッポンの海外旅行―若者と観光メディアの50年史』(山口誠著 筑摩書房 2010) ⑧『旅の根源史 映し出される人間欲望の変遷』(田村正紀著 千倉書房 2013) ⑨『旅の風俗史』(富田昭次著 青弓社 2008) ⑩『日本人の歴史 第7巻 旅 旅と日本人』(樋口清之著 講談社 1980) 回答プロセス:「689 観光事業」、「384 社会・家庭生活の習俗」の書架をブラウジングし、旅行業界の歴史が紹介されている図書を探した。 事前調査事項:★「観光」の歴史 ・『世界大百科事典 かへなーきす』平凡社 p.346- 観光 → 観光という概念の成り立ちや観光が成立する要件など ・『ビジュアルワイド 江戸時代館』(小学館 2013) p.372- → 江戸時代の旅行の目的やガイドブックの写真など ★ 観光に関する統計データ →『余暇・レジャー&観光総合統計2016-2017』(三冬社 2015) 参考資料:①『観光学全集 第1巻 観光学の基礎』(溝尾良隆編著 原書房 2009) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010637757-00  ISBN 9784562091362  「第5章 観光史 外国編」「第6章 観光史 日本(1)」「第7章 観光史 日本(2)」に、観光の歴史がまとまっている。, 参考資料:②『観光学全集 第6巻 観光産業論』(林清編著 原書房 2015) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026248801-00  ISBN 9784562092024  「第4章 旅行業」に日本の旅行業の歴史や市場等について記載されている。, 参考資料:③『観光学 基本と実践(溝尾良隆著 古今書院 2015) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025990699-00  ISBN 9784772231640 「1.1.「観光」の定義の明確化」に日本と外国における観光の定義等が記されている。, 参考資料:④『観光の地政学』(ジャン=ミシェル・エルナー著 米浪信男訳 同文館出版 2015) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026738817-00  ISBN 9784495385910 「第2章 観光客の集団表象」に、古代ギリシア・ローマ以降の観光の変遷がまとめられている。, 参考資料:⑤『観光のまなざし』(ジョン・アーリ、ヨーナス・ラースン著 加太宏邦訳 2014 法政大学出版局) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025645543-00  ISBN 9784588010149  「歴史上のさまざまな時期に、異なった社会集団内で、観光のまなざしがどう変容、進展してきたか」が記されている資料。, 参考資料:⑥『観光文化学 旅から観光へ』(飯田芳也 古今書院 2012) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023956369-00  ISBN 9784772231473 「第二章 旅の時代」の「第一節 観光の起源」や「第五章 団体旅行と海外旅行」等の記載がある。, 参考資料:⑦『ニッポンの海外旅行―若者と観光メディアの50年史』(山口誠著 筑摩書房 2010) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010926067-00 ISBN 9784480065599 「第1章 「海外」と「観光」の系譜」の「3日本の「観光」旅行の二大特徴」に「自らの楽しみのために移動して異文化を体験する行為を観光とするならば」として、十九世紀からの歴史が書かれている。, 参考資料:⑧『旅の根源史 映し出される人間欲望の変遷』(田村正紀著 千倉書房 2013) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024407997-00  ISBN 9784805110157 旅の歴史について解説された本。, 参考資料:⑨『旅の風俗史』(富田昭次著 青弓社 2008) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009421302-00  ISBN 9784787220271 「温泉旅行の巻」「豪華客船の巻」など、主題ごとに日本の旅の歴史をまとめている。, 参考資料:⑩『日本人の歴史 第7巻 旅 旅と日本人』(樋口清之著 講談社 1980) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001454342-00 日本人の旅の歴史について書かれている。,

“七夕”の行事、特に飾り付けなどについて資料があるか。 また、飾りを川に流す風習もあったと思う。(高崎市立中央図書館)

「子どもに伝えたい春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本」(p.78)に飾りとその意味がのっています。  五色の短冊   願い事や「天の川」など、七夕にちなむ言葉をかく。   もともとは梶の葉を使っていた。  くずかご   ものを粗末にしないよう、七夕飾りの紙くずを、折紙のかごなどに入れる。  網飾り   豊年豊作大漁を祈願。幸せをすくいあげる意もあり。  吹流し   織姫の織り糸を表す。  千羽鶴   長寿祈願のシンボル  巾着   金運上昇を願う。本物の財布をさげることもあり。  紙衣(かみこ)   棚機つ女(め)の織る「神御衣」(かみこ)に通じ、手芸が上達したり、着る物に困らなくなる。 また、「はじめて知るみんなの行事とくらし」(p.141)にも、ミニ知識として紹介されています。  たんざく   赤・青・黄・白・黒の五色の紙に願い事を書く。   むかしは、クワ科の植物の葉が使われた。  あみかざり   豊漁を祈り、魚をとる網をかたどった。  くす玉   昔、魔よけとして室内につりされげられていたものをかたどった。  ふきながし   昔の宮中で、五色の糸をそなえたことから生まれた飾り。 飾りを川や海に流す風習については、「日本のしきたりがわかる本」、「はじめて知るみんなの行事とくらし」に“七夕送り”、「祭・芸能・行事大辞典 下」には“七夕流し”として紹介されています。 回答プロセス:人形の飾りではないとのこと。 参考資料:三浦康子 著 , かとーゆーこ 絵 , 三浦, 康子 , 加藤, 祐子, 1989-. 子どもに伝えたい春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本. 永岡書店, 2014. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025309142-00, 9784522431245(当館資料番号 121113120) 参考資料:新谷尚紀 監修 , 新谷, 尚紀, 1948-. 日本のしきたりがわかる本. 主婦と生活社, 2008. (カルチャー図解) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009287647-00, 9784391135268(当館資料番号 114051071) 参考資料:小島美子, 鈴木正崇, 三隅治雄, 宮家準, 宮田登, 和崎春日 監修 , 小島, 美子, 1929- , 鈴木, 正崇, 1949- , 三隅, 治雄, 1927-. 祭・芸能・行事大辞典 下(た~ん付録・分類索引). 朝倉書店, 2009. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010622595-00, (当館資料番号 114701253) 参考資料:はじめて知るみんなの行事とくらし. 学習研究社, 2008. (学研の新まるごとシリーズ) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009981131-00, 9784052030284(当館資料番号 120927470) 備考:2016.11.10:定番事例 2017.5.23:「はじめて知るみんなの行事とくらし」を追加。

トヨタ博物館ライブラリー(図書室)には、モーターファン別冊ニューモデル速報409弾「新型アルファード&ベルファイアのすべて」の所蔵はありますか。(トヨタ自動車株式会社トヨタ博物館ライブラリー)

はい、ございます。 開架にニューモデル速報のファイルがあり、そちらからバックナンバーを閲覧する事が出来ます。 ファイル№46です。 『モーターファン別冊 ニューモデル速報 新型アルファード&ベルファイアのすべて』 vol.49 (2008/07) 三栄書房 参考資料:『モーターファン別冊 ニューモデル速報 新型アルファード&ベルファイアのすべて』 vol.49 (2008/07) 三栄書房, (01002686)

ドナウ川のさざなみの楽譜はあるか。(伴奏がついているものがよい。)(香川県立図書館)

・女性コーラス73歌集(7674/H3 書庫)   96頁「ドナウ川の漣」楽譜収録あり 回答プロセス:書架763,764あたりを探してもらう。

穴吹香邨について(香川県立図書館)

・香川県史 6 通史編 近代2 香川県/編 四国新聞社 1988   p.427に次の記述あり。 「穴吹香邨は明治十三年、平木(三木町)の生まれ。 京都に出て竹内栖鳳の門に入り 研さんを積んだ。画業の最も開花したのは大正時代で、 橋本関雪とは刎頸(ふんけい)の友であった。 昭和八年から十年にかけて郷里での生活を送り、 多くの作品を残している。」

もうすぐ赤ちゃんが生まれてお兄ちゃんになるので、お兄ちゃんが出てくる絵本を紹介してほしい(4歳の男の子を連れたおばあちゃんからの質問)(いわき市立いわき総合図書館)

『わがままいもうと』(ねじめ正一‖文 村上康成‖絵 教育画劇 2005)[緑/E/ム 1121231052] 『おにいちゃんだから』(福田岩緒‖[作]  文研出版 2000)[黄/E/フ 1120653652] 『まねしんぼう』(みやにしたつや‖さく・え 岩崎書店 1999) [SJ/E/ミ 1120381577] 『まほうの夏』(藤原一枝‖作 はたこうしろう‖作絵 岩崎書店 2002) [黄/E/ハ 1120803810]  の4冊を紹介しましたが、まだおにいちゃんの実感がないせいか興味がわかないようなので赤ちゃんの絵本を紹介。 『たまごのあかちゃん』(かんざわとしこ‖ぶん やぎゅうげんいちろう‖え)[茶/E/ヤ 1120670235] 『どんどこももんちゃん』(とよたかずひこ‖さく・え) [赤/E/ト 1120467483] の2冊を貸出。

小名浜臨海工業団地の歴史について知りたい。 始まりから今に至るまで、日本水素工業をはじめ進出してきた工場と市民の反応(反対運動の有無)など。(いわき市立いわき総合図書館)

資料①『いわき市史 第4巻』(いわき市史編さん委員会 1994)P321とP475に小名浜港について、P486とP712に公害問題についての記述を確認。 資料②『絵はがきの中の「いわき」』(いわき市立いわき総合図書館 2009)P153~P156、資料③『地名の変化にみる、いわきの近代化』(いわき市立いわき総合図書館 2008)P107~P112、資料④『写真集 明治大正昭和 小名浜・江名・泉』(高萩 精玄 国書刊行会1981)P60~62にも記述が確認された。 参考資料:【資料①】いわき市史編さん委員会 編 , いわき市. いわき市史 第4巻 (近代 2). いわき市, 1994. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002384547-00, 参考資料:【資料②】いわき市立いわき総合図書館 編 , いわき総合図書館 (いわき市立). 絵はがきの中の「いわき」. いわき未来づくりセンター, 2009. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010623898-00, 参考資料:【資料③】いわき市立いわき総合図書館 編 , いわき総合図書館 (いわき市立). 地名の変化にみる、いわきの近代化. いわき未来づくりセンター, 2008. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009799828-00, 参考資料:【資料④】高萩, 精玄, 1911- , 小野, 一雄, 1942- , 高萩精玄, 小野一雄 編. 写真集明治大正昭和小名浜・江名・泉・渡辺 : ふるさとの想い出214. 国書刊行会, 1981. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002590645-00,

いわき市東日本大震災の時、薄磯に大きな津波が来た理由が知りたい。 海の地形に関係しているようなので調べたい。(いわき市立いわき総合図書館)

『いわき市東日本大震災の証言と記録』(いわき市 2013)を紹介した。 P35に『南東から押し寄せた波が沖合の海底地形によって塩屋埼で別れ、富神崎に跳ね返った波が塩屋埼で分かれたもう一方の波と湾中央の浅瀬で合流して波の高さが増したものと考えられる』という記述がある。 参考資料:【資料①】いわき市行政経営部広報広聴課および『いわき市・東日本大震災の証言と記録』プロジェクトチーム 企画・編集 , いわき市. いわき市・東日本大震災の証言と記録. いわき市, 2013. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024401954-00,

正岡子規が企画した「竹の里人選歌」という短歌の募集雑誌において、天田愚庵が短歌を送ったとされているが、その歌を知りたい。(いわき市立いわき総合図書館)

国立国会図書館サーチで「竹の里人選歌」を検索。国立国会図書館デジタルコレクションにて公開(図書館送信限定)されていることが判明。 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000503637-00)【最終アクセス2017/4/26】 内容を確認したところ、P86~P88(コマ番号52~53)に『天愚庵』の短歌3首を見つけることが出来た。募集課題は「櫻花」。 該当の短歌は以下のとおり。 「嵐山松の木の間にところどころ花咲くおもむきたくみに畫けり」(『どころ』の部分は本文では縦書きのくの字点) 「恙ありてうちふす閨の床の間に妹がいけたる楊貴妃櫻」 「咲きみてる掛け花いけの櫻花はらりと散りぬ机の上に」 ※補足 「竹の里人」とは、歌人としての正岡子規の雅号。 「竹の里人選歌」は新聞「日本」および「日本付録週報」の紙上で募集された短歌を子規が選歌し、1904年に根岸短歌会から発行されたもの。 参考資料:【資料①】国立国会図書館デジタルコレクション 『竹の里人選歌』 【最終アクセス2017/4/26】,

松永弾正について知りたい。(近畿大学中央図書館)

松永久秀【まつなが・ひさひで】 コトバンク http://kotobank.jp/word/%E6%9D%BE%E6%B0%B8%E4%B9%85%E7%A7%80 (2012/11/26確認) 朝日日本歴史人物事典 生年: 永正7(1510) 没年: 天正5.10.10(1577.11.19) 戦国時代の武将。弾正忠,弾正少弼,山城守。・・・ <参考文献>今谷明「三好・松永政権小考」(『史林』58巻3号) まつながひさひで【松永久秀】 国史大辞典 一五一〇 - 七七 戦国時代の武将。はじめ弾正忠、永禄三年(一五六〇)二月弾正少弼となる。山城守とも称す。・・・ [参考文献] 今谷明『戦国三好一族』、同『室町幕府解体過程の研究』、長江正一『三好長慶』(『人物叢書』一四九)、奥野高広『増訂織田信長文書の研究』 松永久秀(まつながひさひで) 日本大百科全書(小学館) 参考文献: 今谷明著『言継卿記』(1980・そしえて) 角川茶道大事典 本編 / 林屋辰三郎[ほか]編集 東京 : 角川書店 , 1990 ISBN:4040226003 p.1281 https://opac.clib.kindai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=BD00415915&key=B135536347104388&start=1&srmode=0 (2012/12/12確認) 参考資料:松永久秀の真実 : 戦国ドキュメント / 藤岡周三著 東京 : 文芸社 , 2007 ISBN:9784286024707,

「續古今集序」に「行きてみぬ境をも、宿ながら知るは、」とある。「宿ながら」の意味は?(香川県立図書館)

次の資料が参考になると思われる。 ・校註国歌大系 第5巻 十三代集 1 国民図書株式会社/編 国民図書 1929   ※p.393-400に「続古今和歌集序」が含まれ、     p.396に「宿ながら知る」があり、次の注が掲載されている。      「○宿ながら 家に居りながら。」 回答プロセス:(1)他に「続古今和歌集序」が含まれる資料として次の所蔵があるが、現代語訳等はなし。 ・続古今集総索引 滝沢貞夫/編 明治書院 1984   ※p.10-15「続古今和歌集序」 (2)「古今」、「新古今」、「新続古今」については比較的所蔵があり、全文訳つきのものもあったが、   「続古今」についての所蔵は「校註国歌大系 第5巻 十三代集 1」、「続古今集総索引」の2点しか見当たらなかった。 事前調査事項:「言海」のあとがきに出てくる、とのこと。 備考:青空文庫に次の情報あり。  ・ことばのうみのおくがき 大槻文彦    http://www.aozora.gr.jp/cards/000457/files/43528_17152.html     ※「續古今集序 いにしへのことをも、筆の跡にあらはし、行きてみぬ境をも、宿ながら知るは、たゞこの道なり。しかのみならず、花は木ごとにさきて、つひに心の山をかざり、露は草の葉よりつもりて、言葉の海となる。しかはあれど、難波江のあまの藻汐は、汲めどもたゆることなく、筑波山の松のつま木は、拾へどもなほしげし。」 * 国立国会図書館レファレンス協同データベース事業サポーター様より 次の情報をいただいた。 --- 下記文献に通釈がありました。 続古今和歌集全注釈 木船重昭編著 大学堂書店, 1994 p.9 「わが家にいたままで」 ---

井伊直政養母・井伊直虎(次郎法師)と井伊直政正室・唐梅院について、所蔵資料の中から紹介してほしい。(高崎市立中央図書館)

以下、当館所蔵の参考資料になります。 ・井伊直虎(?~1582年):遠江井伊谷城主・井伊直盛の娘・次郎法師。 幼少であった虎松(井伊直政)の後見人(女地頭)になり次郎法師直虎と名乗る。 1582年8月死去、龍潭寺(浜松市)に墓あり。 遠江井伊氏物語  遠江時代の井伊氏の歩み 井伊氏とあゆむ井の国千年物語  絵物語(井伊氏とふる里の歴史) 寛政重修諸家譜 第12 287p 戦国大名家臣団事典 東国編 329p  今川家家臣団 井伊直虎 ビジュアル日本史ヒロイン1000人 138p  姫たちの戦国時代 井伊直虎 群馬歴史散歩 第243号 p20-24  NKH大河ドラマになる「井伊直虎」-井伊家その一族- 西原巌著 女城主・井伊直虎 城主になった女 井伊直虎  井伊直虎・関係年表 p.192-196  よくわかる舞台地・史蹟ガイド p.197-205  参考文献 巻末 井伊直虎の城  井伊家と、井伊家に関係する家が支配した城を紹介している。  参考文献 p.204 井伊直虎と直政 井伊直虎(講談社現代新書) <小説> 女(おなご)にこそあれ次郎法師 梓澤要著 剣と紅 高殿円著 常在戦場 家康家臣列伝 火坂雅志著 p.45-93  井の虎 ・唐梅院(?~1639年):松平康親の娘・花、井伊直政の正室、安中藩初代藩主井伊直勝の母。 1639年7月死去、安中市大泉寺(安中市三丁目21番44号)に墓あり。 徳川諸家系譜第2巻 50p 寛政重修諸家譜第6 325p 寛政重修諸家譜 第12 292p 三百藩藩主人名事典1 p.337-338, p.312-313  高崎藩:井伊直政の正室 安中藩:井伊直勝の母(東梅院とあり) 戦国人物700傑 新人物往来社 365p  松平康親女(井伊直政の正室) 県別戦国武将事典 115p 安中市誌 安中市誌編纂委員会編 安中市誌編纂委員会 p.144-152  井伊家 唐梅院之墓 安中大泉寺(写真145p) 安中市史第2巻 安中市市史刊行委員会編 安中市 p.286-287   大泉寺の五輪塔唐梅院の墓写真あり 安中市史第5巻 安中市市史刊行委員会編 安中市  井伊直政正室の墓(安中三丁目大泉寺墓地) 巻頭写真 5枚目  江戸書記上州安中城主由来記では「東梅院」p.6-8  別冊付録:風土記編 安中志 大泉寺 p.13-15            安中記 76p 東海(梅)院とあり 安中市の文化財 安中市教育委員会学習の森文化財係編 64p   井伊直政正室の墓 回答プロセス:井伊直虎:井伊直虎で当館所蔵資料を検索したがヒットせず。レファ協DBに事例“「井伊直虎(いい なおとら)」について書かれた本が見たい。(吹田市立中央図書館)”がヒット、事例中の参考資料を調査。「女(おなご)にこそあれ次郎法師」のあとがきに記載されていた関係者の著作物を、当館所蔵資料および、NDLサーチでチェックした。 唐梅院:唐梅院で当館所蔵資料およびNDLサーチで検索、当館所蔵はなし。井伊直政から、当館所蔵およびNDLサーチにアプローチする。 事前調査事項:徳川諸家系譜第2巻p.50-51、ウィキペディア“唐梅院”を調査済み 参考資料:「井伊直虎(いい なおとら)」について書かれた本が見たい。(吹田市立中央図書館). http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000147565-00, 参考資料:「井の国千年物語」編集委員会/編集 , 「井の国千年物語」編集委員会. 井の国千年物語 : 井伊氏とあゆむ. 「井の国千年物語」編集委員会, 2005. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015326240-00, (当館資料番号 117244186) 参考資料:寛政重修諸家譜 第12 新訂. 続群書類従完成会, 1980. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000034931-00, 4797102160(当館資料番号 110511334) 参考資料:山本大, 小和田哲男 編 , 山本, 大, 1912-2001 , 小和田, 哲男, 1944-. 戦国大名家臣団事典 東国編. 新人物往来社, 1981. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001513647-00, (当館資料番号 111316949) 参考資料:[安西篤子, 小和田哲男, 河合敦] [編著] , 安西, 篤子, 1927- , 小和田, 哲男, 1944- , 河合, 敦, 1965-. ビジュアル日本史ヒロイン1000人 : 神話時代から現代まで女性たちの歴史ドラマ. 世界文化社, 2011. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011151161-00, 9784418112173(当館資料番号 410575757) 参考資料:梓澤要 著 , 梓沢, 要, 1953-. 女にこそあれ次郎法師. 新人物往来社, 2006. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008087269-00, 4404032927(当館資料番号 113730857) 参考資料:高殿円 著 , 高殿, 円, 1976-. 剣と紅. 文藝春秋, 2012. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024034275-00, 9784163817606(当館資料番号 115018483) 参考資料:火坂雅志 著 , 火坂, 雅志, 1956-2015. 常在戦場 : 家康家臣列伝. 文藝春秋, 2013. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024337325-00, 9784163820408(当館資料番号 115052524) 参考資料:斎木一馬, 岩沢愿彦, 戸原純一 校訂 , 斎木, 一馬, 1909-1988 , 岩沢, 愿彦, 1921- , 戸原, 純一. 徳川諸家系譜 第2. 続群書類従完成会, 1974. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001229489-00, (当館資料番号 111117867) 参考資料:新訂寛政重修諸家譜 第6. 続群書類従完成会, 1980. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I026249101-00, (当館資料番号 110511276) 参考資料:藩主人名事典編纂委員会 編. 三百藩藩主人名事典 第1巻. 新人物往来社, 1986. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001803713-00, 4404013671(当館資料番号 110518537) 参考資料:戦国人物700傑. 新人物往来社, 2001. (別冊歴史読本 ; 74号) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003063698-00, 4404027745(当館資料番号 113070049) 参考資料:楠木誠一郎 著 , 楠木, 誠一郎, 1960-. 県別戦国武将事典 : これ一冊でよくわかる!. PHPエディターズ・グループ, 2010. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010933648-00, 9784569790633(当館資料番号 410553770) 参考資料:安中市誌編纂委員会 編 , 安中市. 安中市誌. 安中市誌編纂委員会, 1964. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001062903-00, (当館資料番号 110325453) 参考資料:安中市市史刊行委員会 編 , 安中市. 安中市史 第2巻(通史編). 安中市, 2003. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004337001-00, (当館資料番号 117135707) 参考資料:安中市市史刊行委員会 編 , 安中市. 安中市史 第5巻(近世資料編). 安中市, 2002. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003655601-00, (当館資料番号 117120683) 参考資料:安中市教育委員会学習の森文化財係/編. 安中市の文化財. 安中市教育委員会, 2008. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I049916412-00, (当館資料番号 117208967) 参考資料:西原巌著. NKH大河ドラマになる「井伊直虎」-井伊家その一族-. 2016. 群馬歴史散歩 第243号 p. 20-24, (当館資料番号 157010463) 参考資料:楠戸義昭 著 , 楠戸, 義昭, 1940-. 女城主・井伊直虎 : この一冊でよくわかる!. PHP研究所, 2016. (PHP文庫 ; く9-3) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027248776-00, 9784569765525(当館資料番号 611079898) 参考資料:梓澤要 著 , 梓沢, 要, 1953-. 城主になった女井伊直虎. NHK出版, 2016. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027530624-00, 9784140817070(当館資料番号 115380693) 参考資料:小和田哲男 監修 , 小和田, 哲男, 1944-. 井伊直虎の城 : 今川・武田・徳川との城取り合戦. 小学館, 2016. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027686801-00, 9784096263280(当館資料番号 710718271) 参考資料:井伊直虎と直政 : 一族滅亡の危機を乗り越えた母と、徳川四天王筆頭へと駆け上った子の生き様!. 三才ブックス, 2016. (三才ムック ; vol.910) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027612732-00, 9784861999215(当館資料番号 114900764) 参考資料:夏目琢史 著 , 夏目, 琢史. 井伊直虎 : 女領主・山の民・悪党. 講談社, 2016. (講談社現代新書 ; 2394) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027627745-00, 9784062883948(当館資料番号 115395139) 備考:2016.3.11「群馬歴史散歩」第243号を追加。 2016.7.20:「女城主・井伊直虎」を追加。 2016.10.24:「城主になった女 井伊直虎」を追加。 2016.12.12:「井伊直虎の城」を追加。 2017.1.7:「井伊直虎と直政」を追加。 2017.5.21:「井伊直虎」を追加。

里親について調べたいので、図書、雑誌、新聞記事などからできるだけ新しいものを見たい。(大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)情報ライブラリー)

里親に関する資料は369.43に分類されているものが多かったので、書架を案内した。 また、ドーンセンター情報ライブラリーで所蔵している下記資料を紹介した。 【図書】 ・『里親制度の家族社会学:養育家族の可能性』園井ゆり∥著 ミネルヴァ書房(2013) ・『里親支援ガイドブック:里親支援専門相談員等のソーシャルワーク』養子と里親を考える会∥編著 エピック(2016) ・『〈ハイブリッドな親子〉の社会学 :血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』野辺陽子∥〔ほか〕著 青弓社(2016) ・『産まなくても、育てられます :不妊治療を超えて、特別養子縁組へ』後藤絵里∥著 講談社(2016) 【雑誌】 ・『女性ライフサイクル研究』 女性ライフサイクル研究所∥編 女性ライフサイクル研究所 22号(2012.11) 「血のつながりに依らない家族:社会的養護と生殖補助医療のなかで」安田裕子 大阪 : 女性ライフサイクル研究所 回答プロセス:国立女性学研究所(NWEC)の文献情報データベースで雑誌、新聞記事を検索した。雑誌のうち、当館所蔵のものを紹介し、新聞は所蔵していないため、記事に関する情報を伝えた。 [キーワード]里親 児童福祉 【新聞記事】 「社説:里親制度:普及へ担い手支援拡充したい」東京 2016.09.26 (読売新聞) 「論点 里親制度推進の課題」榊真理子 東京 2016.09.21 (毎日新聞) 「施設と里親は車の両輪:「脱施設」反論も 同じ境遇同士成長: 里親支援体制作りが急務:家庭的環境が必要」中川聡子, 上東麻子, 柴沼均 東京 2016.09.16 (毎日新聞) 参考資料:園井ゆり 著 , 園井, ゆり, 1971-. 里親制度の家族社会学 : 養育家族の可能性. ミネルヴァ書房, 2013. (MINERVA社会学叢書 ; 42) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024967617-00, 9784623066599 参考資料:養子と里親を考える会 編著 , 養子と里親を考える会. 里親支援ガイドブック : 里親支援専門相談員等のソーシャルワーク. エピック, 2016. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027554573-00, 9784899851943 参考資料:野辺陽子, 松木洋人, 日比野由利, 和泉広恵, 土屋敦 著 , 野辺, 陽子, 1970- , 松木, 洋人, 1978- , 日比野, 由利, 1973-. 〈ハイブリッドな親子〉の社会学 : 血縁・家族へのこだわりを解きほぐす. 青弓社, 2016. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027614833-00, 9784787234070 参考資料:後藤絵里 著 , 後藤, 絵里. 産まなくても、育てられます : 不妊治療を超えて、特別養子縁組へ. 講談社, 2016. (健康ライブラリー. スペシャル) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027718794-00, 9784062203296

戦前に福井県小浜町や三国町で尋常高等小学校長となり、小浜町長も務めた松見半十郎について調べている。福井県文書館の目録データベース(デジタルアーカイブ)で検索してみると、3点ほどヒットするが、これらを郵送で送ってもらう方法が知りたい。また、ほかに関連文献はないか。(福井県文書館)

(1)郵送での複写申込みについて  福井県文書館では、資料とその複写範囲が特定できる場合には、メールや手紙でも複写を受け付けている(業務に支障のない範囲で、具体的な目安としては100枚以内)。申込書の提出や複写のサイズの確定、手数料や送料等を事前に送っていただく必要があるため、メール等で当館までお問い合わせください。 (2)福井県文書館以外の松見半十郎関連資料 ・松見半十郎『光栄記念』(教育茶話会 1925年)は、松見半十郎が1914年(大正3)に文部大臣から「小学校教育効績状」を受けた際の祝辞や新聞記事等を集めたもの。ページ数も137頁とまとまっている。  所蔵は、国会図書館(館内閲覧資料)と福井県立図書館(館内閲覧用)、小浜市立図書館(禁退出)。  国会図書館所蔵分については以下の国会図書館デジタルコレクションのリンク参照。「目次・巻号」をクリックすると、目次を見ることができる。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/920780  なお、国会図書館には、下記の通り松見半十郎の著書や松見に触れられている図書が他にもある。 http://iss.ndl.go.jp/books?any=%E6%9D%BE%E8%A6%8B%E5%8D%8A%E5%8D%81%E9%83%8E  国会図書館デジタルコレクションとあるものは、クリックし「目次・巻号」を開いてもらうと、松見の満州視察記事や人士録・人物名鑑に掲載されている関連ページ数がわかる。これを遠隔地複写サービスを使ってコピーを取り寄せることが可能(利用者登録が必要、代金はコンビニ決済可)。以下のURL参照。http://www.ndl.go.jp/jp/service/copy3.html ・『柳田国男全集 30』昭和12年~昭和17年 2003年  「日本民俗学」という小文のなかに、文化期に屋代弘賢らが「風俗問状」を板行して諸国に配布し、その回答がいくつかの地域で残されているとされる。若狭部分の答書は「組屋六郎左衛門橘恒久」の署名があるもので、「これは牧野信之助が小浜の松見半十郎方で発見した」という記述がある。 ・『翼賛国民運動史』 第 2 巻  にも松見の記述があるようだが、未確認。 回答プロセス:・福井県内図書館等横断検索 ・国会図書館サーチ ・Googleブックスで検索 事前調査事項:・福井県文書館・図書館・ふるさと文学館デジタルアーカイブで検索 ・福井県文書館デジタル歴史情報で検索 参考資料:松見半十郎 著 , 松見, 半十郎. 光栄記念. 教育茶話会, 1925. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000542215-00, 参考資料:福井県 編 , 福井県. 福井県史 通史編 6 (近現代 2). 福井県, 1996. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002510702-00, 493877206X 参考資料:柳田, 国男 , 柳田, 国男. 柳田國男全集 30. 筑摩書房, 1997. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I045889459-00, 4480750908

幕末の福井藩士 橋本左内の藩校明道館での役職(1857年(安政4))を「学監同様心得」としている刊行物が多いが、「同様心得」とは?(福井県文書館)

 橋本左内(1834~1859)の明道館での役職として、1857年(安政4)に「明道館学監同様心得」に任ぜられたとしている刊行物やWeb上の記述が少なくない(回答プロセス参照)。しかし、一般には、職務に関連する「心得」には、「下級の者が、仮に一時上級の者の職務をつかさどる時の名称」(『日本国語大辞典』)という意味があり、左内の学監就任は一時的なものであったということだろうか。典拠となった資料にたち返ってみてみよう。  (1)左内自身の記録 ・左内自筆の記録とされる「明道館諸役輩名簿」(福井市春嶽公記念文庫蔵、『橋本景岳全集』上 1939年)  ここでは、学監として、長谷部甚平ほか7名が列記され、その最後に橋本左内の名がある。その上に小さな文字で「幹事局御用取扱/御調御用掛り/並洋学所掛り」と記されている。 ・同じ福井市春嶽公記念文庫には、村田氏寿によると推測される「明道館役輩並生徒名簿」(安政4年11月ごろ左内に送付)がある。ここでは、学監は長谷部甚平ほか8名(井上弥一郎が加わっている)で、左内は同様に末尾に記されている(うち大井弥十郎が傍線で抹消。福井市春嶽公記念文庫蔵、『橋本景岳全集』上 1939年)。  この2つの資料からは、安政4年、橋本左内は明道館において「学監」のひとりとして位置し、「幹事局御用取扱」などいくつかの職務をもっていたことがわかる。   (2)一方、藩政資料である松平文庫(福井県立図書館保管)には、以下の3点の関連資料がある。このうち、藩士の元当主の履歴を収録した「剥札」では、 「同(安政:引用者注)四巳年正月十五日明道館御用掛り被仰付、学監同様相心得、依之役中御充行拾七人扶持ニ御直シ」(翻刻は、福井県文書館資料叢書『福井藩士履歴』5 p.108)とある。  当館デジタルアーカイブの画像は、http://www.archives.pref.fukui.jp/archive/image_pu.do?iCnt=-3&id=320812&smode=1&mno=145 ・また、藩医の履歴である「諸役人并町在御扶持人姓名 (三)御医師御鍼医御目医師御外科」(翻刻は『福井県医師会史』2 p.71)でも、同日付で 「明道館御用掛り被仰付、学監同様相心得」とある。  当館デジタルアーカイブの画像は、http://www.archives.pref.fukui.jp/archive/image_pu.do?iCnt=-137&id=321342&smode=1&mno=130 ・「明道館御用留抜書」でも、同日付「明道館/御用掛り/被仰付、学監同様/可相心得候」 (/は改行、翻刻は『福井市史』資料編9 p.113 ) とある。この資料では、「あいこころうべくそうろう」と「心得」は、名詞ではなく明らかに動詞として用いられていることがわかる。これと同様に前述2点の履歴資料でも「あいこころえ」と動詞として用いられている。 ・任用の際の他の福井藩士の事例をみても、「同様心得」とする用例は見あたらない(福井県文書館資料叢書『福井藩士履歴』1~5[既刊])。  以上の理由から、資料的に裏付けられる役職名は、「学監」あるいは「学監同様」とするのが適当と考えられる。 回答プロセス:(1)明道館の「学監同様心得」と記述しているしている資料は、以下の通り。  ・山田秋甫『橋本左内言行録』1932年 ・「略年譜」山口宗之著『橋本左内』1962年  ただし、p.63では「明道館学監同様心得うべき命を受けた」とされている(新装版)。 ・「館務私記」解説 福井市立郷土歴史博物館『春嶽公記念文庫解説目録―文書編―』1972年 ・三上一夫『公武合体論の研究』1979年 ・解説『明治日本体験記』東洋文庫 1984年 ・山口宗之「橋本左内」『国史大辞典』1990年 ・印牧邦雄「福井藩 藩校」『国史大辞典』1991年 ・『福井県史』通史編4 1996年 p.716  ただし、p.629では「学監同様」としている。 ・高木不二『横井小楠と松平春嶽』2005年 ・『福井市史』通史編2 2008年 p.858  ただし、p.721では「御用掛として学監同様となり」としている。 ・「近代日本人の肖像」国立国会図書館  http://www.ndl.go.jp/portrait/datas/313.html (参照 2017-03-24) ・「藩校 明道館(明新館)」福井市立郷土歴史博物館  http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/gakko/for_students/bakumatsu/meidokan.html (参照 2017-03-24) ・「橋本左内(景岳)」福井県立藤島高校  http://www.fujishima-h.ed.jp/forjunior/greatperson.htm (参照 2017-03-24) (2)その他の記述は、以下の通り。 ・「学監の職に就き、更に侍読となり」  「編輯者の言葉」『橋本左内全集』上 1939年 ・「明道館学監心得」   「年譜」『橋本左内全集』上 1939年 ・「学監同様の御用掛りに昇格し」    解題『福井市史』資料編9 1994年 参考資料:国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第11巻 (にたーひ). 吉川弘文館, 1990. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002077223-00, 4642005110 参考資料:国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第12巻 (ふーほ). 吉川弘文館, 1991. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002138902-00, 4642005129 参考資料:山口宗之 著 , 山口, 宗之, 1928- , 日本歴史学会. 橋本左内. 吉川弘文館, 1962. (人物叢書) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001030245-00, 参考資料:福井市立郷土歴史博物館. 春岳公記念文庫解説目録 文書編. 福井市立郷土歴史博物館, 1972. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001223496-00,

中野本山専照寺(福井県福井市)の「御本山御代々記」は開基から現在の住職までの記録なのでしょうか(福井県文書館)

「御本山御代々記」(当館資料番号A0064-00015)は、専照寺歴代の住職の名前、没年、嘉永5年・明治16年・大正10年時点での没後経過年数が記載されている資料である。専照寺に帰依したという足利義教から始まり、如導上人(室町中期、初代)~光如上人(明治初期、第23代)まで記述されている。 当館デジタルアーカイブ中野本山専照寺文書「御本山御代々記」 http://www.archives.pref.fukui.jp/archive/detail.do?id=307874&smode=1 回答プロセス:中野本山専照寺文書「御本山御代々記」を確認

『丸岡町史』(P368)に記述がある越前国坂井郡小黒の新左エ門の生没年のわかる資料はないか。新左エ門は鰐淵家の女性と縁組をしている鰐淵家(高椋節夫家)の資料に関連資料はないか?(福井県文書館)

 『丸岡町史』によると小黒村の新左エ門は、山中より大岩を運び村人のために石橋をかけた人物。岩を背負うときの痛みを和らげるために用いた柴が八束もの薪になったことから、運んだ岩は八束岩という別称がついた。8月14日には新左エ門を顕彰する祭がおこなわれているという。『坂井郡誌』には特に記述はなかった。    新左エ門の正確な生没年がわかる資料はいまのところみつからない。しかし、高椋節夫家文書に系譜が残されており(当館資料番号C0027-00232-001)、それによると鰐淵家18代富榮(まさよし)の娘のところに「小黒村新左衛門妻」という記述があり当該人物ではないかと考えられる。鰐淵家20代目の人物が元禄14年(1701)に亡くなっていることから、新左エ門も17世紀後半を生きた人物ではないかと思われる。但し、鰐淵家の系譜が、大正八年の記述まで明らかに同じ筆跡で書かれているため大正期に作成された考えられる点は注意が必要である。  近世の庶民の生没年、家族構成などを類推する資料としては、宗門人別改が有効である。しかし『越前国宗門人別改帳』(佐久高士/編)で新左エ門は見当たらなかった。また当館デジタルアーカイブで宗門人別改の確認したが、年代や場所的に関連しそうな資料はみつからなかった。 回答プロセス:①丸岡町史の確認 ②坂井郡誌の確認 ③高椋節夫家文書の確認 ④『越前国宗門人別改帳』の確認 ⑤当館デジタルアーカイブで宗門人別改を検索 参考資料:丸岡町史編集委員会編. 丸岡町史 増補改訂 増補改訂. 丸岡町, 1989-10. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000015015-00, 参考資料:福井県坂井郡教育会 編 , 坂井郡教育会. 坂井郡誌. 福井県坂井郡教育会, 1912. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000562315-00, 参考資料:佐久高士 編, 越前国宗門人別改帳 1968.2,

江戸時代の領主から村役人、村人への情報伝達の仕組みについて調べている。特に元号が変わった際などのやり取りがわかる御用留等を探しているが、福井県文書館で御用留を収録した史料集を編さん、刊行していたら教えて欲しい。(福井県文書館)

 福井県文書館では御用留を収録した資料集は刊行していない。ただ参考になりそうなものとして、江戸時代の越前国幕府領(現在の福井県あわら市金津)で大庄屋を務めた家の日記が残されており、福井県文書館資料叢書(『元禄期越前の幕府領大庄屋日記1、2』)として刊行している。領主と村人の間に立ち、いわば中間管理職的な存在で民政に携わっていたものの日記なので、幕府代官からの触れや大庄屋として管理する村々の出来事なども記述されている資料である。改元については『元禄期越前の幕府領大庄屋日記1』P292に元禄から宝永に改元されたときの記述がある。領主から村人への意思伝達の流れを把握する研究の参考資料のひとつになるのではないかと思われる。  福井県文書館資料叢書は、Web上でPDF版が閲覧可能(『元禄期越前の幕府領大庄屋日記1』→http://www.archives.pref.fukui.jp/fukui/08/2004bulletin/lindex.html)。また冊子については送料負担で在庫分を希望者に頒布している。 参考資料:元禄期越前の幕府領大庄屋日記1. 福井県文書館, 2005-03. http://iss.ndl.go.jp/books/R000000025-I000637437-00, 参考資料:元禄期越前の幕府領大庄屋日記2. 福井県文書館, 2007-03. http://iss.ndl.go.jp/books/R000000025-I000637438-00,

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